• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Alan Smitheeのブログ一覧

2018年03月30日 イイね!

春も終わりを告げ、箱替えの季節です。

春も終わりを告げ、箱替えの季節です。







昨日も昨日とて、お昼休みになれば名古屋の中心街で
軽くランチをとりつつ、軽くお花見をしていたのですが…
やはり、満開と同時に昨日までほとんど散っていなかった
場所でも1日で桜が散りまくり…この風では無理もないか。

…というワケで、昨日は夜になっても再び夜桜見物へと
仕事帰りにサクサクっと出かけたまでは良かったですが、
どうも花粉症を発症してしまったような気がしてならず(涙

元々アレルギー体質ではありますが、何故か花粉症だけは
発症せずにいたので、還暦まで発症しなっきゃ勝ちだな!
って高笑いしていたのも昔の話…着実に老化が加速なう(涙


というワケで、こんなジジイになってようやく花粉症の辛さを
思い知ることになりましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。


さて、昨日の夜桜については…これまた日を改めて。
…というか、ブログの更新がまるで追いつきません…(大汗


今回は久々にみんカラらしく?どっぷりとクルマの話題です。


まずはトップ画像…はい、皆さんご存知、VWティグアンですね。

昔からのみん友さんには周知の通り、私は1つ前の型ですが、
輸入車…VWゴルフに乗り換えるキッカケとなったクルマが、
このティグアンでした。…だけに、今でも欲しいと思ってる1台。

しかし、何やカンやで装備が充実、気づいたら"高値"の花に(涙


そこで、次は何に乗りかえようか?と、半年以上前から悩み中…。
私みたいな本当の庶民は、そうそう簡単に輸入車は買えません(汗

VWゴルフはコスパがあからさまに良かったのもありましたが、
当時としては珍しかった最新鋭の機能に惚れ込んで決めました。
勿論、純粋に予算内だったから、というのが大前提にありますが。



今回も予算的には大して変わりません。
なので、極端にアップグレードとなることは絶対にあり得ないです。

しかし、VWゴルフがあまりにも良かったので困りものです。
正直、発売から5年が経とうとしているゴルフ7を凌駕するクルマが
未だにそれほど多く現れていない…というのがあるからです。

強いて言えば、モデルチェンジしたゴルフ7.5…でしょうか(汗


ただ、今までを振り返ると…私はみん友さんの中ではダントツで
クルマ選びに関して無節操です(汗


キャデラックからワゴンRに乗りかえたり、ジープに乗ってみたり。
かと思えば、スープラをゴリゴリにイジリ倒して走り屋になったり(爆

クルマの事をよく知らない分、きっとノンポリになるんでしょうね(汗


しかし、今回はちょっと事情が違ってきています。


VWゴルフを選んだのは、長距離ドライブ重視が大きな理由の1つ。
単純に、ドイツ車に乗ってる人たちが口を揃えてそう言うもんだから
すぐに他人の意見を受け入れてしまう私はすぐ飲み込みました(笑


実際、ドイツ車ならでは!といった使い方が出来て満足です。


スポーツカーなのにノロノロとしか走らないとか、
オフロードカーなのに舗装道路しか走らないとか、
私の中では正直そういうの…絶対にあり得ません

いわゆるお金持ちの人は全く逆だと思いますけどね。
ずーっと車庫に入れっぱなしでフェラーリを持ってたりとか。


しかし、そこは貧乏性の私。どうしても実用性を考えてしまいがち。
その時好きだと思えた車に乗るのが一番だとは承知してるんですが、
そんなことが出来るのは、大金で道楽が楽しめる優雅な人だけです。


なので、今何に必要か?というのを考えてクルマ選びをしようかと。



今の生活スタイルを考えると…

普段の通勤や買い物なんかで走る距離は、10キロ未満が大半。
それだけで終始するなら、完全にタウンユースな車を選びます。

しかし、休みともなれば、ワリと遠出をします。それも山岳地帯へ。
そうなると、アウトドア向きな車を選んだ方が無難なのかな、と。

最近登山もするようになったので、今回はそれを念頭に置きます。

ただ!クルマで山に登るワケではないので、オフローダーは不要。
というか、デカい車では逆に登山口へ進むことが出来なくなります。
とんでもない林道を走破する機会なんて、まずありませんしね。


私の場合、このVWゴルフでは1年平均約13000キロ走ってます。
しかし、この半分以上は市街地をチンタラと走っているだけです(汗

…となると、やはりタウンユースをメインに考えることになります。
それでいて、山道や雪道もそこそこ走れるクルマ…SUVですね。

VWゴルフでは、1年に3回もパンクするし、落石事故も2度経験。
特に、2回目の時は車高が高ければ助かった可能性大でした。


そういうことを踏まえて、去年の夏頃からずっと悩んでました(笑


そして、最初に候補にしていた本命は、こちらの車でした。

alt


ま、これまでにも散々書いてるのでバレバレでしたよね、ええ(汗

まだ発売前ですが、価格も今乗っているゴルフと変わらないようだし、
もうこの半年間というものの、あらゆる情報を収集しまくってました。

そして、去年暮の名古屋モーターショーで見て、ほぼ心に決めてました。
発売は2018年8月頃ということで、ちょうどそこで箱替え出来るかな、と。
実際にはその約半年後…2019年1月で納車から満5年となるので、
今年中に成約出来たら良いな~って思いつつ。


しかーし!情報収集してるうちに、世間ではSUVブームがさらに過熱…。


まず、キョーレツに欲しい!と感じた車が発表されちゃいました。

それが…


alt


そうです、これも以前書いてたので、ブログをちゃんと読んでる方なら
御存知かと思いますが…ボルボのXC40。今月、ついに日本デビュー。

先にデビューした上位モデルであるXC60があまりにも良かったので、
こちらも相当良いだろうとは想像しています。いや、絶対に良いでしょう。

因みに、XC60とXC90とグレード違いと思ってる人が多いんですが、
そうではなく、「生活スタイル別」というコンセプトで分けられてるそうで、
実際に、装備もサイズも極端な違いはなかったりします。


ただ、その分お値段もそれなりで…乗り出し450万円から~と聞いて、
一気にしょんぼり…ベースグレードなら何とか買えそうって話でした(汗

もう1つ残念なのは、ディーゼル仕様車は今後も導入されないとのこと。
XC40はT4とT5の2種類のみで、ベース車両のT4のみFF仕様あり。


それにしても、内装デザインがむちゃくちゃ好みです。

alt


XC60は既に何度か試乗もしてますが、運転もしやすいし、
何より視認性も高く、カーナビも見やすいし、使いやすそう。
メーターはイマドキのフルデジタルで、賛否両論分かれそうですが、
ガジェット好きな人にはウケは良いでしょう。私は嫌いじゃないです。


また、欧州車のクセに?普段の使い勝手が何かと考慮されていて、
例えばラゲッジルームの底フタを立てるとレジ袋がフック出来たり、
カジュアルな生活スタイルというコンセプトがしっかり守られてます。

alt


そうした制約の中で、きっちりデザインしてくるところが流石で、
すぐにブレまくっちゃう日本人には絶対に真似できないところ。

GWまでには試乗車も用意されるとのことなので、待ち遠しい。
うーん…他に候補が無かったら、多少無理してでも欲しいかも。



しかし、この後も続々と候補者が現れます。


まず、これまた去年、こちらでも書いていた、トヨタのコンセプトカー、
FT-ACを市販化した、再発売となるRAV4です。

alt

ぶっちゃけ、あのコンセプトカーが市販化されてどうなるのか?と
思ってましたが、まさかこんなに素晴らしい落としどころが見つかるとは。

今のところ北米のみで、日本では2019年の春デビュー予定だそうで。

…ん?来年の春?!…私…間に合わないじゃん(涙

というワケで、残念ながら候補から外れる見込みです。

リヤは、コンセプトの頃から露骨にティグアンをパクった感じですが(爆

alt


ほら?意識してないワケがないデザインですよね…(汗
でもいいんです、この際。昨今のトヨタにしたら嬉しい方向性です。


内装も…平衡感覚がおかしくなるような的外れなデザインではなく(汗

alt


非常にシンプルで実用性の高そうな、今までとは少し違う感じ。
老眼ジジイとしてはナビ画面のサイズが気になるところですが、
8インチくらいはありそうな気配。そこらへん、トヨタは解ってます(笑


