
オイラのもう一台のジープはTJラングラーの改造車です😅
購入したのは…おう10年以上前になります😅97年モデルの5速マニュアル。グレードはスポーツで完全ドノーマルの中古で6万キロくらい走っていました。
オプションのグリーンメタリックの塗装が痛んでいたのとウインカーの左が戻らないという状態でした。当時は乗り出し100万くらいが相場でしたが、ノークレーム、ノーリターン、現状渡しの業販扱いで乗り出し65万くらいでした😅
国内仕様のだっさいプラスチックのバンパー左右についたカバーを剥がすだけで、ソコソコ見られる外観になりました😅

hj
ノーマルで一年間乗ってみました。
足の動きはこんな感じで…可もなく不可もなくですね。
ノーマルのTJラングラーは軽快なオープンスポーツです😅アメ車スポーツぽい、それなりに楽しいクルマです😅
全くの素のまま、ここから改造に着手しました。
当初はショートアームのままで、どこまでいけるか?がテーマで、コンセプトはトライアル&クロカン仕様…。
製作開始以前から分かっていたことですが、ショートアームのままでは足回りでのリフトは4インチが限度と言われていましたが、確かにきびしいです😅
はっきり言って足の動きはショートアームのままでは3インチが限界です。と言うか4インチにしても縮み側のストロークが3インチで規制せざるを得なくなる物理的干渉が始まってしまうからです。過不足なく動かせるの3インチです。今だから判りますがオンロード性能生かすなら2インチアップと縮み側の規制で33インチタイヤ…この辺がお手軽チューンのおとしどころになります。クロカンに寄ったチューンが3インチリフトに33インチと言うのがベストバランスです。
競技や発展性を考えると、ショートアームのままでも多少の無理は承知で足回りで3インチ、ボディリフトであと3インチ…255ー85ー16(33,5から34インチ)。
あるいは足回りで4インチ、ボディリフトが1~2インチ…の仕様であれば…後々クローリングギアの搭載で35~37インチも履けるロッククローリング仕様に転用も可能になります。
実際はリンエイのコイルで4インチ。アームはフロント上下にテラフレックス、リアのアッパーはフルトラクションのアッパーA、ロアアームはテラフレックス。ショックはランチョの可変式9,000を室内からリモートコントロールにしました。タイヤは255ー85ー16横浜ジオランダーMTにチューブインで履かせました。チューブ入れたのは減圧の為ではなく国産ラジアルのオフロードタイヤのサイドウォールの薄さによるサイドカットに備えるためです。この255ー85ー16の縮み側をキチンとストロークさせるために2インチのボディリフトが必要だったのです。
細かい足回りの部品交換やら補強は数えきれないのではぶきますが、トラクションデバイスとしてフロントにARBのエアロッカー、リアにはヘリカルLSDと電動デフロックを併装したエレクトラロックを投入しました。またまた結論を先に言ってしまいますが、リアのエレクトラロックは失敗でした😅これはラングラーのルビコンに純正で装備されているものと実は同一品です。アクチュエーターの作動がモーターかポンプかだけの違いです。
デフロックのオンオフの作動が遅い…駆動トルクで少しでも残ってギアが引っ掛かると…うごきません。アクティブに走らそうとするなら、あらかじめロック、アンロックを選択するようです。さらに…アンロック状態だとヘリカルLSDが作動しますが、これが曲者。大きな荷重をかけてしまうとデフの内部に組み込まれたヘリカルギアがヒューズになってブッ飛びます😅…そして自走不能…ルビコンに乗ってるかたは、早めのデフロックが良いです。…でも走り込めば判りますが…リアのデフロックって…結構邪魔です❗
と言うわけで…リアデフにもARBのエアロッカー、スーパー44が現在組み込まれています。強化シャフトはスーペリアです。
ARBのエアロッカーは三菱ジープの58君も装備していますがオンオフのスムーズさはかけがえのないものです。走行中でも自在に切り替え可能です。
TJラングラーの改造の難しさは、細かい補強と各種リンクの干渉です。1G状態だけでなく実際にオフロードで激しく動いたときには計算外の干渉が発生します。また車高が1インチ変わると、すべてやり直しというくらいセッティングがシビアです。
最初からリアをノーマルの5リンクでなく3リンクとしたのは…後々をかんがえてのことで…いずれリアは大きな改造をしないと不満だらけになりそうだということはノーマルの状態でのっているときから感じていた事でした。
たとえばこんなリアのコイルマウントを移動したりは5リンクだと無理です😅
この改造はリアのトラクションを劇的にアップさせるだけでなく。動きのスムーズさも段違いになります。
改造の詳細やロングアーム化やアッパーAアームの作り直し等は過去ログを参照ください。
三菱ジープの58君の後継機として導入後10年以上アチラコチラと手をいれ続けて来ましたが、ようやく納得のいく車体となりました。誰に乗ってもらっても恥ずかしくないレベルになっていると思います。オンロード性能と曲技的なオフロード走破能力を同じ機体にもちあわせた足回りと車体作りになっています。
残念なことはオペレーターであるオイラがこの機体を縦横に駆け廻らせる体調でないことです。
簡単に整備状態だけでも、ご紹介しておくと6万キロ時点でエンジン以降の駆動系はほぼ新品に…同時に消耗部品類もフル交換。10万キロでラジエターに水回りのすべて。ベルトで駆動される全てのベアリングやシールの入っているパーツをすべて交換。トラブルの都度車体をあげて考えうるトラブル箇所のチェックと交換をおこなっています。
走行距離は12万キロに近づいていますが一貫して油脂類はワコーズの最高級品を投入しておりほぼ万全のコンディションを維持しています😅






Posted at 2017/02/06 11:24:33 | |
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