ようやく旅レポも後半となりまして…今回は
前回ブログで紹介しきれなかった
ディナーと朝食、ロイヤルスパなどをサラ~っと紹介したいと思います(笑
贅の限りを尽くしたバブルの遺産~ホテル川久ですが、建物も凄ければ当然、
食事や温泉の方も、それはそれはとことん贅沢三昧で、徹底しております。
ただ、忘れちゃならないのは…これで1泊10万円です!とか言われたら、
「ま、そりゃそーだわな!」って話で全て終わってしまうものなのですが、
まさか1泊2万円もしないなんて、そもそも経営的に大丈夫か!?と…(汗
そんなホテル川久で特に人気なのが、
王様のビュッフェ。
チェックインした瞬間からロイヤルファミリーな、そんな雰囲気が存分に
味わえて良いのですが、やはり一番気になるのは…食事じゃないでしょうか。
正直、ビュッフェというと私はそれほど良いイメージはありません。
基本的に小食なので、少しずつ色んな種類の料理がつまみ食い出来る点では
最高にありがたいんですが、作り置きが沢山並べられてるだけ、って思うと
なんだかチョット…という気がしないでもないんですよね…。
しかし、川久はライブキッチンもある、ということで少し期待してました。
それに…王様の、というくらいですしね。どれだけ王様気分なのかな、と(笑
というワケで、
早速ディナー会場へ!
因みに、このすぐ奥に見えているラウンジでもランチ等の食事が可能ですが、
王様のビュッフェは、さらにこの奥のホールへ向かいます。
ホールは2つ用意されており、1つはサーブ専用で、シェフが何人か常駐して
客の注文に応じて料理を提供してくれます。まさにライブキッチンですね。
そしてこの隣の大きなホールにテーブルが沢山並んでいて、またそこでも
シェフが5~6人常駐していて、その場で炭火焼したり、フランベしたり、
ステーキなんかも1枚ずつ焼いてもらえるので見ていて楽しいです。
因みにこの時期は春仕様ということで、目玉は北海道産和牛ステーキと、
蝦夷アワビとヒロメのしゃぶしゃぶ…ということでした。
ステーキの他に、トルティーヤも用意されてます。
そして、こちらが蝦夷アワビ。コリコリして美味しそうです!
こちらは南紀で収穫されるヒロメ(ヒトハメ)と一緒に頂きます。
言うまでもないですが…めっちゃ美味しいです。いくらでも食べられそう。
そして、こちらはパイ包みのポタージュですね。出来立てが運ばれて来ます。
中のポタージュは多分、うすい豆を使ったスープ…だったような気がします。
川久のビュッフェは、やたらアミューズが豊富で、女性ウケが良さそうです。
というワケで、いろいろ食べましたが…一部を抜粋して紹介。
蛤の瞬間燻製と山葵クリーム。
ローストビーフのサラダ。
和牛のカルボナード。
田舎風お肉のパテ。
他にもアクアパッツァ、うすい豆のピューレ…と、まぁキリがないです(汗
というか、小難しい名前の料理がこれでもか!とあったので覚えられません。
特に和牛のカルボナードは激ウマですね。ホホ肉の赤ワイン煮込みとか、
私、生まれて初めてフレンチを食べた時から大好きなんですよね。
んでもって、ローストビーフ。こちらも絶品でした。いくらでも食べられそう。
ドリンク類も小洒落てます。ただの果汁ドリンクではなく、ライチとか、
ベリージュースとか、お酒を飲まなくても、これはまた飲み飽きないです。
和歌山だけに…みかんジュースは健在(笑
勿論、フレンチだけでなく…和食も豊富。
お寿司は好きなネタを目の前にいる板前さんにその場で握ってもらいます。
ま…トロばっかり食べちゃうよね(笑
天ぷらも、天ぷら専属シェフがスタンバってるので、その場で揚げてもらいます。
塩も春らしくサクラ塩ってところがニクいですね。種類も豊富でしたが…
ま…海老ばっかり食べちゃうよね(笑
他に、ウニのソースで和えたイカとイクラのカルパッチョに、うすい豆の豆腐など。
他に、豚の角煮もホロホロで文句無しでした。
十勝牛のステーキも、じゃんじゃんお替りを頂きます。ソースもいろいろでしたしね。
アワビは常時おつまみ感覚でパクパク食べてた…って感じです(笑
しばらくするとホールの照明が落ちて、何やらアーティスティックな調理が
始まったので注目していました。レモンの皮を剥いてアルコールに着火中。
マグロの解体ショーが見られなかった分が…補完出来たような気がします(笑
んでもって、何やらフルーツをワインでフランベしているようです。