うーん…何とか年内に出てくれないでしょうかねぇ…。


因みに私、プリウスの姉妹車?でもあるCH-Rも嫌いじゃないです。
デザイン重視のあまり、実用性とコスパはお世辞にも高くないですが、
実際乗ってみて、印象は悪くなかったし、売れる匂いがしましたし(笑

ただ、これで山へ出かけるには…さすがに荷室が狭すぎるし、
車中泊しようとしても、足が延ばせないほど狭いのできっと無理…(汗

そこへきて、このRAV4だとひと回り大きいので、都合が良さそうです。



そして、次…昨日アメリカで発表された、スバルの新型フォレスター。


コンセプトカーは前出の名古屋モーターショーでも話題になってました。

alt


正直、かなり具体的というか…実用的なところまで来ていたので、
それほどアレンジされずに市販化されるのかも?と期待してました。


そして…いつものように、サイトではやたら期待をさせる雰囲気を(笑

alt



めっちゃハードルを上げまくっておいて…発表されたのがコチラ。


alt


うーん…。


いや、決して悪いとは思わないけど…何でしょう、この垢抜け無さ(汗
中途半端に都会的なテイストをブッこんじゃいました!ってなデザイン。

やはり、いろんな意味で裏切らないのがスバルなんだなぁ、と(笑

因みに、サイズは…前出のホンダCR-Vと、ほとんど一緒!
要するに、3シーターにしては小さいけど、5人乗りとしてはデカい車。

なので、荷物は十分乗るし、車中泊も十分出来る広さを誇ります。


内装は、レヴォーグに始まったこのレイアウト。XVとか、みんな一緒。
なので当然、斬新さは微塵も無いですが、個人的には気に入ってます。

alt


老眼にやさしい8インチ画面。今のゴルフが8インチ以上なので、
ぶっちゃけ、これくらいないとどれを見ても見づらさを覚えます(汗

車両インフォがナビ画面と別にあるのも個人的に気に入ってます。

乱暴に言っちゃえば…レヴォーグはステーションワゴンなワケで、
そいつの車高を上げたのがこの新型フォレスターって感じでしょうか。

そして、荷室を短くしたのがXV…、と(笑

エンジンはNAで2500cc。燃費は…スバルなので良いワケはなく。
燃費以上の走りの良さが私みたいな素人でも感じられるのであれば
確実に候補にしたいところですが、スバリストにしか解らないような
そんな車であれば…正直自分には…要らない、かな(汗

デカそうに見えて、車幅は今のゴルフより15ミリ大きくなるだけなので
使い勝手は悪く無さそうなんですけどね…いろいろ勿体なさそうです。



因みに、新型ティグアンは…今ゴルフに乗っていることもあるので
さほど斬新さは感じられませんが、デザインはぶっちぎりカッコイイ。
相方に意見を求めると、間違いなくティグアンを推して来ます(笑


じゃあ、VW車で他は無いのか?と言えば…

alt


トラモントなる、t-Rocの姉妹車が出るとか出ないとか…。

うーん…如何にもアメリカ人好みな面構え。北米向けでしょうか。
それでも限りなくシンプルに徹していて嫌いではないです。

それよりも、肝心なt-Rocは出さないのかね??って思ったら
一応、年内には発表されそうな気配。先日新型ポロが出ましたしね。
t-Rocはポロの言わばSUV版みたいな位置づけですよね。

なので、サイドブレーキも電子ブレーキすら採用されていないので、
オートホールドが絶対条件の1つである私の候補からは完全アウト。

さらに、エンジンスタートボタンがないという、原始的なイグニッション(爆

alt


スタイルやデザインは決して悪いとは思わないんですが…
期待しすぎでしたかね。ま、ゴルフに対するポロと同じで、
ティグアンに対するTロックって感じで、ゴルフから乗り換えで
コレにするのは明らかに不便でストレスになるだけでしょうね。

それと、ポロの姉妹車であり、SUVでボディがゴッツい分、
室内は圧倒的に狭く、荷室で足を延ばすなんて到底無理…。

やはり、ゴルフより小さいクルマだと、私の生活には不適合です。


因みに、VWは最上位クラスとなるトゥアレグも新型が出ました。

alt


予想を裏切ることなく、文句無しのカッコよさですが…
1000万円近くしちゃうんだから、当たり前っちゃ当たり前か(汗

内装も素晴らしいです。決してメルセデスに負けてません。

alt


いや、寧ろ良いかも?ナビ画面はもはやノートパソコンです(笑
最終的には他の車もこういうスタイルになっていくんでしょうかね。

画面がデカすぎるせいで、今度はエアコンの吹き出し口が
とんでもなく下に追いやられてますが…いいのかしらん(笑


最後に…


話は戻って、本命だと言い続けてきたホンダの新型CR-Vですが、
最近になって、絶望的な情報が入って来ました。

CR-Vの内装も、なかなかイイ感じで、個人的には好みです。

alt


しかし、いろいろと欠点も見つかって来ました。

メーターはどうやら新型シビックと同じっぽいですね。
昔からある丸い計器をもうモチーフにしなくなったようです。

そして、病的に極度の方向音痴である私にとっては重要な
カーナビについては…一瞬大画面のように見えるのですが、
実際には7インチしかあらず、しかもとても扱いづらそうです。

さらに!衝撃的だったのは…CDやDVDプレイヤーが無い!
オプション設定もなく、しかもSDカードスロットすらありません(爆

どうやらホンダは、音楽再生をラジオかスマホに限定させる気です。
百歩譲ってCDやDVDは無くても良いとして、SDカードくらいは
備わっていてもよかろうに。スマホからBluetoothで飛ばして再生って、
一体どんだけ音質悪いのを聴かせるつもりなんだか…。

なんかもう、日本仕様車も本気でそんな設計のままだったら幻滅。
というか、海外では発売当初から一部で物議をかもしているようです。


それと、日本以外のほとんどの国では既に発売されてるCR-Vですが、
東南アジアでは、シフトレバーのデザインが大きく違ってるそうです。

alt


レバーがありません…ボタン式。なかなか大胆な仕様です(笑
メルセデスもレバーがハンドルの右側についてたりしますが、
実際、シフトレバーなんてAT車だと頻繁に使うモノじゃないので
個人的にはこのように、ボタンにしちゃえば良いと思ってます(笑

MT車みたいに走りたいならシフトパドルを遣えば良いだけですし。


時代と共にニーズも変わってきますし、嗜好も変わってきます。
禁煙ブームは、いつの間にか車内かあ灰皿を奪い去りました。
そうすることでまたデザインの自由度、発想も変化していきます。

シガーソケットは充電する為のソケットになりつつあるんですが、
最近の車の多くは最初からUSB端子がいくつも設けてあります。



さて、箱替えと言っても、一応最低でも年内いっぱいくらいは
今のゴルフに乗り続けるつもりなので、それまでの間に登場する
魅力的なクルマを、ひたすら物色していこうと思ってます(笑

ただ…ゴルフを凌駕するクルマが現れなければ、箱替えせず
素直に2度目の車検を受けて、DSGの故障に怯えながらも
ゴルフライフを続けて行こうかと思ってます。



そして、やっぱりクルマは選んでる時が一番楽しいもんですね(笑

Posted at 2018/03/31 05:22:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | 国産車 | クルマ
2018年03月28日 イイね!

春うらら!桜満開で貧民、暁を覚える…の巻。

春うらら!桜満開で貧民、暁を覚える…の巻。








いや~、桜前線って一体何だったんだろう?って感じですよね。

というワケで、先日の雲海ドライブレポの途中でアレなんですが、
タイムリーな桜の話題なんぞを含めて近況などをツラツラ~っと。



今からちょうど1週間前、関東地方はまさかの大雪でしたよね。

alt


まさかの、春分の日に…伊豆半島にまで大雪警報とは!

