今年も富士登山の時期になりましたね。7月1日からは山梨県側のルートで開山、
そして、つい先日の7月10日からは静岡県側のルートでも開山となりました。
富士山頂の神社やトイレなども基本的には7月10日からオープンとなっています。
そして、閉山は基本的に2ヶ月後の9月10日となっているんですが、
山頂にある郵便局などは8月31日には営業を終了します。
2021年なんかはコロナ禍にあってか休業していていつものハガキが出せませんでした(涙
富士山って、正直…いろいろとややこしいですよね(汗
富士山と言えば云わずと知れた日本百名山であり、日本の最高峰でもあります。
南アルプスにある2番目に高い3193mの北岳と比べても583mも高い3776mもあります。
因みにこちらがその…2位じゃダメですか?と自虐看板もある北岳から見た富士山です(笑
富士山は「日本人に生まれたのなら一生に一度は登っておきたい山」とか云われてます。
そして「登山を始めたなら一度は登っておきたい山」と云われるのが槍ヶ岳だそうです(^^;
単純なヤツなので…自分も山登りを始めた年に何だかよくわからないまま登頂してました(汗
そんな富士山ですが…今年からついにルールが厳格化されました。
個人的には一気に魅力ダウンです(涙
以前もこのブログで少し触れましたが…
ルールを厳しくするのも…まぁ良いでしょう、世界遺産ですしね。
通行料として2000円徴収するのもまぁ良いでしょう、自然保全に使われるのであれば当然。
しかし、いざフタを開けてみれば…
通行料払えば何でもOKってか?ほんと、胸糞悪いったらありゃしない。
何の為にゲート設けてるの?って思いますよね。所詮ポーズでしかないマヌケっぷり。
コロナの時と同じです、とりあえずマスクしてりゃ何してたっていいんでしょ?みたいな。
問題の本質を誰もわかっていないっていう。しかも関係者がそもそも理解していないっていうね。
ただ、この関係者らには強制力も無いし、そもそも足止めさせる権限がないので…仕方ない話。
そして普段から山なんか登らない無知な人からはもっと頭の悪い意見しか出てこない。
「遭難したり事故ったら自己責任なんだから救助しなきゃいいんじゃね?」
「救助するなら高額請求すればいいんじゃね?」
もうね、どうしたらそこまで頭が悪くなれるのか、是非教えてもらいたいです…学の無い自分に(笑
仮に目の前に強盗犯がいて、事故ってケガしたら…医療従事者は絶対に助けます、責務なんで。
車の運転者でもそう。わざと車の前に飛び込んでくる人がいてケガしても、助ける義務があります。
なんかもう、頭の悪い人にどれだけ説明したところで理解力がないから無駄な話なんだけど(汗
ただ、気持ちとしては理解出来ますけどね。どう見たって無謀だし、自ら危険を冒してるんだから
何かあった時は自分で責任取れよ!って、そんなのは誰だって思うワケです。
富士山の場合は、世界遺産になり、日本国内有数の世界中に知られた観光スポットなので、
観光気分で訪れる人が多いのは当然。なので、登山という感覚が薄い人が結構います。
しかも、標高3776mと聞いても酸素が薄いとか、8月でも雪が降るとか、氷点下になるとか、
よくわかっていない。わかっていても行って帰って来るだけだから、別に大丈夫っしょ?って感覚。
さらに無謀な登山をする多くは外国人ですが…何故軽装が多いか?って、軽装多いのは当たり前。
だって、観光目的で日本に来てる人が大半です。逆に自分がフランスへ観光に行ったとして、
その際にアルプスに登るかもしれないし、ってクソ重たい登山道具を持参するか?って話ですよ。
でも、わざわざ外国にまで来たんだからちょっと寄ってみようかな?みたいな心理は働きますよね。
勿論、まともな人なら下調べするうちに無理だな、って悟ると思うんですが…
外国人にしてみたら、浅草や京都の仏閣を巡ったりスカイツリー上ったり、ディズニーで遊んだり、
箱根で温泉に入って過ごしたりっていう観光の中の1つに過ぎないワケですよ、富士山も。
ただ、この辺の感覚を日本語で日本人にいくらぶつけても何の意味もないと思うんですけどね。
ワイドショーだけでなく、一般的なニュースでも毎回こうして取り上げて騒いでるんですが…
こんなのを日本人に、それも普段登らないような人に見せたところで「何?」って話なんですよね。
で、今まで「協力金」として1000円徴収していたのが、今年からその協力金はそのまま継続して、
その上に「通行料」を2000円徴収。合計3000円。もしも全員がちゃんとこれを支払うとなると、
富士山は毎年約6~7億円のお金をガッポリ出来ちゃうワケです、6~7億円ですよ、奥さん!
