今年も残すところ約1週間となりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
今年の総括は…う~ん、まだ大晦日じゃないから別の機会にするとして(汗
とりあえず、
メリークリスマス!ヽ(*´▽`*)ノ
VWゴルフを購入して以来、旅をしまくっていましたが、納車初年度には
ずっと行きたかった東北を周遊、そこで体験した登山で絶景に心奪われ、
翌年となる去年には九州を全県周遊、さらに毎日登山という鬼日程を経験、
ちょっと本気で登山でも始めてみるか!ってことで今年はハイキングに始まり
目標であった富士山は断念したものの、北・中央・南と、全アルプスを制覇(笑
なんちゃって山男デビューをしたワケですが、ほとんどブログ未投稿でした(汗
ま、クルマのSNSだし、絶景に興味がある人なんてほんの一握りだろうし、
ってことで、ここではアップしてませんでしたが、せっかくなので…改めました。
というのも、気が付けば結構な箇所訪れてると思うんですよね、絶景目当てに。
備忘録も兼ねて…覚えているだけ振り返ってみます、今年1年で訪れた山を。
あくまでナンチャッテ登山なので、散歩のノリで行けるような山ばかりですが。
高ボッチ山 (長野)
鳥居山 (長野)
弘法山 (長野)
蔵王山 (愛知)
笠置山 (岐阜)
風の森 (岐阜)
別所岳 (石川)
二上山 (富山)
駒ケ岳 (長野)
中岳 (長野)
木曽前岳 (長野)
和合山 (長野)
伊那前岳 (長野)
破風山 (山梨)
筑波山 (茨城)
鋸山 (千葉)
太田山 (千葉)
焼岳 (長野)
アサヨ峰 (山梨)
栗沢山 (山梨)
高見山 (広島)
亀老山 (愛媛)
東黒森 (高知)
西黒森 (愛媛)
台ノ山 (愛媛)
源氏ヶ駄場 (愛媛)
五段城 (愛媛)
唐人駄場 (高知)
白山洞門 (高知)
五台山 (高知)
象ヶ鼻 (香川)
鷲羽山 (岡山)
鴨ケ辻山 (岡山)
車山 (長野)
城山 (長野)
乳山 (群馬)
岩巣山 (愛知)
本宮山 (愛知)
鳳来寺山 (愛知)
瑠璃山 (愛知) 、他
以上、訪れた順に列挙していったら…
40以上ありましたね(爆
イマイチ絶景とは言い難い山もありましたが、基本的には良い景色ばかり。
車で行けちゃうところもあれば8時間以上歩くところもありピンキリです。
これだけあると絶景写真も膨大ですが、ほとんどお蔵入り状態でした、はい(涙
特に今年は念願の?
デジイチを入手したので、より気合を入れて撮りました。
そもそもの発端は今からちょうど1年前に、出勤前に散歩がてらに軽い気持ちで
登ってしまった
冬の伊吹山がキッカケでしたよね、そういえば…(遠い目
正直、20歳そこそこで世界一周を果たして以来、1000箇所以上に渡って
スポットを訪れまくったので、正直、絶景に関しては尋常じゃないほどハードルが
上がってしまっているので、ちょっとやそっとじゃ感動出来なくなってるのです。
お金と時間がたらふくあれば、南極とかチベットとかに行きたいと思うんですが、
こんな貧乏庶民なんて宝くじでも当選しない限り到底不可能な話…。
奇遇にも身近にエベレストへ出掛けた人が何人かいて、写真を見せてもらったり
話を伺ってはいるんですが…そりゃ無理ですわ、いくら影響されまくってても(涙
だいたい一般観光客と違って私は物乞いと野宿というサバイバル状態だったので
強盗に襲われる側ってよりも、寧ろ襲ったんとちゃうか?と疑われる側だし(爆
そんなクソ貧乏な旅はもうゴメンってことで、定年退職な年齢も遠くはないし、
もうちょっとのんびりした旅がしたいと日々思っているワケです。
そこで、もう他に絶景を目に焼き付ける為に自分に出来ることと言えば…
もう
山に登るか、
海に潜るしかないのです、ええ(笑
そんなワケで、アラフィフという体力の限界点が訪れている私は
「山」を選択。
因みに、海に関しては、今のところインド洋以外の主だった海は訪れました。
太平洋、日本海、大西洋、北海、エーゲ海、地中海、カリブ海、などなど。
しかし、よく考えたら私、超カナヅチだったことを忘れてました(大汗
もう海には入れません。海に入る度に溺れてた気がしないでもない…(遠い目
とは言え、山は山で…脚立に上がるのもビビるほどの超高所恐怖症なので、
高いところが怖いんですが、バカなので高いところが好きなんですよねぇ(笑
そこで今回は約40か所登った中で、手軽に絶景を満喫出来るこちらを紹介!
