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Alan Smitheeのブログ一覧

2017年09月30日 イイね!

いま、旅立ちの時…北の大地へ。

いま、旅立ちの時…北の大地へ。








9月も残すところあと1日となってしまいましたが、如何お過ごしでしょうか。

気がつけばもう本日には東北~北海道への長旅に出てしまうんですよね…。
正直、今回は(も?)何だカンだでギリギリまでドタバタしまくっております。
よって、準備不足が否めませんが、さすがに10日以上も自宅を留守にするとなると
食料品やら何やら、いろいろ整理しておかないと結構大変な事になるので(汗
そこらへんも含めて、荷物の整理とか用意にやたら追われてしまいます…。




さて、と…その前に。



北は北でも、先週訪れた北アルプスのこぼれ話を少しだけ。


まず、初めて挑んだ槍ヶ岳と北ア縦走についての反省点や持ち物について。

7月下旬の富士山登頂の際には購入して数日しか経っていませんでしたが、
何とか使いこなすことが出来、どうしてもやりたかったスントムービー作成も
しっかり出来たので満足でしたが…今回、さらに長距離だったので期待も膨らみ、
下山してからチェックしてみたら…なんと!


…失敗こいてました(泣


実は今回、富士山登頂と比べて山行がはるかに距離も時間も長くなるので、
GPSログのタイミングを10秒毎から1分毎に変更していたんですよね。

さらに、休憩で立ち止まった際は自動検知して記録を一時停止する機能も
追加しておいたせいで、おかしなところで一時停止を繰り返すなどしていて
ひょっとして今回ダメかな?とは思ってましたが…その「まさか」でした。



ただ、ナビとしてはちゃんと機能しいたし、高度計もほとんど誤差無し。

気温については、身体に身に着けてる以上、どうしても体熱を拾ってしまうので
全然正確ではないですが、その代わりに今回お試しで持参していったのが…



はい、AliExpressで購入した、風速計です。$10もしない安物ですが、
なかなか精度は高く、特に気温なんかは完璧でした。

しかし…これまた肝心なところでフリーズ。バッテリー切れになりました(汗
やはり氷点下近い寒さの中では電池持ちが悪いのか、正常作動しないのか。

一番計測したかった槍ヶ岳の山頂での計測が出来なかったのが悔やまれますが、
それ以前でも風速15m以上は計測していたので、強風っぷりがうかがえました。


実際、山行してから翌日の予報でも、風速は最大25m!

せっかくの台風一過だったハズなのに…台風到来かよ!って(爆



登山指数もA~Eのうち、BやCとされていたのもこの強風が原因です。


ただ、風が強いのは悪いことばかりでなく、比較的空気のヌケも良くなるし、
ガスが発生してもすぐに失せてくれるので、防風対策さえすれば大丈夫です。




あと、今回は富士山の約3倍近い距離を登ることになるので、食料も増量。


まず、シャリバテと言われる糖質不足を補うべく、菓子パン大量持ち込み(笑



これを見た全く知らない他の登山者に、「遭難する気マンマンやないか!」
おもいっきり揶揄されまくりでしたが…勿論、菓子パンだけではありません。



行動食もアホみたいに沢山用意してました。3日くらい遭難しても安心(笑


ま、要するにビビリですので…念には念を!と、荷物が増えちゃいました。
結果的には…これの半分も消費することなく、下山時まで残しちゃいました。

やはり、小食な人間はどれだけ山で体力を使おうとも、大量消費は不可能です。
それに、今回は山小屋で1泊2食付きでしたので、ガッツリお米も食べてるから
2日くらいの山行だと、他に特に食べなくても平気なんですよね、正直…。


次回はもっと量を減らして軽量化した方が良さそうです(汗




そして、今回一番最悪!って思ったのが…そう、モバイルバッテリー

ちょうど1年前にタイムセールで買った10000mAhの大容量タイプ。



重量も相当軽い上に、サイズがiPhone7とほぼ一緒!ってのがポイントで、
しばらくは非常に良かったんですが…1年経過したからでしょうか、
徐々に蓄電量が減っていき、今回は1度iPhoneを充電させただけで半分に。
でもまだ丸1回はフル充電出来る!と余裕こいてたら、翌朝30%足らずに。
それでも構わず充電していたら、一気に残量2%…もう充電不可能でした。


バッテリーの自然劣化なのか、欠陥なのかは全くよくわからないんですが、
残量は数値で表示されるし、LEdライトもついてるし、デザイン秀逸で、
熱も全く持たないのでとても気に入ってたんですが…これだけの山行になると
もはや10000mAhでは不足するというのを身をもって知ったので…




はい、帰宅してソッコーでオーダーしました、そのスジではナンバー1、
アンカーのモバイルバッテリーです。それも20000mAhと倍増です(笑



これはLEDライトは無いし、残量表示も小さいドット表示のみですが、
2万mAhもあるのに、重さは約350gと信じられないくらい軽いし、
最初からコレにしておけばよかったじゃねーか!と内心思ってるんですが、
いかんせん当時4~5000円していたので躊躇しておりました…(汗

最新モデルは旧モデルよりもかなり小さく、片手で非常に持ちやすい形状。
文句ナシのモバイルバッテリーです。おまけに3500円と激安でした。



最近は電子デバイスがとにかく多いです。スマホだけでなく、時計もだし、
デジカメのバッテリーも充電が必要。Bluetoothのイヤホンだって必要です。
そうなると、モバイルバッテリーは相当使うハメになるので、アンカーのような
ちゃんとしたメーカーのちゃんとしたバッテリーを持たないと…ダメですね。

というワケで、今回は2日目にことごとくバッテリー切れに焦りましたが、
次からは多少安心できそうです。一番ネックになりそうな本体重量ですが、
正直、250gが350gになったところで、そんなのどーでもいいレベル(爆

レースカーの如く登山者は装備を100gでも軽くしようと必死になりますが、
数百グラム程度の違いで、精神衛生上救われるなら…重たい方が断然良いです。



この他にも、デジイチのバッテリー充電器も長旅やお泊り登山には必需品。



…といっても、今回は予備バッテリーだけで十分持ちましたけどね。
予定では天体撮影をしようと思っていたので、バッテリーを心配してましたが、
山荘宿泊時は夜空に星はほとんど見られず、疲れてすぐに寝入ってしまって、
あまり意味のないモノになりました(汗


しかし、写真を見ての通り…純正の充電器はデカいし、コンセントからしか
充電することが出来ないので、右側にあるUSB充電器も購入してみました。

これならモバイルバッテリーからUSB給電可能なので極めて便利ですよね。




他に、持参してマジで良かった!と思うのは…UVクリームですかね。

以前は登山直前に一度塗ったらOK!って感じで、持参までしませんでしたが、
やはり、3~4時間毎に塗布した方が圧倒的に日焼け防止になりますね。
縦走なんかしてる人を見ると、もう顔面ボロボロになってたりしますしね(汗

そりゃそうです。標高が高い=太陽に近い…紫外線量ハンパないです(泣



あと、デジイチはやっぱり重たくても持参すべきですね、写真好きであれば。
槍ヶ岳のように過酷な山行になると、スマホのみって人が圧倒的に多いです。

まさかの望遠レンズまで持参して山頂にいると、他の人に羨ましがられます(笑
ま、撮影目的じゃなかったら全く無意味なんですけどね。

いくらスマホ画質が向上しても、デジイチとは比較になんないですもんね。
私みたいに全くカメラ音痴でも、デジイチなら適当にボタンを押せば良いし(爆



そして、富士山の時にもつくづく思いましたが…超広角レンズは最高ですね。
槍ヶ岳の狭い山頂を1枚に収められるのは超広角か魚眼レンズくらいです。

それに、崖っぷちとか、岩場の絶壁とかだと広角でないと厳しいですし、
遠景は遠景で、超ワイドな景色になるので…やはり広角はありがたいです。



他には…出かける間際に買ったアジャスタブルドリンクホルダー



ザックのショルダー部分へ固定するんですが…コレは本当に助かりました。

今まではザックの両側についてるポケットにそれぞれペットボトルを入れて
登山してましたが、いざ喉が渇いても手が届かないので、いちいちザックを下して
ボトルを取り出したから一口飲んで、再び「よっこらしょ!」って担いでいたので
正直、ドリンク休憩をいちいちしてたら疲労困憊で逆効果じゃね!?って。


そんな場合、ハイドレーションシステムはどうかな?とも考えたんですが、
トレイルランナーでもあるまいし、時々ペットボトルの水がサッと飲めれば
十分だな、と思っていたところこういうアイテムがあることを知ったんです。

意外と邪魔にもならないですし、これは盲点でしたね…買って良かったです。
単なるペットボトルホルダーだっていうのにブツに対して恐ろしく高価でしたが
意外と似たようなのって…無いんですよね、不思議と。



