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KUBO-CHINのブログ一覧

2013年07月30日 イイね!

ジープ日記 TJラングラー編続き

ジープ日記 TJラングラー編続き ランチョRS9000Xのショックの室内コントロールシステムがRS9000XLにも使えるということで…取り寄せました。外したショックと減衰力を比較してみれば伸びも縮みも全く違う…あら~へたってたんだねぇ…早速取り付け(ーー;)。

 ところで新しいショックにも今まで使っていた室内コントロールシステムが使えるというのだが…ショックの調整部にあるエアシリンダーにぴったりサイズのOリング、シールが無く(RS9000と一緒にコントロールシステムもメーカー製廃…で、パーツ出ません)…似よりのサイズで合わせてみているが上手くシールしてくれるか??…多分Oリングは潰れでシールドだから何とかなるはず~と楽観w

 んで…「フロントショックが長すぎてコイル遊ぶ問題」に…リミットストラップで吊り下げることにしました。届いたのがコイツ…結構ごついんでビックリw

 近々リンクをいじる予定なので、ショックにぴったり這わせるというか、寄り添わせて取り付ける事に…見てくれがイマイチなのだが…アームいじってアクスルが動いても最も影響されにくいと云うメリットと…他にストラップ伸縮によるタワミで他の部品と干渉を起こさない適当な場所が見いだせなかったためだ…。ホイールハウス内という環境に置きたくはないのだが床下でも大して状況は違わないだろう。もちろんタイヤとの干渉問題も計算済み、問題ない。出来上がったらうpしますw

 目下、作業しながらリンクアームのロング化と取り回しをアレコレ検討中です。現在のショートアームで特段の問題が生じているわけではないが…より良くするとなると…例えば、大きなオブスタクル乗り上げていくとき時に車体の方が先に浮き上がる(アクスルとフレームが離れていく)奇妙な動きとか、フロントサスの伸びきり付近でアクスルがホイールベース内側に大きく動いてコイルがバンプストッパーマウントに干渉してしまう…などなど走りに実害はないのだが。理論的にもっと改良の余地があることが明白なので、もはや止められないのだ…w

 リンクカリキュレーターなるソフトでの試算と現実に実車での取り回しや干渉の問題をあれこれ考慮してみた結果、大雑把ながら現状と対策の大筋が見えてきた。現在我がTJラングラーはフロント5リンク、リアアッパーAアームのスリーリンク。ノーマルアームのマウントを使ったショートアームで4インチアップのリフト量となっている。
 アームは前後のロア、フロントのアッパーがスイベル式のアームを使用。1Gでのフロントの横透視で見るとアッパーがやや前下がりでアッパー、ロアはほぼ平行に近い前下がりの前方開きと云う状態。リアはアクスルのアッパーマウントがノーマルのマウントより4インチくらい高い位置に…リアのWカルダンのペラシャとロアアームがほぼ平行で前に大きく上がっていてアッパーだけがほぼ水平に近い緩い前上がりポジションとなっている。つまり、アッパー、ロアの状態は後方(やや…かなり下方向き…)開きのポジションということになる…
 この結果走りに現れる現象面で特徴的なのは発進時。車体を持ち上げるような動きを示す…フロントサスが伸びて車体を持ち上げると同時にリアのペラシャのダブルカルダンからトランスファー付近を後輪の駆動力が突き上げるような挙動を示す…これは前述のリアのアッパー、ロアのつくるアームの延長線上の交点がまさにその辺にあたることから二輪駆動では顕著にこの挙動があらわれるのだ。コイルが後輪を地面に押し付けてリアが下がるはずなのだが逆にコイルを伸ばす様な挙動を起こす…これがアンチスクワットジオメトリーというやつ…ノーマルのリア5リンクではもっとアッパーはロアアームと平行に近いので突き上げももっと穏やかなはず。その分トラクションも弱いのだが…