因みに、4年前の時もあり得ないほど大雪に見舞われたので
正直そこまで驚きはしませんでしたが…もうすぐ4月ですしね(汗

alt

そう、納車した日も大雪で、納車祝いのドライブでも大雪。
数日前まで箱根ターンパイクは1m以上の積雪でした(爆

なので、軒並み通行止めだらけで結構散々な天気でした。
まだこの頃は生粋の雨男だったので無理もありません(汗


しかし、今回はそれよりもさらに3週間後でしたからねぇ…。

alt

どーでもいいけど、こんな雪なのに山でノーマルタイヤって、
この人たちはどんだけアホなんだか暇人なんだか…(遠い目


ほんと、もう過去の気象データではお話にならないかも。
毎年のように、想定外の天気が待ち受けてるワケですし。

因みにこの時、東海地方もそこそこ冷え込みました。
冷え込んだおかげで…諦めていた冬季限定の青空もこの通り。

alt


まぁしかし、春分の日もすぎると、しばらくこの光景とはお別れ。


平年並みの気温が戻れば、いつもの窓辺の光景はご覧の通り。

alt


どれだけ快晴になっても、春霞で遠景は望めません。つまんないの。


なので、憂さ晴らしに…ランチへお出かけ。

alt


いつものネパール料理屋。コスパ最強は言うまでもなし。

今回はホウレンソウのカレーをチョイスしました。激旨デス。

alt


〆は勿論、インドチャイです。そろそろアイスが良いかもな~。



さて、名古屋は3月19日に開花宣言が出されましたが、
コレは平年よりも10日以上早いし、去年と比較すると、
もうとんでもない時期外れもいいところ!…です。

備忘録として激務に追われながらもブログ更新してるので
こういう時、去年の今頃どうだったっけ?と振り返れます。


去年は今年とは逆に、平年よりも断然開花が遅かったです。

なので、去年の4月4日時点で、名古屋城の桜と言うと…

alt

…という具合で、まだ満開どころか5分咲きって感じでした。


しかし、今年は異常に早まったせいで、3月27日には満開宣言。
それどころか、名古屋より遅いハズの東京では前日には満開…。

なので、慌てて名古屋城やその近辺の桜スポットを訪れました。
とは言っても、全く休みが無いので、仕事の合間にコソコソっと(爆


まず、3月25日の名古屋城…。

alt


10日間予報でも全て晴れマークという快挙なだけに、
この日も当然、朝イチからピーカンの陽気であります(笑

alt


名古屋城の北にある桜スポット、名城公園も既に5~6分咲き。
フツーなら、満開まであと3~4日はかかりそうなものですが…
もう翌日にはほぼ満開を迎えていました。そして、満開宣言です。


いつも必ず桜ドライブしているスポットの1つ、名古屋城の御用水。

alt


こちらもなかなか咲き乱れつつあるようです。もうちょいかな。


仕事の合間とは言え、桜見物で疲れたので…一服しつつ(汗

alt



翌日もすこぶる天気が良かったので、ようやくタイヤ交換。
16インチのスタッドレスタイヤから…

alt


自力でノーマルの17インチタイヤへ。なかなか体力要りますね(汗

alt


うーん、やはりこっちのホイールの方がしっくり来ますね、ええ(笑


因みに…洗車はしておりません。ってか、そんな時間は皆無(涙

そう、こんなうららかかな春なのに…春眠暁を覚えないハズなのに…

貧民は暁を覚えちゃうんだなァ、コレが…(涙


貧民はセコセコと毎日休まず仕事へGOなのです。
正直、今年の春は…全然休めそうにないので、せっかくの桜巡りも
地元だけで精一杯って感じ。ま、それだけでも見応え十分ですが(笑


そして、3月26日。この日も仕事の合間にプチ桜巡り…。

alt


もうほとんど満開と言ってもいいくらい、咲き乱れてました(笑

おかげで?ポッポちゃんも大喜び。なんだか居座り続けてます(汗


alt


去年の春なんて、開花時期の半分くらい雨模様でしたよね。

しかし、今年はずーっと快晴続き。散り始めは遅いのかも?

alt


桜は物凄い種類が存在するようですが、やはりソメイヨシノですね。
この、申し訳なさそうなくらい薄っすらとしたピンク色に風情を感じます。


快晴続きはありがたいですが…気温もうなぎ上り、まるで初夏みたい。
日が暮れても20℃以上です。そりゃもう散策するとたちまち汗だく(涙

alt



懲りずに、さらにその翌日も近くの桜名所を散策しまくり。
え?ホントに仕事に追われてんのか?って感じよね、ええ(爆

ま、全く休暇が無くても絞り出せばどーにかなるもんです(笑


この日はせっかくなので、スマホだけでなく、デジイチでも…。

alt


昨日も一昨日もいたポッポたちは…相変わらずイチャイチャ(汗

桜見物、お花見っていうよりも…ハトポッポのウォッチング…(笑


かろうじて、つぼみのままの桜も見かけます。

alt


コレはコレで良いですね~。明日には咲いちゃうんでしょうね。



alt


御用水の桜は樹齢が古いので、花の数もハンパないですね。


勿論、この日もほとんど雲のない快晴続き。

alt

真っ青な空に、薄いピンク色…何とも言えず、美しいです。



alt

もはやありがたみなど微塵も無いほど咲き乱れております(笑



最後に、トップにも出してあるこちらの画像。黄昏ポッポの桜見か?

alt

なにげに…一番のお気に入りかもしれません(笑


さて、ここへ来て…仕事の合間にコソココとお花見していても
イマイチ納得がいかなくなった私は、この日、仕事が終わったら
その足で県内の別のお花見スポットへも行くことにしました(爆


しかし、向かおうとしたら…

alt


向かおうとした先で、殺人事件が発生したっぽいので急遽パス(爆
危うくまた死体第一発見者になってしまうところでした…私が(大汗


…気、気を取り直して…目的地を急遽変更。北ではなく南へ!


…で、着いたのは、夜桜でも有名な岡崎城のある岡崎公園です(汗

alt


いや~、50キロ近くも離れてたら、寄り道もクソも無いよね(爆


あまりに想定外な満開を迎えてしまって、桜まつりは開始前…
というか、ライトアップすら始まってません。良いんでしょうか(汗


とりあえず、岡崎城そのものは常時ライトアップされてるので
ほんのーりと周辺の桜も光を浴びてるって感じですね、ええ(笑

alt


ライトアップされていないので、さすがに花見客は殆どいませんが、
おかげで普段は混雑してるであろう岡崎公園を優雅に?見物~(笑


alt



しかし、さすがに照明が無いところは真っ暗ですね、うん(涙


alt

風もほとんど無かったので、お堀のリフレクションがイイ感じ。

…の予定でしたが、こんな暗闇ではダメですね、さすがに…。



alt


しかし、肉眼ではそこそこ美しく満開の桜が見えていたので、
これはこれである意味本当の自然体ってことで、良いのでは(汗


…というワケで、はるばる訪れたワリに収穫はイマイチでしたが、
混雑平気って方は是非、明日以降にでも岡崎城へレッツゴー(笑


明日も相変わらず、ぶっちぎりの快晴みたいですよ、全国的に(驚

alt


おかげで名古屋は4月に入る前から猛暑寸前ですけど何か(爆

週間予報を見ても、向こう1週間は天気が良さそうです。




最後に…



会社のアートギャラリーも、春に合わせて?模様替えしました。

alt


私が撮ったクソど素人写真ですが、デカいパネルでデカデカと
飾りまくってます。この他にも至る所にあったりしますけども(汗

以前にもテレビや雑誌で紹介してもらったり、フォトコンテストで
入選させていただいたモノなんかを、これみよがしに飾り付け。

お客さんには内緒にしてるので、いまだにバレてません…(笑
パネルに入れると、ソレっぽく見えてしまうところがミソです(汗


実際には…単なるデジカメやスマホで撮った「記録写真」です。


こちらは松本市にある城山公園だったかな。

alt



こちらは同じく、長野県飯田市にある舞台桜。

alt


うーん、やっぱり1日でもいいから休みもらって出かけたい…(汗


ってなワケで、皆さんもまだ間に合います、花見にレッツらゴー!