やっぱり、こうして何回も出かけてると、ちょっとした反省点が生まれるので
それらを踏まえて、次につなげていきたいな…と思うところであります。



そんな槍ヶ岳~北ア縦走ですが、2日目のヘルスケアデータはこんな具合でした。



2日目は一応下山なのですが、それでも登りが結構あることが判ります。
まぁ縦走って…尾根歩きだから上り下りを繰り返すので当然なのですが。


しかし、めっちゃ歩いたー!って豪語してたワリに…大して歩いてませんね(汗
片道5万歩くらい行くのかと思ってましたが…まだまだ、全然ですねぇ。
ただ、岩登りとかになれば歩数カウントはあまり無いだろうし、
今回は登りでも下りでも、スマホの電源が落ちたので、若干正確でないかも、と。

前日と合わせて、登山で歩いた距離はおおよそ40キロ。
歩数としては、2日間でせいぜい6~7万歩でしたね…いつもと大差なし(汗


これなら今後もまたすぐリピートできそうです。今度は上高地からでもいいかも。

ただ、足指の爪は2か所、パックリ割れてたし、水泡も5か所くらいありました(泣
足腰は鍛えていたおかげで2~3日で回復しましたが、指先は激痛でした。
登山靴も長距離になると微妙にマッチしていないのかもしれないですねぇ…。



それと…槍ヶ岳自体、登山口から頂上まで、やたら距離も時間もありますが、
そもそも自宅から登山口までの距離が面倒です…往復約500キロチョイ。
それも、高速道路は一切使えず、一般道だったので余計に面倒でした。


また、普段だとえげつなく燃費が悪いんですが、ちょっと遠出するとこの通り。



帰り道、木曽福島あたりから名古屋市内まで、ずーっとこんな燃費でした。


そして、平均車速は久々に50キロを超えました(笑



普段の私は平均車速、15キロくらいですので。自転車よりも遅い…(涙
ま、そりゃ普段そんなんじゃ燃費も良いワケがないですよね。

やはり、私にとってのゴルフ7は、長距離あってのクルマなのでした…。


あと、走行距離がそこそこ伸びてきたので…

今回は、巷で評判なこちらを投入してみることにしました。



去年はワコーズのF1なんかを投入していましたが、成分はそれとほぼ一緒。
まぁコレで燃費が云々とは言いませんが、普段のノロノロ運転によって生まれる
カーボンとか除去されるといいなー…くらいで使うので…まぁおまじない程度で(汗

現在、総走行距離が45000キロくらいなので、今回の旅から帰ってくる頃には
大台の5万キロ近くなっているので、ぼちぼちメンテしてあげないとね。




最後に、槍ヶ岳の穂先へ登った際のスマホ動画も置いておきますかね(笑


スマホ手持ち動画なのでブレまくり要注意。そして強風なので音量も要注意。



ほんと、他の登山者を差し置いてグイグイと、しかもスマホ片手に録画しながら
グイグイと登っているので、よほど高いところ大好きに思われちゃいますが…
やっぱり私は脚立に乗るだけでも怖がる、正真正銘の高所恐怖症ですね~。

純粋にアスレチック感覚と、念願の場所へ来られた喜びで麻痺してるだけです(笑


冷静に考えたらめちゃ恐ろしい場所ではあるんですけどね(汗




1000m級の崖っぷちを歩いてると、このくらいどうってことないって
思えるようになってしまうんですよね。慣れって怖いです。
3度目のアタックでは、この場所から麓の小屋まで7分で下山しましたし(爆



ただ、全く恐怖心を抱かなくなったら…そういう時にこそ事故るんでしょうね。
車の運転と同じで。私はいつでもクルマの運転はビビってますけどね、ええ。





さて、いよいよ…東北~北海道に向けて旅立ちます。



なので、ブログの更新やら何やら、2週間近く停滞しますのでヨロシクです。
時間があれば、ちょくちょくチェックくらいはすると思いますが。

かなりの数のスポットを訪れることになると思うので、リアルタイムで
「何シテル?」には余裕がある限りその場で投稿はすると思いますが、
ブログでの投稿は恐らく帰宅してからも物理的に不可能ですので、
そちらの方をマメに参照していただけると幸いか、と…(汗



んでもって、今回一番気になる空模様なのですが…



前半の東北地方は…太平洋側は晴れそうですが、日本海側は厳しそうです(汗

どうやら2日の午後~3日の午前あたりに本降りになりそうな気配…。
予定では岩木山登山中が一番雨に降られそうなので、登山はパスするかも。

しかし、後半はそこそこ良さそうな気配。



当初は雨マークも多かったんですが、北海道上陸後はほぼ全て晴れマーク。
とりあえず函館の100万ドルの夜景は何とかゲットできそうで何より(笑

今回は旅程が10日以上もあるので、さすがに10日連続でどこへ行っても
晴天なんてあるハズがないとは思ってましたが、7~8割晴天って感じなので
まぁ…それくらいならまずまずかな、ってことで妥協します、ええ(笑



そして昨日には、しばらく名古屋を離れるので…名古屋のソウルフードを。



はい、いつもの…ひつまぶしです。コレを食べないと気が済みません(笑





そして、薬味はたんまり…ブッヒブヒ言わせて食べるのです(笑




ってなワケで、先日の槍ヶ岳の感動も冷めやらぬまま、東北アゲイン…
秋田や宮城あたりはちょうど3年ぶり、茨城や関東は1年チョイぶりです。

そして、北海道への上陸は45年ぶりくらいか、と(爆
ほぼ半世紀ぶりですが、まさか当時、愛車で再訪するとは思ってもみない(汗


秋田、青森、北海道、岩手、宮城、茨城の主に6県を楽しんでまいります~。
途中、嫁さんの故郷でもある新潟も寄れたら寄りますが…SAくらい(汗


4000キロという長旅ですので、安全祈願しまくって…いざ、出発です。



旅先では「何シテル?」に投稿しますので、生死確認はそちらで是非(汗




それでは、嫁さんとラブラブで行ってまいりま~す。(^◇^)ノ
Posted at 2017/09/30 07:13:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2017年09月28日 イイね!

あれから3年、御嶽山は今…。

あれから3年、御嶽山は今…。









2014年9月27日、御嶽山で10年ぶりに水蒸気爆発による噴火が発生して
死者58名、行方不明者5名という戦後最悪の火山災害が起きてから昨日で丸3年…。



ってことで、今回は今年6月に山行した際の写真も交えて簡単に振り返ります。
相変わらず、あちこち出歩きすぎてブログ投稿はお蔵入りが大半なのですが(汗




御嶽山と言えば、名古屋市内の至るところからでも望むことの出来る山で、
毎日富士山を拝んでる静岡県民のと同じようなものだと勝手に思ってます(笑



他に遮る山々や建物がないので、名古屋港からでもハッキリ見ることが出来ます。
因みに上の写真では、空気の抜けも良く、乗鞍岳までハッキリ見えてますね。
御嶽山まで100キロくらい離れているんですが、不思議と間近に感じられます。




さて、6月初旬に山行した御嶽山ですが…歩いたルートはこんな具合。
8合目までのルートは割愛して、8合目から山頂付近までを記しています。



黒沢口ルートと呼ばれる、数ある御岳登山ルートの中でも最古のルートで、
名高い霊山でもある御嶽山への登拝目的の信者が多く利用するルートです。
なので、至るところに仏像やら何やらあるので、雰囲気がちょっとアレですが(汗

御嶽山は日帰りでスキーに言えるスポットとして、また避暑地としても最高で、
幼い頃からちょくちょく行ってたんですが、登頂したことはなかったのです。


ロープウェイを使えばちょっとだけラク出来ましたが、登山費用節約の為…
というか、この時はトレーニング目的の登山だったので、テクテク歩きました。



この日、日曜日で快晴という、最高の登山日和にも関わらず、登山口駐車場には
1台しか車がおらず、しかもバードウォッチングに来ていた人だったので、
この登山ルートには誰1人と登っている人がいない可能性がありました(汗


6合目の無料駐車場は100台以上ものスペースもあるんですけどね。


…やはり、3年前の噴火の影響でしょうか。


ただ、6月初旬と言っても、3000m級の山の場合は、完全にまだ「冬」なので、
山頂の最低気温は氷点下、積雪も最大2m近く、山小屋も一切開いてませんが(汗




登山口からテクテク登ること約2時間…8合目にある女人堂へ到着。



このあたりまで登ってくると、遠くの方に山頂付近が見えてきますね。



一服したら、またグイグイと登っていきます。



この際、石室山荘のオーナーと出会い、ちょっとだけお話が出来ました。
どうやら、この夏に向けて小屋開きの準備で荷物を背負って来ている様子。



因みに石室山荘のすぐ上に位置する覚明堂は、御覧の通り…まだ雪の中。



石室山荘もまだ半分近く雪に埋もれてる状態でしたが、これを排除して
布団を干して…とか、ほんと…山小屋の人たちの労力、ハンパ無いです。




標高3000m近い山の斜面からの眺めは、言うまでもなく…絶景です。




この日は東の空は雲が多かったのですが、時折、八ヶ岳や南アルプス方面も
しっかりと顔を出していました。麓の開田高原は一帯が全て望めました。

麓のロープウェイも見えてましたが、動いてる形跡が見えませんでした。
よく見ると、駐車場にもほとんど車が見当たりません…。
やはり、噴火の影響というのは相当なんだなぁ、と改めて実感します。



