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KUBO-CHINのブログ一覧

2015年12月28日 イイね!

ジープ話 一年前はDana30に・・・

思い起こせばDana30強化計画が完成したのはちょうど昨年の今頃でした。

 Dana30強化計画は...2014.07.17にベースとなるXJチェロキー用のハイピニオンDana30アクスルホーシングを準備してTJラングラーに搭載できる完成状態までに為ったのは2014.12.26...なんと5ヶ月以上かかっています。

 先ずバラしてスリーブ内をクリーニング。インナースリーブを入れるためのホーニング、そして20箇所にも及ぶ溶接穴をうがちインナースリーブとホーシングを溶接。ナックル部にも補強のガゼットを溶接。その他の接合部分もガッチリと溶接しなおし、さらにホーシングの長辺側上部に補強トラスを作って溶接、そのトラス上にアッパーアームの受けマウント設置。その間に左右ボールジョイントは強化品に交換、ブッシュも新品を圧入しています。ロアアームマウント部分もコの字当て板を溶接補強し、デフケースにはARBのエアロッカーと新しい4.10ファイナルのリバースローテーションのリングピニオンを組み込み分厚い鋳鉄カバーでフタをしました。

これだけの溶接作業なので歪まないように細心の注意を持って行いました。部材の肉厚やら接合方法、補強方法の選定にも非常に気を使いました。ナックルガゼットとインナースリーブはアメリカモノを使いましたが、精度はお話にならないモノで結構な修正作業を伴いました。加工用のジグもどれだけ作ったでしょうか。後日の再現性も考えて、作業の手順やらジグの改良作業もあわせて行いながらで、相当な回り道をしていますが、ダナアクスルの加工技術と加工用の大量のノウハウとジグを残すことが出来ました。他車の整備や改造作業と並行して行っていたとはいえ、相当なエネルギーをつぎ込んだことは間違いありません。
Posted at 2015/12/28 20:33:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月27日 イイね!

ジープ日記 退院しましたが(--;)

年の瀬の最中という最悪のタイミングで整形外科の頚椎造影検査を受けた結果...別の専門病院で「神経内科」を受診することとなりましたが、受診予約できたのは年明けということになり...なんとも不安な気分で年を越すことになってしまいました(==;)


 神経内科で扱かわれる疾患というのは国や都の特定疾患...いわゆる「難病」指定されている病気が大変多いという事で...

我が身の上に何事かが起きているのは確実なだけに、それが頚椎のヘルニアと変異、腰椎椎間板手術の後遺障害だけに基づくものなのか?あるいは他の神経系の病変によるものなのか?

得体の知れないモノに対する本能的な恐れとでもいうのでしょうか、ひどく寝覚めの良くないものがあります。


 土曜日はマグナム工場に行き入院検査の結果報告と年末年始の予定などを話してきました。工場のほうは三菱ジープの重整備が続いていて、とりあえずは仕事の切れ間がない状態なので、とにかくオイラは自分の身体のほうをどうにかする算段をしないと(--;)


 マグナム工場に神奈川から小学生の男の子兄弟がオト-サンの運転するジープに乗って来てくれました。オイラが病気だと聞いて心配してくれているそうです。嬉しいじゃありませんか\(TT)/元気になって、また走りに行ったりキャンプでみんなとワイワイ騒いだりしたいなぁとつくづく思いました。
Posted at 2015/12/27 21:09:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2015年12月20日 イイね!

ジープ日記 暫く休眠かも(--;)

 明日から二泊三日の検査入院をいたします。

持病の頚椎ヘルニアの悪化で造影剤いれて検査と局所麻酔の治療を行う為です。

造影検査と疼痛除去が目的で根治できるものではありません。根治手術を視野に入れた通過儀礼的な処置といったところでしょうか。多分年が明けたら本格手術と言うことになりそうです。


 ひょっとすると、検査の状況でそのまま入院継続ということも在り得ます。そうは為らないことを祈っていますが、腰椎ヘルニアのときは、この施術後に症状悪化して入院を継続。そのまま手術と言う流れになったので、若干の危惧はあります。