…といっても、絶対わからないですよね…(汗
こちらは
仙丈ケ岳から撮影した
アサヨ峰という山です。左端の凸部分の山は、
今年の9月から
宇多田ヒカルさん出演のCMで有名?になった
栗沢山になります。
何故ここへ?…と言うと、私が普段絶景ハントの際に参考にさせて頂いている
山岳ガイドの
三上浩文さんがとある撮影で栗沢山を紹介していたからです。
とりあえず、知らない人の為にCMを。もうすぐ終わっちゃいそうですけどね(汗
サントリーの
「南アルプスの天然水」のCMなのでロケも南アルプス、と。
どうも山梨県の北杜市がフィルムコミッションを介してるっぽいですね。
因みに、このCMが撮影されたのは2016年8月31日でした。
実際には天候に左右されまくりで、数か所に渡り1週間近く撮影に要した様子。
例えば、こちらのティーザーCMについては、宇多田さんが南アルプスへ
登山に向かうべくバス停で待っている設定なんだと思いますが…
実際には北杜市武川町のとある田んぼの真ん中に駅舎のセットを組んでます。
長野県ラブな人なら後ろに駒ヶ岳が見えてるのですぐに判ると思いますが(汗
ティーザー映像だから敢えて場所を濁したかったんでしょうね。芸が細かいです。
宇多田ファンの中には、これらを見て足を運んだ人もさぞかし多いと思います。
しかし、手軽に行けるとは言え3000m近い南アルプスの山の1つなワケで、
CMに出てるヒッキーのように、ここまで軽装だとさすがに厳しいかもしれません。
登山届を出さずに入山したら罰せられる本格的な登山対象の山ですからね。
とは言え、ちょっと頑張ればよほど足腰が弱い人でない限り登れる山ですので、
これを機会に山行する人がいたら嬉しいような気がするので詳しくレポします(笑
まず、私の場合「絶景」を拝むことが何よりも目的で、登山はオマケなので(爆
確実に絶景が拝めるであろう天候や期日を狙って仕事の休暇も調整します。
しかし、当たり前ですが…1か月も先の天気や予定なんてわかるワケもなく。
なので、自身の向こう数週間の休暇の天気をひたすらチェックし倒すのです。
あとは、過去の気象データも参考にして、「アタリ日」を探ります。
私は10月下旬に年に1度の連泊旅行として、四国&瀬戸内旅行の休暇を
既にもらっている状態だったので、10月で可能な日は15日のみでした(汗
なので、今回はもう選択の余地がほとんど無い状態でした。
言うまでもなく、この時期は紅葉や登山はピークとなるので訪れる人もいっぱい。
ましてや土曜日ともなると混雑は必至…でしたが、止むを得ません。
何故なら私の中のイメージでは…こんな具合の絶景が拝める…ハズなので(笑
はい、紅葉に染まる花崗岩に覆われた
日本百名山、
甲斐駒ケ岳です。
さて、2日前になって、天気図を見ると…
前線も台風も去り、高気圧が異常に張り出してきているのがわかりますね。
そして、当日の予想図を見てみると…
ちょうど登山に出かけたらど真ん中に高気圧配置!これは理想形に近い!
というワケで、土曜日という一般的な「休日」というマイナス面はありましたが、
こんな好天のタイミングはなかなか訪れないと踏んで、山行することにしました。
大抵出発する12時間くらい前に最終決定します、天気は変わりやすいので(汗
因みに、絶景を拝むにあたって、当日だけでなく前日と翌日の天候も重要です。
翌日が曇天予報だったりすると、登頂した途端に雨だったりガスったりするので。
また、前日が雨だと視界がクリアになりやすいですが、足元がデンジャーです(汗
また、麓だけでなく、目的地でもある山岳天気予報もチェックします。
この時のアサヨ峰の山頂は…
最高気温は6℃、
最低気温は-8℃で
風速は2m。抜群に好条件ですね!
