気がつけば…
前回の雲海ドライブのレポから10日以上も…
そもそもこの時って、
万座温泉でまったりするだけが目的で、
このビーナスラインは、たまたまその通り道なだけでしたが(笑
因みに今はもう4月上旬ですが、訪れたのは3月18日です(汗
とりあえず、今回はビーナスラインが通る霧ヶ峰からの展望を。
そして今回も、パノラマ展望地図を簡単にこしらえておきました(汗
主に、地図上の赤いピンの所から望んだ大パノラマ絶景です。
こうして地図にすると、非常にわかりやすいですね、はい(笑
前回も紹介した、パノラマ画像も参考までに。
この時も気温マイナス5℃、風速も10mほど吹いていたので、
体感温度としては約マイナス15℃と、なかなか冷たい朝でした。
まずは…ビーナスラインを美ヶ原方面から南下していく際に、
右手に見えてくる北アルプス方面から、じっくり望んでみましょう。
手前の広大な草原は、踊場湿原です。その奥が北アルプス。
北アルプスは南北にやたら長いので、とても1枚で収まりません。
写真に映っている部分は、北アルプスでも南の方になりますね。
その縦走した一部のルートも、望遠レンズ越しによく見えてます。
写真やや右手にある槍ヶ岳から南岳までをさらにズームします。
相変わらず…よ~く尖ってますね、槍ヶ岳!カッコイイ山容です。
そして、よく見ると槍穂の肩に槍ヶ岳山荘がかすかに見えます(笑
いつ見ても、よくこんな所にデカい小屋を造ったもんだと感心しきり。
この先っちょから、1人寂しく?テクテク縦走していたワケですが…。
こんな感じで…標高約3000mの険しい峰をひたすら進むのです。
酸素も薄いわさ~、そりゃ疲れるわさ~、滑落しそうになるわさ~(笑
こうして訪れた山々を遠くから眺めてニヤニヤするのが好きです(汗
んでもって、まだ訪れていない北アルプスのさらに北の方へ移動します。
どこまでも続きます。写真右手の方には立山連峰も見えて来ますね。
こちらも山座同定しちゃいましょうかね。
意外と地元や登山者でも、どこにどの山って知らない人は多いです。
また、こんな快晴で視界がクリアな日でも、山体がいくつも織りなって
似たようなカタチをしていたりするので、見分けるのが難しいのです。
私の場合は、積雪の具合とか太陽の影を頼りにいつも判別してます。
山座同定できるデバイスもあるようですが、病的な超機械音痴なので
そんなモノを持っていても使いこなせませんからね…(汗
因みに、プロの登山家たちは、このとてつもなく長いアルプスの峰を
何日もかけて、何百時間と縦走するそうですよ、狂ってますね!(褒
そして、立山連峰よりもさらに北の方へ目を移すと…
長野県でも新潟や富山に近い北信方面が見えてきますね。
しかし、霧ヶ峰くらいの標高だと、美ヶ原で遮られてしまいます。
こちらも早速、山座同定しちゃいましょう。
立山連峰は北アルプスの稜線の並びにあるように見えますが、
実際には完全に富山県に位置してるので、北アルプスの西側。
いくつも稜線が重なっていて冠雪もあるので、判りにくいですね。
手前には冬季閉鎖中となている区間のビーナスラインが見えてます。
霧ヶ峰の方は大して雪はないんですが…あちらは多いんでしょうか。
この霧ヶ峰あたりからだと、五龍岳あたりで北アルプスが途切れます。
車山の山頂まで登っても、ギリギリ見えないくらいじゃないですかね。
ついでに、美ヶ原もズームしてみますか。
ちょうど美ヶ原の中心?となる、高原ホテルのある王ヶ頭ですね。
積雪はあまり見られませんが…何だかとっても寒そうですね(汗
懲りずに…さらに北の方へ目をやると…
美ヶ原高原の肩から雪山が見えてきます。もう新潟県ですね(笑
こちらも一応、山座同定しておきます。
方角的にはほぼ真北じゃないですかね。この山の向こうは日本海!