それにしても…


先日、念願の槍ヶ岳~北アルプス縦走をしてきたばかりなのですが…
ハッキリ言って私としては断然、冬山の方が恐怖です…雪は魔物。



この時はまだマシな方でした。スキー場で例えるなら上級者コースくらい。
最高でも40度くらいしか傾斜もなかったので、結構ふんばれましたしね。
勿論、それなりの人間でないと…この角度を直登するのは厳しいかもですが。


…って、この写真だけだとピンと来ないと思うので…同じ場所の真横の写真を。



だいたいこんな傾斜した雪の中を、10キロ以上の荷物を背負って登ります(爆

そして勿論、言うまでもないですが…1度でも足を滑らせたらバッドエンド



東の空を望むと、去年の冬山デビューでいきなり滑落した駒ヶ岳が見えてます。



そういや槍ヶ岳の穂先の練習に宝剣岳へ登るつもりが結局未踏のままでした。



9合目あたりからは足元を見ると、3年前の噴火で堆積した火山灰が…。



これ、本当に足の自由どころか体力も奪います。とんでもないヤツです。
これが何十センチも堆積してる中、捜索の為に入山していた自衛隊には
本当に頭が上がりません…いくら訓練してるプロとは言え…。



冬山で何が一番怖いかって…滑落もそうですが、私にとってはコレ。



そう、クレバスです。とは言っても、規模としては全然小さいんですけどね。


ただ、この時期になると何か所も雪渓があり、見極めも非常に難しく、
さらに雪渓の真下には小川が流れていたりするので、溺れる可能性もあります。

今回はまだその小川のせせらぎが聞こえていたので、何となくこの雪渓の下に
川が流れてるな?って予測できたので、大事には至りませんでしたが…。



実は私、下山中に…深さ約2mの小規模クレバスに転落してしまいまして(爆



軽いケガと半身ズブ濡れになったくらいで済みましたが、肩の近くまで
身体が雪渓にハマってしまって、しばらく身動きが取れずにいました…。

ちょうどもがいた足先に夏山ルート上の木道があり、そこに足をひっかけて
脱出することが出来ましたが、これだけ誰も登山者がいない場所を思うと、
これ以上の事になっていたら、少なくとも翌日まで救助されることもなく、
転落した状態で氷点下の中、過ごすことになっていたでしょう…。
おまけに、川に落ちて身体が濡れた状態だと、低体温症は間違いなしです。



皆さんも、クレバスには要注意です!…って、誰もそんな境遇は無いか(汗




さて、御嶽山は「登頂」と言っても、残念ながら最高峰である剣ヶ峰へは
現在のところ立ち入りが出来ないので、黒沢口からの最高点となっている
剣ヶ峰分岐の鞍部~二ノ池あたりで一応、"登頂"ってことにしています。


その登頂部付近にある二ノ池は、当然ですが…まだしっかり氷が張ってました。



源流の部分では雪解け水が湧き出てましたが、まだ濁りはありますね…。
本来なら、この池の水が命の水として、山荘では使われていたんですけどね。

水底をよく見ると、火山灰がぎっしりと堆積しています。


また、このすぐ隣には噴火の影響で新たな池が出現し、「二、五ノ池」などと
呼ばれるようになり、既に国土地理院の地図上でも正式に記されています(汗




ニノ池の向こう側に、噴火口のある地獄谷があり、時折噴煙が昇ってきます。



膨大な広さを誇る御嶽山ですが、やはり登山者は私ひとりだけ…のようです。



この後、ニノ池からサイノ河原へと散策をし、閉館中の小屋のベンチでランチ。
麓では気温30℃の夏日でも、山頂はほぼ氷点下というまるで別世界…。



そこから望む北アルプス…乗鞍岳は非常に素晴らしかったです。
この雲が退いてくれてたら…槍ヶ岳まで見渡せたんですが…残念でした。



この時期はこの山肌と残雪のコントラストから、シャチにしか見えません(笑


手前に広がるサイノ河原は、御嶽山頂のお花畑としても知られているんですが、
この時期は新緑の時期なので、紅葉シーズンとは真逆…なので、一部は枯葉で
一部が新緑となり、紅葉シーズンを逆再生してるかのような景色でした。


この一部を見ただけでも、紅葉シーズンが如何に美しく染まるか想像出来ますよね。




だからあの日…3年前の今頃は登山客がドッと押し寄せてたんだと思います。




私もツイートしていましたが、あまりに空気のヌケも良く、紅葉もピークなので
紅葉見物に出かける予定でいました。が!地元・名古屋のニュース番組では
噴火の数週間前から何度か火山性地震が観測されてる件を報道していたので、
イヤな予感がして、この年の紅葉見物は断念しました。そしてあの大噴火です。



友人や同僚から、預言者かよ!と驚かれましたが…何てことはありません。
毎日のように気象庁の発表や、火山情報を見ていたら、誰もが知りえる事です。
テレビでも、今回の火山性地震は前回の噴火に兆候が似ている、と伝えてます。



今、この噴火で命を落とした登山者の遺族が県を相手に訴訟を起こしてます。



同じく登山をする者として非常に悲しいものがありますが、同時に疑問も感じます。




人生、何事に於いてもリスクはつきものなんです。


当たり前すぎて恥ずかしいくらいですが、理解していない人が多すぎます。



海に出れば溺れるし、山に行けば落ちますよ。車に乗ればぶつかります。

…それが「摂理」だと思うんですけどね。違いますでしょうか。

たまたまラッキーなことに、そうならないってだけ。単純ですけどね。



歳を食ったら足腰弱くなって…危ないから外へ出るのをやめますか?
止めませんよね。ガキじゃねーんだし、ってのもあります。
だからって…拘束するワケにもいきません。本来動きたい動物なんですから。
子供なんて、放っておいたらどこへでも動き回ります。当然ですよね。


だとしたら、リスクをしっかり理解した上で行動をするのがルールです。


私は危険な個所へ出かける際は、常に遺書を残していると以前ブログに書きました。
最近始めた登山にしても、必ず想定し得ることは全て想定して計画も立てます。


それでも時にはアクシデントに見舞われます。それはもうどうしようもない。
交通事故だってそう。どれだけ自分が運転技術が天才的だろうが安全だろうが、
どうしようもないアホなドライバーが目の前に現れたら…一緒ですからね。



そういう、当たり前のことを、知らない人がこんなにも大勢いるという事実を
私は目の当たりにして、なんだかとても哀しくなりました。

まるで団体ツアー客が、旅先で雨天中止になった際、なんで中止なんだよ!
って、ガイドに向かって問い詰めてるような、そんなニュアンスを覚えます。
ガイドがいるから私は何もしなくても良いもんね~、…的な、ね。ほら。



悲しんでいる遺族の方に、私は言いたい。


今回、ポイントとなっている遺族側の主張はこうです。


「噴火警戒レベルが2に引き上げられていたら登山なんてしなかった…」


確かに、この警戒レベルは登山する上では重要な基準となってますよね。
でも、地震をはじめ、災害はある程度予測は出来ても完璧には不可能です。
普段誰もが見ている天気予報を見ていれば小学生でも解る話だと思います。
どれだけ当たってます?せいぜい半分くらいじゃないでしょうか、感覚的に。

でも、人間は学ぶ生き物です。経験則である程度自身で導き出してるハズ。
何でもカンでも他人の情報に頼っていたら、経験則は決して培えません。

訴訟を起こすくらいの気持ちがあるなら、もっと自然学から気象学まで
徹底して学ぶか、それがイヤならリスクのある行動は一切するな、というだけです。



因みに、私は絶対イヤですけどね。リスクは承知でこれからも遊びます。
だって、それで万が一死んだところで…それが「運命」ってヤツですから。

ただ、そんな事で絶対に死にたくないので、リスク軽減を学ぶんです。


歩いててコケて、骨折してるかも?さて、アナタはまず最初に何をしますか?


目の前を歩いてた人が突然発作を起こして倒れ込んだら、どうしますか?
AEDは近くのコンビニにも置いてあるけど、アナタはちゃんと使えますか?