ただ、この満開具合からすると…週末にはかなり散ってるかも(涙
Posted at 2018/03/28 23:25:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | スポット | 旅行/地域
2018年03月24日 イイね!

絶景!ビーナスラインの雲海ドライブ。

絶景!ビーナスラインの雲海ドライブ。








「忙しい」というフレーズは仕事が出来ないヤツのセリフだとは
常々私が口にしているフレーズではあるのですが…
いや、マジ忙しいんだってばさ…休み欲しい…(涙

というワケで、ちょっと出来た時間は睡眠時間に充填して、
ブログの更新を放置していましたが、暇を見ては更新…です(笑





さて、今月は初旬に冬山登山に出かけたばかりでしたが、
先日…18日、19日はまたまた長野、山梨、群馬へとお出かけ。

今月更新したブログで何度か書いてるのでご存知ですよね(汗


今回こそは、相方のそれはそれは強~い要望もありまして、
純粋に温泉宿に出向いて、ひたすらまったりする計画でしたが、
文字通り貧乏な上に生粋の貧乏性である田舎者なこの私が
単に温泉に浸ってマターリするだけで終わるワケ無かろうて!

ってなワケで、今回も絶景を求めてレッツらゴーしました(笑


今回は、初日のルートだけは一応事前にプランを立てました。

alt


名古屋の自宅を出て、いつものように中津川から高速に乗り、
諏訪湖まで下りて、ビーナスラインをドライブしつつ、八ヶ岳を
グル~っとお鉢巡って北上して、軽井沢で車を一旦乗り捨てて、
そこから万座温泉までは無料送迎バスで向かう…という計画。

もう、お約束のような、ありふれたドライブルートですな(笑



そもそも、今回は…

いずれ近いうちに雪見露天風呂をしたいと思っていたところへ
たまたまダイレクトメールで、宿が激安で紹介されていたので
それじゃ、決まりだね!ってことで、適当に決めちゃいました。

万座温泉、1泊1800円ですよ。ラブホで休憩より安い(爆
ま、大体いつも泊まる宿はカプセルよりも安い所ばかりですが(汗


相変わらず日本一のコスパ王という名の貧乏庶民(笑

alt


そんなコスパ王、とりあえず昔から驚異的な雨男なので(涙
最近はお出かけとなると、天気予報士並みに情報収集です。
というか、友人からそろそろ予報士の資格を取得出来そうと
言われるほど、天気図を毎日のように分析しまくってます(笑


そのデータと野生児の勘を頼りに?日取りを決めまして…。


で、1週間ほど前になったら…"答え合わせ"となります。

alt


5日前では、狙ったかのように当日だけ雨模様となってます(汗


しかし、雨男返上野郎…徐々に挽回していきます(笑

alt


しかも、雪見露天風呂にはありがたい、気温低下のオマケつき。


そして、出発の前日を迎えると…

alt


翌日は雨予報になったものの、当日は見事に快晴(笑

昼間はそこそこ暖かくなってしまうけど、朝晩は激冷えです。
激冷えであれば、さぞかし温泉に入るのも楽しくなりますね。



VWゴルフを買ってからというもの、数えきれないほど旅行に
出掛けているんですが…ほとんど全て快晴なんですよね(爆

やはり、ID野球ならぬ、IDドライブですよ、今の時代は…(笑
沢山出かければ、それだけデータも経験値も増えますしね。



さて、まずは旅の前日からボチボチとレポを…。


3月17日(土)の朝は、再び寒の戻りでしょうか…気温3℃!

alt


おかげで久々に愛車も凍り付いてました…(遠い目

alt


しかし、この寒さはありがたいです。絶景の条件でもありますしね。


いつものように、職場の窓辺から眺める北の空は…見事な冬晴れ。
右下の方に白く見えるのは、いつもの御嶽山と乗鞍岳であります。

alt


先日は黄砂なんかも下りていて、もう見られないと思ってましたが…

alt


この日は石川県の方にある白山までもバッチリ見えてました。
スマホで強引ズームなので、画質がボケボケで恐縮ですが(汗


明日のお出かけを待ち遠しく思いつつも、仕事をガッツリ済ませ、
日が暮れる前に何とか帰宅して、20分足らずで高速手洗い(汗

alt


こういう時、真っ黒なボディーは良いですよね…キレイそうに見えて(笑
実際は…10か所以上飛び石食らって、ホイールは4本全てガリって、
オイルパンも穴開けて、バンパーもドアもミラーも事故ってたりします(爆

もうね、ちょっとやそっとぶつけられても…もう何とも思いません、私(汗

ランクル乗ってる人よりもきっとオフロード攻めてるから仕方がないの(笑



そして、今回も出発当日になって慌てて荷物をこしらえて…いざ出発。

alt


本当は御来光を信州のどこかしらで迎えようとも考えましたが、
いつも徹夜で出かけて死にかけてばかりなので、今回はパス。

いつものように、3時間きっちり寝たので出発は明け方となりました。

前日と比べると気温が高いのですが…まぁこんなもんでしょう。



名古屋市内から国道19号線を北上して…いつもの中津川で一服。

alt


なんかもう、このファミマが関所のようになってます、はい(笑

alt


さすがに中津川は山ですね!いきなり気温が0℃ですよ(笑


そして、前回は清内路峠を越えたんですが、凍結がヤバそうなので
素直に中津川から高速道路に乗りました…すぐに下りるけどね(汗

alt


駒ヶ岳近くまで来ると、中央アルプスが目に飛び込んでくるので
山育ちな私は俄然テンションがUPします。そしてぼちおち日の出。


さらに1時間ほど走ると、諏訪湖です。名古屋からは近いもんです。

alt


そして、予報通り…雲1つない快晴。これまたお約束な光景。


諏訪湖SAから望むこの景色も、何度見ても飽きないんですよね。

alt


逆光もあって見切れてますが、右手には八ヶ岳連峰が見えてます。
そして、写真の右端に頭が飛び出してるのは…多分、蓼科山ですね。
去年の5月に残雪まみれになって登ったのが既に懐かしい山です(笑

もう少し前の時期なら、諏訪湖が凍っていたのに…ちぃと残念。


諏訪湖周辺も早朝はそれなりに寒いですが、この後、もっと下がります。

alt


諏訪インターを下りたら、多くの人はビーナスラインへそのまま
走って行くんですが、いつもそれではつまんないので、今回は
県道424号線を北上して、踊場湿原の中をドライブしてみます。

このルートは、私が結婚する前に今の相方をドライブデートへと
誘ったルートでもあります。まぁ、ここも定番っちゃ定番ですね(笑


途中、リッチピープルの別荘地、ビバルデの丘を抜けていくと…
諏訪盆地を見下ろす踊場湿原の向こうに、絶景が広がって来ます。


alt


左手に八ヶ岳連峰、右手に南アルプス、その真ん中は甲州街道。
時間がまだ早かったのと、気温が想像以上に下がっていたせいで
珍しく春の雲海を見ることが出来ました。これはこれで美しいですね。

