前回の…東北大遠征、月山へ無事登頂してから続きです。
月山で唯一お会いした登山者の方がいらしてその方も山頂を見失っていたので、
場所を教えて山頂で合流してしばらく談笑してました。その方も勿論半袖1枚です(笑
11月に山形のこんな山のてっぺんで半袖でいられるって…異常としか言いようがない、
ってな話をしてましたが…いやホント。この数日前にドカっと積雪もあったんですが、
本来はそんなのが続いてもう雪に埋もれている山なんですよね。異常気象恐るべし。
ってな感じで腹ごしらえもして十分に山頂を堪能したのでぼちぼち下山します。
山頂は非常にゆるやかというか…広大ですね。山の上にいるのを忘れそう(笑
山頂一帯はあちこち雪が残っているので油断するとすぐにズボっと踏み抜きます(涙
前日の鳥海山ほどではないですが、それでも3~40センチは積もってますからね…
下山は…早いです、山頂直下のゴツゴツしたところ以外は整備されまくってる登山道。
しかもとてもゆるやかで歩きやすいですからね。勿論、危険箇所もほぼ皆無。
樹林帯らしい樹林帯も無いからずーっと見通し抜群なんですよね。
結局午後になっても予報通り天気が崩れる感じもなく…ほぼほぼ快晴(汗
もう少し山頂にいたかったな、名残惜しくて何度も山頂方面を振り返ってました。
そして、アッという間に登山道の入り口まで戻ってきましたが…看板が何1つありません(爆
そう、この登山道で一番迷うとしたら、この登山道への入り口じゃないでしょうか?!
写真中央付近をよく見ると…めっちゃ小さな青い矢印が唯一の目印のようです(大汗
これ、この時期で枯れ草と枯れ木だらけだから見えてるけど…夏だとわからない気が…。
というワケで、無事下山しました。山行計画上、標準コースタイムは往復6時間でしたが、
13時には下山完了、登って下りて…ほぼ3時間でした…さすが初心者向きな百名山(爆
登山口の写真を撮るのを忘れてましたが…その駐車場から山頂付近も見えてました。
これでおしまい…なワケもなく、下山したら今度は月山を愛でる紅葉巡りにGO!
まずは月山の山麓にある五色沼へ。ここも紅葉最盛期を迎えてステキでした。
水面に映る紅葉もまた良し、そして奥には先程までいた月山も山頂までよく見えてます。
晴れ渡る青空にこうしたオレンジの森は実に映えますね~。
そしてこちらはさらに南下して…月山湖。ド平日だけあってかこれだけの快晴なのに
観光客らしき人が全く見当たりませんでした。やっぱり自然の中ではこうありたいですね。
月山湖の周辺をのんびり散策&ドライブ。この一帯では一番の標高を誇るだけあって
どこからでもよく見えます、月山。あ、因みに月山って…「がっさん」と呼びます。
登山を始めるまでずっと「つきやま」とか呼んでました、あと「げっさん」とか(笑
ここ、磐梯山や朝日連峰も含めた国立公園だったんですね…いや、範囲広すぎでしょ(爆
月山湖周辺をグルっと回って再び湯殿山の方まで戻ってきました。
朝に通った時は雨雲も多くて見れなかった月山や湯殿山、姥ヶ岳あたりもよく見えてます。
中央より少し右手のピークが月山の山頂ですが、ここから見ると非常にゆるやかですよね。
そして、月山自体はもう紅葉ピークは終わってますが、山麓はなかなかに色づいてます。
そしてようやく鶴岡市街まで来ました…山形県は特にガソリンが高くて有名なんですが…
その中でも極力安いと言われる鶴岡市でもこの時、167円でした。長野県に迫る高さ(汗
岩手県では東北の中でも何故か安くて150円台もちらほらありましたけどね。
因みに我が地元の愛知県では遠征出発前で140円台でした。安すぎるだけですね、ええ。
そしてここからがなかなかハードです、月山に登るよりも(爆
朝、庄内町を出て月山へ登って下りて紅葉巡りした後、鶴岡市内で給油をしたら今度は
新潟県を一気に縦断して富山県の県境付近までバキューンと移動して車中泊という(汗
勿論…高速道路は一切使いません、一般道だけですよ…貧乏庶民は高速使えません(涙

因みに…よく静岡県は横長や!いや、島根県も横長や!三重県なんて縦長だぞ?とか、