という具合に、あちこちの天気予報を隅々チェックしたところで仮眠をとります。
因みに、今回の目的地でもある「
アサヨ峰」とはどんなところか、と言うと…
この地図の赤いマーク部分が山の中心部で、南アルプスの最北部になります。
おおよそ半径100キロ前後の山々は天候や時間次第で見ることが出来ます。
これだけの名山を360度全方位で見られるという山はそうそうありません。
アサヨ峰とヒッキーがCMで撮影していた栗沢山は、先に紹介した写真からすると
すぐ隣なので、どちらも眺望は変わらないと思われがちですが…全く違うのです。
天気を十分チェックした後は、公式な山岳マップでルートを計画します。
そして、そのまま山行計画書を登山届として、警察へ届けるワケですね。
私の場合、登山というより絶景鑑賞や撮影が目的でもあるので、要所要所で
がっつりと時間を設けてます。何せデジイチだけでなくスマホでも撮影するし、
撮影した直後にはこのみんカラやツイッターなどで何度もつぶやきますしね(笑
今回は、7時に登山口から登りはじめ、正午にランチ、16時に戻るという具合。
というか、それが日帰り登山のめいっぱいのスケジュールになるんですよね。
というのも、近年こういった有名な山岳地帯の多くが保護地区に指定されていて
一般車両を一切乗り入れ禁止にしてるので、定期運行バスに乗って行かないと
登山口まで辿り着けないからです。歩いたらとんでもなく時間がかかりますしね。
南アルプスの場合、長野県側のゲートは伊那市にある仙流荘というスポットが
ちょうど南アルプス林道バスの車庫になっているので、始発地点となってます。
そこから林道バスに乗って約20キロ離れた北沢峠まで約45分かけて行きます。
今回のルートをグーグルアースで見ると、こんな具合です。
計画では、北沢峠から仙水峠の分岐へ行き、そこから栗沢山を直登して、
栗沢山頂で昼食後、アサヨ峰までさらに登り、絶景を拝んで再び栗沢山に戻り、
そこからはしらび樹林帯を通り長衛小屋まで下山、そして北沢峠へ戻ります。
距離にすると10キロ足らずなのですが、この歳にもなるとそれが堪えるんです(涙
勿論、山なので…東京タワーへ階段を使って3往復分以上にはなりますけどね(汗
さて、前フリが激長になりましたが…嫁さんに一言遺していよいよ出発です。
#水の山行ってくるわ
仕事から夜帰宅して、数時間だけ何とか仮眠することが出来たのが幸いでした。
深夜3時頃に名古屋の自宅を出発。今回も中津川インターから高速利用です。
…が!しかし!!
実はこの時、中津川に入る直前に、タイヤの空気圧異常を知らせるランプが
無情にも点灯してしまい、慌ててロードサービスにコールするという事態に…(涙
結果としてはパンクではなく、単純に空気圧が減り気味なだけで済みましたが、
いかんせん私、この1年で3回もパンク(福岡、石川、名古屋)してるだけに大焦り。
何とか無事に2時間後には伊那市へ到着。ここから一般道で仙流荘の駐車場へ。
あと20キロほど。ナビは約1時間とありますが、さすがにそこまでかかりません(汗
因みにこの時の気温は5℃。出発前の名古屋市内では10℃くらいでした。
伊那インターから40分ほどで仙流荘、南アルプス林道バスの始発点に到着。
既にとんでもない数の車が駐車場を埋め尽くしていてビックリでした…。
そう、何と言っても今日は普段の私なら絶対に出かけない週末!土曜日!(汗
第1駐車場はもう深夜2時には満車状態だそうで…臨時駐車場に移動します。
この駐車場は無料なので貧乏庶民にはとってもありがたいのです。
車を降りてバス停へ行くと…当然ですが、とんでもない行列になってます(大汗
この行列は、バス待ちというよりも、チケット売り場の行列のようですね。
5時45分、東の空が随分白んで来ました。予定では始発は6時5分です。
30分以上は並ぶだろうと思いきや、10分足らずで売り場に辿り着きました(笑
さすが、もう手馴れているんでしょうね。客をさばくのが非常にスムーズです。
因みに北沢峠までは片道1130円+手荷物代210円、往復2680円となります。
正面の窓口で手渡しで購入しても良いし、すぐ横にある自動券売機も使えます。
木曽駒ケ岳の輸送バスもそうですが、最初から料金を用意しておくと良いですね。
また、バスの運行は基本最大でも片道たった5本しかないようです。
なので、特に復路は要注意です。16時を過ぎたら野宿することになります(爆
南アルプスの看板には富士山が載ってます。やはり富士山は見えて欲しいです。
この日は抜群に天気が良い上に週末の土曜日+紅葉時期も重なったせいか、
さらにいつも以上に登山客が多いらしく、到底1台ではバスが足りないので、
全てのバスを始発バスに充てているようで…私が乗ったのは9台目でした(爆
それでも後方を見ると、4~50人くらいは列を成してます…どうするのかな??