それと、この日…18日は日曜日です。

混雑や人込み、行列に並ぶのが苦手な私としてはあるまじき日曜。
しかし、神様がそんなことを知ってか知らずか、この日はガラガラ(笑

どう考えてもドライブ日和なのに、まるで人っ気がなく、貸し切り状態。
おかげで写真も撮り放題でした。いや~、良い条件が出揃いました(笑



この後、林道からビーナスラインに出て、ひとまず車山肩の駐車場へ。

alt


ほんと、他にほとんど人もいないので、ほぼ貸し切り状態です(笑

しかし、考えたらココは…何気に標高2000m近かったりするので
こんなクソ寒いところに一般観光客なんて来ないよな、っていう(汗

因みにこの肩の駐車場でマイナス3℃、風速10m程度でした(笑
寒さには強いハズの相方でも…車外に全く出ようとしません(汗



そして…先へ進むと、目の前に中央アルプスも見えてきました。

alt

いや~、最高ですね。雲は少し出てきたものの、天気は絶好調。
行き交う車もほぼ皆無。こうしてのんびり走れてほんと、ラッキー。


そして、しばらく進んでは再び湿原一帯が望める場所で停車…。

alt


右手には御嶽山、乗鞍岳、そして北アルプスがドドォーン!と。

写真だと本当に小さくしか見えませんが、実際はかなりの迫力。
ま、私の写真なんざ証拠の…スナップ写真なのでそんなもんです(汗

どれだけの山々が見えていたかは…何より正確な独自の山座同定で(笑

alt


最近になって登って歩き倒した山々の稜線がよく見えてます(笑
よくまぁ体力もないクソイジジイなのに、テクテク登ったもんです。

北は槍ヶ岳から、紅葉で出向いた乗鞍、残雪で怖かった御嶽山、
ヒッキーに触発された南アルプス、念願の富士山…などなど。
そして、それらを…数えきれないほど訪れている霧ヶ峰から望む。

この時期じゃないと、ここまでの眺望は望めませんから貴重です。


宝クジが当たったら是非、ビバルデの丘の別荘を買いたいです(笑



さて、今回は最後に…デジイチで撮った写真も少々載せてみます。

面倒臭くてレンズフードすら装着していないので反射しまくちです(汗
まずはお約束の…なんちゃってドローン風、プチ俯瞰の構図です。

alt


なんだかコレだけ見てると、秋の風景に見えちゃいますね…(汗


今度は、愛車抜きで。

alt


太陽の位置がまだ低いので、ほんのり赤いですね。
うーん…こんなに好天なら、やっぱり御来光見たかったかも(汗


そして…富士山方面をズーム、ズーム!

alt


うぉー!この時期にしてはイイ感じに雲海が出現してます。

正直、もう雲海をコレでもか!ってくらい見まくっているので、
少々飽きていたんですが…でもやっぱり何度見ても良い光景!

こうして、自分が登頂した山々をいちいち遠くから眺めるのが
ワリと…好きです。こんなところに登れちゃうんだ、っていうね(笑

こう雲海越しの富士山を見ると、「東宝」って文字が浮かびます(謎



…さらにズームしちゃいますか。

alt


うーん、やはりどっぷりと雪に埋もれた富士山は最高ですね。
先月まで、びっくりするくらい冠雪が無かったので心配でしたが、
春を迎えるギリギリになって最後の寒波で大雪となりました(笑

今いる霧ヶ峰から富士山までは、ちょうど100キロ離れてますが、
なんだかとても近くに感じるのは…富士山のデカさですかねぇ?

これ、夜だったら登山してる人が肉眼で確認出来そうですね(爆
実際、夏の富士山は遠方から登山者の行列が見えるのです。


そして、最後は…一番手前に見えている、八ヶ岳連峰ですね。

alt


八ヶ岳はまだ登頂していないので、近いうちに実現したいです。
本当は真冬に訪れたいのですが、まだまだ自信がありません。
12~2月は、山頂の山荘が厳冬期限定営業してるんですよね。
フツーの山小屋は真冬は雪に埋もれて営業なんてしてませんが。

因みに、2月ともなるとマイナス30℃近くまで下がるそうですよ。
さらに春一番が訪れたら体感温度はマイナス60℃以下だって(爆

南極よりもはるかに寒いって、一体どんな感じなんだろう…。

人生のモットーが「百聞は一見に如かず」の私にとって
それはもう、興味津々なのです。その前に夏に登っておかないとな。




…そんなワケで、万座温泉へ向かう途中に立ち寄っただけの、
ほんの序章にすぎない、ビーナスラインからの絶景でした…(笑

alt


この後も、まだまだ絶景ドライブは続きます…きっと(汗
Posted at 2018/03/25 05:21:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2018年03月17日 イイね!

一望千里!眺望絶佳の木曽駒ヶ岳。【下山編】

一望千里!眺望絶佳の木曽駒ヶ岳。【下山編】








いよいよ冬山登山レポも終盤…そろそろダレて来ました(汗

この頃には登頂時の強風がウソのように穏やかになりつつ、
時折風速20m近い突風に見舞われるものの、まぁその程度は
3000m級の山では極当たり前なので、ここへ来てようやく
通常登山モードになり、おかげで撮影もいくらか出来ました。

タイトルにも書いた通り、まさに眺望絶佳でありました。


しかし!"行きは良い良い帰りは~"と動揺にもあるように、
この木曽駒ヶ岳で一番の気がかりは…やはり「下山」です。


2年前に滑落して以来、斜面が怖い…というままなんです(涙

今回、そいつを克服すべく再訪してるのですが…果たして!?


登頂時よりも穏やかになったとは言え、地吹雪は相変わらずだし、
気温も当然、氷点下。風速も20m近くあるので撮影は一旦中断。
電源が落ちないように再びiPhoneも温めておきます。


alt


「またのお越しを」だって。勿論、また違う時期に来ますよ(笑



八丁坂の下りは、もう1つのパーティを見ていると、うつ伏せて
両手両足、ピッケルを使って一歩ずつ慎重に降りて行きました。

alt


要するに…登りの時と同じですね。時間はそれなりにかかりますが、
バランスを崩しにくいし安全なので、絶壁を降下するには良いかも。


私も当初そのようなスタイルで行こうと思ったのですが…ヤメました。

というのも、実は2年前と思うと…圧倒的に良質な雪しか無いのと、
3m近い積雪で、とりあえず滑落しても岩に衝突することがない、
という理由から…まぁ滑落してもマンガの雪ダルマの如く、コロコロと
100mくらい転げるだけなら死ぬことは無かろうて!という考えで(笑


ってなワケで、時には腰の近くまで埋もれながらラッセるラッセる~(笑

alt


正直、残雪期とはまるで違う雪質なので、怖さはさほど無く。

ま、そりゃそうです。今回はピッケルと14本爪アイゼン装備。
前回は4本爪の軽アイゼンでピッケルもゴーグルも無し(大汗


その前回の…同じくらいの場所から撮影したのがコチラ…。

alt


雪は腐っていてジャリジャリ、圧雪されまくって半氷常態…。
そりゃ4本爪のフザけた軽アイゼンじゃ滑落必至ですわな(汗
ピッケルも不所持なので、滑落してもストッパーが利かない。

ま、こうやって1つ1つ身を以て思い知るのも勉強かな、と(笑





中腹あたりまで来るとスキーするには極上であろう雪質に。
正直、この程度の斜度まで下りて来たら、ソリで滑りたい気分。

ここまで来るとiPhoneも無事に作動し、バッテリーも復活です。

alt


この見事に開けた展望は、伊那平野。真正面には南アルプスの全貌。

こんな凄まじい絶景を見ながらのんびり下りていけるなんて最高です。
正直、午後になってもこれだけ視界がクリアーなのには少々驚きです。
それも、爆弾低気圧がもたらした大寒波のおかげですね~、謝々(笑


そして、この広大な場所に人間は数人しかいません。まさに貸切状態。

これだから…アホみたいに行列を成してたり混雑しまくってる所なんて、
時間は勿体ないし、息苦しいし、ストレスになるからイヤなんですよね。

ほんと…毎度毎度プライスレスな贅沢で恐縮です(笑



トレースも勿論、ほとんどありません。まっさらな白い平原って感じ。

alt

ちょっとゴーグルを外そうものなら…あまりの白さに眼がヤバい(汗

因みにこの千畳敷カールは、来月には春スキー場と化します。
その頃にはもう名古屋では桜の開花も終わり、初夏ですね…(笑



一旦千畳敷の窪地へ向かい、そこから千畳敷ホテルまで登ると、
ようやくスタートラインに無事、到着です。お疲れちゃんです、自分。

alt



因みにコチラは、2年前の5月に登頂した際の写真です。

alt

この時の千畳敷カールは積雪約1mで、随分景色が違いますよね。



時間は13時半を過ぎたところ。駒ヶ岳登頂から1時間足らずで
中岳を登って下りて、乗越浄土で撮影して、そして下山しました。

下山してしまうと、正直…これなら伊那前岳も十分往復出来た?
って思うんですが…まぁ無理して事故ってもアレですもんねぇ(汗


と、ここでパーティを組ませて頂いた方とお別れです。感謝です。
その方はアイスクライミングもされてるガチな登山家だったので
冬山の知識も豊富だし、おかげで色々教えて頂けて助かりました。