 さて、前後ともであるがロアアームだけを現在の二倍ほどの長さにしたら挙動はどうなるだろうか?リアは突き上げが減って乗り心地がよくなるだろうことは容易に想像がつく、アッパーとロアアームがつくる延長戦の交点がもっと前方の車体重心位置に近づくからだ…問題はフロント…1G状態でアッパー、ロアのポジションは後方開き、前方閉じと云う…ちょっと??な状態になってしまう。だが現実的にはギリギリ1Gでアッパーとロアがほぼ平行に近ければ縮みでは(例えば片輪乗り上げ)縮側のアッパー、ロアはシッカリ後方閉じ前方開きとなってくれるので現実的に問題は少ないだろう…平坦路面での四輪駆動時にフロントのトラクションがどうなるのか??という大いなる疑問は残るが…で、机上論、計算上ではフロントのアッパーをいじらないでロアを伸ばすなら…(マウントピボットの位置高さの問題もあるが…)アーム長は600mmくらいが具合がいいと云う事になる。確かにこのくらいのアーム長があれば良いような気がする。だがこれもアッパーアームをいじらなければ…という前提でのことである。現実的にアッパーを現状のツーアームでということになると運転席側は排気管が、助手席側ではペラシャフトとの干渉が問題となりおいそれとはいじれない…アクスルのうえにはラテラルやステアリングのリンク、エンジン、オイルパンがあってマウント一ついじるのも容易ではない…


 こういう具合に一部をかいつまんでも「ずいぶんメンドクサイ」んだなということはご理解いただけると思う。リンクサスはアーム長ばかりでなくピボット位置、リンクの配置の僅かな違いだけで全く結果が変わってしまう。
厄介なシロモノなのだ。それだけにアレコレ悩める…悩み考えている時が一番楽しい時間でもあるのだがww


    つづく





Posted at 2013/07/30 23:32:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2013年07月19日 イイね!

ジープ日記 TJラングラー編続き

 サスペンションの設定はなかなか難しい。特にショックの設定は…
一応、現在のサスペンションのセッティングは「決まっている」状態なので、今回ショックアブソーバーを新しくしようと考えてはいるのだが…ショックが変わると…関連するすべての場所で問題が噴出することとなるのだ。

 現在TJのリアサスはバンプストッパーの接触開始とコイルバネの線間密着の開始がほぼ同時で、それから完全な線間密着で底付き状態になる(バンプスはかなり潰れる…)この時点で直立気味のコイルに対して、やや斜め取り付けにあるショックは10数mm程度の余り寸法を残している。
 つまり縮みに関してはベストセッティング状態にある。
できることならこの最縮長と同寸法で最伸長がさらに大きな値のショックがあれば尚良い…ということなのだが、世の中そう上手く事は運ばない。
 フロントはラテラルのダウンブラケット、コントロールロッド、スタビステー、やらとの兼ね合いで縮みの数値をこれ以外にいじることは避けたい事情があるし…伸び側は現状でショックストロークが長すぎてコイルの自由長以上に伸びる(おもに助手席側)のでリミットストラップで規制することにしたくらいなのだ。

 データ的には現在のショックランチョRS9000Xは減衰力可変機構のため可変機構を持たない他のショック数種類との比較でも、ストロークにして最大50mmもロスしている…。もったいないので、この際可変機構はやめて減衰力固定タイプのショックにしてみようかと幾つか候補を検討してみました。

 これはという魅力的なショックがあるにはあったのですが…、この某社製の良好な「長さ」のショックは高圧ガスショックで減衰力は伸縮ともにハードなことで定評があり、ゆっくりと大きな入力にはストロークが生きるし、速いストロークスピードでは頼りになるダンピングが走りを一変させてくれるのでは?とかんがえたのですが、どうも耐久性に難があるとの信頼できる筋から複数情報があって…悩んだ結果没にしました。

 だいぶ前にはなるのですが我が家のXJチェロキーでUSAのマイナーなメーカーの高圧ガスショックを試した時も、「抜けるまでの八ヶ月」は非常に良い減衰とストロークを示したのですが誠に残念ながら装着前に聞いていたとおり「いいんだけど…すぐ抜けるんだよね~」と云う結果に…これに懲りて先人の教えは軽んずべからずと学んだ次第。


 さて結論から言うとまたランチョのRS9000XLを装着する事にしました。
新しいランチョRS9000XLには使用出来ないと言われていた室内コントロール機能も9000Xの後期9段調整タイプ用なら9000XLにも使用可能と云うことが判り、有効な機能を捨て去ることはないとの判断も後押しして、セッティングの出ている状態でショックの減衰性能のみ復活させれば用は足りるということとなりました。
 長さも全て現在使用しているものと数ミリ程度の差異しかない物を選択しました。
今まで使っていたRS9000Xも元々、TJ用に設定されたリフトアップ用のショックではないもので加工して取り付けをしていましたし。今回もまた他車用を加工ということになります。
 新しいっショックの取り付けが終わったところでリミットストラップで伸び側を規制して…あとは懸案のロングアーム計画に移ることになるでしょう。


 
Posted at 2013/07/19 01:12:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2013年07月14日 イイね!

