前回の投稿に引き続き、
天竜奥三河国定公園の景勝地、
上臈岩からのレポートです(^^;
無事に奥三河の
にゃん湖とも会うことが出来て無類の猫好きとしては良かったんですが、
ぼちぼちお腹が減ってきたので最終目的地である上臈岩へ向かいました。そして…
今回のハイライトとなる
上臈岩へ到着~!
ここで多くの人が引き返すと思うんですが、ここにいても狭くて邪魔になってしまうので…
転げ落ちないように上臈岩の断崖絶壁の先端の方へ移動します(汗
すると…先程までいた
中の上臈がよく見えてます。よく見ると絶壁に登山者が1人…(^^;
やっぱり誰かいてくれるとそのスケール感がわかりやすくて良いですよね~。
そして自分がいた所はこれよりさらに右の方の絶壁の先端でした。危ないですね~(^^;
ここからは
鳳来湖の下流にある
宇連ダムもよく見えてます。若干逆行ですが(汗
鳳来湖の対岸を見ると、紅葉が結構いい感じですね。陽が高くなったら余計に綺麗でした。
よく見ると湖岸を走る
県道424号線もチラっと見えてますね。ドライブ出来たら楽しそう。
その県道を少し北へ走るとある
一の沢橋。ここは先述の
にゃん湖の片方の耳の部分(笑
そしてそして。こちらの風景が、奥三河の観光パンフなんかでも見る
上臈岩の絶景!
とは言うてもね、見えてるのは中の上臈で撮影してる場所が上臈岩なんですよね(爆
鳳来湖やその入江が眼下にあってその奥に
三ツ瀬明神岳が見えるのがポイントかな、と。
因みにiPhoneで
パノラマ撮影すると、こんな感じ。なかなか面白い地形ですよね。
さて、いくつか写真も撮ったので、ようやくランチタイムです。久々だな、山でカップ麺も(^^;
そういや山登りを始めた頃はたった300円のガスコンロでお湯を沸かしてましたが…
何度か山登りしていくとそれも面倒だし大抵風が強い中なので火がつけられないこともあり
奮発して憧れのジェットボイルを導入してしばらくそれを使って湯沸かししてたんですよね。
強風の中でもガスが使えるし2分くらいで沸騰させられるんで真冬でも最強でした(^^;
しかし、最近はそれすらも邪魔だし面倒になって…ニトリの超保温ボトルを愛用してます。
これ、マジで最強です!おっそろしいほど保温性が高いです。mont-bellをも超えました(爆
車中泊する機会が多いので、車内でガスコンロでお湯を沸騰させたらボトルにお湯を注いで
そのままこのボトルをザックに詰めて行くんですが…5時間くらいは熱湯のままなんです(爆
8時間くらい経ってもまだカップ麺を作れるくらい熱湯なので、朝沸騰させたら夕方までOK。
しかも!粉末のコーヒーやお茶を淹れるだけなら60℃もあれば十分なんですが、
このボトル、12時間くらい経ってもまだ60℃くらい保ってるんですよね、真冬の中で(爆
なので、冬場だと自分はコンビニコーヒーでさえも勿体ないと思うようになってしまったので、
移動前に車内で沸かしたお湯をボトルに入れて、運転中に飲みたくなったらボトルのお湯で
粉末のお茶とかコーヒーを車内用のタンブラーで飲むっていうのが定番になりました。
超保温ボトルなのでプラの水筒よりは当然重たいんですが、とにかく
超絶オススメです!!
…と熱く語ってるうちにカップ麺も仕上がったので、この絶壁の絶景を見ながら頂きます(笑
風が強いと崖から落ちそうになるけど…この時は穏やかだったので大丈夫でした(笑
いや~、特等席ですな~。ただのカップ麺でもこんな絶景で食べると贅沢ですね!