勿論、そのまま頂きました。なかなかオトナなデザートです。
他にも、ショコラとソルベ各種。
抹茶のパンナコッタ。
フルーツの盛り合わせもいろいろ頂きました。紀州みかんも勿論ありました。
んでもって、お腹がいっぱいになってきたので食後のコーヒーを。
食べるのに必死だったし、あまり写真を撮りまくる雰囲気じゃなかったので
あまり写真はありませんが…ガンガン撮って!とホテル側に言われてました(笑
他にもわざわざ備長炭で魚も焼いてたし、飲茶なんかも各種ありましたし、
窯ではピザも焼いてたし、勿論、パスタも何種類かありました…伊勢エビの。
フォアグラのフロマージュだったり、チーズフォンデュなんかもありましたが、
あまりにお腹にヘビーになってしまうので、泣く泣くイタリアンはパス…。
お刺身もめいっぱいありましたが、昼にも食べたし、お寿司も食べたので
これらも結局ほとんどパスしてしまいました…哀しき小腹野郎なのです(涙
この日ばかりはダイエット中なのを忘れて食い倒れるつもりでしたけどね。
…というか、これだけ種類があったら2時間かけても食べ尽くせませんて。
因みに…川久にはこれまたロイヤルな、貴重なワインを沢山所有してるらしく。
こんな小洒落たワインセラーまであったりするようです。さすがですね。
時間がなくて見学出来なかったので、ホテルの紹介画像を参考までに…。
いや~、3分の1くらいしか食べつくせませんでしたが、かなり満足でした。
これは…明日の王様の朝食にも期待がかかりますな!胃袋鍛えておかないと(笑
ワリと最近だと、約半年前に某プリンスホテルのビュッフェを食べてますが、
ウチの嫁さん曰く、
「雲泥の差」だそうです。ま、そうでしょうね。
私はプリンスホテルのビュッフェでも十分だと思いましたが、それ以上です。
あと、名古屋だとウェスティンでも仕事絡みでビュッフェを食べに行きましたが、
お値段を考えると、ぶっちぎりで川久の方がコスパが高いのは言うまでもなく。
…ってなワケで、王様のビュッフェ、夜の部は終わりを告げ、温泉に向かいました。
そして、雲ひとつ無い夜の空と海を眺めながら…ソッコーで爆睡しました(笑
…で、翌朝。
新聞が届いてました。ようやく…4月29日ですね、GWがスタートです(爆
ベッドから窓を眺めると外は…
今日も天気はバツグンに良さそうですね、美しい朝日で清々しいです(笑
朝7時。廊下に出ると、ロビーはまだシーンと静まり返っています。
朝食の前に…昨晩入れなかった2Fにあるロイヤルスパへと向かいます。
前回も説明した通り、朝は男性専用、夜は女性専用…と、交代制なのです。
人の気配をほとんど感じさせません。こんな巨大ホテルなのにまた貸切か?
襖のようなデザインですが、これもまた全自動ドアになってて面白いです。
そして、ドアが開いた瞬間…
ビックリです!
あれ?どこかの高級ブティックに間違えて来ちゃったのかな?って錯覚(汗
このまるで生活感?というか使用感の無い脱衣場はもはや脱衣場とは言えず。
いや、でもここは脱衣場のハズ…誰もいないけど。ま、写真は撮っておくか(笑
しかし、脱衣場にも関わらず、高価な作品とかこれみよがしに置かれてます。
今朝も温泉には部屋からスマホ以外全くの手ブラで来ているんですが…
バスローブからバスタオル、ハンドタオル、ドリンク類、ビールもあるし、
冷たいアイスクリームまであったりと、もはや大浴場の域を越えてます(汗
そして、いざ大浴場へ…。
因みに、写真は撮れませんでしたが、湯船の前に大抵洗身場がありますよね。
川久の場合は…なんと!個室になってました…それもレインシャワー付き(爆
天井から雨のようにシャワーが出るという、金持ちの家にしか無いヤツ(汗
で、今度こそ…ロイヤルスパへ!勿論、扉は全て全自動…(笑
大きなドアが開いた途端…おお~!思わず声が出ちゃいました!
…アクオスのCMかよ!Σ(゚Д゚)
真正面から見ると、まるで超大型テレビを見てるかのような…印象です。
半露天状態になっていて、海が一望出来る設計となっています。
そして、こちらの浴槽もやはり…泳げるくらい広いです。
そして、全体的に…ゴールドです。金ピカ!そして床は勿論、大理石!
さらに別の部屋へ向かうと…
なんじゃいこりゃー!!
いきなり目の前に暖炉ですよ、炎が出てます…って、おかしいでしょ(爆
そうか、ここで湯冷めしないように休憩しましょうね?ってことですか。
…で、早速座ってまたビックリ!