こういう知識と経験を積んでこそ、多少のリスクがカバー出来るんです。


クルマの運転も全く同じだと思いますけどね。ま、私は運転ヘタですが(汗
だから、身の丈に合わないクルマは運転しないし、したいとも思わない。
自分で事故ってどうにかなるだけならまだしも、そうとは限りませんからね。



ちょっと偏見が入っちゃうかもしれませんが…


某エコカーをよく揶揄しますが、実際、結構な確率で毎日事故ってますよね。
そういう人たちって、恐らく「みんカラ」に登録してまでワイワイやるほど
クルマにも興味がないし、そもそも私よりもクルマのことを知らないでしょう。


そう、根本的に関心が無いんです。関心が無い人に限って、事が起こると
それはもう狂ったようにケチをつけるもんなのですよ、人間の心理って。

意外とバリバリのスポーツカーで事故ってる人がいないのはまさにソレ。
事故った時の恐怖もイメージしてるし、クルマを大事に乗らねばっていう
心理が常に上位トップ3以内で働いてるから、案外安全だったりします。

国としては、国民一丸となってエコカーに乗ってもらいたいもんだから、
そこらへんは有耶無耶にしてますが、実際はそんなところですよね(笑




…と、エラい蛇足になってしまったので、そそくさと本題へと戻りますか(汗



因みに最近気づいたんですが、"エラい"っておもいっきり名古屋弁でしたね…(笑




さて、お昼までに登頂したところで、今回は次へのステップの為に、
雪渓に慣れる為に、と訓練も兼ねて御嶽山へ訪れていたわけですが、
今年に入ってジムで鍛えるようになったおかげで、あまりバテることなく
スムーズに、しかも標準コースタイム以下で山行が出来て何よりでした。


最後に、まだこの近くで眠っているであろう5名の登山者を弔うべく…



一番被害を受けていた、御嶽山頂にある剣ヶ峰山荘頂上山荘です。



左側に見えている建物が、御嶽剣ヶ峰山荘ですかね。

その横には今も大量の火山灰が堆積したままになってます。



そしてその隣にあるのが、御嶽頂上山荘です。脇には御嶽神社奥社も見えてます。





亡くなられた登山者の方たちには本当に気の毒ではならないのですが…
自分自身にも、しっかりと肝に銘じて、安全を心がけようと思います。



なんだか後半、ちょっと暗くなってしまいましたので…いつもの絶景で〆を。



下山後はお約束の優雅な貸し切り温泉タイムで帰路に着いたわけですが…

その前に、これまたいつもの場所から、御嶽山の全容を展望します。



ちょっと雲がかかってきて残念ではありますが、6月でこれなら最高です。

改めて…よくまぁあんな所まで登ってきたなぁ…と、しみじみ。




そして、同じ場所から…2年前の秋、11月初旬に撮影したのがこちら。



6月の写真では「残雪」でしたが、こちらは「新雪」なんですよね。


どちらもイイ具合に冠雪していて、山容としては完璧な彩具合です。
当然ながら山頂~山腹の紅葉は終わっていて、山麓に紅葉が広がってます。




3年前、痛ましい災害に見舞われて、本当に気の毒としか言いようがないですが、
それを含めて、様々な事象を繰り返して創造されるのが「自然」の姿なのです。




御嶽山周辺は、この月末の急激な冷え込みで、きっと紅葉が加速します。

特に今年は地域によっては予想していたよりも早い段階で紅葉を迎えています。
開田高原あたりも、10月初旬の祝日なんてベストなんじゃないでしょうか。


観光客の数はまだまだ元通りには至っていないようですが、
名古屋からは高速道路を使えば2時間足らずです。是非、訪れましょう。




そんな私は、ぼちぼち秋の大旅行の準備に入ります。

今回はついに…残念ながら旅行中の降雨にも当たってしまいそうですが、
それもまた「自然」ということで、のんびり楽しく秋を感じようと思います。

10日間以上も自宅を留守にするのは、海外渡航以来なので若干緊張…(汗
Posted at 2017/09/28 21:02:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2017年09月23日 イイね!

絶景と感動の嵐!北アルプス、ダイジェスト。

絶景と感動の嵐!北アルプス、ダイジェスト。









今月19日~20日にかけて念願の北アルプス、槍ヶ岳へ初登頂しました。
台風18号の影響が心配されましたが、台風一過の秋晴れに恵まれました。

かつて日本百名山を選定した随筆家の故深田久弥氏が残した名言によれば…

富士山は、登山しない者にとって一生に一度は登ってみたい山で、
槍ヶ岳は、登山をする者にとって一生に一度は登ってみたい山で、
どちらも日本を代表する、紛れもない名峰であることは言うまでもありません。

今年7月に富士山、そして今回、槍ヶ岳に初登頂して、それがよく解りました。




さて…。


毎年恒例となる秋の大旅行まで10日を切ってしまっているので…
詳細レポはいずれ機会があれば…ということで、今回はダイジェスト版で。


今回ここに紹介する写真は、D5500で撮影した写真がほとんどです。
レンズは、純正の300mm望遠と、同じく純正の超広角10mmの2つ。
カメラや撮影については…所詮ド素人なので、詳しくはわかりません(汗
基本的には撮ったまんま、見たまんまの画像ですが、リサイズはしてます。

登頂山行の2日間で、スマホと合わせて1000枚以上撮影してますが、
登山から戻って来て間もないので、まだ写真の整理もろくにしてませんが、
とりあえず今回はめぼしいものをランダムに20枚ほどチョイスしてみました。


元画像はそこそこデカいので、画像クリックして閲覧してみて下さい。







まずは、お約束の…槍ヶ岳山荘手前の道標から望む槍ヶ岳山頂。



ここから肉眼でも槍ヶ岳山頂へアタックしている登山者がハッキリ見えます。
見ての通り、山頂付近は紅葉のピークを迎えたばかり…といったところでした。
ここの標高は約3050m、時間は昼過ぎ、風速3~4mってところでした。
「日本のマッターホルン」と呼ばれる故がよくわかる風景だと思います。




続いてはこちら。



飛騨沢と呼ばれる槍ヶ岳の岐阜県側の斜面、千丈乗越を見上げています。
撮影地点の標高はおよそ2600m、酸素は薄くなりつつありました。
槍ヶ岳の中腹ですが、紅葉は一部では随分進んでいる様子です。
リアルタイムで「何シテル?」に投稿していたのもこのあたりでしたね。

とにかくカラフルで、トルコ絨毯の上でも歩いているような気分です(笑
そして、上を見上げれば…相変わらずほとんど雲の無い一面青の世界です。




続いてはこちら。



これはもう槍ヶ岳山頂に登頂してますね。標高3180mからのご来光。
雲1つない快晴ではない代わりに、雲間から「天使の梯子」が現れました。

実はすでに3度目の山頂アタックです。この写真を撮る為に粘りました。
明け方未明の気温は当然、氷点下。風速は15m以上と台風並みでした。
多くの登山者が山頂を諦め、登頂した登山者はものの数分で下山する中、
私は体感温度マイナス20℃の中、1時間以上も滞在していました…(汗

完全にファンタジーの世界ですが、勿論CGじゃないですよ、念のため(笑




続いてはこちら。



同じく明け方未明、槍ヶ岳山頂から南西の方角を望んだ1枚です。
中央奥には穂高連峰、その右肩には御嶽山、乗鞍岳、焼岳も見えてます。
そして、右下の赤い屋根の建物は、宿泊した槍ヶ岳山荘になります。
この後、山荘へ戻り、そこから穂高連峰方面へ縦走していくことになります。




そして、次。



槍ヶ岳のすぐ南に位置する大喰岳(おおばみだけ)から望む槍ヶ岳の山頂。
こちらも9月20日午前の撮影です。強風のせいか登山者が殆どいません。
唯一、山頂に1人登山者が見えますが、槍の穂先はこんなスケール感です。
アップにしてみると、何となく迫力が伝わるか、と…伝われば良いなぁ(汗




続いても…槍ヶ岳です。



こちらは山頂のちょっと手前、多分クサリに掴まりながら片手で撮った1枚。

槍ヶ岳山荘もなかなかとんでもない場所に建てられているのがよくわかります。
因みに大正時代に建てられ、最大650人も宿泊できる巨大施設なのです。




…で、その写真をグイっと手前に引いてみると…



こんな具合…そこそこ高度感が出ているでしょうか。美しく険しい崖です。
言うまでもありませんが、先日到来した台風並みの暴風で氷点下という条件下、
命懸けというと大袈裟とは思いますが、気が緩んだら即死は必至でしょう。




そして、この朝…天気は曇り気味でパーフェクトではなかったですが…



雲間から覗いた朝陽が槍ヶ岳の穂先を照らすと同時に、北西の斜面には
見事な「影槍」を垣間見ることが出来ました。見られたのは一瞬の事です。
これを見る為に…体感温度約マイナス20℃を1時間以上耐えていました(汗




そして、この前日の山頂アタック時…夕景に於いても「影槍」を待ちました。



東に位置する赤岩岳の斜面に見事なピラミッド型のシルエットが浮かびました。
槍ヶ岳とは距離が違う為、槍ヶ岳の影だけ色濃く映るのが特徴でもあります。
写真ではなく、自身の目でこれが見られるとは非常に感慨深いものです。