巷ではいろいろ言われてますが、実は静岡も島根も三重も、その長さが見事に同じで、
どれもおおよそ200キロなんですよね、面白いことに。
しかし、新潟県は最北部の村上から最西端の糸魚川まで約300キロあるんですよね(爆
もうぶっちぎりでクソ長い県なのです。それを下山後の夜のうちに走破って…アホすぎる(笑
さて、鶴岡市を出てしばらく南下すると県境を超えて新潟県村上市に入ります。
この村上市は義母の故郷でもあるのでちょっとだけ思い入れがある土地なのです。
もち豚が有名なので、是非もち豚ディナーを!と言いたいところですが今回はパス。
で、その代わりに村上で有名な笹川流れで夕日を見届けようと思っていたのです。
しかし、この時期あまりに日没が早いので…笹川流れに到着する前に日没になりました(涙
とは言え、昨日もでしたが…日本海に落ちる美しい夕日が拝めて良かったです…しみじみ。
因みに海の向こうに見えるのは、いつか上陸してみたい謎の孤島、粟島です(笑
海岸線に沿って走っているのでずーっと右手に夕焼けが見えていたわけですが…
結局、笹川流れに到着する5分前に太陽は沈んでしまいました、残念~。
右手に浮かんでるのが粟島で、太陽は佐渡ヶ島の向こう側へと沈んでいきました。
そう、天気が良かったので普段白んで見えない佐渡ヶ島もよ~く見えてました。
で、日没直後となりましたが…一応、笹川流れに着いたので海岸へ下りてブラブラと。
そして、今度は胎内市を経て新発田市まで南下。新発田市は義父の故郷なのです(笑
で、本当は知る人ぞ知る名湯、あやめの湯で下山の儀とする予定だったんですが…
まさかの改装工事に入ってしまい臨時休業となっていたので、第二候補の紫雲の郷へ!
こちらはこちらでなかなか良い泉質でした。さすが温泉天国、甲信越だけありますな。
特に新潟県って、全国的に知られてる温泉の方が泉質がイマイチで、あまり知られてない
マイナーな温泉の方が泉質だけ見たらぶっちぎりで良かったりするのよね。
例えば…湯沢温泉とか月岡温泉とか、1ミリも感動することなかったですからね、ええ(爆
そして、ようやく身体が整ったところで…次はいよいよ中心部である新潟市へ…。
かなり時間が遅くなってしまい、当初食べようとしていたお店が閉まっていたりなんかして
こちらのらぁめん創へやって来ました。若い兄ちゃんが1人で切り盛りする小さい店です。
背脂も美味しいし、チャーシューが比較的あっさり重たくならず、柔らかくて良かったです。
山形県もですが、新潟県もなにげにラーメン王国ですよね。ってか実際ラーメン王国ですが。
そして夜食のラーメンを完食し、新潟市を出て燕、三条、長岡、柏崎、上越と次々超えて…
新潟県最西端の糸魚川まで着いたところで意識朦朧、疲労困憊、睡魔に白旗上げました(汗
何せ早朝から散策して山に登って下山して再び散策して一般道500キロ走ったワケだし(爆
あまり記憶もなくて…気がついたらコンビニの駐車場で寝てたんだったかな??
車を停めて一瞬で寝袋に入った気がします、ええ(笑
上越へ来たら必ずいつものGSで給油するんですが…山形県より20円近く安かった(汗
最後に、ミラーレス一眼で撮影した写真もちょろっとだけ。どれも月山山麓からの撮影。
中央に湯殿山スキー場、右手奥にチラっと見えてる緑の山が湯殿山になります。
写真中央、スキー場の奥に見えてるのは、どマイナーな品倉山、標高1211m。
その左手には登って来た月山、標高1984m。西側から東に向かって撮ってます。
一番左に見えるピークは標高1828mのオモワシ山。
こちらは月山湖から見た南側の月山。写真中央やや右手の一番高い所が山頂ですね。
そして一番左、雲影に入ってる山が標高1670mで姥ヶ岳。その奥は紫灯森と牛首。
よ~く見ると歩いてきた登山道や休業中の姥ヶ岳のリフトなんかも見えてます。
因みに手前の橋は月山湖に架かる東北横断自動車道の橋。山からも見えてましたよね。
それにしても…紅葉が素晴らしすぎましたね…やっぱり秋は最高です。
というワケで、無事に5日目も終わっていよいよ東北大遠征も大詰めです。次は6日目へ!