厳冬期の冬山は、何もかもが凍り、生物が全く存在しないので、
汗をかいても雑菌も増えないので、衣類が全く汚れないどころか
全く汗の匂いすらしないとか、こういう極限の世界って不思議(笑

ほんと、自然からいろんなことを学ばせてもらいました。


こんな還暦まっしぐらのクソジジイだっていうのにね、ええ(大汗




alt

あ~、帰って来ちゃったなぁ…と、しばしカールを眺めます…。


この時間からアタックしてる人は…ホテル宿泊者みたいですね。
最高の夕焼けを拝むことが出来そうですね、羨ましすー。




さて、無事に下山したので、再び下山報告を祠の前で行います。

alt

朝よりも穏やかになったとは言え…まだ相当暴れてますな~(汗



因みに、この日の夕方にライブカメラをチェックしてみると…

alt



雲1つない快晴のまま、夕暮れを迎えたっぽいですね。

alt


南アルプス方面のカメラでも、夜景までバッチリ見えてます。

予報では翌日以降は登山日和で、気温も15℃以上上昇して、
さらに風速も10m以下まで穏やかになる…との事でした(爆


…あと1日遅ければなぁ…ちぇ。



因みに2日後の天気はこんな具合でした。うーん…悔しいぞ。

alt


反対側の南アルプス川も、そこそこ天気は良さげですね。


alt


3~4日は土日だから、登山客もかなり多かったようです。


alt


1日2日でこうも変わるとは…侮るまじ、山の天気。


alt




…さて、ひとまず下山したので、アイゼンやピッケルを片付けます。

今回は快晴且つ新雪だったこともあり、まるで汚れることがなく、
ウェアーからゴーグルから、あれだけカピカピに凍ってたのに、
気が付いたらお店に展示されてるまんま、ってくらいキレイ…(爆


しかし、前日に買ったばかりのクソ高い登山靴は見事に…

alt


自身のアイゼンでがっつり、破いてしまいました…ガーン!
これは修繕しないと、泥水とか浸水してきたら厄介です(涙

ま、コレも良い勉強になった、ということに…出来るかー!



そして、千畳敷カールの駅構内で、ようやくお食事タイム。

alt


朝3時に起きてから…コーヒー1杯しか飲んでなかった(爆


どうも出発前からイマイチ食欲がなくて、登頂直前にここで
少し食べてからアタックするつもりが、結局食欲が沸かずに
そのまま山行してしまったせいで、下山直後は体調不良に(涙

またしても高山病か?!と思いましたが、手足の痙攣もあり、
単純に脱水症状による体調不良だと、自己診断しました。

これだけ極限常態だと、普段の何十倍も負荷がかかるし、
そもそも4か月のブランクは…相当デカいと感じました。

そう考えると槍ヶ岳登頂なんて、散歩みたいなモンです(笑

山頂でランチというのも、私としては山行のド定番でしたが、
体感温度マイナス50℃以下の世界で、そんなの絶対無理!
ってか、水もパンも凍っちゃって、そもそも食べれないし(爆
凍ってなくても、出したら口に含むまでに凍っちゃうし…(涙


うーん…冬は水を一口飲むだけでもひと苦労ですねぇ…。


食欲減衰の中、構内で休んでいると…外では除雪作業中。

alt


そうだよね、毎日ひたすら除雪しないと…建物埋まっちゃうし(汗


乗越浄土からの眺望と比べると、若干高度感が失われますが…

alt


この千畳敷のロープウェイ駅からの眺望もなかなかです。

何より、ここならあそこまで暴風じゃないので、安心安全(笑


alt


とは言っても、駅構内はマイナス6℃以下…ですけどね、うん(爆

もはや身体の感度がバカになってるので、暑く感じてましたが(汗




…せっかくなので、帰りのロープウェイが来るまで撮影タ~イム!




まずは…千畳敷駅から広角で眺めた南アルプスの山々を…。
端から端まで、全ての稜線が見事に横一列に揃ってます(爆

alt

中央にドドーン!と富士山が顔を覗かせているのが良いですね!



富士山の右手に見えているのは塩見岳で、標高3047m。

alt




反対に、富士山の左手に見えるピークは標高3051m、農鳥岳。

alt




その左隣には白根三山の1つ、間ノ岳で標高3190m。

alt




さらに左隣が白根三山で、日本で2番目に高い北岳、3193m。

alt


この北岳は、今年中に登頂したいなぁと思ってます。
日本に数えるほどしか存在しないライチョウの住処。



そして、さらに左手には標高3033mの仙丈ヶ岳。

alt




さらに、この仙丈ヶ岳のすぐ左手奥には栗沢山とアサヨ峰。
手前の馬の背で隠れちゃってますが、写真だと右手です。

よく見ると、どちらもギリギリ山頂部分だけ見えてますね(汗

alt

この栗沢山とアサヨ峰も、1年半前に登頂している山です。
同じ年、宇多田ヒカルさんのTVCFでも話題になりました(笑


詳しくはこちらのブログ記事を参照してもらえると幸いです。




そして、すぐ隣に見えているのが甲斐駒ヶ岳で、標高2967m。

alt


こちらも今年の内に1度は登っておきたいと思ってる山ですね。


そして、南アルプスの一番北側は、標高2685の鋸岳です。

alt


その名の通り、稜線がノコギリ状になっている険しい山で、
毎年ロッククライマーがアタックする滑落死の絶えない山…(汗


他にも撮ってますが…キリがないのでこの辺で終わります(汗



さて、ロープウェイも到着したようなので、名残惜しいですが、
そろそろ駒ヶ根へ下りて行きます。さようなら、千畳敷~。



…気づいたら宝剣岳の看板に、雪のベンチが出来てました(笑

alt



ホテルの人たちが夜な夜な作ってるんでしょうかね…(笑


alt



今度は反対に、全く雪の無い真夏か秋に訪れてみたいかも。


alt



ロープウェイの千畳敷駅を後にして、麓へと戻ります…。

alt



うーん…まだまだ山肌への風当たりは相当…なようです(汗

alt


標高2612mから約1000m下って標高1662mへ。


たったの7分で中間地点となる「しらび平」に到着です。

alt


標高も1000m近く下がれば、気温も随分上がるもんです。


alt


奥深いところにあるので、気温のワリに雪は多めです。


ここからバスに乗り換えて、駒ヶ根の駐車場まで向かいます。

alt


バスは勿論、チェーンをしていますが、途中で雪がなくなるので
その地点からはチェーン未装着のバスに乗り換えます。


約30分で、麓となる駒ヶ根の「菅の台駐車場」へ戻ってきました。

alt



駐車場で荷物を整理しても、時間はまだ16時ちょっと前。


ってことは…まだ飯島町の道の駅に間に合うかも?!と、
早速そちらへ向かうことにしました。本当ならお約束である
明治亭のソースかつ丼なんかを食べるべきなのですが…
駐車場へ戻ってきても依然食欲不振と体調不良だったので、
とてもデカ盛りで有名なかつ丼なんて食べれるハズもなく(涙