 頚椎という事で腰椎の時以上にリスクが大きいことは言うまでもありません。ただ手術時間とかその後のリハビリに要する期間などは腰椎の時より大事にはならないようです。

 はっきりしたことは検査の結果如何ですが、楽観はまったくできません。

 11月上旬より頸から右手指にかけて激痛があって、それは強力な疼痛治療薬で押さえ込めていますが、右手指に麻痺が出て箸も上手く使えず、仕事も右手が思うように動かない為、左手を使いすぎて左手にも痛みが出てきてしまっています。頸をかばって腰椎にも痛みが出てきて最早満身創痍状態です。このままで済むはずも無く・・・手術は必至の状況です。車の運転もどうかと思うし、仕事で身体を使うのもそろそろヤバイ気がしています。転倒などしたら全麻痺の危険もあるなどと言われては、安心して日々を送ることも叶いません・・・(--;)

 ジープで悪路を走り回るなど今のオイラには自殺行為・・・はぁ・・・なんてめぐり合わせなんだろうと運命を呪います。

 こうなれば手術でも何でもして、リハビリをさっさとやってジープに乗れる身体を一日も早く取り戻したいと願うばかりです。


 入院中は自由にネットにアクセスする事も叶わなくなりますので、とりあえず告知で~す(--;)


 おわり



 

 
Posted at 2015/12/20 23:42:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2015年12月15日 イイね!

ジープ話 二番機TJラングラー

 にわかに持病の頚椎ヘルニアが悪化・・・せっかくセッティングもほぼ完璧と言える状態になった我が家の二番機TJラングラーですが思うように走りに行く事も出来ず。歯がゆい日々を送っています。

 さて、話が後先しますが、我がTJラングラーは現在、過去最高の状態になっています。実は余りに詰めたセッティングにしたため、おいらの手ではもう足回りをいじれないところまで来てしまいました。

 何処か一つをいじると全部やり直しという事もあるにはあるのですが、それはセッティングの変更というレベルの問題で済むこと・・・「これ以上」を望むとなると・・・問題がややこしくなります。

 デフのギア比一つとってみても4.10という現在の設定が、これ以上低くも高くも出来ない究極の状態です。255-85-16という845mm外径のタイヤでぴったりハマリます。これ以上低いとフロントのDana30アクスルのリングピニオンの強度許容限度を越える惧れがあります。またこれ以上高いとオンロードでの普通の発進と高速道路の登坂で5速維持が出来なくなります。

 足回りは35インチ外径のタイヤまで装着する事を考えて作って在ります。
仮にトランスファー(トライアル用にテラローの二駆ローキットのみ組み込みました)にテラローの4:1を組むと(3000回転までというローレンジの縛りが必要になりますが)35インチ外径のタイヤを多少オンロード性能には目をつぶるようになりますが使用可能です。これでロックも走れるようになるでしょう。その場合はハンドスロットルを装着して足でのアクセル操作はやめることです。3000回転なんてあっという間です。足でコントロールしたら必ず壊します。ということで、一応ロックジープに発展させる余地はのこしています・・・。

 弱いと言われるDana30ですが、このTJのは(XJチェロキー用のハイピニオン・リバースギアタイプに変更しています)インナースリーブ圧入と溶接追加、アクスル上部トラス補強にオープンエンドナックル部分にはガゼットを追加溶接して完全補強。デフの開口部は分厚いカバーで覆い大径タイヤでフルストロークしてもデフハウジングの歪みは極少です。

 デフのトラブル原因から考えてみると、バックラッシュや歯アタリがデフハウジングのゆがみによって狂いバックラッシュゼロで大きな負荷を受けたり、歯アタリが悪くリングギアとピニオンギアが十分な嵌合がで来ていない状況で大きな入力をうけるとか、そういった場合には確実にリングピニオンの破壊原因となります。このTJの強化されたDana30デフに関しては外力による歪みは極少に抑えられるので単純なリングギアとピニオンギアの嵌合面での限界強度を超えた入力(この単純なギア同士の嵌合の安全率というものは機械工学の常識的に考えてもけっこう大きな値です。)がなされない限り簡単に破壊されることはありません。

