2月に入って、節分にはちゃっかり恵方巻なんぞ食べたりしてましたが…
私はあんなデカいの無言で一気に喰えねーよ!ってことで、写真にある通り、
お構いなしに切り分けて1つずつ喋りながら食べる風習破りな人間です、はい(汗
さて、この週末は久々に抜群に良い気象条件が揃った気がしますね、ええ。
風が結構強くて高気圧が張り出して…って、まさに絶景日和ではないですか。
しかし、残念ながら私は相変わらず週末も午後から翌日までずっと仕事(涙
土曜日の午後、仕事帰りは睡魔と戦いつつヘトヘトで帰宅したんですが…
空を見上げれば昨日に続き雲ひとつ無い好天!寝てる場合じゃありません!
おまけに、気温も13℃以上と、まるで春先のようなポカポカ陽気です。
ってことで、日が暮れる前に行動すべし!と、嫁さんを連れてお出掛けです(爆
土曜日ということで、まぁ世間一般は休日なのでどこも混雑してるのは承知。
本当はこんな天気なら東濃地方にでも行きたいところですが、不眠不休では
さすがに危険すぎるので、あまり遠出はせず、大人しく近場で…ということで、
昔ほどは足を運ばなくなりましたが、地元でも私の大好きな大須へ…。
午後からでも相変わらずの好天!やっぱり山へ行くべきだったかも…(汗
因みに、大須とは…名古屋市内でも中心地に限りなく近いスポットです。
古くから演芸場や仏閣があり、いわゆる下町…東京で言えば浅草ですかね。
この赤く囲ったところがいわゆる「大須」の中心街なんですが、
この時も私はクルマで出掛けているので、当然、駐車場が必須なワケですが、
普段でも大須周辺は駐車場が高く、ましてや週末はどこも値上げされます。
そんな場合は、青く囲ったスポットへ行けば、大抵すんなり駐車出来ます。
おまけに、この一帯は大須まで徒歩1分足らずの近場にも関わらず、安い。
因みに私は先日の名古屋駅前もそうでしたが、30分100円の駐車場へ(笑
但し、残念ながら週末料金扱いで、20分100円となってしまいました(汗
大須商店街は何百軒と飲食店やパソコン屋、古着屋などが立ち並ぶ場所で、
ガキの頃は古着と言えば、大須って感じでしたが、最近では電気街という
イメージも強くなりましたね、サブカルチャーのスポットとしても話題で。
最近、古着は買わなくなりましたが、パソコン関係は常に大須で調達してます。
ま、これは東京で例えるなら秋葉原のようなもんですね。
ですが、基本的には下町の商店街で、今でも至る所にその雰囲気が漂ってます。
そんな中、最初に訪れたのがこちら。
パソコン屋に立ち寄った際は必ず立ち寄る台湾の焼き包子
「包包亭」です。
ウチの嫁さんは滅多に大須には来ないんですが、肉まん系が結構好物らしく、
それじゃ是非!ってことで、こちらのお店に連れて来たわけです。
種類は2つ、お肉の「肉包」と野菜の「菜包」があり、共に1つ160円。
まぁ肉まんとか包子っていうと、横浜の中華街をすぐに連想しそうですよね。
しかし…申し訳ないですが、そんなの
比じゃない旨さなのですよ。
大きさはコンビニなんかに売ってる肉まんの約半分くらいでしょうかね。
胡麻がたっぷりトッピングされていて、求肥はしっかりと焦げ目もあります。
これがまたたまりません。いわゆるふんわり、そしてバリっという食感。
そして、真骨頂なのが…ひと口食べるや否や…
…溢れんばかりの肉汁!ほぼスープです(爆
なので、お馴染みな人は必ず最初はこのように口先で軽く食べるのです。
そして、こぼさないように肉汁をスープの如くちょっと飲んでおきます。
それでこの贅沢なお肉!スパイスも効いていて抜群な旨さです。
そりゃ本場である台湾人がこの為に飛行機で毎日買いに来るだけありますね。
とにかく絶品です。名古屋公演にやってくるアーティストへの差し入れでも
結構お馴染みな包子なので、寧ろ芸能関係者には知られた逸品だったりします。
これまでに全国あちこちで包子を食べて来ましたが、
別格です、はい。
因みに今回は菜包の方も頂きました。
こちらはまた肉包とは全然違っていて、肉汁は特にありません。
代わりに野菜の歯ごたえがシャキシャキっと、そしてスパイスも絶妙です。
大須方面へ立ち寄る際は、是非お試しあれ。
それにしても、土曜日の大須はさすがに観光スポットでもあるだけあって
賑やかですね。人混みは超苦手ですが、こういう賑やかさはワリと平気です。
そんなこんなで、食べ歩きながらあちこち散策。楽器屋に行ってみたり、