この大理石の椅子…
全部温熱ヒーター入ってるやん(爆
どこまでも"VIP"仕様なんですね…庶民ジジイはぶったまげました。
しかし、それだけじゃ~ありません。暖炉の奥には…
うぉー!ジャグジー!!って、よく見たら…
浴槽にベッドが入ってる!!
ま、ジャグジーくらいはあっても不思議じゃないですが、ベッドがついてるとは。
おかげで完全に寝たままジャグジー温泉で極楽に行けそうです、はい(爆
なんかもう、ずっとビックリしまくりで全然落ち着けてない気がする…(汗
でも、昨晩に続いて十分温泉を味わえたので、着替えて帰るか…と、そこで!
うぉー!素っ裸で寝っ転がれっていうのかー!どこまでも王様気分です(爆
勿論、誰もいなかったので、堂々と寝てやりましたよ、ええ。むふぅ(笑
海風が程良く当たって湯冷めするほどでもなく、最高に気持ち良かったです。
もう頭の中では完全にジュディオングの歌が流れてます。<何故
…ってか、風呂上りで濡らしちゃっても平気なのかしらん…(大汗
は、恥ずかしいから…起きるか。ってことで、パウダーコーナーへ。
バスローブに着替え、こちらで髪を乾かしたり美肌ケアをしてみたり(笑
相変わらずいちいち高級感剥き出しです…ほんと、高級サロンの如し。
これで一般の大浴場の一部なんだから笑えますね、非日常的すぎて(大汗
さて、再び着替えを済ませ…いよいよ
王様のブレックファーストへ!!
ほんと、相変わらず静寂な空気に包まれていて、混雑が大嫌いな私としては
もうそれだけでも十分満足、って感じ。外国人も全くいないようですしね。
こういうところには集まらないもんなんですかね。私的には良いことです。
さて、昨晩はあまりのゴージャスさと種類の多さで気負いしちゃいましたが、
朝食は…頑張りますよ!ちっちゃい胃袋&ダイエットの事は…忘れてね(笑
まずは…こちら!
全体的に…黄色いし、赤いのばっかりな気がしますが…気にしません(笑
カルパッチョからスペインの生ハム、その他諸々…名前忘れました(汗
どれもこれもぶっちぎりで美味しいです。ビュッフェとは思えません。
そして、ライブキッチンだけに…こちらのフレンチトーストも注文毎に
1つ1つ調理してもらいます。本格的すぎてブッ飛びです。そして激旨。
ダイエット中でなければあと2つくらいは食べたいくらいでした、ええ。
そして、こちらのオムレツも当然…生卵からその場で注文毎に調理。
当たり前でしょうが…調理の手際の良さがステキです。そりゃそうですよね、
結構大勢集まってるんで、手際が悪かったら待たせちゃいますもんね…。
さて、ガンガン食べますよ~。他にも…
サラダもいろいろ頂きます。普段も食べてる納豆や果物もガンガン食べます。
さらにヨーグルト、コーヒーゼリー、フルーツゼリー、プチケーキも各種。
ってか、ケーキとかフルーツに紛れて納豆って…どうよ(爆
あと、こちらもまた1つ1つ目の前で調理して頂くベトナム料理のフォーです。
朝からこんなのが食べられるなんて思いもしませんでした。当然、美味しい。
中身の具材もいろいろ選べるので良いですね。1杯だけでは勿体ないくらい。
ケーキも何種類かありましたが…さすがに全種類は食べきれません(汗
…と、とりあえずコーヒーを飲んで落ち着きます(笑
さて、もうちょい食べるか~。
今度は和食…ですかね。
紀州だけに、紀州梅が何種類も用意されてました…いや~、美味しい!!
そして、普段も食べてるゆで卵とかひじきも頂きます。栄養面を考慮して(爆
んでもって、昨日食べ切れなかったので…飲茶なんかも。
大根とじゃこは…これまた健康面を考慮して…(嘘
あとは…やはり食べるのに夢中だったので、全て撮るのは無理でした(汗
…と、いろいろ食べましたが、朝だし、昨日もたらふく食べたせいで、
いまいちガッツリとは食べられませんでしたが…頑張りましたよ、私(笑
最後はアールグレーを飲んでまったり。久々にガッツリ朝食でしたが、
案の定、用意されている料理の半分も口にすることなく終了、って感じ(爆
他にも朝から備長炭で焼き魚とかいっぱいありましたしね、刺身もあって。
え?夕食とボリューム変わらないのか!?っていうほど充実しまくりです。
ダイエット中でグルテン控えてることもあって、朝食メニューには欠かせない
パン類やチーズ関係には一切手を出していないのでアレなんですが…
パンはちょっとしたパン屋並みにいろいろ並んでて完全に指くわえ状態でした。
嫁さんは喜んでドイツパンとかフランスパンを食べてました…羨ましい(涙
…そんなワケで、朝食も大満足でブヒブヒ言わせながら…お部屋へ戻ります(笑
ダイエットしまくってたのに、「大丈夫なのかよ!」って声が聞こえたような?!
