平成大合併のせいでめちゃくちゃなカタチになるし、飛び地が出来たりと…散々ですな。
八百津町と言えば、車好きの間では
木曽川沿いを通る
酷道418号線でも有名ですよね(^^;
あと、2010年に完成した
新旅足橋とそこに出来た
日本一高いバンジージャンプもありましたね。
その高さは…215m!!イカレすぎてて大好きです。還暦祝いで飛んでみるのも良いかも?
でも飛ぶのに3万円くらいかかるんで…ダメだな、そんなお金無いから…残念(涙
実はこの酷道も
新丸山ダムが完成すると水没するとかしないとかって噂だったりするんですよね。
せっかくなので、酷道上等!なデリカミニで通れるうちに通っておこうと思います(^^;
まずは、最初の目的地…
八百津町で一番有名?であろう
五宝滝へ向かいます。
名古屋市内からだと車で約1時間ほど。
国道19号から北上して
多治見~
御嵩から向かうか、
尾張パークウェイで犬山へ出て美濃加茂経由でアクセスするパターンになりそうですね。
今回訪れるスポットなどを地図上に示しておきました。訪れる方は参考にしてみて下さい(^^;
国道418号を西から向かう分には比較的案内板が出てるので大丈夫なんですが…
東側から向かうとほとんど案内らしい案内もないのでナビが無いと辿り着けそうにないです(汗
国道418号から約4キロ、細い山道を北上していくと行き止まりとなり、
無料駐車場に着きます。
ここには
料理旅館「五宝の滝」が1軒あるのみで、他には何もありません(^^;
案内によると、この五宝滝公園を周回するとおおよそ45分かかるようです。
実際はじっくり撮影したり休んだりするので…最低でも1時間半くらいは見た方が良さそう。
奥へ進むと樹林帯の中は薄暗くてひんやりしています。その代わり…湿度は高め(汗
入ってすぐに赤い小さな橋があり分岐点となってます。左回りで周回してそれぞれ滝を巡ると
最終的にこの右手にある細い道から戻って来ることになります。
分岐を越えてしばらく歩くと目の前に
一の滝、
二の滝、
三の滝が見えてきます。
三の滝の目前で見上げると…
二の滝がほとんど見えないので赤い橋の奥は
一の滝です(汗
因みに一の滝は44m、二の滝は23m、一番手前の三の滝は13mの落差で合計80mです。
少し上がると
展望台(東屋)があり、そこからだとわかりやすいですね。
二の滝の正面あたりにこの後渡る赤い橋が架かっています。
また場所を移動して…
二の滝と
三の滝。
滝に架かる橋を渡って先へ進みます。奥の方にも断崖に設けられた赤い階段が見えてます。
滝の真横に設置された梯子のような階段を昇って行くとこんな角度で見られます(^^;
ワリと断崖絶壁だし、階段も相当狭いので…足元要注意ですね。滑ったら大変です(汗
左手奥に進んでいくと
二の滝の真横に出ます。右の階段を昇ると一の滝へ。
一番近いところから…23mの落差がある
二の滝。奥上に見えるのは
一の滝。
二の滝は2つに分かれてるんですね。
そして一番上まで上がってくると、落差44mの
一の滝が近くで見られます。
なかなか良い眺めです。写真の左上の方に最初に見ていた
展望台なんかも見えてますね。
そして何やらまだまだ昇っていくようです(汗
振り返ってみると…なかなかですね、結構しんどいかも(^^;
なんかフツーに登山になってない…??ってかめっちゃ岩場なんだけど…(大汗
なんだか
鳳来寺山の山頂みたいなところに出ました。若干コースアウトしてるようです(爆
しかし、実際ここが山頂のようでした。ここから残りの2つの滝へは下っていきます。
4つ目の滝は、
円明の滝です。個人的には
五宝滝の中では一番好きかもしれない。
ミラーレスで撮影するとわかるんですが…滝水が白糸のようで美しかったんですよね。
少し角度を変えて見ても…なかなか風情があって良いですね(^^
そしてさらに下っていくと、5つ目の滝に出ます。
二天の滝です。
落差はさほどないですが、こちらも風情のある滝ですね。
そしてこの滝の流れた後にもちっちゃい滝がいくつか出来てて面白かったです(^^;
ワケというワケで、
五宝滝公園をグルっと巡って終了。このまま駐車場へ戻りました。
ちょうど17時を回ったところなので、次は建造中の
新丸山ダムの方面へと向かいます(^^;
というのも、これから向かう先は平日の日中は
一般車両通行止めになっているのです(汗
新丸山ダムは来年の春まで工事中とあったので、訪れる事が出来るのもあとわずか…(涙
本当は
小和沢橋の方も行きたかったんですが…それはまた涼しくなってからですかねぇ(^^;
まずは
新国道418号を東へ、
丸山トンネルを抜けたらすぐ丸山ダム工事現場を右折して
旧国道418号の
木曽川ハウンボク街道へと入ります。ここは少しややこしいです(汗
下っていくと
木曽川が見えてきます…と言っても丸山ダムによって半ダム湖となってますが(汗
正面に先ほど右折した時の工事現場が見えてます。そして右手に短い
安渡沢隧道が。
見た感じから…多分、土砂崩れ起こしてますよね(汗
ダムの底にいるみたいですが…これが最終的にどうなるのかイマイチわかりません(爆
丸山ダムは20mほど嵩上げしている最中だそうですが…そもそもこの工事がややこしくて。
何度か中断してましたしね。ただ、少なくとも今いる場所はダム湖に沈むのは間違い無さそう。
安渡沢隧道の西側の抗口。
さらに約1キロ先へ走っていくと、
柏木隧道が見えました。
勿論、照明もないし、乗用車1台分の幅員だし、カーブしていて先が全く見えません。
そして、西側の抗口には何だかよくわからない落書きが…(汗
そしてさらに800mほど先に進むと、今回どうしても見たかった
旅足橋が見えてきました。
橋の袂に登山道?らしきものも見つけましたが藪が深すぎて進めそうにあらず(汗
それでも何とか良さげなアングルで撮ることが出来ました。美しい橋ですね~。
ここだけ見たらあの酷道418号線だなんてわかりません(笑
せっかくなので歩いて渡ってみます(^^;
近いうちに
木曽川に沈んでしまうと思うと…何だか切ないですね…(涙
実はこの橋、世界でもたった5つしか例の無い、
アメリカの構造エンジニアである
スタイマン氏が
考案した吊り橋で、見ての通り吊り橋だけどトラスが組まれたちょっと変わった
桁橋なんですね。
そのスタイマンと言えば、
マンハッタンに架かる
ヘンリー・ハドソン橋なんかも設計したそうで。
自分も1回くらい渡ったことがあるかもしれません…
ニューヨークも何度か訪れているので(^^;
ちょうど今から70年前に竣工した橋なんですが、これを沈めてしまうのは勿体ないでしょ!
