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2024年10月14日

紫金山・アトラス彗星、観測3日目。

紫金山・アトラス彗星、観測3日目。







昨日に続いて本日も紫金山・アトラス彗星の観測にちょろっとだけお出かけ。
場所は360度パノラマ絶景が堪能出来る子どもの頃育った実家の裏山ですけどね(笑


光害マップを参照すると、参照するまでもないですが…名古屋市郊外でも街明かりが強くて
一般的な天体観測には非常に不向きです。特に赤色の箇所はぶっちゃけ絶望的です。
オレンジ色~黄色い箇所であれば、今回のような彗星であれば十分肉眼で観測可能です。

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因みに、肉眼で天の川アンドロメダ銀河を見るには青い箇所へ行けば確実に見れます。





今日は多少時間に余裕があったので、日没10分前に観察スポットへ到着しました(^^;

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こちらのスマホ写真は日没直後になります。まだ明るい上に低空には雲が結構ありますね(汗
明るいうちにセッティングします。ぶっちゃけ、今回の場合、肉眼で余裕で見える彗星なので、
双眼鏡とか星座アプリすら不要です。それらを使うまでもなく、十分に肉眼で見つかります(笑





まずは西の空で日没を見届けた後に天体で一番明るい金星が輝くのをしばし待ちます。
日没後10分も経つと、沈んだ太陽の左手に煌々と輝く金星が現れます。

すると、西南西の方角の低空に宵の明星が見つかるので、次はアルクトゥールスを探します。
アルクトゥールスは西北西のやや低い空に輝く今の時期、恒星で特に明るい星になります。

金星はおおよそマイナス3~4等星、アルクトゥールスはマイナス1等星~1等星ほど。
恐らく視力が0.5~0.6くらいの人でも十分に見つけることは出来ると思います(^^;




そして、こちらの写真は日没後約30分経過した西の空。彗星が肉眼で見えて来る時間です。
因みにこちらは20mm単焦点レンズで撮影してます。ほぼ撮って出し、そのままです(^^;
彗星が出現する位置は、太陽が沈んだところのほぼ真上あたりになります。

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因みに眼下に見えている明るい夜景は名古屋市街になります…結構都会なんですね(笑
低空に雲がなければこの夜景のすぐ奥に鈴鹿山脈や伊吹山がハッキリと見えます。

彗星単体で撮っても正直面白みはゼロですが…
この夜景とセットにして撮ると、星景写真になるのでなんだかステキな気がします(^^;






これに、めちゃくちゃわかりやすいように位置関係を加筆してみました(^^;

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本日の空だと、ちょうど金星アルクトゥールスを直線で結んだド真ん中あたりを見てみると
彗星があるので、非常に見つけやすいし、撮影するにも狙いやすくてありがたいですよね。

日没後30分足らずでは西の空はまだ相当明るいので、1等星以上の星しか見えません。
それでも彗星が肉眼で見えているということは…1等星くらいの明るさがある証拠ですよね。


因みに、12日の時は2~3度、昨日は4~5度、今日は7~8度、明日は10~12度の高さ、
という具合に紹介されていますが、ぶっちゃけ角度を言われてもピンと来ないですよね(汗
ただ、7~8度と言われてる高さでも数値からすると、実際はかなり高い位置にありますね。

何せ、2~3度と言われてた2日前でも、海抜15m足らずの平野部で観測出来ましたしね(爆






日没から1時間近く経過すると、スマホで手持ち撮影でもこれくらい撮れるまで輝きます。

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とてつもなく明るい街灯に加えて背後には煌々と輝く月も出ていてコレですからね…(爆





さらにここから15分くらい経過した時点で、再びスマホで広角で撮影してみました。

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金星も随分沈んできて左手の大きな鉄塔に隠れそうになってきてますね。






さらに15分くらい経過…19時近くになりましたが、まだスマホで撮れるレベルで輝いてます。

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そして、最終的には19時半頃に薄曇りというか、靄の中に消えていきました。
彗星が水平線に沈むのは20時過ぎだと思うので、本日は2時間くらい観測出来ました(爆

これはかなりビックリですね。肉眼でも100分間くらいは見えていましたからね(^^;




で、明日になると、先程の解説写真にあるように、出現する日没後30分経過の時点では
金星と比べると随分高い場所にあるので、山や建物で多少遮られていても観測出来そうです。

我が家の場合だと部屋の窓からフツーに観測出来そうで楽しみにしていたのですが…
残念ながら明日以降の東海地方の天気はあまりよろしくないようで期待はしていません(汗

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名古屋は明日午後以降下り坂で、木曜日になると午後から条件が良くなりそうな気配。
そして、ラストチャンスとしては、20日(日)と21日(月)あたりと見ています。

この頃になると月が昇ってくるのも遅くて月明かりの影響を受けにくくなります。
さらに高度も上がるので今以上に日没後早い時間に彗星が出現するかもしれないですね。

ただ、上空に向かうと観測自体しやすくても彗星を見つけるのがちょっと難しくなってきます。
12日に地球に最接近した彗星は日々地球から離れていってるので明るさも暗くなっていきます。

この辺はどうなっていくかということは、もはや天文学者でもハッキリとわからないようです。
何せ今回でも人によって見解もバラバラでしたし、情報も二転三転しまくってましたしね…(汗
そもそも彗星は太陽光を浴びて塵や氷を飛び散らかしてるので当然かもしれません(^^;
特に今回の紫金山・アトラス彗星は太陽系外へ出る頃には消滅するかも?と言われてます。





最後に、本日撮影した彗星をレンズ違いで2枚出してみます。ほぼ撮って出しです(^^;

ただ、撮影した時間は彗星が靄の中に沈んでいく直前の19時頃なので、随分暗くなってます。


こちらは普段から使いまくってる28-200ミリのズームレンズで撮影。
ノイズリダクションとかもしていないのでザラザラしてますが、いずれ現像する予定です(汗

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そしてこちらはレンズを200-600ミリに交換してから同じように撮ってみました。

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当然っちゃ当然ですが、多少後者の方が画質は良さそうですね、さらにズームしてても(^^;


あと数日もすると、専門家の話ではこの尾は多少短くはなっていくものの、ダストとプラズマと
2つに分かれてる様子が見られるらしいので…ちょっとそこには期待したいですね。

スタック用として何十枚と連写したものもあるので、時間のある時に現像しようと思います。
もうちょっと尾も長く明るく写ってると思うんですよね…どうかな~??



というワケで、ゴリゴリの趣味にしてるワケではないですが、こうしてせっかくやって来てるので
もう少しの間、最初で最後の紫金山・アトラス彗星の観測を楽しみたいと思います。


まぁ自分の年齢からすると、このような彗星が肉眼で見られるのは最期になると思いますしね…
ブログ一覧 | カメラ | 趣味
Posted at 2024/10/15 00:31:46

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