KUBO-CHINのブログ一覧

　Dana30は外観上はナックル部分にガゼットを溶接し補強、パイプの長端側の上部とデフケース上部を箱状のトラス構造物で溶接で連結補強していますが・・・実は見えない部分の補強がメインなのです。

　それはインナースリーブ。

　デフケースの左右から差し込まれているパイプの内径ぴったりのパイプを挿入しパイプの肉厚を倍にしています。デフケース内のバッフルプレートの側からナックル内部まで到達し、本来のアクスルチューブ（外筒）に20ヵ所ものスポット穴をあけて溶接固定してあるのです。

　さらにチューブのガゼットとデフケースの挿入口もぐるっと一周溶接補強を入れてあります。

　ホーシング部分については本当はこのインナーチューブだけで補強はもう十分なのですが、念のためトラス補強もいれてあります。トラスは微妙に抜きの穴を並べて外筒とトラスが必要以上に強く連結されないような配慮がしてあります。

　メインはトラス側にはないデフケースのリブ補強を追加する・・・という意味合いです。


それより何より・・・外観で「何かごっつい補強がされてるんじゃ？」って目立つことも必要ですからねｗｗ

　ようやくですが、今日で「切った貼った」は終了いたしました。

　あとは、ロッドエンドにグリス入れて・・・デフにオイル入れて・・・デフロックのエア配管を繋げ・・・ショックのエアコントロールを繋げ・・・ステアリングのセンター見直して・・・それから・・・

　いよいよ試走という段取りになりますかね～～～～～～（＾＾）ｖ

　来週は走れますね。ワクワクです！！！！

　現在、オイラのTJラングラーにDana30の強化済みアクスルホーシングを取り付け、さらにTeraflexのロングアームを装着する作業をしています。




ここまでの改造をして一発でセッティングが決まるわけはないのですが、組付け作業しながら、ここはヤバソウダナという箇所が見つかっています。

一つはステアリング系でピットマンアームとタイロッドが干渉しそうだということ。以前から若干の干渉が見られましたが（アッパー、ロアの各アームブッシュがヘタりガタが多くなってきていた・・・）フロントアクスルをハイピニオンにしたことでロアアーム側を、前方行に伸ばしたため無負荷状態でも、これまでより一層クリアランスが狭くなったように見えるためです。

これにはステアリングリンケージをハイマウントにしてドロップしたピットマンアームをノーマルのものに戻すことで対処することになるかもしれません。ノーマルのスタビマウントを切り取って新たにマウントを作り直して両端をピロボールを使ったロッドエンドで水平リンク化、そこにドラッグリンクを繋ぐという加工が必要になるかもしれません。写真は知人のジムニーのハイマウント改造の例ですが、きれいに出来上がっています。

　新春恒例の三菱ジープJ30オーナーズ倶楽部主催のミーティングにお邪魔してきました。
御近所のJ38改と連れ立っておいらも三菱ジープの５８君で行ってきました。今回は「ブログ読んでま～す！」と何人もの方々にお声がけいただきましたよ～。

　昨年はこのミーティングの場をお借りして三菱ジープ用の電動パワーステアリングを沢山の方に紹介し、その後、多数装着いただくことができました。今年も試乗やご紹介ができました。

　こだわりの三菱ジープ用パーツとして、マニアックに品質性能を高めつつ、安価で三菱ジープユーザーに広く装着による利便やオフロード性能の劇的向上を味わっていただきたく、商業的には全く不可能な低予算での提供を実現しています。

　しかも、ただ電動アシストを組み込むだけで終らせていません、ほんの些細な誤作動問題や装着後のナックルへの攻撃性からの保護まで考慮してセットアップをしています。そういうことからも部品単体での提供もあえていたしておりません。

　こういうことは、なかなかブログや文章だけでは、ご理解いただけないので直接にお会いして現物を前にご紹介出来る機会はたいへん貴重なのです。


　天候もよく、参加台数も会場からあふれるほどでした。また来年も行きたいイベントです。

Dana30強化アクスル導入に続きロングアーム化計画を開始します。
ノーマルのアームのブラケットを切除しました❗後戻りはできませぬ(-_-;)