あまりの謀殺っぷりに、投稿しようかどうしようか悩みましたが、
みんカラ以外で反響が大きかったので…久々に山行レポです。
お出かけしたのは5月21日の月曜日でした。
前日はそこそこ晴天でしたが…
翌日の予報は見事に…
コレはもうどこへ出かけても間違いなさそうですね、ええ(笑
この時期にしては珍しい快晴っぷり。梅雨入りも近いハズです。
そして、いつもの…名古屋市街、窓辺からの遠景確認もします。
北アルプスまでバッチリ見えてますので、これより北方は確実です。
そして、気温が随分下がっているので、これもまた好条件でした。
しかし、前日になっても行先は全く未確定なままでした。
当初、行こうと思っていたところは、SNSで呟いた瞬間、こんな事故が(爆
富士山も滑落事故あったし…もう行く所無ぇーじゃねーか!(ぷんすか
…というワケで、もう行先を言わずに黙って行けば良いかな?と思い、
当日になってこっそり行先を定めて、いつもの山ピコで登山届を提出。
向かう先は…各県の県境がひしめき合う、奥秩父山塊に決定~!
そういやこちらの方は攻めたことがなかったんですよね(汗
秩父~北関東って、私にとっては魅惑的ワールドなのですが。
それに、どうせ登るなら百名山の方が…わかりやすくてラクですし(笑
しかし、ブランクがありすぎるし、全然ジムにすら通えていない現状、
体力・筋力衰え切ってるので、厳しいところはあっさりパスします(汗
このレベルであれば、足腰弱ったジジイでものんびり登れそうですネ(笑
詳しい地図で確認しますと…こんなところ。
すんごい山奥ですね。目標は、日本百名山でもある金峰山&瑞牆山。
御巣鷹山も…この奥秩父山塊の界隈だったりします。
…というワケで、準備もそこそこ、出発当日です。
ちょっと場所が遠いので、いつもより早めに自宅を出ます。
見ての通り、名古屋市内は深夜1時半でも気温は20℃近く…(爆
相変わらず涙ぐましい節約をしているので…一般道多めで(大汗
勿論、中津川インター前のファミマに立ち寄ります、ルーチンワーク(笑
途中、諏訪湖に立ち寄ったりもしつつ、山梨県へ入りました。
日の出が早い時期だけあって、もう周囲はこんなに明るく…。
そして、気が付けば…山梨県に入った頃には気温は10℃です(笑
それにしても、ぶっちぎりの快晴予報だったハズなのですが、
正直、自宅を出た時も星1つ出ていない、まさかの天候です(爆
それは現地に近づいても同じく。雲で全体的に覆われています。
しかし、これは日夜の温度差によって生じる一時的な雲ですので、
登り始めれば消失することは承知してるので、特に気にしません(笑
おおよそ4時間かかって登山口付近までやって来ました。
途中、ちょいちょい撮影に立ち寄ったりもしましたからね、うん。
そして、気温はさすがに冷え込んでます。5℃しかありません。
狭いハズの日本ですが、ちょっと山へ行けばまるで別世界ですね。
私としては、抜群に過ごしやすい気温です。山頂は2℃とのこと。
因みに今回は半袖Tシャツ2枚重ね着。これなら長袖も不要です(笑
でも、今の時期…夜、自宅で寝てると少し肌寒いと感じるんですよね。
室温は17~8℃くらいだっていうのに。不思議なものです…(しみじみ
で、こちらが登山口最寄りの無料駐車場。ここでひとまず朝食。
そういやオコジョはそこらじゅうで見かけましたね。さすが生息地。
あと、ここへ来る途中、道端でサルを見かけました。いつもの光景。
朝食と言っても…いつもの"ファミタマ"だけですけどね、ええ(汗
たまごパンですね。これ、大好物なので、こういう時は欠かせません。
だいたい、こちらへ来たらコレと、こしあんまんのコンボがお約束です(笑
腹ごしらえをして、準備が整ったらいよいよ、駐車場から出発。ほぼ6時。
普段シーズン中の週末はめちゃくちゃ混んでるらしい奥秩父山塊も
さすがに月曜は他の登山客はまばらです。全くいないのも不安ですが、
数人見かけると安心します。なんつっても病的な方向音痴ですからね(汗
登山ポストを通過し、登山口を経て、しばらく涼しげな樹林帯を進みます。
最初のポイントとなる富士見平まで約1時間のハイキングです。
最終目的地となる百名山、金峰山まではノンストップで4時間チョイ。
途中、いくつかの岩場でなんちゃってボルダリングを楽しむ予定なので、
撮影タイムや休憩時間も含めて、おおよそ5~6時間を見ています。
実は、途中で瑞牆山へも寄って行こうかと思っていたのですが、
他の登山者から、日帰りで両方行こうとするとのんびり出来ないよ!