カメラ屋に行ってみたり、パソコン屋へ行ってみたり、そして食べる…と。
んでもって、再び先ほど買った包子屋を覗いてみると…
アホみたいな行列が出来てました…ザッと数えて200人ほど(爆
どれだけ待ったら食べられるんでしょうかね。私は相変わらずラッキーです。
沢山巡りましたが、その中でも以前紹介出来なかったこちらのお店を紹介。
写真左側に見える甘味処の
「鯛福茶庵 八代目澤屋」であります。
場所は先ほどの包子屋からは少し離れて、
大須観音のすぐ裏手にあります。
この大須観音の近くも人気店がゴソっとあるので、すぐに食い倒れます(汗
ここはたい焼きが特に有名で、実際めっちゃ美味しいんですが…
私は今回、この団子を推したいと思います。これがまた美味しいんです。
ただ、必要以上に黄な粉をブッ込んで来るので、箱がパンパンになります(爆
この余分な抹茶粉で、2~3杯分の抹茶が飲めるようです。そんなアホな。
これは恐らく…
柿安の口福堂のシステムと同じなんじゃないかと思われ(笑
さて、そんなこんなでこの時点でも十分食い倒れそうな勢いでしたが…
せっかくなので、今度は私が以前からどうしても行きたいお店があったので
そこへ行こう!って話にまとまったので、そそくさと駐車場に戻ります。
…これがまさかの顛末になるとは知る由もなく…(汗
向かった先は、三河安城です。名古屋からは30キロ以上離れてますが(汗
ほぼ高速道路と変わんない国道23号線(爆)が混んでなければ大丈夫…(笑
…で、名古屋市内は渋滞でしたが、国道は空いていたので無事に到着しました。
はい、知る人ぞ知る豚骨ラーメンの
「大岩亭」です。
17時の開店直前で、おかげで1番乗りです。土曜日としては奇跡的かも。
普段、物凄く行列が出来ると聞いていたので内心ドキドキでしたけどね。
なにせ私、普段からあまり並ぶ経験が無いので、行列だと辛いのです…。
この大岩邸は、地元のテレビでは散々紹介され尽くしている感がありますが、
ここ最近、あまりにも個性的なので、全国的にも紹介されるようになりました。
これだけ全国区で紹介されたら、人気が出過ぎて行列まみれにならないと
食べられなくなってしまう!という危機感がここ最近特に募っていたので、
今回こうして来られたのは良かったな~!なんてこの時は思ってました(汗
お店の扉にはこんな注意書き?があります。
お店の外観はお世辞にもキレイな感じは全くなく、田舎のラーメン屋風。
程なくして番組でもよく見る店主が登場。実物も
西野さんにソックリです(笑
気が付けば私らの後ろには大行列。しかも駐車場もいっぱい。人気絶大。
一番乗りでしたので、座席は好きに選びましたが、あまりに並んでいるので
恐縮しちゃいまして…一番端のちっこいテーブルに着座しましたよ(汗
とりあえず初入店なので、メニューを眺めます。
基本的に初めて来たお店では、そのお店の定番か推奨メニューと決めてますが…
店主の奥さん曰く、話題の日本一濃厚なのはコレだよ?…っと。
出た!
大岩ラーメン…特鳥!
一体何がそんなに「特」なのか定かではないものの、やはりここはひとつ、
この一番の"売り"である特鳥を食さないことには安城まで来た意味がない!
ということで、私は意を決して特鳥を頼んだんですが、ここへ来てまさかの
ウチの嫁さんまでも私と同じモノを頼みやがりましたよ、ええ…。
え?何それ?バリエーション無視!?
ま、ま…いいや。
で、しばし歓談しながら待ちます。当然ながら開店と同時に店内は満席。
というか、既に扉の外には次の行列が出来始めている始末…おそるべし!
因みに、普段足繁く通っている豚骨こってり系「鶴亀堂」の場合ですと、
遅くても注文してから1分以内には着丼するんですが、大岩邸は違うようで、
とりあえずひと通り注文を集めたところで、1つずつ丁寧に調理するそう。
しばらくすると、厨房から…
「あぁぃ~~~ぃっ!!…えっす!」
...と、バカデカい声が店内に響き渡り、客が一斉にキョロキョロします(笑
そうか、この大岩店主…いつでもこんなハイテンションだったのか、と(笑
そして、20分ほどしてようやく最初の1杯目、着丼~!
・・・え?何コレ?(´・ω・`)
なんか…丼の上っ面…どう見ても工業排水みたいになってるじゃん(爆
こ、これが噂の…特鳥なのか…(しばし茫然)
私、普段から
鶴亀堂の特濃に慣れていたにも関わらず…手が震えました。
そして、おそるおそる…儀式的に…
立ったよ!ねぇ、ほら!おじいさん、見てよ!