 ここまでやるとアクスルシャフトの強化も考えないでは在りませんが、今のところ敢えてフロントのアクスルシャフトは強化シャフトにしていません。強化シャフトがデフケースやリングギア、ピニオンギアへの攻撃性を持つことと壊れる場所は駆動系の出来るだけエンドの部分が良いと言う当たり前の理由によります。(手持ちの予備シャフトも使い果たしたら強化シャフトにするかもしれませんが)また、このTJはステアリングのキレ角もいっぱいまで使いきらないように(アクスルシャフトのクロスジョイント部分に過大な負荷をかけないため)規制して在ります。(こういった配慮はクロスカントリーレイドのレースカーなどでは当たり前に行われています)

 先に書いたように車体、ホイールハウス内のクリアランスは基本的に35インチ外径のタイヤも許容するように作ってありますが、現在は255-85-16でギリギリいっぱいに縮み側を規制して在ります。(タイヤハウス内の様々な部位でのクリアランスは概ね1インチ内外まで詰めてあります)
 こんな感じで実車を前にして解説してもなかなか説明しきらないほど車体の各部分を改造、補強、調整してあります。

 外観上で目だった改造はロアアームがロングアーム化されている事くらいで、アッパーAアームにすら気付かない人が殆どです。改造された各部位を見ても何のためにこういった細かい造作の変更やら加工が必要か「ははぁ、なるほど!」と見抜ける人はほぼ皆無です。
 アクスルホーシングやフレームに取り付けられたアームブラケットの開口部を溶接でふさぐ補強ひとつでも各部位ごとに考え抜かれた加工方法や溶接方法を取っています。

 フロントは4インチのリフトにカーリーのオフロード用のスタビの強弱調整の中間位置で使用。伸び側をリミットストラップでショックストロークの最大値の手前1.5インチで規制をかけています。(ストラップの伸び代も計算しています。)
 リアは特徴的に短い自由長しかないTJですが、リフトアップするほどに歪んでしまうコイルを、コイルのアッパー側マウントを後方に移動することでコイルを真っ直ぐに起こしてあります。その関係でフロントよりやや多い4,5インチのリフトになっています。この改造にはラテラルロッドの撤去または大幅な取り回しの変更が必要で、リアアッパーアームがAアームのこのTJでは問題なく改造できています。この改造はリアのトラクションが劇的にアップするのでTJでは絶対やりたいと言うか、リフトアップしたなら、やらねば成らない改造だと思っています。でも、5リンクのままでは難しいでしょうね。

 足回りについては通常のTJラングラーとは真逆のセッティングとしています。

 TJというとフロントをスタビフリーで目いっぱい動かし、リアも短いコイル長ですが斜め取り付けのショックの長さを生かして目いっぱい伸ばすというストローク指向のセッティングが主流ですが、このTJではフロントもリアもそこそこのストローク長で規制を掛けてしまっています。むしろ限られたストローク内で「ダンパーをしっかり効かせる」とか、「前後のストロークバランス」のほうを重視しています。
 規制したストローク内でのサスの動きは限りなくスムーズさを追求してはいますが、その一方で多少の抵抗はあったほうがいいとも考えています。前後ともスタビライザーを緩やかに効かせているのはその為でアクスルジャダーを押さえ込みたいと言う考えと、アクスルステアをコントロール可能な範囲内にしたいと言う考えからストロークの規制をしています。

 後、目立たない改造ですが、フロントのラテラルダウンブラケットには反対側のフレームからブレーズバーによる補強が入れてあります。ここは非常に大きな力がかかる部位なので本気でオフロードを走るなら必須の改造でしょうね。

 トラクションデバイスは前後ともARBエアロッカーです。当然前後独立して操作可能に配線しています。前後ともデバイスの型式は最新のタイプです。ちなみにリアはスーパー44です。ブラVのホイールキャップで隠れてみえませんけどスーペリアの強化33スプラインのシャフトがちゃんと入ってます。
 コイルなどの緩衝装置、ペラシャフトなどの動力伝達装置、前後上下アーム(アッパーAアーム含む)等の懸架装置、ドロップピットマンアームなどの操舵装置、車高、車幅などの車枠など確か6項目で構造変更済みとなっています。