なんだか日本というのがでっかくもちっぽけにも見える不思議…(笑
頑張ってこの新潟県エリアをズームしてみます。
この妙高山と火打山、焼山は頸城山塊と呼ばれています。
八甲田山並みに豪雪で、冬場なんて軽く死ねそうですよ(爆
さて、この他にも北アルプスの著名な山々をズームしてみます。
こちらは…鹿島槍ヶ岳、標高2889m。正確には奥立山連峰です。
とりあえず、死ぬまでに一度は訪れてみたいかも。
そして次~。同じく、立山連峰をズームイン。
最近まで、写真中央部分の尖った山は、立山のすぐ隣に位置する
剱岳だとばかり思ってましたが、よ~く見たら違ってました(大汗
この針ノ木岳が手前にあるせいで、ちょうど剱岳は隠れてますね。
蓼科山あたりまで南下すれば恐らく見えるんでしょうけどね…。
立山はお金もかかるし、人気絶大で登山しない観光客も多いので
どうしても食指が伸びないというか…毎年行けずじまいですね(汗
さて、今度は方角を変えて…北東方面にスイッチ。
車山の麓から、ドス黒~い浅間山が見えてきますね(笑
その麓に見えるのは、浅間隠山…じゃないでしょうかね。
となると、ちょうどその手前が軽井沢ということになります。
はい、これから向かうのは…その軽井沢なんですけどね。
この日は軽井沢からバスで万座へ向かう予定なのでした。
他にも遠くにいろいろ山が見えてますが、残念ながら不明。
いつも関東方面は距離が近くても霞んでるんですよね。
どうしてなのか?…大気汚染も理由の1つかもしれませんね。
手前の湿原で遮られているので、場所を少し移動します…。
浅間山の大部分が見えてきました。パックリ逝ってますね(汗
浅間山は現時点では山頂へ行けないので、この左手に見える
前掛山まで登って眺めるだけですが、ここもいずれ行きたい所。
東の方角はあまりパッとしないので、南東の方角へ目をやると…
はい、蓼科山と車山が見えてきました。というか麓です(笑
相変わらず蓼科山は子供の描いたラクガキのような山容。
因みに、こちらも
去年登頂してます、まだ少し雪深い時に(汗
そして、少し場所を変えて…ビーナスラインを南下します。
はい、いつもの休憩スポット…富士見台ですね。
絶好の日曜でしたが、お陰様でこちらもほぼ貸切状態です(笑
なので、贅沢に愛車と富士山のツーショットもらいました。
雲海もぼちぼち晴れてきて、麓の町並みが見えてきましたね。
ここからも勿論、アルプスはそれぞれクッキリ見ることが出来ます。
右端に常念岳、左端は西穂高岳。日本一難易度の高い縦走箇所。
今年達成できると良いのですが…毎年誰かしら死んでるので…(汗
んでもって、北アルプスの南端に位置する独立峰、乗鞍岳です。
いや~、真っ白け!どんだけ雪に覆われてるんだか、っていう(笑
ほとんど岩肌が見えません。よく見ると雪嵐も起こってるっぽい。
今年は雪が少ないかと思いきや、この辺はそこそこ多そうです。
そして、さらにその南には…
はい!いつも名古屋市内、窓辺から眺めている御嶽山。
この方角からだと、開田高原から眺めるのとほぼ同じ。
5合目にあたる田の原もよ~く見えていますね(笑
こうしてみると、御嶽山と乗鞍岳は独立峰らしからぬ山塊で、
実際登ってみると、山脈のようになっていてバカデカいです。
でもって、もっと南の方へ目を向ければ…中央アルプスです。
南アルプスと並んで南信の大部分を占めています。
木曽駒ケ岳を中心にちょっとだけズームしてみます。
この方角からだと、稜線がイマイチわかりづらいんですよね。
かなりナナメの角度で眺めてるので、千畳敷は見えません。
…というワケで、こちらも山座同定いってみましょう。
先月登頂した際のルートがちょうどキレイに見えてますね(笑
伊那前岳の向こう側がちょうど千畳敷カールとなります。
で、そこから登って、和合山の鞍部から中岳へと登って…
そして、木曽駒ヶ岳に到着って感じでしたよね。
いや~、殺人的な寒さだったのが思い出されます…(遠い目
こうして見ても、まだ雪深くて…寒そうですよね。
そして、いよいよ南アルプスですね。
こちらも懐かしいです。一昨年に登ったきりですからね(汗
早速こちらも山座同定してみましょう。
甘利山あたりがチラっと見え隠れしていますね、多分そう(汗
麓に見えてる街は、茅野市とか原村、富士見町あたりです。
ちょうど甲斐駒ケ岳に隠れてここからは見ることが出来ません(涙
ただ、この後ドライブは南下していくので、見えるんですけどね(笑
そして、最後に…一番近くにそびえる、八ヶ岳連峰です。
こちらの山座同定は…また後ほどってことで。
中央の一番高いところが一応、八ヶ岳のメインとなる赤岳。
そのすぐ手前に見えてる山が、先日7人組の登山パーティが
300m滑落して3名が亡くなったという、阿弥陀岳になります。
こちらからだと反対側になるんですが…矢印のあたりですね。
こんなところから300mも落ちて助かったのも凄いですね…。
見ての通り、今年は平年と比べて圧倒的に積雪は少なめです。
最近は異常気象だらけで、なんかもうフタを開けてみないと
全然わかりませんね。雪が少なくても極寒だったりしますし…。
さて、ひと通り…360度、大パノラマ展望を堪能したところで、
次の場所へと向かいます。と言ってもアレコレ寄り道しますが(笑
霧ヶ峰の南側から車山を眺めると、八ヶ岳ブルーでした(笑
気持ちが悪いくらい澄みきった濃厚なスカイブルーなのです。
ま、これがあるから周辺に観測所が設けられるんですけどね。
ビーナスラインをさらに南下していくと、蓼科山と白樺湖が…。
よく見ると…白樺湖はまだおもいっきり氷が張ってますね(汗
ま、この時間になってもまだ氷点下なので、当然でしょうか。
そして、白樺湖のスキー場には…朝早くからスキーヤーの姿が。
と言っても滑っているのは数名ですね。まるで貸切状態です(笑
ほんと、これくらい空いてたらガンガン滑れて楽しいでしょうね。
というワケで、出発してからまだ全然先へと進んでませんが…(爆
絶景の雲海ドライブとしては、ひとまずコレでおしまいです。
次は八ヶ岳高原へと向かい、軽井沢へ到着予定です~(笑
皆さんも愛車と共に、最高のドライブにお出かけしましょう~!