ってことで、地元では何とか保存しようという動きもあるようですが…そんな予算あるのかな(汗
壊すのも大変そうですけどね、何せトラスまで組んであるからそのまま沈めたとしても水流に
不具合が生じそうですもんね…。そんなワケで、何とか見届けることが出来て良かったです。
橋の上から眺める
木曽川もなかなか綺麗です。
旅足橋からさらに東へ1キロちょい走ると、分岐点となる
湯谷橋に到着。
418号線のいわゆる酷道と呼ばれる道路というのは、本当はこの橋を渡った先なんですよね。
橋を渡った突き当りにある青看板には…418号線が拒絶されております(笑
でも、
国土地理院的には現時点では「廃道」ではないんですよね、立派な国道のままで(汗
以前は無かったハズのゲートが今ではしっかりと設置されてました。
ここから約7キロ先にある
深沢峡に架かる
五月橋までは比較的通れる状態にあるそうで。
本当に廃道と化してしまってもはや人ですら歩ける状態でなくなってるのはその先みたいです。
このゲートの先は見えてる限りはとっても・・・・フツーそうです(^^;
五月橋よりも東の道路は航空写真で見ても、とても道が存在しているとは思えないですが、
実際に何十年も前から通行歴もなく、度々土砂崩壊があっても放置プレイを貫いてるそうで…
そりゃ復旧作業どころか誰も通らなければ…10年も経つと森へ還ってしまいますよね(遠い目
で、本当はその終着点?でもある
五月橋にも行きたかったんですが…それもまた次回ですね(^^;
とんでもなくジャングルなので、こんな青々と生い茂ってる夏に行くようなところじゃありません(爆
ってなワケで、青看板に従って
恵那・篠原方面へ抜けていきます。
しかし!ここから
県道353号が418号線を凌駕する酷道っぷりで…約5キロ走っていけば
新国道418号へと出られるんですが…かなり時間かかりました。二度と走りたくない感じ(涙
新国道418号へ出たら再び西へと戻り、新しく出来た
新旅足橋を渡って橋の下へと出ます。
鷲ヶ峰トンネルを抜けるとすぐ左手に
岐阜バンジーの駐車場があるのでそこを左折します。
そして下っていくとすぐに頭上に巨大な
新旅足橋が見えてきます。
ちょうどこの細い道の脇からバンジーのジャンプ台がよく見えます…ヒョェ~!
これが
高さ215mを下から見たところかぁ…とんでもないなぁ(大汗
高さ215mって言われてもピンと来ないと思いますが、同じくらいの高さのビルを例えると…
JR名古屋駅に建ってる
JRセントラルタワーズ…あれが226mとかだから同じくらいですね(爆
この矢印んところから翔べ!って言われても…なかなか怖いですよね、きっと…(震
あと、東京とかだと
新宿副都心の高層ビルが結構220mとか230mあたりじゃなかったっけ?
かつて日本一高い高層ビルだった池袋の
サンシャイン60が240mでしたもんね、確か。
都庁の高さも同じくらいなんで…あの位置から飛び降りるって考えると…怖すぎる!漏らしそう!
写真だと…なんかもう高すぎるしデカすぎるしで正直よくわかんないですよね(^^;
以前この橋を歩いて渡ってみたんですが…怖いなんて次元じゃなかったですよ、下見たら(爆
そして、最後は…さらに少し下った先にある
フレンドリーパーク大平までやって来ました。
ここはBBQとかキャンプはNGですが、目の前に流れる旅足川で水遊びをしたり、
広大な広場で遊戯をしたりとかっていうフリーパークですね。一応トイレだけはあります(^^;
なので、車中泊も可能だし…ひょっとしたらタープ設置してオートキャンプくらいならOKかも?
勿論、焚き火とかそういうのは一切ダメですが。
平日の夕方だったこともありますが…誰もいません。というか人の気配が皆無ですね(汗
新旅足橋をバックに、なんとなーく…下から煽って撮ってみました(^^;
そしたら、たまたまコレを見た嫁さんが…なんかカタログちっくじゃね?って言うので、じゃあ…
それっぽくロゴとか入れてみましたよ(笑
もうね、どう見ても…ただの
三菱デリカミニの広告ですね、ウェイウェイ(爆
というワケで、今回は
名古屋から気軽に行ける秘境&酷道のある、
岐阜県八百津町でした!
岐阜の
美濃地方はまだまだ謎めいたスポットとかお気に入りスポットも結構あるので、
また涼しい時期や時間を見て訪ねてみたいと思います~。近いからラクですしね(^^;