朝から解体部品関係サイトを徘徊してネットで二件ほどブツを落札し・・・コンビニでネット支払をすましてマグナムに行きました。メカニックさんと部品調達と作業進捗など軽く打ち合わせして・・・神奈川の部品商さんの「トキテック」に行ってきました。
ここはアメリカの「クラウンオートモーティブ」というアフターマーケットで純正互換の部品を供給しているメーカーを中心にUSジープパーツを専門に扱っている会社。とくにXJチェロキーにはとっても詳しく・・・いろいろな部品の供給事情やら有益な整備情報も教えてもらっています。先日お願いして探してもらったXjチェロキー用部品の引き取りと新たにTJラングラー用の部品数点を調達してきました。クライスラージープ整備に必要なSSTまで貸し出していただきました・・・感謝です。
出先で入電。先日ぶつけられたXJチェロキーが無事板金からあがってきた・・・壊れたオーバーフェンダーも交換して・・・やっと戻ってきたよ~大好きなチェロキーちゃん。ぶつけられる直前に交換したBFのATタイヤが新品なせいか・・・車高がとっても高くかんじられます。やっぱり恰好よろしいなぁ~うちのチェロキーちゃん。
これからはABSのオーバーフェンダーに小まめにシリコンスプレーして手入れしないとなぁ・・・一個だけ新しいのが目だってしまう・・・修理工場もそのことが気になったのか・・・交換してないオーバーフェンダーにしっかりスプレー吹いて磨いてありましたよ・・・
話がとびますが・・・三菱ジープの部品製造廃止が続いています。30系にかぎらずステアリングシャフトにステアリングポスト(カバー)も無い・・・コラムリンケージのブッシュも無い・・・エアエレメント関係も旧いものから製廃がでているらしいし・・・三菱ジープ用の新企画も部品調達の先行き等も勘案して、しばらく様子をみている状況です・・・
部品の供給問題は各個人のオーナーばかりでなく整備工場やジープ扱うショップにも影響が大きく・・・実際に部品供給無しを理由にいままでメンドウみてもらっていた整備工場に整備を断られる、あるいは整備を断らなければならないというケースが増えています。
無ければ作るとか・・・流用、改造でクリアーするなどということは何処でも出来る事ではなく。これから一般の整備工場に車検その他の整備を依頼されている方々はジープの日常の整備はもちろん、車検の取得すら困難になる状況が予想されます。
四駆ショップやジープのメンドウを見てくれていた小さな整備工場も閉鎖や廃業があいついでいます。原因はユーザー側にもあります。それはとにかく遊びにお金をかけなくなったことと「整備」にお金をかけなくなったことです。多少の整備不良状態でも「動く」ことをいいことに整備を放棄して酷い状態のまま放置していること・・・ハイメカ・ハイブリッドの車ばかりになってディーラーでないと整備に不都合が生じるようになり、整備工場では「やることがない」車ばかりが売れています。あの「ユーザー車検」というものも零細が多い自動車整備業界には相当に手厳しい打撃なのです・・・
いわゆる三菱ジープの専門ショップがどこまで生き残れるのかは非常に疑問です。はっきり言ってしまえば、ジープで飯は食えません。数の減少は質の低下を招きます。これは仕方ない。扱う商品、事業者の選択肢がなくなってくるのだから・・・これはもうしようがありません。昨今の業界の事情から考えると本業以外になんらかの収入の道が無いと事業継続はおぼつかないでしょう・・・つまり仕事がどうのより資産力とか事業外所得の有無みたいなところで存否が決定されるので・・・ユーザー側には業者を選択する余地はなくなっていきます。つまり・・・それが仮にしょうもないショップ、整備工場でも付き合わざるを得ないということになっていくでしょう。
悲観的になってばかりいてもしょうがないので、コレはもう自分たちの事は自分らで解決していくしかありません。せいぜい横のつながりを広げて新しい情報の入手と情報のシェアをやっていくしかない。
そのうえで、あらたに無いものは作るとか・・・流用・改造という最終手段をとれる場所を見つけていくしかないと思います。それにしても・・・車の修理に不可能はないといいますが・・・部品あってのこと・・・厳しい時代がやってきたものです・・・
Posted at 2014/01/27 22:57:06 | |
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ジープ | 日記