で、そのウン億円って大金を何に使うの?って…そこは不透明なまま。なんじゃそりゃ、です。
富士山の自然を守るために!とか言うとけばみんな納得するだろ?って魂胆が見え見えです(汗
頭のものすごーく悪い人は「まぁ3000円でも安いんじゃね?」とか言っちゃうと思うんですが(笑
本当にちゃんとした使徒であれば安いとも言えなくもないですが、不透明な使徒に対しては
300円でもイヤなワケですよ。免許更新時に何故か赤い羽根募金として更新料とは別に500円を
徴収されていた時代がありましたが、それだって…正直わかんないですからね、ええ。
ギリ許せても居酒屋の付け出しの料金くらいですよ、ええ。
で、先に上げた動画にあるように、ゲートを設けても結局フザけた登山者を通過させてますよね。
徴収システムの為にスタッフをいっぱい雇ったりして、無駄に人件費も沢山かけてこのザマです。
こんなだったら1円も出したくはないですねぇ、自分なら。誰のため?何のため?って。
そんなので3000円払わされるなら能登半島に寄付した方が圧倒的に有益でしょうよ。
因みに山梨県側と静岡県側では、様々な諸事情もあり、開山日も異なる上にシステムも違います。
ぶっちゃけ静岡県側は山梨側と違って入山管理しているものの、事前登録義務は無いという(汗
そして、ごっついゲートもありません。ぶっちゃけ、入ろうと思えばいつでも入れる状態です。
で、世間一般はこんな事を連日報道するので、頭の良い人なら理解出来ると思いますが、
ワイドショーばかり見ている底辺の人間なんかだと、前出のようなアホな意見をし始めるんです(汗
ここでの一番の問題は、富士山が「世界有数の観光地」であると共に「世界有数の気象変化が
激しい山」という事です。冬はエベレスト登頂よりも困難だとは登山者なら誰もが周知の話です。
富士山は麓がすぐ太平洋で、これだけデカい独立峰ですからね。南風をもろに受けるので
一瞬で雲が出来るし、天気も変化する。標高2300~2400mまで車で移動が出来てしまうので
低酸素に対する順応もなかなか出来なかったりする。でも初心者向けとかとも云われているのは
基本的には日帰り可能な山で、ルートが明確で樹林帯も無いので遭難しづらい、視界が良い、
山小屋も他の登山者も多い、整備されている等々挙げられますが、結局のところ気象次第。
自分もこれまで何度か命の危険を感じましたが、爆風ってヤバいです。
マジで体重5~60キロの人間が富士山頂の爆風時には飛びます…浮かぶんですよ(爆
勿論、全く風もなく穏やかで朝から晩まで快晴になる時だって沢山あります。
逆に晴れすぎて無風だとひたすら蒸し暑いだけだったりします。それはそれで問題です。
要するに、天気1つで富士山はめちゃくちゃ化ける、ってことがポイントなワケです。
「山の天気は変わりやすい」とは誰もが知ってる話ですが、富士山はレベチだぜ、って話です(汗
観光地なので、そりゃ幼稚園児からお年寄りまで老若男女、国籍問わずいろんな人が訪れます。
これが、先に挙げた槍ヶ岳だったらどうでしょう?登山口を見ると観光気分な人はまずいません。
昨今外国人も増えてますが、富士山と違ってしっかりとした登山装備です。
…それが全てです。
で、山梨県側も静岡県側も、いわゆるオトナの事情をふんだんに盛り込んでしまってます。
これも最近挙げた、弾丸登山ですが…富士山のような山は慣れたら弾丸登山がベストです(爆
何故なら…
酸素の薄い山に長時間滞在しなければその分高山病のリスクも下がるから。
時間差を考えて登るので確実に混雑回避が出来、さらに自分のペースで登れます。
山小屋に予約があると、責任感から無理をしてでも登ろうとしてしまう。
昨今の気候変動では低体温症より熱中症の方が断然深刻な問題なので夜間登山の方が安全。
寒さ対策は登山のド素人でも可能だが、暑さ対策はプロの登山家でも困難を極める。
…他にもメリットは多いです。勿論、デメリットもありますが。
勿論、登山を知らずに観光として登る人にとっては弾丸登山は話になりませんけどね。
じゃあ、何故実際は危険でもないのに弾丸登山をここまでマスコミを通して危険と周知させたいか?