しかし、この直後にガスが昇ってきて周囲が一瞬真っ白な世界になり…



ブロッケン現象が発生しました。本当に一瞬の出来事でしたが…この通り。
ガスった瞬間に、ひょっとして?と思い、カメラを向けていて大正解でした。
撮影時には現象は急激に終息していきましたが、まさに後光が射す瞬間でした。
この時も、山頂には私1人しかいなかったので、私の影だけが見えています。




続いてはこちら。望遠レンズでもいくつか撮影しています。



ブロッケン現象が発生した方角…常念岳から蝶ヶ岳につながる稜線の間から
長野県松本市の中心街、さらには松本城の天守閣もハッキリ確認できました。
この時期だからこそ、の遠景ですね。2月あたりまでは見られるでしょう。




槍ヶ岳の山頂へは3度もアタックをかけてますが、いずれも独占状態が続き…



せっかくなので、穂先の一番端まで行き、山頂部分全体を撮影してみました。
山頂の北端にはかわいらしい祠があり、お賽銭も無造作に置かれています。

写真の手前には山頂地点の証である三角点が見えてますが、固定されておらず、
正確にはこれはただの標石で、国土地理院としては三角点亡失扱いだそうです。

山頂である穂先は少し離れた場所からだと、とても尖って見えるのですが、
見ての通り、広さだけで言えば実際には10~12畳くらいはありますね。
なので、頑張れば20人くらい山頂に集まることが出来ると思いますが…
それだけいたら身動きは取りにくい上に、端にいる人は特に恐怖でしょう。
足を乗せるだけで簡単に動いてしまうゴツゴツした岩だらけですからね。




そんな恐怖の?象徴が…穂先へ向かうこのハシゴじゃないでしょうか。



こちらを撮影したのは初登頂日となる19日の夕方です。まさに天空世界。

時折このようにガスが出現し、瞬く間に周囲は真っ白で恐怖するのですが、
そのガスがまたすぐに晴れると、最後のハシゴが姿を現すのです。
まるで「ジャックと豆の木」で主人公が木の先端へ登り切った直後の世界。




でもって、そんな山頂…一番最後のハシゴから麓を見下ろしてみると…



こんな具合になるのですが…私の拙い写真で高度感が伝わるでしょうかね。
この穂先は高さにすると、たった130~140mしかないんですよね。
東京にある霞が関ビルとほぼ同じくらいだと言えば…分かりやすいかも。




続いては…槍ヶ岳から穂高連峰に向かう北アルプス縦走ルートにて。



20日は早朝はまだ良かったのですが、昼前あたりから天候が一変しました。
風速20メートルにもなり、もはや台風の暴風圏内と変わらぬ厳しさの中、
槍ヶ岳から穂高岳へ向かう縦走ルートを南下し、南岳へと向かっていました。

こちらはその南岳の手前で、岐阜県側…笠ヶ岳方面を望んだところです。
笠ヶ岳あたりで雪雲が発生し、物凄い勢いで東の空へと流れて行ってます。
しかし、稜線沿いには素晴らしい紅葉がピークを迎えていました。




続いてもほぼ同じく、南岳の手前より南東の方角を望んだ1枚。



南岳は山頂付近を歩くと、寧ろ紅葉ピークは過ぎてしまった感がありましたが、
鞍部や岩壁を見ると、ちょうどピークを迎えた様子でした。
そんな中、上高地方面を見渡すと、上空に怪しげな雲が集まってきてました。




そして、その最たる光景がこちら。



東の空、常念岳方面に向かって雪雲が荒波の様相で急速に流れていってます。
もはや説明のつかない不気味な…まるで、ゲームの世界へ迷い込んだかのよう。
これはこれでまた1つのファンタジーでしたが、30分もすると消滅しました。




そして、北アルプス縦走ルートも南岳を超えると、ついに現れるのです…



穂高連峰の大キレットです。その難易度は日本屈指、最大級とされてます。
私が立っている場所は、獅子鼻と呼ばれる大キレット展望台の先端です。

この先は、鋸の刃先のような稜線が何キロも続き、10mを進むだけでも
30分以上かかるという難所も多々あり、毎年犠牲者が絶えません…。


今回は槍ヶ岳が目的で単独山行ということもあり、こちらは縦走してませんが、
この場に立ってこのとんでもない絶景を見た瞬間、心に誓ってしまいました。


次はここを乗り越えてみよう…、と。


…完全に心を奪われてしまいました。




そして、しばらくため息をつき…南岳を後にし、飛騨沢へ下山しました。



こちらはその南岳から新穂高へとつながる南岳新道と呼ばれるルートの途中。
足元に目をやると、つづら折りとなって続く南岳旧道が見えています。

こちらは何年か前に開拓された新しいルートですが、通行量がとても少なく、
台風や悪天候の影響で、20か所以上に及ぶハシゴの大半が崩落しているので
推奨はされていませんでしたが、禁じられてはいないということで決断しました。




標高3033mある南岳を通過した頃には、ひたすら下山する一方なので、
高度がなくなるにつれ風も収まりつつあったので、動画も撮影してみました。

強風により風切り音がかなり入ってますので、ボリュームは控えめ推奨です。



臨場感をスポイルさせない為に、動画も一切編集無しの撮ったまんまなので
画面が強風で不安定ですがお許しを。これでも風は穏やかになった方ですが、
それでも時折さらなる突風で身体ごと谷間に吹き飛ばされそうになります。
数センチ足場がズレたら約1000m落下…すなわち、即死あるのみです。




そして、最後に紹介するこちらは…南岳西尾根の先端、ピークになります。



尾根の両端は、1000m級の崖になっていて切り立っていますが、
ハイマツが両脇に群生しているおかげで突風さえ無ければ恐怖感もなく。
そして、幅30センチ余りの木道が敷かれているので安心感も増します。


但し…

あくまでも自分の立っているこの場所は、東京スカイツリーの先端よりも
はるかに高い場所であり、台風並みの強風が吹き荒れる氷点下の気温の中、
15キロ以上のザックを背負い、すでに20キロ以上もこんな山道を歩き続け、
疲労困憊で足先の激痛にも襲われている単独山行中のアラフィフのジジイだ、
っていうことは…決して忘れてはなりません。勿論、電話も通じない場所です。




この後さらに10キロ以上歩き続け、途中から冷たい雨にも見舞われましたが
無事に下山することが出来ました。山行の最中、一部の電波の届くところでは
「何シテル?」などで逐一画像を投稿していましたが、この場を借りて
コメントやイイネをつけて頂いた方たちに感謝、報告とさせていただきます。

また、今回の山行では、本当に多くの親切な登山者たちに出会えて感謝です。




今回、まさか山に登って感動して泣いてしまうとは思いもよりませんでした。



感受性の弱い人からしたら、何も感じてもらえないかもしれませんが…
還暦に近づくにつれ刺激を失いつつあっても、感受性を失うことはありません。



そして…



これだけ旅しても、まだまだ自分の見たことのない世界はいっぱいです。



生きているうちに、元気であるうちに、めいっぱい目に焼き付けようと思います。
そのためには、日々精進は勿論、身体能力もより上げていかねばなりません。
そうしたくても出来ない人は、この世の中にはいくらでも存在しているものです。



今回、単に観光登山というワケでなく、本当にいろいろと考えさせられました。



…とはいえ、


無事に下山して、温泉に浸っている数時間後にはいつもの「仕事」という、
超現実的な世界へとあっさり引き戻されてしまったワケですが…

逆にそれがあるからこそ、また非現実的な世界へと旅立てるものですね。




さて。



下山してからもずっと仕事は不休状態で、ほとんど写真も未整理ですが、
今回紹介したような写真がまだまだ何百枚とあるので、仕事が落ち着いて
1日でも休暇が得られたら、他も紹介しようと思ってはいるのですが…
その頃には北海道~東北へ旅立ち、また写真や動画も沢山撮ってくるので、
またしても大半をお蔵入りさせてしまう気がしてなりませんが、いずれまた(汗


因みに、念押しをしておきますが…

若干無謀にも思える行動を度々してしまうのですが、決して単なる無謀ではなく、
人並み以上に身体を鍛え、気象を学び、計画に時間を費やした上での山行です。
イカレポンチな弾丸登山は否めませんが、用意は実に…周到です、きっと(笑



今回の2日間の山行データも、一応参考?までに残しておきます。


自宅~登山口までの往復移動距離=約500キロ(一般道のみ)
槍ヶ岳往復~南岳縦走の山行移動距離=約40キロ
iPhoneヘスルケアアプリによる総歩数=約60000歩
iPhoneヘスルケアアプリによる登った階段数=約450階
山と高原地図による実質山行時間=
約17時間(標準23時間)

1泊2日山行費用総額約18000円

【費用内訳】
ガソリン代:4000円(ハイオク、30リットル)
宿泊費:9800円(1泊2食付)
その他食費:1500円(菓子パン、非常食、行動食など)
下山後の日帰り温泉:700円
下山後の夕食:1350円
※出発前に登山道具として購入した備品などは除きます。