ってことだったので、他人の意見重視な私はソッコーで計画変更です(笑
今回は初めて訪れる場所なので、
スントさんにGPXデータを入力済。
そういや去年エベレスト登頂された方も同じ時計をしていました。
日本ではややマイナーですが、海外では結構愛用されてるようですね。
正直、使い勝手は日本人なので、プロトレックの方が良い気もしますが(爆
3~40分で富士見平へ到着しました。運動不足なワリにまずまずのペース。
想像していたよりもはるかに歩きにくい足場で苦労しました…(涙
しかし、この先さらに足場の悪い登山道が延々と続くとはつゆ知らず(汗
こちらが、ハイカーの間で人気な
富士見平小屋。早朝なので閉店中…。
何やら看板を見ると…めちゃくちゃ美味しそうなごちそうが…!
そういや先日もBS-NHKで紹介されてたっけ…食べたかったなぁ。
所持金、2000円くらいしか無いんだけども…(極貧
仕方がないので?近くの湧き水で喉を潤わせます…森の天然水です(笑
貴重な天然水なので、ペットボトルに入れて飲水とします。
ここは駿河湾に流れ出る富士川の源流なんですよね、こんな湧き水が(汗
ここから瑞牆湖に注ぎ、塩川へ流れ、釜無川へと合流し、南アルプスを通り
富士川へと合流し、静岡県を超えて、最終的に富士市、駿河湾へ出ます。
感受性が豊かすぎる単純な私はそれだけでもロマンを感じてしまいます(笑
富士見平を超えて、さらに登っていくと…ようやく雲の上、空も青くなります。
ここで、今回の目的の1つ…奥秩父に自生するシャクナゲを見ることが出来ました。
本当は6月上旬に開花するそうですが、今年はちょっとだけ早いようです。
普段、無知すぎるのであまり植物に目を向けませんが…美しいですね。
麓の方は同じ仲間ですが、どこでも見られるツツジが多かったです。
因みに、来年訪れる予定のエベレストも、麓はシャクナゲが多いそうです。
そして、さらに進むと…次なる目的地、大日岩に到着です。
ウヒャー!で、でかい!!10階建てのビル以上はありますね、ええ(汗
これは…登り甲斐ありそうですが…ジジイの私でもよじ登れるのかしらん。
しかし、その前に…今回、どうしても見てみたかった光景の為に移動します。
それが…コレ!!
巨岩、大日岩の隙間から、この時期、この時間のみに姿を現すご来光!
そして、何とも奇跡的に…この日、この一帯では「日暈」と呼ばれる
「ハロ現象」まで起こったので、まさに神々しい絶景が拝めました(喜
うーん…絶景ハンターとしては、感無量であります。
世界中の、いろんな土地で様々な超常現象を目撃してきてますが、
やっぱり、何度見ても嬉しくなりますし、ワクワクするんですよね。
しかし、この超常現象はほんの序章にすぎませんでした…。
そもそも、ハロ現象は3月に長野へ訪れた際にも遭遇していますしね。
ただ、ハロ現象としては普段よりコントラストも強く、別の期待が…。
…というワケで、需要がありそうならまたレポを続けたいと思います(汗