そこがオトナの事情で…先にも言うたように、富士山は本来不要なハズの通行料を徴収します。
それでおおよそ7億円もの収入が見込まれます。ただ登ろうとするだけで7億円なんだから、
山小屋の収入なんてもっと凄いです。ほぼ雑魚寝でインスタントレベルの食事をとるだけで、
1人1泊15000円以上します。山小屋1軒あたりの宿泊者数は少ない宿で100人前後、
大きな宿で300人弱なので、平均200人とすれば、約2ヶ月の開山期間の収入は約2億円です。
勿論、宿泊以外にトイレの使用料や宿泊しない登山者の飲食代等は別です。
富士山の5合目以上で運営されてる山小屋の数は現時点で40軒ほどになります。
その内、4ルートの中で最も人気で初心者向きな山梨県側だけで18軒ほどになります。
静岡県側の3ルートは、それぞれ富士宮で8軒、須走で10軒、御殿場で4軒となっています。
山小屋も商売なのでそこは別にいいんですが、これだけインバウンドがアテに出来てしまうと、
もはや露骨なんですよね。最近の北海道もそうですが、多分10年後に北海道旅行に行っても
それまで味わえた感動ってもう無いかもしれませんよ。事実、ヨーロッパがそれに近い状態だし。
富士山もこれから毎年のように値上げはされるだろうし…10年後にはもう感動も出来ないかも。
個人的にはどうせ徴収するなら日本人と外国人で料金設定してしまえば?って思うんですけどね。
って言うと、また頭の悪い人は「人種差別につながる!」と早合点しちゃうんで困りものですが…
そもそも地元民優位、地元民優先って考え方は世界どこを見ても至極当たり前な話なんですよね。
例えば市営プールだとか、温泉とかだって、地元住民とそれ以外の人で値段が違ったりします。
当たり前ですよね、その分税金払ってるんだから。
あと、登山は基本自由であるべきだし、自己責任だと思ってます。間違いなく。
とは言え、ケガや遭難をしたら救助要請はします。というか、それはして当然だし権利もあります。
但し、そうした場合にそれなりの対価を払って初めて「自己責任」だと思ってるので、
富士山でもケガしたり遭難したら、きっちりとお金は払ってもらえば良いと思うワケですけどね。
ただ、富士山は以前とんでもないバカな登山者をキッカケにヘリでの救助が出来なくなりました。
勝手に無謀な登山をして負傷した登山者を救助する為に悪天候の中、救助に向かったところ、
救助隊の不手際も手伝ってその登山者は結果的に亡くなってしまったんですが…
こともあろうかこの登山者の遺族が救助隊に対して裁判を起こしたんですよね(爆
そんなことされたら「だったらもう助けるの止めますわ」ってなるに決まってますよね。
で、今は骨折したり呼吸が出来ない状態であってもヘリで救援は基本的には不可能なので、
まぁ富士山で本来なら助かったかもしれない命も助からなくなるケースも増えてるでしょうね。
まぁそんな事故や遭難の為に自分も山岳保険や警察への届出、GPS端末の携帯をしてますが、
実際のところ、それらをしていない人が大半。信じられませんけどね…。
で、富士山なんて「観光地」としてしか見られてないので、そんな単なる観光者がいちいち
GPS(あ、スマホのGPSは違いますよ)だの、届出だの、山岳保険だの、入ってるワケもなく。
こうしたところでしっかりシステムを設けてくれるものだとばかり思ってたんですが…違いましたね。
保険未加入であっても救助はしますよね、そこにケガ人とかいるのなら。
でも、警察もレスキュー隊もボランティアではないですからね、税金払ってるワケです、日本人が。
その税金でなんで外国人を助けなきゃいかんのだ?!と怒る人もいますが…
それなら外国人に保険加入を義務付ければ良いと思うんですけどね。
保険加入もしない連中は、たいてい装備もデタラメで、体力もスキルもないのに登るんです。
で、勝手に遭難してワーワー騒いで。そのせいでまともな登山者がワリを食ってばっかりなんです。
ゲートを設けてそこの職員が登山者の服装等をチェックするにはしていますが…ザルですよね。
アホみたいな格好した人でも結局パスしちゃってるんだから。