相変わらず、すこぶるローコストな庶民的登山です。何故なら…



…ですからね。


というか、そろそろコスパ王になったと言っても良いかもしれません(笑





もう1つ、参考までに…

槍ヶ岳のブログより、ちょうど1年前のこの日の槍ヶ岳の様子を見てみましょう。



御覧の通り、恐ろしいほど登山客で賑わっていたらしいです。
山頂は前出の通りですので、これだけの人たちが山頂を満喫するとなると、
3~4時間は待たねばなりません。山頂を断念して帰った登山者も多かったとか。

最近は登山もトレンドとなり、テレビでもやたらと紹介される機会も多いので、
富士山同様に、つい気軽に来てしまう人も…残念ながら多いようです。

当然、あまりの高さにビビってハシゴを降りられなくなる人も多かったでしょう。


こういう事があるので、混雑や行列が苦手な私には、週末や祝日は無理ですね。
クルマにしても、サンデードライバーが多い日曜日は運転したくないですしね。
観光地として地元が潤うのは勿論、喜ばしいことではあるとは思いますが…。



こんなにも快晴で、しかも紅葉はピークを迎えているという絶好条件にも関わらず
槍ヶ岳初登頂で素人登山者である私ごときが…と思うと、間違いなく、


贅沢+奇跡=プライスレス…な山行でしたね。





それでは、最後に…そんな山頂からの素晴らしい絶景を。


ずっと貸切状態だった槍ヶ岳山頂からの大パノラマ展望をHDR映像で。
こちらの動画も、撮ったまんまでノンカットです。ボリューム要注意で。




他にもネタは腐るほどあるので、リクエストでもあればまた限定アップします。

今回も、テレビ局や雑誌の方に気に入って頂けたので、絶景写真をいくらか
提供させていただきました。こんな細々と投稿しているブログではありますが、
そのスジのプロの方たちに陰ながら評価してもらえるのは嬉しいことです。

相変わらず素人受けがすこぶる悪いんですが…素人写真と素人記事なのに(涙


私が伝えたいのは、写真がどうとかってのは私にはどーでもいいんですよね。
それより、こんなド素人が撮ってもステキなほど絶景だってことが伝われば…。

早い話、めちゃくちゃカワイイ人は、何を着飾っても多分カワイイって話(笑




さて、来週から急激に冷え込んでくるようです。勿論、それは想定済みです。

何故なら…この寒気団を次回の紅葉ドライブのアテにしていたからです(笑
となれば、10日間に渡る秋の大旅行も…ステキな演出になって良いかも。


これからぼちぼち仕事の合間を見て次の旅の準備に入ります。
旅から帰ってくる10月中旬までは、なかなかブログの更新は厳しいですが、
旅先で「何シテル?」にの方にぼちぼちレポが出来れば、と思ってます。


因みに…


次回の秋の旅も、後日テレビなどで放送される予定ですので…乞うご期待。

ついでにウチの嫁さんの連載中の漫画にも登場させてもらいたいものです。
愛車のゴルフ7は以前…登場してましたけどね。だって、カッコイイから(笑


 
Posted at 2017/09/23 13:32:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2017年09月13日 イイね!

iPhone狂騒曲と国産車復権の行方。

iPhone狂騒曲と国産車復権の行方。








ガジェット好きにはたまらない、iPhoneXがようやく発表になりましたね。
昨日は深夜2時から2時間…しっかりと最後までライブ配信を見ておりました(笑


因みに、ハイライトはこちら。



ジョブズ氏が生きていた頃を思うと、最近のアップルは情報ダダ漏れな印象。
iPhone7の時もそうでしたが…結局リークされた情報とまんま同じでしたしね。



今回は、コンセプトとしてはこちらのようなCGも出回っていたんですが…



さすがにコレは無いだろ、ってことは…モーターショーと同じで解りますよね(汗



さて、今回発表されたiPhoneは、10周年ってことで7の後継として8が。
そして、最大の目玉と言えばやはり…X(テン)でしょうね。

私も、次に機種変更するなら迷わずXだな!って思っていたワケですが…
とりあえず、今回の新ラインナップを比較しやすいように並べてみました。



昨年9月、iPhone7が出た際に3年ぶりに5Sから機種変更をした私ですが、
昨今老眼が著しく進行している状況から、画面のデカいPlusにしようかと
物凄く悩んだんですが…ポケットに入れられないという致命的な要因から(汗
まぁ通常モデルでも何とかなるだろうってことでiPhone7をチョイスしました。

しかし、やっぱり老眼ジジイにはコレでも若干見にくいかも?というのがあり、
次はPlusの方が良いんじゃね?って思ってました。最近はナビとしても使うので。



しかし、今回のラインナップで登場した8とは別ラインであるXは…



サイズはiPhone8や現行iPhone7とさほど変わらない外寸にも関わらず、
限りなく全面表示画面化したおかげで、Plusよりも画寸がデカいんですよね。


これは…老眼ジジイにとっては朗報です(笑



ただ、唯一しっくり来ないというか…個人的に好ましくないと思ったのは…



この画面上部のデザイン…というか、レイアウトでしょうかね。
画像の右側みたいな感じでスパッと切ってしまえば良いものの…。

こればっかりは構成上そうせざるを得なかったのかもしれませんが…
全面表示の際、どうしても違和感があるんですよね、この"剃り込み"部分(汗


特に、iPhoneを横にしてフツーに映像や写真を大画面で見る際なんて…



左端のところがどうしても見切れてしまうんですよね。なんかイヤなんです(汗

ま、使ってるうちに慣れちゃうかもしれないですが、別にそこまで表示しなくても
前述の画像にあるように、トップのレンズやスピーカー部分だけ帯で除外して
全面表示とすれば良かったんじゃね?って思うんですよね…って、私だけかしらん。



あと、カラーのラインナップについては…



iPhone8とPlusは3色ですが、iPhoneXはシルバーとグレイの2色のみ。


えー!iPhone7で後発された、あの真っ赤なのが欲しかったのに~!



…と思いましたが、まぁ結局こんなのケースに入れてしまえば関係ないし(汗
今使ってるiPhone7は、当時かなり話題だったジェットブラックなんですが、
正直なところ、いくら透明とは言えケースに入れたらタダの黒でもおんなじ(爆

ケースレスで持ち歩く漢じゃない限り、本体カラーに拘るのはもはやナンセンスかも。
それに、製造過程が大変なのに値段も同じじゃ…これ以上作る必要ないですしね。
ジェットブラックの唯一?のメリットは…アンテナのラインが目立たないだけ(爆


…というワケで、もしもチョイスするならこの際何色でも良いかもしれません(笑
ま、今使ってるのが黒いから…今度はシルバーでも良いかもしれませんね。



んでもって、肝心なスペックですが…



現在のレティーナディスプレイでもぶっちぎりでキレイだというのに、
iPhoneXは噂通り、有機ELが採用されているので言わずもがな…ですね。

もはやここまで画質が良いと、その違いもイマイチよくわかりませんが…。
ただ、アンドロイドスマホと並べると、めちゃくちゃ違いがよくわかります(爆
これはもう、MacとWindowsの差と一緒…と言って良いでしょうね、ええ。



今回、カメラもさらに向上しているようですし、ついに顔面認証になりました。

アンドロイドでは目で認証するタイプがあるようですが、お粗末なことに、
自身のカラーコピーをスマホに近づけると認証してしまう事もあるらしく(爆


iPhoneの場合は3Dで、顔面全体で認証するので、そういうマヌケなことは
100万分の1の確率くらいでしか起きない…そうです。

ま、別に6ケタのパスコード認証もあるから別にいいんですが、写真だけで
いとも簡単に認証されちゃったらセキュリティ上どうよ?ってなりますからね。


そして、この顔面認証の機能を使って、フェイスIDなるものも登場。



ユーザーの表情まで細部まで読み取ってくれるそうです。すごい時代です(笑

私はガジェット好きなワリに、iPhoneとか大して使いこなしていないんですが、
こういう機能があったらメール1つ送るのも面白くなるかもしれないですね。
普段メールとか絵文字とかほとんど使わないので…面倒臭いし(汗

あと、化粧してないスッピンじゃイヤ!って女性なんかは深夜になっても
こういうキャラに扮すれば良いワケですし…いろいろ活用は出来そうです。

仕事に遅刻したら上司にキツネのフェイスでメールして言い訳するとか(笑



他にも耐水性とかそういったモノは以前と変わらず、改悪か?と思われるような
機能とかは今のところ無さそうです。寧ろ、歓迎すべき新機能満載でしたね。
ホームボタンがついに一切なくなったのは…ちょっと心配ではありますが。