しかし、そこは大丈夫です。次回、ダイエット奮闘の続きを公開しますので(笑
まだまだ時間があるので…というか、今回はのんびり温泉旅ってことなので、
嫁さんは食べたそばからいきなりお昼寝タイムに入ってしまったので、私は…
せっかくなので、お部屋にある広~いバスルームで海を眺めながら入浴タイム(笑
これはこれで気持ちが良いもんです。部屋にあるのは温泉じゃないですけどね。
これだけデカいと身長180センチの人でも足が真っ直ぐ伸ばせて快適です!
…ってな感じで、まだまだ川久にはカラオケルームだとか温水プールだとか、
ジャクジープール、ラウンジバー、王朝料理やイタリアンの店だとか…
いろんなスペースがいっぱいあって、とても全てを満喫するのは無理でしたが、
それでも、1泊のみにしてはのんびり出来たんじゃないかな、と思います。
玄関ホールには、宿泊客用のレンタルバイクとかまで用意されていたので、
レンタルバイクで白浜界隈を散策する…というのもアリかもしれませんね。
普段はほんと、チェックインしたらシャワー浴びて寝るだけですしね(大汗
普段ハードな旅にばかり付き合ってもらってる嫁さんには良いギフトになりました。
ま、今秋には往復4000キロ以上の過去最大級の激旅を控えてますけどね(汗
チェックアウトの時間になってきたので1Fラウンジへ再び降りて行きます。
また…来よう、ゼッタイに!!(*´▽`*)
ホテル川久…初めて訪れましたが、ホント、想像以上でした。
こんな激安でこんなに贅沢出来るんだったら毎年来たいくらいです、本当に。
逆に、これだけ贅沢しちゃうと…次からが虚しくなる気がしてならないですが(汗
最上階のスイートも、この日だと4~5万円で宿泊出来ると言われました(笑
20年前までは1泊100万円近くもしていたっていうのに…とんでもない話です。
ってか、こんな安く提供して…大丈夫なのかしらん。逆にこっちが不安になりそう。
GW直前で宿泊客も少ないし、やっぱり客層が安宿とは随分違うのか、
チェックアウトするまでビックリするくらい静かだったのも最高でしたね。
どれだけ高級ホテルでも、ザワザワしまくってたら興醒めしますしね。
それも含めて、ホテル川久…最高でした。スタッフも本当に素晴らしい。
ま、よくよく考えたら…本来この規模だと1000室くらい構えていても
不思議ではない広さですが、そこをたったの88室しか設けてないもんだから
そりゃ、仮に満室になったとしても宿泊客はせいぜい150人足らずです。
にも関わらず、とてつもなく広いレストランや大浴場がいくつもあるから、
"人口密度"は圧倒的に下がりますよね。満室でも雰囲気は変わらないそう。
こういうところも良いポイントになるんじゃないでしょうかね。
強いて言えば、20年以上経過していて調度品とか絨毯なんかがどうしても
老朽化してる形跡が見えるのが残念だな、っていうだけですかね。
正直、そのくらいの老朽化なんて、老舗ホテルなんかいくらでもありますし。
ケチをつけるレベルではなかったです。こんなに激安で宿泊しておいて(爆
ま、激安って言っても私は普段3~4000円の宿にしか泊まらないんで(爆
激安とは言え、私にとって川久は決して安い宿泊でもないんですけどね(汗
あ、そうそう。
私は全くやらないので知らないんですが…ここは海釣りのメッカらしいです。
モンサンミッシェルの如く突き出たホテルの周囲には漁場が多いらしく…
結構釣り人が多かったです。なので近所に釣り具屋とか多いんですかね。
みん友の皆さん、是非、和歌山へ訪れた際は利用しては如何でしょうか。
元からお金持ちな人には感動は無いでしょうが、庶民には感動一入間違いなし。
またしても、
コスパ王としての真価を発揮しちゃいましたね、うふッ。
最後に、駐車してある愛車へ乗り込む前に…記念撮影を!
そうそう、川久をバックに愛車を撮影してる人、結構多いみたいです。
こういうのも、ホテル側がわざわざ気を遣ってくれるんですよね、ステキ。
時間があったらもっと何枚か撮りたかったけど…恐縮しました。
ってか、まだまだ旅は終わってないので、名残惜しくも次へ向かいます!
ってなところで、次は…串本!
本州最南端へレッツゴー!であります(笑