…で、何とか16時半に到着。道の駅「花の里いいじま」です。

alt



ここで食べるのは当然…

alt


いつもの五平餅です。そこらじゅうで五平餅を食べ歩いてますが、
その中でも、ココの五平餅は別格です、はい。激ウマです。

そして、安い。南州の五平餅は基本、どれも抜群の旨さです。
同じく道の駅大桑の「木楽舎」の五平餅と良い勝負です(笑


おばちゃんに焼いてもらっている間は当然…お隣でお買い物。

alt


南州のリンゴがコレでもか!って破格値で売られてます(笑


いつも閑散としてる広々とした休憩所に戻ってのんびりまったり。

alt



焼き上がると、おばちゃんがお茶と共に運んで来てくれます。

alt


いや~、山椒が利いていて極上の味です。止められません。

1本150円。勿論、お土産用にも焼いてもらいました(笑
本日、朝3時に起きてからちっこい菓子パンを3つしか
口にしてませんでしたが、コレを食べて夕食はおしまいです(笑


因みに…帰ろうとしたら名物の「馬おやき」も頂いちゃいました。
おばちゃん、ほんと申し訳ない。これだから好きなんです、信州。


お腹も満たされ、食欲不振と体調不良に回復の兆しが見えたので
次に向かうは…源泉かけ流しの温泉。登山の後は温泉がお約束。



…と、その前に。南州へ来たら必ず立ち寄るポイントを2つほど。


その1、まずは…こちら。

alt


時間が時間なので、思い切り逆光ですが…まぁいいや。
昔からブログを読んでくれてる人は腐るほど見てますよね(汗

コレはVWゴルフを買ってからの…ルーティンワークです(爆




そして、その2。

alt


飯田山本にある国道153号、二ツ山と三ツ山の間ですね。
ここからのアーベントロート…夕焼けは、本当に美しいです。

交通事情から、ここからしか撮ってませんが、もう少し上ると
南アルプスの山稜が見事に並んで、夕日に照らされるのです。

alt


特に冠雪時期は何とも言えない姿で、旅情があります。
写真に見えてるのは、先のも紹介した仙丈ヶ岳ですね。


これをミラー越しにいつも見ながら、南州とお別れするのです。



信州が好きすぎて、私…観光大使でも不思議じゃないと思うの(笑

山梨や静岡も大好きなので、そこはちょっと悩むところですが(汗




そして、飯田市を抜けて県境に差し掛かる手前で…阿智村です。

alt


いつも登山の後には名湯を頂きますが、今回は少し離れて
南州の最南端、阿智村にある昼神温泉郷へとやって来ました。

この時期に訪れるのは珍しいです。いつも4~5月でしたしね。



で、数ある昼神温泉スポットの中で、一番お気に入りはコチラ。

alt


はい、阿智の里「ひるがみ」です。ほぼ貸切状態なのもお約束(笑

特に人混みを意図的に避けてるワケじゃないんですけどね…
大抵どこへ出かけても空いてるんですよねぇ…不思議なもので(汗



ここで、冷えて疲れ切った身体を癒します(笑

alt


ここは内風呂だけでなく、解放感のある露天風呂が2つもあり、
さらに日帰り入浴はたったの500円。泉質も抜群に良いです。

明日出かける予定の万座温泉とは対照的にアルカリ泉質で、
俗に「美人の湯」とも言われるトロミのある特徴的な温泉です。


残念ながら、来月から600円に値上げされるらしいんですが、
それでも100%源泉かけ流しで600円は相当安いですね。


ちょうど翌日なので、立派なひな人形が飾られていました。

alt


1時間近く夕焼け、そして星空を眺めながらのんびり入浴後、
園原から中津川間だけ高速道路を使って、後は一般道で帰宅。


燃費はまぁぼちぼち良いです。やはり長距離移動は違いますね。

alt

それにしても…寒いです。都会の5℃は山のマイナス15℃並み(汗



あまりに寒いし、体調が回復してきたので…帰宅早々お出かけ(爆

alt


そろそろ暖かくなると食べづらくなるであろう、いつものラーメンを。


クソジジイのクセして、まだまだ元気みたいです(笑


そして、帰宅して数時間だけ寝てすぐに会社に出かけました、とさ(爆



…相当寿命を削ってる気がしてなりませんが、どうでしょう(涙




さて、と。



ここまで読んでくれた人、コメントくれた人、イイネくれた人、
本当にお疲れ様でした。また是非感想なんぞ下さいませ。


また明日も仕事帰りに群馬まで遊びに出かけちゃうので、
もうブログにいちいち投稿するのが追いつかない気がするので
「何シテル?」でコソっと呟いて終わるかもしれません…(汗
Posted at 2018/03/17 03:17:08 | コメント(5) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2018年03月16日 イイね!

白と青の絶景!会稽の恥を雪ぐ撮影会。【頂上編】

白と青の絶景!会稽の恥を雪ぐ撮影会。【頂上編】








冬の中央アルプスの山行レポも、後半戦です。って、まだ中半かよ(汗

前回は千畳敷カールから八丁坂を通って乗越浄土に登頂したところで
終わってましたが、ようやく…木曽駒ヶ岳の山頂まで到着します(大汗

因みに…乗越浄土の標高は2858m、宝剣岳は2931mとなります。


現在いる地点は、グーグルマップを参照に…宝剣山荘あたりですね。
ここからいよいよ山頂の木曽駒ケ岳、2956mのピークを目指します。

alt

しかし、先に目指すのは…その手前に立ちはだかる中岳です。

この中岳は標高2925mで、ここから見える宝剣岳とほぼ同じ高さ。

alt

前回も紹介した、この写真を撮影しただけでiPhoneは再びダウン。
ここからモバイルバッテリーを接続して温めつつ回復を待ちます。


標高差100m足らずですが、一旦中岳に登って、再び下山し、
さらに再び木曽駒ヶ岳へ登らないといけないのが面倒です(涙

夏であれば中岳へは登らずトラバース(巻き道)が可能ですが、
この時期に巻き道を行くのは自殺行為に他ならないのです…。



宝剣山荘の脇から真っ白で緩やかな斜面をひたすら登ります。



そして…中岳の山頂に到着したものの、ここで最大風速となり、
もはや岩にでもしがみついていないと身体が飛ばされる状態(爆

ゴーグルも内側から凍り付いて、もはや視界はゼロに等しい状態。
顔面を滴り落ちる汗までも凍り付き、いよいよ口も凍って開けず、
モゴモゴしてます。ザックの中身を素早く取り出そうとしましたが、
グローブを脱いだ瞬間から手先が凍るのが判って怖くて断念…。

中岳からの絶景は、あまりの暴風と雪煙で全く見る余裕無し。

現地でパーティを組んだ方と、断念するべきか…しばし相談します。
時間は幸い正午前、こんな悪条件にも関わらず標準コースタイム。

もう1組の方たちも、悩んだ末に駒ヶ岳山頂を目指すようなので、
多少暴風が穏やかになるのを待って、気合を入れて中岳を後に。


ほんと、夏だったら何てことのない目前の中岳がやたら遠い…。

この時、あの有名な八甲田山の雪中行軍の遭難が如何にして
起こったのか、何故あんなことにあったのか、身を以て知りました。




そして、ついに…!!


alt


木曽駒ヶ岳、厳冬期登頂!


やっとこさ到着です、時間はちょうど正午を迎えてました。
千畳敷カールの登山口から小休憩を挟んで2時間弱…。

木曽駒ヶ岳山頂も相当な強風ですが、中岳よりはマシかも。
それでも、体感温度としてはマイナス50℃前後になるので、
油断をしたら一発アウトです。なので、慎重に行動します。


とりあえず、結露も覚悟して…デジイチを取り出し、撮影開始。

写真を見ての通り、山頂の木曽駒神社は風雪による芸術、
"エビフライ"が見事に出来ておりました…ハンパないサイズ!