とは言え、これだけ老若男女いると、当然人によって感じる温度も体質も全然違うんですよね。
やたら半袖半ズボンの外国人にあれこれ指導するのも全くナンセンスで。
欧米人とか、特に男性って…耐寒性能が違うんですよね、日本人と違って。
それを全部ひとまとめに防寒がどうとかって説明したって全く通じるワケがない。
そもそも、登山口となる5合目って、平地よりは涼しいですが、日中は30℃くらいになることも。
だったら登山口のゲートで半袖でいるのは何ら問題じゃないし、むしろ厚着してる方がヤバい。
人間、寒さには敏感ですが、暑さには鈍感なんです。だから熱中症で大勢が亡くなってます。
低体温症で亡くなる人と熱中症で亡くなる人、どっちが多いか、よほど頭悪くてもわかりますよね。
で、もっと言うと、低体温症は誰でも簡単に防げるんです、富士山であっても。
あからさまに雨風強い時や雲行きが怪しい時は登山なんか中止してしまえば良いだけの話(笑
…と言うと終わってしまうので…まぁ最低限の防寒着さえ持参していればよっぽど問題無いです。
そうは言うても、それをいちいちゲートでチェックなんて出来るワケがないので、
だからこそ、何かあっても何とかなる保険くらい最低限の義務化すべきだと思うんですけどね。
もうね、これだけインバウンド増えると、あーしなさいこーしなさい言うたところで絶対無理です。
しかも、そんなこと知ってるわ!っていう日本人に向けて外国人がー!外国人がー!って。アホか。
その肝心な外国人なんて誰も見ちゃいないし聞いてもいないし。ただ世間を騒がせてるだけで。
結局のところ、コロナ禍の時のマスクと同じ、ポーズだけ。カタチだけ、っていう。
感染を拡大させない、というのが一番大事な事なのに、マスクする事が一番大事になってる。
大学もそうですよね。大学に入って勉強して卒業した後どうするかが一番大事な事なのに、
日本人は決まって入学の事しか考えてないっていう、典型的な日本人だなーってつくづく。
で、この富士登山も、弾丸登山を止めましょう!って無理矢理登山時間を制限して混雑させて、
それで満足しちゃってますよね。弾丸登山を止めることが目的になってるっていう。アホすぎる。
一番の目的は富士山でケガをしない、させない、遭難しない、させない、でしょうが!
まぁね、開山してまだ2週間も経ってないですが、ここ数日だけで3~4人も死んでますよ(爆
目的の「弾丸登山」は目に見えて減りました!って、喜んでる頭のおかしい関係者ばっかりで。
その喜んでる裏で、フツーに何人も登山者死んでるし。なんじゃそりゃ?っていう。
今まで散々言うてた通りになってますもんね。
そりゃそうだ、登山者の意識は特に変わってるワケでもないし、むしろ逆効果なくらい。
お金払えば誰でも通行出来ちゃう。別にケガしたって助けてもらえる。何の問題もなくね?って。
そうなっちゃいますわなーって。ゴミだって絶対になくならないわね。
こうなると、まともな登山者はより一層富士山なんか登らなくなるし。バカと一緒にされたくないし。
…って思ったかどうかは定かではないですが、こんな規制されるならと、開山直前となる
閉山時期に富士山に登ってた人が開山直前に次々に見つかりましたよね…遺体で。
自分も閉山時期に登る事はありましたが、閉山時は当然一切の山小屋もトイレも閉鎖中だし、
開山に向けての除雪とかもしていないからこの時期に登るには相当なスキルも要しますしね。
それでも…今回の規制が原因で、こうした登山者はなおさら増えるんじゃないかと思います…。
そうなってくると、今度はマイカー規制解除される春先とか9~10月の秋の紅葉シーズンでも
富士スバルラインとか富士山スカイラインとか通行規制が入りそうですよね。
前述のように、安全登山や遭難防止が目的でなく、弾丸登山を止めさせるのを目的としている
頭の悪いオトナたちが考えるとしたらそうでしょう。
もう富士山、世界遺産から外しちゃっても良いんじゃね?
それかもういっそ、オーストラリアのウルルみたいに全員立入禁止の山にしたら??
本当に自然のままであるべきだと思うなら、山小屋も全て撤去して登山禁止にすべきじゃない?