林道バスは10台しか保有していないので、それ以上は次に回されるそうです(汗
私の場合、5時40分に到着して売り場に10分並んで、さらにバスを10分待って
見事に6時ちょうどに乗車出来ましたが、実際には5時過ぎからバスを運行させて
混雑を防いでいるそうです。ま、深夜2時から待たれてるようじゃ…ねぇ(大汗
9台目の始発便は6時4分に出発しました、ほぼオンタイムですね!
それにしても…バスの中は非常に窮屈です。補助席も当然全て使っています。
そして何より皆さん登山者なので…デカいザックを抱えていて尚更窮屈です(涙
走り出して間もなく、南アルプスのゲートとなる戸台大橋が見えてきました。
これより一般車両は全て、時期に関わらず通行止めになります。
林道バスの始発駅では気温3℃でしたが、車内は乗客の熱気で窓が曇りまくり。
それにしても…見事なまでに雲1つない絶好の登山日和ですね!
雲海くらい出るのかと思いきや、それすらもありません。クリアースカイ万歳。
そういやポケモンGOを起動させたらどうなるんだろう?と思って…
…ですよね、なーんも出ませんし、なーんもありません!!
…と思ってたら、バスが急停車!どうやら熊が出没して道をふさいでる様子(汗
乗客みんなで熊見物です。しかし、はぐれ子熊だったようで、山へ逃げて行きました。
やっぱりこの一帯は言われてる通りクマが多いんですね…。
良かった~、クマ避けのカウベルを前の日に買っておいて…(笑
恐らく5時台には出発したであろう始発バスが次々と始発点に戻って行きます。
そうこうしているうちに終着の北沢峠に到着しました。ちょうど40分かかりました。
北沢峠は、南アルプス登山の起点となる、まさに玄関口。標高2032mです。
朝7時の時点で、気温はちょうど0℃。まだ陽が昇る前で、ちょっと寒いです。
私の恰好は、登山用の速乾性の高い半袖シャツ+超薄手のジャージ、それに
薄手のダウンの3枚です。冬にスイスのアルプスを訪れた時と同じくらいです(笑
他の登山客を見ると、さらに中にフリースとウィンドブレーカーを着こんでます。
しかし、これから山に登るワケで、発汗を考えたら着込みすぎはかえって危険。
ただ、あまりに薄着だと二度見されるので、ひとまず防風用のレインコートだけ
バス停でサクっと上から着込んでみました。うへぇ~、動きにくい…。
ま、一番は「風」。コレに尽きます。ほぼ無風状態だと0℃は大して寒くないです。
しかし、気温10℃でも風速10mだと死ぬほど寒いです。これが山の怖いところ。
正直言うと、私はこの程度の寒さならTシャツとトレーナーだけで過ごせます(爆
北沢峠のバス停には広くて密閉された休憩所やトイレもあって、とても便利です。
さて、いよいよこの地点から登山スタートです。時間はちょうど午前7時です。
最初は旧長衛荘のあるこの場所から林道を下って南アルプス市長衛小屋へ。
この時点で結構登山客の姿がかなり少なくて若干焦りました。
どうやら多くの人がこの手前の登山口から、仙丈ケ岳や双子山へ向かう様子。
双子山の先には百名山でもある甲斐駒ケ岳があります。
10分ほど下って行くと…すぐにテン場(テントを張るスペース)が見えてきました。
結構いるもんなのですね…氷点下10℃近くなるっていうのに…たくましい(汗
新しくされた長衛小屋に到着。山小屋は基本、雑魚寝ですが料金が高いので
そうでなくてもお金のかかる登山を少しでも節約すべくテント利用は多いそう。
関係者の車両でしょうか。ガッチガチに凍りついてますね…(汗
そして、ここからいよいよ登り始めます。
右手は栗沢山へ直登するコースの1つですが、今回はこちらは帰りに利用して、
往路では仙水峠を目指していきます。宇多田さんもきっとこのルートでしょう。
…ということで!