 現在11万キロと言う走行距離になっていますが、オイルや水のメンテナンスは完璧です。10万キロ目前にラジエターから水回りの全てとベルトで駆動されている全てのベアリングとガスケット、シール類を新品に交換しています。駆動系はこの一二年で全てOHして交換できる部品は新品部品と強化部品に完全に入れ替わっており、これ以上望むべくも無いコンディションです。

 さて、このTJこれからオイラの計画ではボンネットのFRP(カーボン)化、0インチか3インチのストレートフェンダー。ロールケージ取り付け、リアオーバーフェンダーの幅狭化と脱着式パイプフェンダー取りつけ、前後バンパーの改修と軽量な電動ウインチの装着・・・といった外装関係の改修作業になっていくと思います・・・正直なところ足回りのチューニングなどと違ってあんまり興味や工夫する気力が沸きません(--;)

 そこで、どなたかこのTJラングラーで「本気で」オフロード走ってみたいという方がいらっしゃいましたら、お譲りしてもいいかなとおもっています。本当に走れるクルマ、本気で走れるクルマに仕上がっています。但し誰にでも譲ると言うわけではアリマセンし、お安く譲る気もないので誤解しないでください。このTJを乗りこなせる!または乗りこなして見せる!という方がいらっしゃればの話です(^^)

 燃料はレギュラーでも全く問題ないはずですが、アメリカ車全般に言えることですけれどハイオクのほうが調子がいいような気がします。4.0リッターということで気になる燃費も5速MTなので255-85-16というサイズのタイヤですが街乗りでも早めのシフトアップダウンを心掛ければリッター7Kmは走ります。高速なら10km以上楽に走ります。
Posted at 2015/12/15 21:33:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | ジープ | 日記
2015年12月12日 イイね!

ジープ日記 祝J58黒号出庫!

 長い・・・実に長かった・・・当初10月車検とってから本格整備と言う予定でしたが・・・エンジンが思いのほかの重症で・・・ヘッド交換(ヘッドもバルブもバルブシートもメーカーにはありません!)・・・キャブオーバーホール(オーバーホールキットもメーカーにありません!)・・・マフラー交換・・・燃料ポンプにウォーターポンプにバキューム系ホース類のほぼ全交換・・・ブッシュ全交換&リーフ回りオーバーホール・・・リアアクスルホーシングオーバーホール・・・そして、ようやく車検取得。

 
 
 本日、ようやく出庫の運びとなりました(^^)/



 エンジンは実に静かで綺麗にアイドリングしています(^^)圧縮がもどってきて低速トルクがしっかりした出足を確保し、トップ四速30km/hから十分実用に堪える滑らかな加速をしていきます。3000回転からセカンダリーが開くと新調したステンレスエキゾーストから勇壮な排気音を響かせて吹け上がっていきます。
カムをノーマルにしたので超高回転域でのめざましい加速力はなくなりましたが、もっとも多用する実用域でスムーズ&ジェントルに加速が出来るエンジンになっていると思います。

 エンジンは言うに及ばず、足回り、ステアリングの座り、ブレーキのフィール、タッチ・・・マグナム・クオリティの仕上がりになっていると思います。どうかオーナー様には今の車体の状態、各部のタッチ、フィールを忘れないで記憶に刻んでおいて欲しいと思います。完調に整備された車体というのはこういう感じなのだということを(^^)

 オーナー様がマグナムステッカーをウインドシールド下部に貼りました。



 このジープはマグナム4x4によって完全整備されたジープです!!と・・・とても誇らしげです(^^)/
Posted at 2015/12/12 18:09:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | ジープ | 日記

プロフィール

「KJチェロキーに乗り換えました💦 http://cvw.jp/b/1929087/43509213/
何シテル?   12/02 06:22
自称「走り系ジープ乗り」KUBO-CHINと申します。トライアル競技とクロスカントリー走行目的に改造しまくった日米の幌型ジープと、雪国巡りの旅と山岳ツーリングに...
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