それと、最大の売りでもあるワイヤレス充電もついに標準化されましたね。

これは、次期発表のVWポロをはじめ、多くのクルマで対応していくらしいので
これからは乗車していちいちUSB接続とかしなくて済むのは非常に便利です。
旅先とか買い出しとかで、ちょっと移動する度にいちいちUSBケーブルを
引っ張ってきて接続して…というのが地味~にストレスだっただけに…ね。

ま、充電なんかマメにしなくてもしばらくバッテリーは持ってくれるんですが、
接続しなきゃしないで、長時間移動中でもつい忘れちゃうんですよね…(汗




でもって、一番気になるのはやはり…おいくら万円?ってことでしょう(笑




私の場合、もしも買い替えるなら迷わずiPhoneXなので、iPhone8については
特に気にしてないですが、$699~っていうのはかなりお値打ちっぽいですね。
未だにiPhoneSEがラインナップされていて、しかも$349ってのもスゴいんですが。

64GB版では税込み約85000円、
256GB版は税込み約103000円。



容量で価格が違うのはいつもの通りですが…今回は64GBと256GBの
2仕様しか用意されていないというのは、正直ちょっと残念な気がします。

写真や動画のスペックを考えたら、さすがに64GBは少し少ない気がしますし。
とは言え、256GBはちょっと容量ありすぎとちゃうかしらん?って…。


ま、パソコンの容量が10TBでも足りないっていう私が言うのもアレですが(汗


今使っているiPhone7は128GBですが、日々写真も動画もガンガン撮っていて
使い切るってことはまず無いです。だいたい6~70%使用中ってところです。


で、肝心なiPhoneXの値段は…さすがにぶっちぎりの高額設定になりました。

64GB版では税込み約122000円、
256GB版は税込み約140000円!


ひぇ~!敢えてわかりやすいように上記のように税込価格を出しましたが、
こうしてみると…iPhoneXはぶっちぎりで高額ですね。14万円以上って(涙


で、一般に大手キャリアで機種変更となると、24か月払いが主流ですが…
iPhoneXの256GB版では、端末代だけで毎月約6000円になる計算です(汗

例えば一番安いパケット放題や、カケホーダイのようなプランと合わせれば
毎月の支払は12000円くらいとなり、2年使うと30万円近くなりますね(爆

…スマホ1台持つのに年間15万円って(泣


但し、月月割などといった毎月の割引サービスもあるだろうから、実際には
月額1万円くらいには抑えることが出来そうです。あくまで最安プランなら。

しかし、スマホで動画を見たりネットをガンガン使う人だと無理ですよね。

また、iPhoneの場合は、アップルケアといった長期保証オプションもあり、
そちらに加入すると+3万円近くかかるようです。他にも有償アプリだとか、
留守電サービスだとか、音楽DLとか様々な有償オプションもあるので、
あれこれとサービスに加入すれば、年間20万円は下らないと思いますね(爆



というワケで、ガジェット好きな私ですが…さすがに躊躇する額面です。
ホテル1泊5000円で「高すぎるー!」とか思う低俗庶民の私からすると
相当勇気が必要なお買い物になりそうです…です…ですが…

ま、クルマをちょこっと改造すると思えば全然安いかな?って(汗



とりあえず、iPhone8とPlusは9月15日から予約開始となりますが、
生産がまるで追いつかないiPhoneXは11月という話なので、あと2か月間。

ちょっと悩んじゃいそうです。今使ってるiPhone7は全然まだ新品同様ですし。
物持ちが良いので、以前のiPhone5Sも新品じゃないよね?って疑われたほど。

正直、特別にコレと言って不満があるワケでもないですからね…多分。




あ、そうそう。クルマと言えば…というか、みんカラ的な話題として…



以前も書いてたモーターショーの話。ホンダからはこんな車が出てました。

「アーバンEV」コンセプト…だそうです。

正直、どこをどう見ても…初代のVWゴルフにしか見えないプロポーション(爆
だからでしょうか…なんだかものすごくカッコイイと思えてしまうのです。

それに、丸灯が他とのバランスが抜群に良くて、とても自分好みです。


でもって、尾灯は四角になってます。これもまた絶妙なバランスじゃないかと。



リアの雰囲気からすると…どことなく往年のホンダライフや360っぽいですが。


まぁコンセプトカーなので、異常なほどノッペリとはしているんですが、
これにちょっと手を加えたらそのまま市販出来るんじゃね?って感じもします。

それをテコ入れしまくってコンセプトをブチ壊すのが日本人の悪習ですが(爆





内装は…さすがにコンセプトカーだけに、あり得ないくらい非実用的。
しかし、将来のクルマはこんな感じで大型液晶化でごくシンプル設計に
なっていくような気はしています。テスラなんか実際に実現させてますしね。

11月の名古屋モーターショーで実物が見れると良いんですけどね~。


ま、ずっと輸入車に乗り続けている人からしたら眼中に無いかもしれませんが、
やはり日本人ですので、日本車が頑張ってくれると嬉しい限りです、はい。



とは言え…

SUVが流行ってるからといって、アクアを無理矢理SUV的にしたり…




日産は日産で、売れ筋コンパクトカーをSUVちっくにしたり…



なんだか付け焼刃のようなモデルがどんどん出てくるのもどうかな、と。


ま、でも実際は物凄く使い勝手は良いとは思いますね。それに…安いですし(笑

みんカラはクルマ好きの集まりだから、クルマにお金を費やす人が多いですが、
一般庶民は現実的にそんなには出来ないので、どうしてもこのくらいのクラスで
満足を求めてくるワケですから、このようなタイプが派生するのは当然ですよね。



安いと言えば…こちらの車も登場しましたね。



スズキのスイフトスポーツ。ゴルフ7HLと同じ1400ccですが、
140HPで車重は1トン弱ってことで、パワーウェイト比は7キロ以下。
そいでもって車両価格は200万円チョイ、と非常にお値打ちスポーツカー。




内装も、妙な小細工もなく、至ってシンプルで実用的で好感が持てます。
こういうのであれば、お金の無い若者でも手が届きやすそうなんですけどね。

ホンダがついにシビックを出しますが…すっかり高級化しちゃいましたしね。
どう考えてもバブルの頃86とか乗ってた層がターゲットになってるっぽいですし。



あと、バブルと言えば2大SUVとして人気を二分していたこちらも復活。



こちらはそこそこガチなSUV、ハイラックスサーフのピックアップ版。
アメリカだけになってたようですが、日本でもついに復活?するかも、と。

なんでしょう…最近のトヨタ車特有のフロントグリルが無いもんだから、
妙に新鮮さを感じてしまうのは私だけでしょうか(汗

当時、私もサーフを買うか悩んだ時期があって、結局、周囲で見かけなかったので
パジェロにしたんですが…あまりの人気で半年以上納車待ちだったんですよね(懐





さて、週半ばとなりましたが…昨日も書いたように、台風到来ですよ。18号。



今後の台風の進路予測が出ていたので、見てみると…



うわ~、見事に3連休ダダかぶり!おまけにしっかり日本列島縦断…。


というワケで、名古屋方面は明日あたりまでは快晴が続きそうですが、
週末の金曜日あたりからジワジワと秋雨になりそうな気配です。

まぁこの秋雨のおかげで、雨が上がれば一気に紅葉も進行するので、
それはそれで楽しみなのですが…いよいよ1週間後に迫った登山計画が、
このままだととっても微妙な感じになりそうなので、今からドキドキです。




昨日の予報では、来週19日以降は見事な快晴っぷりなので、ひと安心?




しかし、夕方になると、またしても微妙な具合に…うーん、どっちやねん。


台風は上陸してしまうと衰えはじめ、急速に北上していくケースが多いので、
今回の台風18号も、上陸してしまえば2日後には快晴が見込まれるので、
雨量さえ多くなければ、来週の登山は最高の絶景が期待出来そうなんですけどね。

台風一過のすぐ後では、いくら当日快晴であったとしても、河川が氾濫していて、
沢なんて何も無しでは渡渉できないですからね…難しいところであります。



因みに、山岳天気予報では、槍ヶ岳付近は20日だけ「A」判定でした。
7月の富士山登頂時も、前日までは雷雨との予報で「C」判定でした…(遠い目

ま、なかなかアテにはならないもんですね。自身の勘の方が当たります(笑




しかし、もう山頂付近は朝の9時で気温3℃…もはや真冬装備が必要か?

因みに、7月の富士山登頂時は山頂は最低気温2~3℃でしたが、半袖でした(笑
その前月の御嶽山登頂時は山頂では-1℃でしたが…やはり半袖でした(汗


…どんだけ暑がりやねん。


ま、おデブちゃんは基本=暑がりですから仕方がありませんね、ええ(笑


しかし、今回は山頂付近で1泊予定なので、さすがにダウンは必要かもね。
出来れば天体観測もしたいので…って、快晴でなきゃ山行出来ないですけどね。


まだまだ予断を許せませんが、ここへ来て少しだけ希望が出てきました。


今回は初めての1泊山行となるので、丸2日間快晴でないと困るんですが、
富士弾丸登山の時と同様に、ほとんど休みの無い中、経験と勘だけを頼りに
休暇をゲットしてる上に、10月以降は登りたくても登れなくなるだけに、
本当にチャンスが限られているからこそ、いろんな意味でドキドキなんですよね。



さて、久々に…てるてる坊主でも作っておくか(笑
Posted at 2017/09/14 05:24:59 | コメント(5) | トラックバック(0) | ガジェット | パソコン/インターネット
2017年09月12日 イイね!