ここからはCMの撮影シーンを検証しつつ登りたいと思います(笑
仙水峠に向かう途中…。ここは沢のハズですが、水量が少ない時期のせいか、
ちょろちょろ~っとしか流れていません。しかし、足元は結構ぬかるんでます。
15分ほど奥へ進んでいくと…何やら見覚えのある丸太の橋が現れました。
コレはもしや…!?CM動画をチェックしてみましょう~。
はい!全く一緒ですね。あ、でも残念ながら撮った向きが逆でしたね…(汗
そして橋を渡って数分…またしても見覚えのある場所が。
ちょうど目の前を歩いていた登山客がいましたが…撮らせてもらいました。
この岩には補助用の赤いロープが吊ってあり、若干よじ登りポイントです。
宇多田さんのCMを確認すると…確かによじ登ってるのがよくわかりますね。
それにしても…プロって当たり前ですが…スゴいですね、たかがワンシーンでも
圧倒的にダイナミックスに撮れているというか何というか…何なんでしょうかね(涙
そしてさらに進むと、再び丸太の橋が現れますが、こちらは3本仕様なので、
CMに登場する場面とは異なりますね。安全の為かトラロープが施されてます。
この橋も渡って、しばらく登って行くと…小屋が見えてきます。仙水小屋ですね。
最初の目的地である仙水峠までのちょうど中間地点になります。
ここまで標準コースタイムだと30分、100mくらい登っただけです。
イイ感じのベンチとかあるのですが、仙水小屋宿泊者以外利用禁止です(汗
しかし、給水は無料なので、ガチな南アルプスの天然水をいただきます!
いや~、さすがに美味しいでしょう!天然ミネラル水、万歳!
南アルプスの天然水のペットボトルに天然水を詰めるのって…アホっぽい(笑
まだ樹林帯で陽射しもなく若干寒いんですが、風はほとんどありません。
小屋を後にして、再び登り始めると…
左手に甲斐駒ケ岳から続く西側の稜線が見えて来ました!うおぉー!
しかも、雲1つな濃い青空をバックに、見事なまでの紅葉!感動的です。
こういうのがあると、疲れを忘れさせてくれますね。気のせいだけど(爆
左手にチラっと紅葉した山を眺めつつ、ダケカンバ?の樹林帯を進みます。
この一帯も何となく…CMのワンシーンで見かけたような…??
う~ん、似てるんだけど…ちょっと違うっぽい。
後に気づいたんですが、これは私が下山時に使った別ルートじゃないか、と。
先ほど紹介した長衛小屋近くにある栗沢山の直登ルート登山口の先ですね。
そして、しばらくまた登って行くと…樹林帯を脱してゴーロ地帯へ出ました。
#うわまじか!!
その名の通り?デカい岩がゴロゴロしてるので、ゴーロ帯とか言われてます(汗
写真だとスケール感が伝わりにくいかもしれませんが、相当…凄いです。
ここも…あれ?ひょっとして…このシーンか?と気付きました。
やっぱり…同じやん(笑
しかも、この岩…ちょっと凍ってるし(涙
角度は…キッカリ45度ですね。一歩踏み外したらイチコロっぽい(汗
2箇所くらい足を踏み外しそうになったり、動きそうにない岩が動いて
カメラを持ったままコケそうになりました。それで前回カメラを壊したので
カメラを守るのも必死です。山登りにはケガと破損はつきものですね(違
先へ進むと、ようやく陽射しが…
草がボーボー、岩がゴロゴロ、水がザーザー、いろんな展開が待っていて
実に楽しい登山ルートです。やっぱりこちらから先に来て正解でしたね!
そして、ついに…!!
なんと雄々しい!見事なブルーをバックに
甲斐駒ケ岳が見えて来ました!
甲斐駒ケ岳と栗沢山への分岐点となる仙水峠まではもうすぐですね。
…というワケで、長くなりすぎたので…
次回へつづく!
因みに、デジイチも携行してましたが、ここまでの写真は全てiPhone7です(爆