クララスプーンが立ったよ!(゚∀゚)
そもそも、ラーメンのハズなのに…どこにもそれらしきブツが見当たらず(爆
どんぶりから海苔しか見えてねーじゃねーか(笑
ってか、こんだけドロドロしてると
天下一品なんて全然目じゃなさそう。
だって…
スプーンどころか、
箸だってスタンドア~ップ!(爆
もう最初の1杯目だけに?余計に気合が入ってるのか、濃厚というかもう
そういう次元では話してたらいけない部類ですよ、これ。
ドロドロしてるどころか、もう生味噌と変わらなさそうな粘度です、はい(爆
どれだけスープを引き離そうとしても、これでもか!ってくらい麺に絡む。
一口麺を口に入れるだけで、このスープがどこまでも追ってくる恐怖たるや…。
正直、最初の1口、2口あたりは全然オッケーでした。嫌いじゃないです。
天一と同じで、別に脂でギットギトなドロドロさとは全然違いますからね。
要するに、煮詰めまくってコクを出しまくった結果、ドロっとなった感じ。
なんなら、最初は麺を食べきったら替え玉いっとくか?くらい思ってましたし。
しかし…とても終わりが見えない展開…20分経ってもまだ半分って感じ。
困り果てていると…店主の奥さんから、ご飯タダだから食べてね!って(汗
そう、そうだよ!ご飯で中和すればいいんじゃないか~!てへへ。
ってことで、早速ライスをセルフサービスで盛って来たのですが…
アカン!ちぃっとも中和せぇーへん!(´゚д゚`)
もうご飯でワンバウンドさせようとも、絡んだスープは全く拭えず…。
そうだ!海苔があるじゃないか!って、まだ口にしてなかった淵にある
海苔を取り出そうとすると…見事なまでにスープがべっとりねっとり…(涙
もはや海苔が海苔ではなくなってます…時既に遅し、なのであります(汗
因みに、丼の底の方から…なんじゃこれ!?みたいな感じでシャーチューが
いくつも発掘されるんですが、本来だと一番こってりした味がするハズなのに
スープがあまりにもこってりしすぎて、チャーシューがあっさりにしか思えず(爆
というか、チャーシューまで完全にスープにエキスを搾り取られてしまって
もはやチャーシューの役割を完全に終わらせているという始末なのですよ(爆
そんなワケで、取りつく島もなく…
気が付けば…2リットル入りの冷水サーバーの底がつきそうです(爆
そうなのです。もうこってり具合があまりにも壮絶すぎて、無意識のうちに
手元にある冷水をガブ飲みしまくった結果…水だけで1リットル以上消費。
もはやお腹の中はタップタプな状態となっていたのでした…(遠い目
因みに、言うまでもありませんが、目の前にいて同じ注文をした嫁さんは…
着丼してから10分以上一言も発することなく、完全に虚ろな目をしてました(涙
着丼してから既に30分以上が経とうとしておりましたが、まだ残りが…
もうダメです、
完全にギブアップです…。
これはもう危険だと判断。遭難する前に避難することにしました。(;´༎ຶД༎ຶ`)
同じ地元にあるゲテモノで一世風靡したあの喫茶マウンテンを登頂したハズの
この私でも、歳にはかないません…小食となった上に食べ歩いた後の食事、
ましてや、よく考えたら2日近く寝てない、仕事帰りでは準備不足でした…。
食べログのレビューにもありましたね…ナメてた、って。
そうです、私は完全にナメてました。言うても天一くらいのドロさでしょ?と。
もうね、このドロドロ加減だと、天一なんてシャッビシャビですよ、ええ。
今度からどのような顔をして鶴亀堂へ迎えば良いのだ!?と自責の念が…。
そして頂上を目前にして引き返す私は…途方に暮れるしかないのでした(涙
夫婦揃って意気消沈していましたが、それでも扉の外にはこのラーメンを
待ちわびている客が次々とやってきて行列が続いていました…。
しかも!1人分ずつクソ丁寧に気合の掛け声をかけながら作っているせいか、
ほぼ開店と同時に一緒に入って着座したお隣さんは私らが店を出る頃でも
まだ注文したラーメンが出てませんでした…(爆
なので、1杯出すのに相当時間を要します。
先日紹介したとんかつ屋並み。
話によると、このラーメン屋の
回転率は恐ろしく悪いらしいです。
そりゃそうです…開店直後に並んだものの、座席がなく待つことになった人が
開店から1時間経っても座るどころか、最初に着座した人のラーメンすら
まだ全員出ていないくらいですから…2時間近く待つことになりそうな気配。
そんなワケで、もしもこのラーメン屋へ挑みたい!という方がいらしたら、
必ず午前11時か夕方17時の
開店前までにお店に着くことをお忘れなく!
そうでなくても、これだけのスープなので
閉店時間前に売り切れ必至です。
さてさて。
このまま居座っていても申し訳ない、ということで…ひとまず退散することに。
というか、もはや限界に達する寸前。飽和状態となった胃を何とかすべく、
お店を後にし、近くのコンビニへ駆け込み…こちらを購入。
そうです、こってりすぎるラーメンにはグレープフルーツが一番!!
…というワケで、何とか「中和」することに成功したものの…グッタリ。
もはや、どうやって安城から名古屋へ帰宅したのかも記憶が定かではなく(汗
唯一心に残ったのは…
目の前を走る怪しげな軽自動車だけ…でした(遠い目
ダメじゃないか、山本!ww
明日、仕事頑張れるかな…ラーメン食って仕事休みたくないしな~(爆
ってなワケで、食い倒れもほどほどに。エンゲル係数は既にMAX(貧
天一のこってりを頼んで食べて、店員に「これ、あっさりじゃねーの?」
くらいブチかましちゃうような人がいたら是非、登頂目指して下さい…(祈