プギャーですよ、ほんと。

プギャーですよ、ほんと。









つい数日前に9月に入ったと思いきや、もう3分の1が過ぎてしまいました。
昨晩は久々にガッツリ雨が降りましたが、夕方には見事なまでの夕焼け空に。

明日の朝は間違いなく、最高のモルゲンロートに期待が出来ることでしょう!
しかし、8月に入ってからまともに休める日がなく、忙殺されっぱなしだわ、
そもそも雨ばっかりだわ…で、何もしなくてもストレスになる日々でした。

しかし、9月に入るとたちまち秋めいて、先週末の朝は見事な晴れっぷり。



東の空にモーニンググローリー現象のような雲が現れてテンションUP!
こういう時に限ってスマホしか手にしていないのが悔やまれます、はい。


そして、悔やまれると言えば…

今、ジワジワと日本列島に接近中の、台風18号です。




数日前まで、間違いなく中国へ上陸していくものだと思われてましたが…




たった2日で見事に裏切ってくれました。どんだけモンキーターンなの。



だから…トップ画なんですよ、ええ…。

因みにこの205、当時めっちゃくちゃ欲しかった1台です、はい。


m9(^Д^)プギャーwwwwww



・・・・。


おかげで、今月ついに初登頂か!?と、密かに進行中だった槍ヶ岳計画も…



毎日のように長期予報をチェックしまくったりして…



むむむ…。



どんどん雨マークが増えていくのは…台風のせいもあるのかしらん(涙


かろうじて30%くらいなら決行する気でいたけど、40%以上ではねぇ(汗


まぁ登頂した直後にまた東北や北海道で毎日登山という過酷な旅も待ってるので
無理に直前になって行かなくても良いような気がしないでもないんですが。
なにせ、自然相手ともなると…そういうワケにも行かんのですよね。



写真を見てるだけでも脂汗が出るほど緊張感の漲る登頂にはなりますが…
やっぱりココだけは死ぬまでに登頂しておかないとね、体が動けるうちに。

私、60歳過ぎてこんな山に登れる体力なんて、絶対想像出来ないですし。
やっぱり今の年齢がリミットだろうな~って思うから…したいんですよね。


世界一周にしても、高校生の頃には既に絶対に行く気マンマンでしたが、
そんなのは社会に出てガッツリ稼いだらいつでも行けるわ!っていうのが
周囲の大半の意見でしたが、結果は…大ウソでしたしね。

独り身でそこそこ小遣い持って根性と体力があればこそ!でしたしね。
変なプライドも無いし、好奇心旺盛だし、刺激は強いワケですしね。

結婚して家族が出来て、仕事も徐々に責任重大になっていくライフステージで
予定も決めずに気ままに世界一周放浪なんて、とてもじゃないけど無理!!
とんでもない金持ちか、とっくにリタイヤした年金に余裕のある老人だけ。
それも、財力だけでなく体力や根性は勿論、語学力や世界情勢の見識も必要。
それでも、歳食いすぎてると妙に達観しちゃってて刺激なんてゼロですしね。


やっぱり、やらなきゃ!って思った時にフットワークが軽くないとダメですね。


…ってなワケで、今日は仕事の都合でまたしてもジムに行けなかったので…



自室にこもってダンベルとか振り回して老体にムチ打ってました(怪
フットワーク…全然軽い感じになりやしませんがー(汗

時間が無いとか言い訳にしたくないんですよね、そういうのダサいから。



…って、実際どう考えても無いんですけどね(爆



自宅に戻ると、我が家のペット…アウディ君ことヤモたん達も集います(笑



この写真では窓にヤモパパとヤモママの2匹が張り付いてるだけですが…
門灯にはしっかりと彼らの子ヤモたん達が頑張って害虫駆除中でした(笑

こうやって育っていくもんなのですね~。

毎晩同じ時間に出没して、たっぷり害虫を食い散らかして明け方になると
そそくさと自分の巣へ帰っていくんですが…おかげで我が家は虫知らず(笑

いや、家の近くにはタヌキとか野生動物も多いんですが(汗
しかし、おかげでここに越してきてから蚊に刺されることもなくなりました。



さて…と。


あともう数時間で、いよいよアップルの新作発表が始まりますね~!


去年の今頃、3年ぶりにiPhone7に乗り換えたところなので、今回の新作は
スルーの方向で考えているんですが、ガジェット好きなので気になります。

一応、私の中の「欲しい物リスト」には追加されましたしね、iPhone8(笑
でも、真っ赤なiPhone7が羨ましい私は、白黒金のラインナップは興味無し。


そんなガジェット好きーな私、アウトドアウォッチだとか、レンズだとか、
今年に入ってチョロチョロと欲しい物リストを順番にゲットしていく中で、
こちらのアイテムたちも順当にランクアップしてきました。


1つはスマホ用のスタビライザー。



それほど動画を撮影するワケでもないので不要っちゃ不要なのですが(汗
約35年前に映画「死霊のはらわた」を観た際に、撮影に感動したんです。
超B級で低予算なインディーズ映画なのに、ステディカムとか使っていて。

当時大学生だった監督のサム・ライミ、すげー!!って。

で、そんなステディカム的な撮影がこんな手軽に出来ちゃう時代になるとは。

皆さんお馴染み、アリさんで見ていて発見したんですが、$130前後。
日本でも代理店から同じモノが出てますが、18000円くらいですね。
スタビライザーっていうと10万円くらいは当たり前だった気がするので
この価格でコレっていうのは…いや~、すごいな~と。



ま、私の場合・・・撮るとしたら、山か動物くらいかな(汗
被写体をカメラが常時追従してくれるっていうのもまた超便利そうです。
そう、単純にスタビライザーとしてだけでない機能もあるんですよね。



んで、もう1つ。友人にも買わないの?と度々言われるアクションカメラ。

以前も欲しい、欲しいとブログに書いてて一度は物欲が終息したんですが…
なんだかまた再燃しつつあります…登山と旅行を控えてるからでしょうね(汗



7月に富士山登頂した際も、あれだけ快晴で絶景が堪能出来たんだったら
アクションカメラとかあれば良かったかも?ってちょっと思ったんですよね。

でも、皆さんがよく使ってるGoProは貧乏な私には手が届きません(涙

しかし、年々著しく進化していってるんですね…こうしたカメラの世界って。
2万円もしないオモチャのようなカメラでも4Kが撮れちゃう時代だそうで。

このSJCAMは、本家と比べたら明らかに格差を感じるものの、他と比べて
値段ほどの差でもないかな?と思わせられる内容でしたので、悩んでます。

他にも究極に安いカメラもありますが、さすがに並べると違いは歴然です。
とはいえ、3~4年前とは比較にならないほど進化してる気はしますけどね。



ってなワケで、もうちょっと悩んでみよう…。因みに14000円程度です。
正直、いつもならこっそりポチっちゃうところですが、この秋の大旅行で
海外旅行並みに大出費してしまうので…さすがに出来ません、ええ(汗


あと、万が一槍ヶ岳へ出かけるとなると、25時間くらいは歩くと思うので(爆
そうなると、10000mAhのモバイルバッテリーでも不足しそうってことで
重たいのを承知で20000mAhのタイプを買っちゃおうかと思いましたが…



先日もドラレコが燃える被害が何件も発生してニュースになってたばかりですが、
今度はモバイルバッテリーの火災も発生していて、何となく怖くなったので
とりあえず買いたかったバッテリーは見送ることにしました(汗


最近、バスもよく燃えてるし、昨日は電車も燃えてましたよね…(汗



どれもこれも、知らない間に…いつの間にか火事になってるケースだし、
注意しようにもなかなかできないですよね…気を付けたいものですが。



今夜の空の具合からすると明朝は秋らしい遠景が望めそうな気がしたので
早めに寝て仕事前にサクっと小高い山にでも行こうかと思ったんですが…
ダンベルを振り回してたおかげで疲れすぎて…出かける気が失せました(爆




アップルの新作発表会の生放送でも見ながら寝るとするか~。


…頭に思いついたことを何も考えず並べた、他愛のない独り言でした(大汗



最後に…



好きすぎて仕事帰りにテイクアウトまでしちゃうバーミヤンの油淋鶏を(笑

とんかつに飽きるとコレばっかり食べてしまう…中毒性のある料理です(怖
Posted at 2017/09/13 00:32:54 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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「そういや今日は猫の日だったっけ。我が家のニャンズは、、、、」
何シテル?   02/22 23:09
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