ジープ日記 TJラングラー編

ジープ日記 TJラングラー編 リアサスのバンプスの底付き問題は、色々と検証と検討を重ねた結果、そのままで行くことに…どうやらショックの底付きではなく、まずコイルの線間密着がはじまり…ついで樹脂製のバンプストッパーが押しつぶされる(コイルも完全に線間密着している)…この時点でまだショックの底付きはしていない15mm位の余裕がある…底付き?の妙なゴリゴリ感はコイルの線間密着によるモノと判明。バンプスにスペーサーを付けると単純にストロークを縮めるばかりで無意味。樹脂製バンプストッパーの容量が不足している…つまり単純に「やわらかすぎ」と云う事になる…アオリ止めのゴム製のものにでも変えようと思う。それ以前にショックアブソーバーの減衰力もヘタって来ているようで…エアーコントローラーで最大減衰に調整しても車体ロールの抑えがハッキリ悪くなっている。交換時期だろうな…
 ところで今使っているランチョのRS9000Xは廃版でエアコントロールも新型には使えない…本国では電波飛ばしてコントロールするユニットがあるらしいのだが、電波法の関係で国内には入ってこない…室内から減衰力を自在にコントロールできるというのは大変有効な装備だったので残念だ…しかし、最初からわかっていたことではあるがランチョの減衰特性には不満があるのも事実だ。伸び側だけが大きく可変するのでオフロードでは案外面白いがトータルでみると縮側の減衰が全域にわたって不足気味なのだ。特にヘタってくると…リーフは大まかだがコイル+リンクはシビアに変化を体感できてしまう…イイことなのだが。
 コイルをもっと硬いモノにと云う事も考えないではないが…このバネに特に不満があるわけでもなく、何よりセッティングの基準がなくなって迷路に迷いコミかねないし…。それよりコイルはこのままでショックの減衰力を伸び縮みともに全域で上げたセッティングのほうがいい結果になりそうに思える。また、現在使用しているランチョショックはフロントで伸びが若干長すぎ、リアは逆に伸びが足りない。リアは今回のコイルマウント移動によるコイル直立化のセッティング変更によって縮側を増やすことができたのでショックアブソーバーの全長が足りなくなったのだ。つまりモット長いショックで伸び縮みのバランスを取り直す必要があるということだ。無論ショックの長さは要素の一つに過ぎないし、バンプスの設定やスタビライザーの断接(任意に解除できるようにしてあるが最近は継なぎっぱなし…)もショックの減衰力特性によっては状況次第でスタビのオンオフを試しても面白いかもしれない。



Posted at 2013/07/14 22:26:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2013年07月14日 イイね!

ジープ日記

ショックアブソーバー交換しようと思うが、仕様、データ不明の物が多く選択に迷ってます。調整式は室内からコントロールできないと余り意味がない・・・ロスもあるので、今回は高圧ガスショックの無調整タイプにしようかな。
Posted at 2013/07/14 12:48:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジープ | クルマ
2013年07月13日 イイね!

みんカラはじめましたw

みんカラはじめましたw グリー、ミクシィについで三つめのSNSです。操作機能など全て手探り状態でありますが、ぼちぼちやっていこうと思っています。
 ジープとジープの走りとか日々の繰り言などなど徒然に綴っていこうと思います。
SNS仲間もすでにみんカラはじめているようなので、近々からんでみようかなぁとww

                   see you…


Posted at 2013/07/13 22:45:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「KJチェロキーに乗り換えました💦 http://cvw.jp/b/1929087/43509213/
何シテル?   12/02 06:22
自称「走り系ジープ乗り」KUBO-CHINと申します。トライアル競技とクロスカントリー走行目的に改造しまくった日米の幌型ジープと、雪国巡りの旅と山岳ツーリングに...
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