なんか知らないけど…5合目まで電車を走らせようか?とか利権絡みの話は絶えないし。
しょうもない事しか計画出来ないバカばっかりだから。インバウンド対策もクソもないと思うし。
そんな事の為に無駄に高い山小屋の宿泊費や協力金やら通行料を払わされてるのかと思うと
なんかもうバカバカしくなっちゃいますよね。
思わず、山小屋や関係者の事は嫌いになっても富士山は嫌いにならないで下さい!って
思っちゃいましたよ、ええ(笑
こうした富士山のニュースって、結局こうした悪目立ちする登山者をフィーチャーするもんだから
なんかとんでもない連中ばっかりに錯覚しがちですが、この約2ヶ月の登山シーズン中に平均して
約2~30万人の人が登山するワケなので、とんでもない登山者って極々一部だと思いますが、
富士山に登る人も全く登らない人も、マスコミの印象操作には注意してもらいたいものです(汗
自分は過去何度も富士山に登っていますが…
こうしたニュースで見かけるような極端にデタラメな登山者をまだ見たことがないです。
え?そんな装備で大丈夫かな?って思うことはちょいちょいありますけどね。大きなお世話だし。
トレランの人はどうするよ?手ブラで山頂まで登ってきてますよ、勿論半袖半ズボン姿でね。
…まぁこの辺の装備についてはまた別の投稿で語ろうかと思ってます(^^;
なので、実はほんの一部のデタラメな登山者やインバウンドを口実にして登山者からお金を徴収して
儲けようとしてるだけなんじゃないか?と疑いの目で見てしまう自分がいます(汗
ちゃんとした装備でちゃんとした登山してる人は別に面白くもないから報道なんてしないですもんね。
一律に全員こうしろ!とかっていうのは本当によろしくないです、非常に。短絡的すぎます。
何度も言うように、富士山は世界的な観光地。老若男女が集います。目的もピンキリです。
人種もいろいろ。そうなりゃ登山社として初心者もいればベテランもいる。登山なんてしたくないけど
一生に一度は登っておかねば、と思って登りに来てる人だっているでしょう。
年間20万人以上も登山者が訪れるんだから。表ヅラちゃんとした装備してるような人でも
そもそも登山に耐えうる体力もスキルも無いかもしれないし、見た目じゃわかんないですよね。
そういや自分が初めて富士山に登頂した時、ほぼ一緒に登ってたのが6歳と7歳の子ども連れの
アメリカ人家族でしたが、ほぼ自分と同タイムで登頂してましたよ…子ども元気すぎるし(汗
今思えば自分と比べると明らかに軽装に見えましたが、体力も体質も人それぞれですからね。
まぁでもそこまで言うてると…区別するのも難しいから仕方がないのかもしれないですけどね。
自分でも登山を始めるようになって6年くらいになりますが、初心者とか中級者とか上級者とか、
どうやってジャッジするものなのか未だによくわかんないですしね。
あ~、車の運転もそうです。無事故無違反でゴールド免許ならベテランなのか?と言えばNOで。
自分の同僚に、免許取ってから10年経ってまだ1回しか運転したことない人いますし(爆
もう返納しようかな~更新とか面倒だし…ってボヤいてましたが、立派なゴールド免許ですよ(笑
この場合、この人の事をベテランドライバーと呼んで良いものなのか…!?って考えますよね(汗
自分も6年と言うても、夏なんか滅多に山に登らないんで…回数で見たら知れてますしね。
ヤマップで記録し始めたのは2019年ですが、その5年間で登頂した数、たったの200座だし(汗
近所のおばちゃんなんて毎週山に行ってるから最低でも年5~60座は登ってたりしますもんね…
自分なんかは今でも限りなく観光に近い登山スタイルなので、ラク出来るならラクしたい人だし(笑
そもそも日本全国旅しまくって、もはや行く所が無くなってきたから山の上を目指してるだけだし(爆
だから全く景色も何も見えない雨の日とか爆風の時に登るような根性は1ミリも無いもんだから
登山を強行しちゃう人の心理って、ほとんど理解できないんですけどね…何が楽しいのかな、って。
オープンカー買ったクセに全くルーフを開けない人とかね…何が楽しいのかな、って(爆
SUV買ったのに山とか海とか行かない人とかね…何がしたいのかな、って(爆
…それと同じ(笑
自分は楽しいことしかしたくないもんな、この歳にもなって修行みたいなのしたくないもんな(笑
そうでなくても50過ぎた頃から体はボロボロだし、体力無いし、持病だらけで大変なのにね(爆
さて、最後に…去年11月に急逝された写真家の橋向さんが遺した富士山絶景映像を。
自分はこの人の写真を見て、曇ってる日でも富士山は見応えあるんだと知り好きになりました。