演出だとか制作費とかほとんど関係ない芸だからこそ、面白いのかもしれませんね(^^;
さて、12月も半ば…先週訪れた
愛知県犬山市にある
寂光院の紅葉なのですが…
下山する頃には日没1時間前くらいになってたので、そのまま
尾張パークウェイを通って
帰ろうと思ったんですが、そこそこ夕焼けも綺麗だったので、近くも桃太郎神社へ。
桃太郎神社は以前も確か紹介してましたが、寂光院よりもさらに北部、大平山の麓にあり、
非常に郊外な上に結構寂れちゃってるところなのですが、子どもの頃から何度か訪れてます。
地図で見ると、位置関係はこんな感じです。
桃太郎神社からさらに北へは集落が1つありますが、それ以上先は
木曽川の断崖絶壁で
アクセスすることは出来ませんが、物凄く秘境感満載で愛知県とは思えぬ景色です(笑
まぁそれだからライン下りとか昔から観光名物の1つとしてあるんですけどね。
というワケで、天気は下り坂でしたが夕焼けに染まりゆく桃太郎神社へと来ました。
県道185号線沿いの真正面にある鳥居はなかなかデカいですよね。
その県道沿いには神社で一番大きな大銀杏があるんですが、さすがに落葉してますね(汗
あと2週間くらい早ければ…今年だと12月5~6日あたりなら凄かったんじゃないでしょうか。
例年通りだと12月に入ると結構落葉しちゃってるんですけどね、温暖な尾張地方とは言え(^^;
境内にあるもみじも紅葉の見頃はさすがに過ぎてますが、それでもまだ見応えあります。
この桃太郎神社は戦前からあるんですが、何故か
桃太郎生誕地という伝説があるそうで。
いやいや、桃太郎言うたら岡山じゃろがい!って思ってたんですが、それを言うと犬山では
そこは鬼退治に行った鬼ヶ島があるだけだがや!って言い返されたりして謎めいてます(笑
そして、厳密に言うたら鬼ヶ島は
香川県でしょうが!と、地理ヲタな自分は言い張ります(爆
まぁそうなると、目の前を流れる
木曽川の上流からドンブラコ、ドンブラコ…ですよね。
おばあさんが洗濯したと言われる洗濯岩とかありますしね(笑
いやいや、木曽川ってそこそこデカい川だから桃なんか流されるやろがい!…って思いますが、
そこまで突っ込んだところで、ようやくこの桃太郎神社の序章となります(汗
そして、境内には至る所に桃太郎に登場する人物などの石像が鎮座しています(^^;
何故かおじいさんがめちゃくちゃ中途半端なところで疲れ切った顔でいるのがシュールです(汗
2つ目の鳥居を潜って階段を登ると、真正面に天下人みたいになってる桃太郎が…。
向かって右側には
宝物殿があり、左手には神社の
本堂がこじんまりとあります。
恐らく、安産祈願とか、子どもだったり孫が生まれた、って時に訪れる神社なのでしょう。
何度も訪れてはいるんですが、ぶっちゃけ…あまり詳しくは知らずに来ています(爆
今回はさすがに遅いし平日なのでお店も閉まっていたんですが、この犬山と言えば…
こちらの、
木の芽田楽が名物です。これ、母親がめちゃくちゃ大好物だったんですよね。
名店と言われるお店もいくつもあり、この桃太郎神社の境内にも、すぐ近くにもお店があります。
我が家でも実家では当たり前のように夕食として木の芽田楽が出てたりしたんですが…
味噌豆腐をおかずにするの!?って、結構地方の人には驚かれたりしましたね、そういや(汗
でも、最近はこれまたインバウンド効果もあって、結構人気になっていたりします。
焼いた豆腐に甘味噌がかかっていて、そこに山椒をかけるんですが、それがまた絶妙で。
愛知県民のソウルフードなんだな、ってつくづく思います。山椒のピリ辛と甘くて濃い味噌。
うなぎの蒲焼も甘みのあるタレに山椒って、まさにそんな感じですしね。
自分は最近すっかり食べなくなってますが、本当に美味しいので愛知県へ来たら是非。
なかなか紹介されないんですよね、上っ面だけの知ったかぶり旅番組とかだと(爆
そして、桃太郎神社を離れて、不老滝がすぐ近くにある不老公園へ。
歩いて3分の場所に滝がありますが、もう薄暗くなってたのでそちらはパスしました。
ここも紅葉ピークは過ぎてはいますが、なかなか綺麗なスポットの1つです。
立派な公衆トイレもあって車中泊にも良いですね。目の前には
木曽川が流れてます。
紅葉ピーク時であればここも相当綺麗なスポットなんですけどね(^^;
結局この日の午後は天気が微妙な下り坂というか、冬らしい雪雲も出てきていたので
夕焼けも微妙な感じになりましたが、もう少し天気が持てばきっと最高だったでしょう(^^;
寂光院の
筆弘法展望台からもよく見えていた
鵜沼城址のある
城山にズームイン。
そういやあの
城山にはまだ登った記憶が無いので、今度来たら登ってみようかな(^^;
というわけで、自宅から1時間足らずで気軽に行ける
尾張北部の紅葉スポットでした(^^;
まだまだ地元には紅葉スポットはめちゃくちゃ沢山あるんですが…またそのうちいずれ(^^;
他県と違ってちょっと残念なのは、いわゆる名泉と呼べるほどの温泉が無いところかなぁ。
いや、天然温泉自体は少ないながらもありますけどね。でもそうじゃないんですよね。
近年ボーリング技術は上がってボーリング費用は下がったので、そこらじゅうで温泉が
生まれたりはしてるんですよね、何なら自宅から歩いていける場所にも天然温泉ありますし(爆
ただ!温泉の定義って…水温25℃以上で18種類ある成分のうち1つでも一定量含めば
それを「温泉」とみなす事ができるもんだから、限りなく水道水みたいな温泉が多いんです(爆
そもそも日本なんて源泉だらけなわけで。しかもそれを飲用としてる地域も膨大にありますし。
自分も温泉ソムリエになるまでは全然知らなかったんですが…いろいろ知ってしまうとね、
それまで見聞きしていた温泉に対する見方も変わってきちゃうんですよね、良くも悪くも(汗
なので、本当に温泉を楽しみたい人は是非、歴史が長い!とか有名ってだけで選ばず、
しっかりと泉質を見極めて、良質な温泉に入ってもらいたいものです、観光ついでに(笑