因みに足元をよく見ると…岩に
ハーケンが刺さってます。赤い
◯のところにある部品。
早い話、ここにカラビナを引っ掛けて命綱なんかにするんですが、これがあるということは
この上臈岩をロープで下まで下りていくクレイジーな人がいるってことですね!(笑
結構しっかりしてるのでここでご飯する際には命綱として使ってみるのも良いでしょう(^^;
さて、お腹も満たされたところで次の山が待っているので紅葉散策しながら下山します。
往路で地図上に記載の無かった分岐点まで戻ったら、今度は西側のルートで戻ります。
シュートン沢という上臈岩の手前の沢へ下り、あとは大津谷川沿いの林道を歩くだけ(^^;
この大津谷林道の方は紅葉がちょうど見頃を迎える頃だと聞いてましたしね。
ってなワケで、またロープをよじ登って…森の中へと戻りまーす(^^;
上臈岩を離れて少し行くと、上臈岩の南側に
裏の上臈というポイントがあるので寄り道。
ここからは
宇連ダムを含めた
鳳来湖の南部が一番良く見えるポイントじゃないですかね。
特に対岸に見える小高い山とそれを囲うようにしてある鳳来湖に既視感が…
そう、これは紛れもなく…
グランドキャニオンの
ホースシューベンドじゃないですか!(笑
ホースシューベンドはグランドキャニオンのエリアではありますが、最北部にあるので、
以前、嫁さんにグランドキャニオンをガイドしてあげた時もついでに行こうと思ったんですが、
何せグランドキャニオンのメインのスポットから200キロ以上離れてるので…止めたのね(爆
因みに一般的にグランドキャニオンって言えばイメージとしては多分こちらですよね(^^;
もう何回も訪れてるのでもう行きたいとも思わないんですが、とてつもない迫力なので
一生に一度くらいは是非行っておきましょう、みんカラ民は金持ち多いから余裕よね(笑
そういや以前登った岐阜のグランドキャニオンと言われる遠見山も同じイメージでしたね。
でも、改めて見ると…う~ん、思ってたほどグランドキャニオン感は無いかも…(大汗
因みにこちらは小学生でも山頂まで30分かからない山なのでオススメです。
あ、でも…断崖絶壁は免れませんが(^^;
火曜サスペンス劇場が好きな人向きってことで…(違
あと、今年5月に訪れた三重と和歌山の県境にある木津呂地区もそうなんですよね(^^;
こちらは規模がデカいのでドローンでホースシューベンドな地形の撮影を試みたんですが…
どうしても上手く撮れませんでした…けど、何となくわかりませんかね?この感じ…(^^;
この木津呂地区、なかなか秘境の中の秘境だし、不思議な光景が広がってて好きです。
さて、さらに進んでいくと今度は
奥の上臈というポイントに出ました。
裂石も少し見えてます。
このあたりまで来るともう鳳来湖の方は見えなくなってきますね。
こちらにも鎖場が少しだけありますが、よく見ると赤い矢印が右を差しているので…
このデカい岩は根本のところをトラバースしていけば問題なさそうです。
往路でも通過した分かりづらい分岐を経て西の方へ下っていくと
シュートン沢への分岐。
そこからは急勾配な下り坂を一気に下りていきます。道はまだわかりやすい方ですね(^^;
途中から絶妙に歩きづらい鉄網の階段が出現しました…いや、これ滑りそうだけど!?
そしてシュートン沢まで下りてきたら…聞いてた通り、当たり一面紅葉づくしでした(^^;
ここからはほぼ平坦な
木津谷林道をテクテクと歩いて愛知県民の森まで戻るだけです。
明治百年記念広場のあたりから樹木の展示林が続きます。
木材生産や各都道府県の樹木などを実際にここに植樹して展示させてるんですね~。
それにしてもこの林道沿いはずっと紅葉が綺麗で、ここの紅葉を見物に訪れる人も
ちょいちょい見かけました。紅葉目的だけなら上臈岩とか行かなくて良いですもんね(笑
大芝生広場まで来るとゴールは近いです。ここにレストハウスがあるんですが…
自販機も稼働していないし、どうも廃墟になってるっぽいですね。よく知らないですが(汗
ようやく最初にも見てた
不動滝のところまで来ました。朝の方が綺麗だった気がするなぁ(^^;
そして、
モリトピアの施設が見えてきて…ようやく下山完了となりました!結構疲れました(汗
食事休憩や撮影などの休憩で約90分だったので、実質
往復4時間くらいってところですね。
活動記録で高度を確認すると急登の具合とかよくわかりますね…下山が地味に辛かった(涙
因みにこの愛知県民の森の入口にあるモリトピアという施設では温泉施設もあるんですよね。
10~15時までの営業で400円なんですが、次の山があるので今回はパスしました(^^;
車に戻りましたが…12月であろうとも汗ダクです。それもそのハズ…
気温17℃なので(爆
ちょうどこの頃、北陸では結構な雪だったんですよね。氷点下に近いくらいで…(汗
愛知県ではTシャツ1枚でいても汗ダクでクーラー稼働させちゃってるっていうのに…(爆
せっかくなので、モリトピアのすぐ南にある紅葉スポット、
日本庭園を軽く散策します。
めっちゃいい具合に紅葉してますね。朝ここを通った時も凄そうだとは思ってましたが…。
銀杏とかはどうしても黃葉するのも落葉も早いんですが…
午後の日差しが良い感じでもみじを照らしていたので頑張って狙ってみたんですが…
うーん、全然うまく撮れませんでした…やっぱり光線とか光芒があって欲しいですよね(笑
いや、しかし…良いタイミングで来られて良かったです。まだ見頃は続きそうですけどね。
ぼちぼち次の山へ向かわないと…16時半には完全に夜になっちゃいますしね(大汗
というワケで、現在時刻は13時半!どれだけ遅くても16時までには下山完了していないと
森の中で暗闇の中を歩くことになってしまうので…次の場所までバキューンと移動します!
次に向かうのは前述もしていた鳳来湖の東側にある乳岩峡なのですが…
実はそちらにも有名なニャンコがあるんですよね。ということで、今回は完全に猫縛りです(笑
その頃…我が家のニャンコたちは寒くなってきたので2人仲良く団子になって寝てました(^^;
最後に、
愛知県民の森のイラスト案内図なんてのがあったので出しておきます(^^;
5月前後にもなればシャクナゲも沢山咲き乱れるみたいだし、秋の紅葉は言わずもがな。
それまであまり気にしてませんでしたが、紅葉ウォーカーとかいろんな紅葉サイトを見てると
結構この愛知県民の森って、紅葉スポットとしてはかなり人気らしいので…是非(^^;
でも…こんな詳しい案内でも、上臈岩はルートも景勝地も一切記載が無いんですよね(大汗
やはり、あそこを登る人は全てにおいて自己責任っつーことですわなー(^^;