如何にとんでもない暴風なのかを物語っております、はい(汗



そして、2年前の残雪期にカップ麺を食べていたポイントへ…。

alt

いや~、雪がキレイ。当日未明まで降っていた雪ですもんね。

そして、目前に見えるのが御嶽山。そして右手には乗鞍岳。
いつも窓辺から眺めているいつものステキな山々です。

きっとこの山々も、昨日のうちに随分新雪が降り注いだでしょう。
先日と違ってあまり山肌は見えず、キレイに真っ白でした。


そして、空は地上から見る青とは全く違う、宇宙のような濃い青。

これこそ、3000m級の冬山じゃないと見られないウルトラブルー。
これが拝めただけでも、頑張ってここまで来て良かったと思います。


さらに場所を変えて、慌ててシャッターを切ります。

alt

正直、写真を見ての通り…天気自体はめちゃくちゃ良いです(汗
あまりの強風で地吹雪がヤバいので勘だけを頼りに撮ってました。

奥の方に見えてるのは八ヶ岳で、左奥には浅間山も見えてます。
手前には美ヶ原や霧ヶ峰といった去年登頂した山々もいっぱい。

そして目前の稜線は、帰りに寄ろうとした伊那前岳なんですが…
雪崩と地吹雪のリスクを考えて、今回は泣く泣くパスすることに。


alt

後ろを振り返ると、宝剣岳から続く稜線の先に三ノ沢岳が。
奥の方に見えるのは、南駒ヶ岳でしょうね。その先には雲が。

ほんと、太陽が眩しい。ゴーグルが無しでは目が死にます。
写真をよく見るとダイヤモンドダストなのがよくわかりますね。
しかし、猛烈な風でガシガシ飛んでくるので、もはや凶器(涙


快晴とは言え…気温はマイナス20℃、風速30m以上の山頂。
一歩間違えば即手足も壊死する、死と隣り合わせの世界…。

数枚撮っただけでデジカメは凍り始めたので、すぐに撤収。
結露防止で、何段階かに分けてザックへ入れておきます。

iPhoneは…残念ながらまだ復活しておりませんでした(涙


風が穏やかになるのに期待しつつ、すぐに下山を開始…。
下山時には気温も上昇するので、撮影もラクになるかも?…と。



ふと足元を見ると…こんな小岩にまで風雪のエビフライが…(爆

alt


勿論、雪ではありますが…触っても折れないほどカッチカチ(汗





そして、再び木曽駒ヶ岳の山頂を下山し、再び中岳に登ります(汗

コレがまた地味に辛い…またとんでもない暴風を潜るのか、と…。



中岳の山頂へ再び戻った際、飛ばされないようピッケルを突き刺し
手探りでiPhoneを取り出しすと、かろうじて電源を入れることが出来、
唯一、こちらの写真だけ…撮れました。中岳山頂の祠です(汗

alt


午前よりは午後に入った今の方が風は若干弱まりましたが、
定期的に山の斜面からとんでもない突風と地吹雪に襲われるので、
長居は出来ません。何とか1枚撮ったらすぐにiPhoneは保温行き(笑


そして、中岳を下山して…ようやく宝剣山荘・頂上山荘まで戻りました。


そこでは風も随分弱まってきたので、普段の強風って感じでしょうか(笑
どことなく気温も上昇してるようだし、身体も運動してるのでポカポカ。


ここへ来てようやくまともにカメラを取り出して撮影出来そうです。


…改めて、美しき宝剣岳をデジイチで撮ってみます…逆光ですが(汗

alt


…誰もいない雪の世界。ほんと、ファンタジーな光景です。


alt


スケールがデカすぎて、正直写真だとイマイチ迫力が…(涙


下山する際、ついでに登ろうとしていた伊那前岳と和合山です。

alt


2年前の残雪期も同じくらい積雪があり、トラバースしましたが、
去年はここから落下して亡くなった方もいて、見た目よりも怖い。

…ハズですが、すぐにクライマーズハイに陥るのでワリと平気(汗

しかし、散々啓発してる自分が事故ってもアレなので、結局パス。
そのまま乗越浄土へ戻っていき、千畳敷を俯瞰で眺めてみます。

alt


この吸い込まれそうな感じが何とも言えませんね…。


振り返って、中岳と駒ヶ岳を望んでみましょう。

alt


左手に見える赤い屋根は、天狗荘。その右手の丘が中岳。
そして、そのはるか右手奥に見えているのが木曽駒ヶ岳です。

もうそろそろ風も弱まっているんでしょうかね?
ほんと、こうして見ているだけだと全くわかんないですよね。


…だから簡単に遭難して死んじゃうんですよ…。

こんなに天気も良いし、絶景だし。

しかし、この美しさは死と隣り合わせだからこそ、だと思います。



さて、そろそろ最後の下山です。八丁坂を慎重に下りて行きます。
乗越浄土から千畳敷ホテルを覗くと…エグすぎです、この斜面。

alt


ま、ほぼほぼ…ですもんね、高さにして200mくらいの(爆



右手には宝剣岳がそびえてます。望遠レンズでズームしましょう。

alt


うーん…今回も登れなかった宝剣岳…今度こそ制覇したい!

因みにこの日は2人ほどアタックしている様子が見えました。
勿論、ザイル(命綱)やら何やら重装備なのは言うまでもなく。



前方には南アルプスの稜線、そしてその奥には…富士山!

alt



いや~、ようやく拝むことが出来ましたよ、富士山!!

しかも、手が届きそうなほど…とてつもなくクリアーです。


alt


ここからちょうど100キロくらい離れてるんですけどね、富士山。


ついでに、千畳敷ホテルもズームしちゃいましょう、ええ。

alt


なんだかこうしてみると…ミニチュアにしか見えません(笑

しかし、とんでもない量の雪で埋もれてるのがよく判りますね(汗



こちらも、去年の残雪期に登頂した北八ヶ岳、蓼科山が見えてます。

alt


やはり、今年はかなり雪が少な目でしたねぇ(汗


さらにその奥、北方には…浅間山!なだらかな斜面ですね。

alt


数日後にはここを訪れてる予定なんですよね~(笑

因みに、その手前には霧ヶ峰、車山が見えてます。
車山の頂上にある観測レーダーが目印です。見えるでしょうか。



そして、そこから東側には…ビーナスラインと美ヶ原もハッキリと。

alt


特徴的なテーブルマウンテンなので、わかりやすいですね。


名残惜しくも、再び振り返って…中岳の山頂付近をズームイン。

alt


かすかに私がつけたトレース(足跡)が見えてる気がします(笑

斜面に出来てる風紋…風雪紋が、とても美しいもんだから、
本当はいろいろ写真を撮りたかったんですけどね…残念です。



そして、雪に半分埋もれた宝剣山荘…凄い氷壁が出来てます(汗

alt



うーん…名残惜しい。いや、寒いから早く帰った方が良いか(笑


いや、八丁坂の絶壁を下りるのが怖いんじゃないですよ、ええ(汗
しかし、この"崖"を下らないと帰れません…

どうしても、2年前の滑落事故の悪夢が過ってしまいます…(涙



ま、そんなワケで。最後は…乗越浄土から見た宝剣岳で~!

alt


私、逆光写真が好きなのかもしれない…(笑



というワケで、懲りも無く?下山編へと…つづく!!

ってか、もう止めた方が良いのかな(汗
Posted at 2018/03/16 06:10:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域

プロフィール

「そういや今日は猫の日だったっけ。我が家のニャンズは、、、、」
何シテル?   02/22 23:09
現在の愛車は2人乗り車中泊仕様にカスタムしたデリカミニ。 敢えて軽バンでそうしないところがポイントです(^^; 最近のブログは旅関係と登山関係が主です。...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/3 >>

    12 3
45678910
1112 1314 15 16 17
181920212223 24
252627 2829 3031

愛車一覧

三菱 デリカミニ 三菱 デリカミニ
2シーターで車中泊仕様のデリカミニカスタムです。 基本的には標準仕様の外観を保ちつつ快 ...
BMW Z4 ロードスター Red Zeppelin号 (BMW Z4 ロードスター)
ほぼ衝動買いに近いカタチで無理を承知で購入。いわゆる一目惚れってヤツです。 ほぼフル装 ...
メルセデス・ベンツ Mクラス 白い戦車。 (メルセデス・ベンツ Mクラス)
Nボックス納車後、衝動的にゲットしてしまったSUVベンツ。 元々VWゴルフを買う際も、世 ...
スズキ ワゴンR スズキ ワゴンR
以前からもう面倒だし、維持費もバカらしいし、お金も無いし、と考えるようになっていて、 以 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation