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Alan Smitheeのブログ一覧

2024年06月07日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その7】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その7】








2024年5月26日の日曜日を迎えました。ぶらり秘境旅も3日目、いよいよ最終日です。



前夜はかつお節発祥の地として知られる印南町かえるの港で車中泊をしていました。
かつお節の推しはあまり見られず、やたらカエルだらけな町です。その理由は割愛するとして。
町の至る所にカエルがモチーフになっていたりイラストがあったりしてかわいらしい町です。

今回車中泊したかえるの港もトイレの外壁がカエルになってましたが結構新しいようです(^^;

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港から海を眺めながら涼しい朝を迎えました、朝7時頃で車内は22℃。
いつものように天気予報や道路情報、ニュースなどをサクっとチェックして旅程も確認。

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周囲に特に誰もいない場合はいつもスライドドアを全開にして車内で過ごしてます(^^;


人通りが多い場合や換気をする場合は、スライドドアをオフ(手動モード)にして半開きです。

これだけでも十分換気になるし、自動オフにするとアラームも鳴らないし、こうしてわずかに
開放することが出来るのは非常に便利。車中泊の時くらいしか用途は無さそうですけどね(汗

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で、さらにギリギリまで閉めると、オートクロージャーが作動して完全に閉まります。

そこは手動にしていても自動で閉まるので勢いつけてバタン!と閉めなくても大丈夫な点は
さすが軽乗用車だな、と。これが軽貨物だと勢いよく閉める必要があるのでクソ面倒なのです。



因みに…数センチだけスライドドアを開けたところで外から車内はほぼ見えません(^^;
このまま夜寝ちゃうのはさすがに危険ですが北海道では半開きにして寝た事もありました(爆

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最新レビューでも述べましたが、この手動切替オートクロージャー機構神機能です!





朝ご飯は昨日非常用に道の駅なちで買っておいた焼きうどんを消費すべく朝飯に(^^;

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正直、日中十津川村でも30℃近くになったので、車中泊は寝苦しくなるかと思いきや、
まだ梅雨入り前だからか、朝晩はめちゃ涼しくなるものですね…寝過ごすところでしたし(笑




お腹も少し満たされたので出発します。とりあえず印南町をちょろっと散策したら沿岸を北上、
本日の目的地である美浜町日高町由良町の各所を訪れた後、最終的に和歌山市へ。

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その後は奈良県&三重県を横切って名古屋へ帰るのですが、途中どこかで車中泊します。
まぁ関西方面へ遠征したら大抵針テラスあたりで寝ちゃうんですけどね、超ド定番スポット(笑






まず始めに…紀伊本線が走るJR印南駅へ。ここは地元民からも是非、と推奨された場所。

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駅舎に入るといきなり…

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カエルがベンチに座ってます…そしてなかなか大きい(笑





奥にはアップライトのピアノがあって、自由に演奏して下さいね、…とあります。

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んじゃ、弾いてみるか(笑

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…かえるの歌を(笑

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ベタすぎて泣ける…そしてこの後交代して?地元の男子中学生が演奏しました(汗






せっかくなのでホームも寄ります。ぼちぼち電車が来るみたいなので鉄分補給も兼ねて(^^;

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うまく補給出来ませんでした…鉄分不足が否めません(涙






ってか、これがあの平成のふるさと創生をキッカケに作られたかえる大橋

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赤いのが親ガエルで黄色いのが子ガエルのようです。これは…インパクトありますね(笑





かえる大橋は紀伊本線の線路を跨ぐ長さ約120mの橋。橋を渡る際にはカエルは見えず。

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かえる大橋の手前には印南川に架かるかえる小橋もあります。

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印南町は特に蛙が多いとか蛙の伝説があるでもなく、カエルを例えた町作りを目指したそう。

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郵便局の前のポストにもカエルがいます。「人・町をカエル(変える)」とありますね。






他にも街中の看板にもカエルが描かれていたりして…結構徹底しているんですね(^^;

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印南町から国道42号線を北上して御坊市にある塩屋漁港に来ました。

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目の前に見えるのが関西電力の御坊発電所。これ、以前四国から見えたんですよね(^^;





再び北上して美浜町に入り、和歌山県朝日夕陽百選でもある煙樹海岸に来ました。

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和歌山県の沿岸はどこを見ても釣り師がいますね…そんなによく釣れるのかしらん。






美浜町と言えば、昔カナダに大勢で移住した村民が再び戻ってきたアメリカ村が有名ですが、
なんでカナダへ移住してたのにアメリカ村なのか…イマイチよくわかりませんでした(爆

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煙樹海岸から南を望むと…先ほど見た関西電力の御坊発電所が見えてます。

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さらに…発電所の煙突の向こうに見えてる山々は…恐らく南紀白浜の山間部ですね。

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煙樹海岸から北側はこれから向かう日ノ御埼が見えてます。先端にあるのは鏡岩で、
小さく見えますが高さ約30mもあるそうです。手前に土砂崩れした法面が一部見えてます。

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この日ノ御埼紀伊半島最西端の地でもあります。端っこ…好きだよねぇ(笑






岬へは県道187号線日の岬公園線をグングン上って行きますが、途中で行き止まりに。

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右折して新たに作られたバイパス路を行くとこの旧道との合流地点、岬の先端に出ます。





地すべりが発生する前にあった旧紀伊日ノ御埼灯台跡地が現在駐車場になっています。
紀伊日ノ御埼灯台の先へ行くと先ほどの地すべりで崩壊した崖にぶち当たって行き止まり。

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誰もいない時には灯台の真正面に軽なら1台だけ停められるので灯台と一緒にパシャリ(^^;






見ての通りこの灯台は新しく7年前に建てられた3代目で、2代目は先の地すべりの恐れがあり
撤去されたので跡形もないですが、初代の灯台はこの灯台のある崖の下にまだ残されてます。

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明治時代に建造されたレンガ造りの灯台で空襲で破壊されたものの一部残っているそうで。
見に行こうかと思いましたが…崖と藪の中を降りるのは危険過ぎるので止めました(^^;





眺望は最高です。こんなに晴れていても…時期や時間によっては遠望は厳しそうですが。

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条件が良ければ目の前に徳島県四国がバァーン!と見えるハズなんですけどね(汗






よーく見ると、右の方…彼方に島っぽいシルエットが見えました。

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ズームしてみると…ここから23キロ離れた徳島県沖の伊島のようです。

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その奥に微かに見えるのが四国本土、阿南市になるんでしょうね。






北の方角は…さすがに何も見えませんね。これも条件が良いと淡路島が見えるハズですが。

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岬を振り返ると標高201mの日ノ山の肩に、万年休業中の旧日の岬国民宿舎が見えます。

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こちらもさらに眺めが良いので…愛車の絶景写真をパシャリ(^^;

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突き抜けすぎてて海以外に何もないんですが(笑

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この下も崖になってるので一歩間違うと車ごと転落するので要注意です(汗

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崖からは先ほどまでいた紀伊日ノ御埼灯台が見えてます。

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南の方は比較的遠くまで見渡せてました。写真中央の山は恐らく印南町狼烟山ですね。

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一番奥に見えているのは4~50キロ離れた南紀白浜の東側に広がる紀伊山地ですね。






日ノ山から下りてきて、岬に向かう途中に見えてた別荘地のある大賀池に立ち寄ります。

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しかし、ここが恐ろしいほど狭くて恐ろしいほど急坂でヒルディセント機能が大活躍です(爆






とんでもない細い荒れ道を進むと…とんでもない山の斜面に真新しくて立派な別荘が…。

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こんなところにこんな家が建てられるんですね…どうやってアクセスするのか謎でしたが(汗






まぁ…さすがに咲いてるワケはないですよね(汗

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ここで咲く天然記念物の大賀ハスは故・大賀博士が発見した古代ハスが分根されてます。






三尾漁港側から見ると先ほどいた別荘地がなかなかとんでもないのがよくわかりますね(爆

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しかも、西の斜面には思いっきり地すべりした痕が…(怖






海岸から目の前に蜑取島(あまとりじま)です。ウミネコが飛来するウミネコ島だそうです。

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ここから今度は岬の北側、日高町へと抜けて引き続き北上します。






北側の斜面にも同じように別荘地帯が…見晴らしは良さそうですけどね(^^;

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そして今回、絶対に訪れたかったスポットの1つ、産湯海水浴場のある産湯海岸です。

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1400m沖合に見えるのは中磯灯標。今日は穏やかでカラっとした快晴です。

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何故こんな海岸がどうしても来たかったのかと言うと…






それがこちら!!虹色に輝く絶景海岸だからです!

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例えるなら産湯海岸はちょい大袈裟ですが、ハワイのハナウマ湾のような美しさ。

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まだ海開き前ということもあってか、ゴミ1つ無い。写真だけだとまるでプールみたい(笑
海底がゆるやかな斜面になっているからでしょうか、日光の反射で光の妙と言うか。

和歌山県民にすらあまり知られてない虹色の海岸…この目で見ることが出来て良かったです。
実際はこんな自分の下手な素人写真で見るよりも断然キレイです(^^;







そして次は…逆に全国区で知られているみんカラの聖地の1つでもある白崎海岸へ!
海岸に沿って訳20キロ北上していくと…見覚えのある岩が…立巌岩ですね。

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このあたり一帯は真っ白な石灰岩だらけで独特な光景なんですよね。






というワケで、道の駅 白崎海洋公園に到着。この石灰岩に囲まれた感じが良いのよね(^^;

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ROCK好きにはたまらないスポットの1つです(笑

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前回訪れた時もド快晴でしたが、やはり白い石灰岩には青い空じゃないとダメですよね。

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道の駅なのですが…道の駅の施設に立ち寄ることはほとんどなく、海岸へ(大汗

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さすがにこんな快晴の日曜日、しかもお昼時なので結構観光客で賑わってました(^^;






言うまでもなく、この白崎海岸日本の渚百選の1つでもあります。

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以前来た時は同じ5月で快晴でしたが風が比較的強くてウミネコだらけでしたが…

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今日は風が穏やかでウミネコも何故か全然いなくて…カラっとしていて最高です。





北の方角を望むと、湯浅湾越しに和歌山の神威岬とも呼ばれる宮崎ノ鼻が見えてます。
そのすぐ左手に無人島の沖ノ島、そしてさらに後方にはこの後向かうことになる和歌山市
田倉埼のある鉢巻山あたりが見えてます。その先はもう大阪府になるんですけどね。

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直線距離にして約40キロくらいしか離れてません。遠望としては微妙な日でしたね(^^;





さて、城崎海岸を散策中ですが…ぼちぼち投稿制限となりそうなのでここでおしまい(^^;



次回、城崎海岸から和歌山に向かい黒潮市場でマグロ三昧!そして絶景の夕焼けに
関西最強と云われる温泉を堪能して、いよいよ今回のぶらり秘境旅も最終回を迎えます。



というワケで最終回、その8へ…つづく!!
Posted at 2024/06/07 20:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月05日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その6】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その6】








2024年5月25日土曜日の備忘録、ぶらり秘境の旅の2日目も終盤です。

奈良県の十津川村を訪れています。終盤の旅程は南紀白浜へバキューンと移動して
夕食と温泉を堪能したら太平洋岸に沿って北上して印南町で車中泊…となっています。

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当初、世界遺産の1つともなっている湯の峰温泉つぼ湯にも立ち寄る予定でしたが…
前回の記事でも書いたように、日中あまりにも暑くてとても入る気分ではなくなったのでパス。
場所的には本宮から車でわずか10分足らずなんですけどね(^^;


まずは十津川村で、知る人ぞ知る滝を見に酷道と呼ばれる国道425号線を東へ走ります。

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しかし、そんな日本三大酷道の1つとも云われている425号線ですが、それは過去の話。
さぞかし劣悪な道路状況だろうと思いきや…ある意味残念なことに?近年整備が進んで
とても酷道と呼べるような道ではなくなりました。県の話では、さらに改良されていくようです。


とは言え、実はこの日も十津川から旧龍神村へこの425号を通って立ち寄る予定でしたが
その途中で土砂崩れがあり当面通行止めになっているようなので酷道は…健在です(爆

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他にも今回は訪れてはいませんが…十津川村の東にある下北山村も土砂崩れまくりで…(汗

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もはやどこをどう行けば目的地に辿り着けるのか…土地勘がないとワケわかんないです(涙
やはり雪解け時期となる春は土砂崩れが増えますね。登山でもこの時期が一番怖いですし。


そんな状況なので、ついには今年の5月からはこんなキャンペーンまで始まったんですよね。

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時間があれば是非行きたかったんですけどね…大台ヶ原とかも久々に登りたかったし、
川上村入之波温泉もね、もう何度も行ってますが郷土料理も食べてみたかったし…。



もしも紀伊山地へ訪れる機会がある方は…くれぐれもこのあたり、注意して下さいね(^^;



というワケで、迂回するのもなかなか大変なので、今回は龍神村へ立ち寄るのも止めました。
十津川村と言えばそれより手前に上湯温泉の露天なんかも有名なんですが…それもパス。
そもそも温泉は30℃近くもあるこの時期の晴れた日中に入るもんじゃないですしね、ええ(汗




今回425号線沿いで唯一訪れたのは、こちらの不動滝(高滝)だけでした。

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それほど水量はないですが、高さは46mと、なかなか大きな滝です。





ただ、言うても離合困難な国道425号線沿いにあるので…駐車スペースはほぼ皆無です。
ギリギリ寄せれば軽自動車1台なら何とか停められる程度のスペースがあるくらいです(汗

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せっかく滝を眺められる滝見台が設けられているのにねぇ(^^;


また、ここから約1キロ東へ進んだ先に清納の滝という隠れた絶景スポットがあるんですが、
残念ながら先客がいたので今回はパスしました。そこは滝の入口付近に駐車スペースもあり、
さらに滝の周囲は河原になっていてちょっとしたピクニック感覚が味わえそうです。
平日だったら間違いなく誰もいないであろう秘境の中の秘境じゃないでしょうか(笑


そして次に絶対に立ち寄りたかった十津川村の道の駅 十津川郷です。

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土曜日だけあって、相変わらず大盛況です。駐車場が狭くて満車だったので村役場に駐車。



道の駅としてはめっちゃ小さいんですが、ここは湯泉地温泉郷の中にあり、足湯があります。
多くの人がここで食べ物を買って足湯に浸かりながらのんびり休憩しています(^^;

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自分も名物の串こんにゃくや十津川よもぎ饅頭、そして村で採れたての山菜など買いました。
でも、平日だとこの出店はやっていなかった気がします。こういう時、土日はありがたいですね。





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よもぎ饅頭はめちゃくちゃ濃くてビックリ、こんにゃくは安定の美味しさ。山菜は帰宅してから
出汁醤油で少し絡めて頂きましたが…めちゃくちゃ美味しかったです。山菜侮るべし。




道の駅を出たら次はもう一気に南紀白浜へ向かいます。距離にして約80キロ…結構遠い(汗



国道425号線が通れないので国道168号線を南下して先に訪れた熊野本宮まで戻り、
そこからひたすら国道311号線を西へ走っていきます。




十津川村の南部、十津川温泉郷の景色を見てると、少し前に訪れた旧富山村にソックリ。

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川沿いギリギリに1本だけ通る国道、そしてすぐに山の斜面が迫っていて平地が少ない。
蛇行する川の下流にはダムがあり水深が深いので日光が反射してエメラルドグリーンに。





写真だけ見たらほんと、変わらないですね。さすが…どちらも秘境と呼ばれるだけあります(笑

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そして、深夜3時半起きで山に登ったり散策しまくってたせいで度々睡魔に襲われながらも
約7年ぶりとなるとれとれ市場南紀白浜とれとれパークに到着~!!

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いや~、大盛況でしたね…さすがは土曜日。しかし、駐車場もめちゃくちゃ広いので
特別混雑することもなく。鮮魚もズラリ、お寿司もズラリ、さらにBBQも盛り上がってますが…


自分の一番の目的は…南高梅のあるとれとれ梅工房です!(笑

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夫婦揃って紀州の南高梅が大好物なので…お土産も兼ねて大量に仕入れておきました(笑

ただ残念だったのは…コロナ禍の影響でしょうかね、試食コーナーがほとんどなくなってて(涙
以前は各種試食が出来たので、実際に味見してから選んで買えたのが良かったのですが。

まぁはちみつ梅とみかん梅を買っておけば間違いないですね、どれもハズレは無いハズ(笑


他にも買いそびれてた紀州プリンとかお滝餅だとかも買っておきました。
こういう時、車載冷蔵庫があるのはマジでありがたいですね。食べ物悪くならないですし(^^;


しかしこのとれとれパークは怖いですね…壊滅的に美味しいご馳走の宝庫ですからね。
ひと度買いだしたら止まりません…恐ろしいスポットです。何を食べても美味しいから(爆
場所が場所だけに海鮮ばっかりかと思いきや、そうじゃないですからねぇ…





そして、のんびり買物していたら夕方になってきたので、場所を移動します。



南紀白浜と言えば…
以前だと太平洋に面した露天風呂で有名な崎の湯で夕日を見ながら温泉を堪能したり、
沖合に浮かぶ円月島の奇岩だとか、千畳敷三段壁とか、もう神スポットだらけなんですが…


今回はまだ訪れたことのない、南紀白浜北部にある天神崎で夕焼けを眺めることに(^^;




ということで、とれとれパークから車で約30分、バキューンと移動してきました。


…と、その前に、ガソリン満タン給油しておきます、那智勝浦は異常に高かったので(涙


意外と知られてませんが…和歌山県は日本全国でも、愛知県と並んでガソリン激安地域
自分が普段入れてる出光系は和歌山では安くはないですが…それでも159円でした(^^;

この時点では全国平均価格は170円だったので、如何に安いかが伺い知れますよね。

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ローカルGSだと153円とかザラなんですよね、南紀白浜和歌山市あたりの沿岸って。
この一帯だけ見たら確実に日本一安いと思います。愛知県も日本一安いと云われてますが
ここまで安いという印象は無いですもんね。普段安く入れてるので出先で安いと助かります。






天神崎のアクセスはなにげに大変。崎の先端までは離合不可能な狭道が約1キロ続くので
地元では左回りでアクセスするよう推奨ルートを設けています。自分は知りませんでした(汗

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駐車場はそこそこ広いので余程混雑することは無いと思いますが、道中が大変です。
人気のスポットのようで、カップルだらけなんですが、釣り人もかなりいるので要注意。

さらにこのスポットは遠浅で、満潮時は全て海に沈むので一歩間違えると帰れなくなります(怖
その為に地域のボランティアの方たちが満潮時が近くなると注意喚起で巡回してるそうです。




ってなワケで、天神崎です。田辺湾の対岸を見ると4キロほど先に見覚えのある建物が!

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そう、7年前の同じ時期に訪れてた…ホテル川久です!相変わらず独特な雰囲気(笑

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因みにその手前に見えてる巨大な赤いブイ?みたいなものはアポセ灯浮標だそうです。
海に浮かんでる灯台?みたいなものなんでしょうかね。天神崎から約1キロ先に浮かんでます。


というか、気がつけばこの田辺湾一帯はそこらじゅう灯台や灯浮標だらけなんですね…




中でも一番胸熱だったのが、こちらの京都大学田辺中島高潮観測塔灯でした。
天神崎の沖合約3キロにポツンと。なんじゃこりゃ?とよ~く見てみたら…灯台?でもないし?

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頑張ってズームしてみると…んんー!?なんか厨二病精神を擽るカタチをした建造物が(笑

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え?なんかこれ、スゴくないっすか!?





で、後々調べたら…こういう観測塔でした。え?これどうやって建ってるんだろう???

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台風の時なんかにこの塔の中にいたら…とてつもなく怖そうなんですが…(汗

えー!なんか某イギリスの沖合にあるシーランド公国よりもカッケーじゃん!(笑
京都大学の教授なんかが突然ここで独立宣言したら笑えるな、シーランドと姉妹国に(爆






そして同じくここから約3キロの沖合には灯台らしき建造物も見えてました。

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こちらもズームしてみると…あ、コレは間違いなく灯台ですね。いや、しかし土台は!?

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田辺沖ノ島灯台という灯台みたいです。よく見ると岩礁の上に建てられてるようですね。






ぼちぼち日没を迎える頃ですが…この天神崎の海岸線も満潮を迎えそうですよ。

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最初、香川県にある父母ヶ浜みたいな感じかなぁ?と思ってましたが、ちょっと違うかな。





因みにこちらが以前撮影したウユニ塩湖っぽい感じになる父母ヶ浜のリフレクション(^^;

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おかげではるばる南米のペルーまで撮影に行かずに済みましたしね(笑





日没直後に満潮を迎えるので多くの人が陸地へと戻っていきましたが…

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ビショ濡れ覚悟で撮影に勤しむカップルもいます…楽しそうでいいですね(笑





ファインダーの中を暫く覗いてると…気づいたら足元が潮で満ちてきてます。早いもんです。

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あと15分もすれば日没かなぁ…。太陽が沈む先にも灯台っぽいものが見えてました。

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ひょっとすると、これは…太陽と重なったりするのかな?






そしていよいよ日没。はるか先に見える灯台?の後ろに太陽が…ってかデカい!

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あ~、ちょっくらズレちゃいましたね~(汗

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よくよく見てみると…灯台じゃなくて、カタチが他に湾上に浮かぶ…灯浮標っぽい…?

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時折光ってます、この灯浮標。ランプの色が緑色なので紀伊堺港沖灯浮標で間違いない。

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海上保安庁のサイトを見ると、全ての灯浮標の画像が閲覧出来るようになってます(^^;






そして日没。随分と日が長くなったものです…って、もう時間は夜の19時ですよ(汗

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日没後もまだ頑張って映え写真を撮ろうと懸命であろう若者たちで賑わってます(笑

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さて、お腹も減ってきたので夕食に田辺市街へと向かいます。



今日は絶対にここで!とこちらも決めてました、揚げたて天ぷら海鮮 よし平です。

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注文したのは勿論、名物の海老天ひつまぶし御膳です!税込1749円也。

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お替り自由なサラダもついてきます。そして紀州の梅干しやゆず大根までお替り自由。

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目の前で板前さんが揚げてくれてます、カリッカリに。そしてめっちゃボリューミー(^^;

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温泉卵を乗せて食べるとか、お出汁で食べるとか、なかなかトリッキーでしたが美味です!

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そして何が凄いって…小皿だけでなく、味噌汁から御飯までもお替り自由なんですよね。
まぁそれはよくあると思うんですが、このよし平では白米だけでなく、炊き込みご飯まで
お替り自由!さらに味噌汁も地場のワカメとナメコの味噌汁と選べたりします。
また、白米も新潟産コシヒカリのみだそうで…そりゃ美味しいハズですよね~!


というワケで、めちゃ頑張りましたが…味噌汁だけお替りしてお米には至りませんでした(汗

板前さんが目の前で天ぷら揚げていて、声を掛ければその場で揚げて提供してくれるので
追加で天ぷら食べたかったんですが…さすがにお腹いっぱいで頼めませんでした(涙


和歌山県のみ展開してるチェーン店なんですね。とんかつ屋もあるようなので今度は是非。
このクオリティなら間違いなく美味しいでしょうね~。いや~、和歌山は海鮮のみならず!


しかし…今回は完全にグルメ旅となってしまいましたね(笑






そして、お腹が膨れたところで…〆の温泉は南紀白浜にある天然温泉、長生の湯へ!

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実はこの日夕焼けがイマイチだったら日没を見届けず、少し離れたみなべ町まで行って
鶴の湯温泉に入ろうと思っていたんですが…19時過ぎまで天神崎にいたので、
温泉に入れる時間がなくなってしまいました…20時で閉館なんて、早すぎますよね(汗

ただ、鶴の湯に入っていたら今度は先の天ぷらが食べれなくなってたので…仕方がない。
やはり、この温泉とグルメと夕焼け問題は常につきまとってしまいますねぇ。時間的にね。
夕食を優先すると温泉に入れなくなるし、温泉入ってからだと飲食店が閉まってしまうし…(汗


そもそも車中泊をするのも、それがあるからこそ…なんですよね。
ホテルや旅館だと夕食や朝食があるから日の出や日の入りをのんびり見てられないですしね。




というワケで、今回は長生の湯になりましたが、勿論源泉かけ流しだし露天風呂もあり。
湯温も40℃前後で、泉質は単純でしたがゆっくり入っていられて良かったです、800円也。

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因みにこの温泉、和歌山ラーメンの「めん吉」と併設しているので、先に述べたような
時間的に温泉と夕食のどっちかが犠牲になる…なんて事もないのでなかなか良いですね。
今回は天ぷらマストで来ていたのでラーメンは食べられませんでしたが(^^;





美味しい夕食と良いお湯に入れて満足した後は…翌日に向けてさらに移動します。



国道42号線の太平洋岸沿岸を北上、そしてかつおぶし発祥の地印南町に到着です。

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かえるの港駐車場は24台あり、自由に駐車することが出来ます。
このすぐ先は漁港でそちらにも駐車場はありますが、漁港関係者用になってるようです。




そして、かえるの港だけあって…駐車場内にはこんなかわいらしいトイレもあります(^^;

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ん?かつおぶし発祥の地なのに何故カエルなの!?っていう素朴なギモンもあるんですが
それについてはまた後ほど…



というワケで、ぶらり秘境旅の2日目も終わりました。いよいよ明日でラストです…つづく!!
Posted at 2024/06/05 18:24:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月04日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その5】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その5】







5月25日土曜日、ぶらり秘境旅2日目の続きです。

スマホ写真とミラーレス写真を織り交ぜて紹介していきたいと思います。
画像はクリックすると元のサイズで表示されます。(※但し、投稿時に圧縮された画質です)

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前日の夕方にも散策した熊野那智大社でしたが、那智の滝を間近で見れなかったので
再びやって来ました。今度は飛瀧神社のある滝の周辺を散策してみたいと思います(^^;





参道入口にワリと最近再建されたっぽい飛瀧神社の立派な鳥居を進みます。

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駐車場は周辺に1回500円で沢山あります。土曜日でも朝のうちは結構ガラガラでした。





こちらの参道は右側通行になっております(^^;

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200mほど参道を下っていくと目の前に那智滝が見えてきます。

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これは凄い!初めて間近で見ましたが…さすが、日本一の高さを誇るだけありますね!
流れ落ちる滝水の轟音がとてつもない迫力です。水量が最も多くなる時期なので余計に(爆





因みに、日本国内の滝で最も大きいのは皆さんご存知、立山の称名滝になるんですが…

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こちらの滝は全体の高さは350mにもなるんですが、滝そのものは4段に分かれていて
最も落差のある最下段の滝が落差126mとなっており、1段としては2番目の高さとなります。






とは言えこちらは133mと7mしか変わらないので…感覚的にはほぼ同じように感じます。

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こんな高さからこれだけの落水なのだから…滝壺とかスゴそうですね、水深とか。
因みに称名滝はこの水の勢いだけで6m以上も岩がエグられて滝壺が出来てるそうです(爆






今年は年明けからあまりにも不幸続き…そして夫婦揃って互いの母親の救急搬送だとか、
あまりにも悲しい出来事が多かったので今年の後半は良くなるように祈っておきました。

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この神社の脇には御瀧本祈願所があり、初穂料を300円収めて滝の拝所に向かいます。

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手前の龍神が…なかなか怖い形相です(汗

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定番の滝見台まで上がってきました。

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誰もいないのでのんびりと滝を撮影します(^^;

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いや~、美しいですねぇ…さすが、日光にある華厳滝と並ぶ日本三名瀑だけありますね!

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いろんな角度から…。

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滝口には注連縄が結ばれていて滝筋が3本に分かれているのもよく見えます。

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だから那智山青岸渡寺三重塔は三重なんですかね…??







再びこちらに戻ってきました。ひっそりと佇む境内に滝の轟音が響いてます…。

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天気が良すぎて散策してたら汗をかいたので…那智黒ソフトを頂きます(^^;

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駐車場まで戻ってきました。この後温泉に入る予定でしたが暑すぎるので止めました(爆

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那智の大滝はデカいので少し離れたところからでもよく見えますね。



次は…以前訪れようと思ってて訪れることが出来なかった熊野本宮大社へ向かいます。
那智からは車で約1時間、約50キロ北上した山間部にあります。





新宮市内を走行中、相田みつをさんっぽい詩が…そして隣には妙にリアルなカンガルー(笑

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コナンっぽい…意識したとしか思えない(笑

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そして国道168号線熊野川沿いを北上していくと…対岸に大きな滝と橋が見えてきます。

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これは2011年の台風12号による紀伊半島豪雨の災害で出現した滝と復興した橋で、
確かによく見ると真新しそうな崩壊跡が伺えます。紀伊山地が如何に降雨量が多いか、
よくわかりますね。実際この一帯、数え切れないほど大きな滝が点在しているのも納得。
この滝も少なくとも落差50m以上はあると思います。後に小鹿滝と命名されました。






そして、目的地の熊野本宮へ到着。土曜のお昼時間ともあって観光客もチラホラと。
車は世界遺産熊野本宮館の正面に駐車。混雑してる時は河原の方にも停められます。

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一際目立ちまくっている巨大な鳥居が目に飛び込んできます…デカっ!





あまりにもデカすぎて写真ではサイズ感わかりませんね(汗

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熊野本宮大社旧社地のある大斎原(おおゆのはら)へ向かいます。






鳥居には黄金色に輝くシンボルの八咫烏

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鳥居を潜ったタイミングで飛行機…

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思わず追いかけてしまう…旅客機かしらん(^^;

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日本第一大鳥居建立について書かれています。高さ34m、柱間42mだそうです…デカっ!

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大鳥居と言えば過去に訪れた中だと…すぐに思い出すのは新潟の彌彦神社の大鳥居

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これが高さ約30m、柱間は約20mでした。初めて見た時はやっぱり…デカっ!て(笑





そして同じ紀伊半島の中では奈良県桜井市にある大神神社の大鳥居もデカいですよね。

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雰囲気はこちらに似てますね、高さ32mで柱間は23mで車が往来する鳥居としては
日本で一番デカいみたいですけどね。まぁ正直、この3つ…ほとんど大差ないデカさです(笑

そして、やっぱり…初めて訪れた時は一言、「デカっ!」…この合意力の無さよ(笑






鳥居を潜ると世界遺産石碑があります。旧社地はさらにこの奥。

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旧社地まで来ました。ここは明治時代に洪水で流された熊野本宮大社の跡地押印所

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そりゃこんな中洲みたいなところに建立したらアカンでしょ、って立地ですしね…ここ(汗






そして熊野本宮大社旧社地の現在はこんな感じです。

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ということで、大斎原の散策後は移転した現在の熊野本宮大社へ向かいます。

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そういや熊野本宮大社は世界遺産登録からちょうど20周年…知りませんでした(汗






熊野本宮大社へ向かう途中、大鳥居の田んぼリフレクション。

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田んぼ用水にお食事中のイモリさんが…。そういや自分も御飯がまだでした(汗

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現在の熊野本宮大社の大鳥居です。

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参道の途中からそこそこある階段を昇っていきます。振り返ると結構な高さ。

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やっぱ洪水で流されてるからそうならないような土地に移設したんでしょうかね。







熊野本宮大社の神門です。

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ようやく熊野本宮大社に到着。早速参拝していきます。

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参拝後は境内にあるお店で柏餅を頂きます(^^;

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駐車場の方へ戻り、最後に世界遺産熊野本宮館を見学。北棟と南棟と分かれています。

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これは…野伏でしょうかね。木彫り…怖いっす(汗





地元の小学生の歴史研究の成果がいろいろ展示されてます。

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その昔の本宮大社の参拝の様子が模型になってました。茶屋の上の猫がかわいい(^^;

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そしてお昼ご飯はやっぱり・コレ、めはり寿司!!熊野地方に訪れたら欠かせません!

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ベースは高菜の葉で白米を包んだだけの超シンプルなお寿司なんですが…

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これがめちゃ美味しいんですよね~。おいなりさんと交互に食べるのがベストです。






無事に御飯も食べてお土産も買ったら国道168号線をさらに北上して再び奈良県へ。
途中、なにげに凄いけど地味な扱いをされてる十津川村十二滝へ。

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落差100mは無いにせよ、7~80mくらいはあるんじゃないでしょうかね?
水量はこれでも多い方だそうで…違う時期だとまた印象が違ってたかもしれないですね。
ほんと、熊野地方は数え切れないほど滝だらけ。しかも1つ1つが相当デカいですもんね。




さて、十津川村と言えば、まさに日本を代表する秘境の村!!…ですよね(^^;
その秘境っぷりは、もう紀伊半島の地図を見ても一目瞭然であります(笑

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そして十津川村と言えば、あの有名な酷道425号線尾鷲市から御坊市に横断していて
これまで散々に紹介もされてきてますが…改めて久々なので425号線も少し走ってみます。





途中、青看板がありましたが…425号線へ行かせたいのか行かせたくないのか…(笑

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…ってなところで今回はここでおしまい、次回十津川村から南紀白浜へと向かいます!


ということで、…つづく!!
Posted at 2024/06/04 22:38:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月03日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その4】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その4】







2024年5月25日土曜日となりました、2日目の朝は紀伊山地の山奥でお目覚めです(汗

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しかし、こんな何もないとんでもない山奥ですが…わかる人にはわかるスポットなのです(謎




2日目の旅程は結果的に…こうなりました。三県境をウロウロしながら最後は南紀白浜へ。

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先に言いますと…実はこの5月25日というのは、数日前から天気図を見て狙っていました。

前日の朝の天気予想図はこんな具合でした。前線が南にあるので晴天ではあるものの、
ハッキリしない微妙な天気になることは想像がつきますよね。

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そして、25日の朝は…初夏に於いて西高東低の気圧配置になり、前線が南へ離れます。
これは山の空気がかなり澄んで快晴になることが想像出来ますよね。冬型の典型です。

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さらに翌日についてはオホーツク海にほぼ台風と変わらない低気圧が発達していきますが
日本列島は全体的に高気圧に覆われるので前日以上に好天になりそうです。

とは言え、3日以上後の予想図なので何とも言えませんけどね。
そして中国大陸の方から低気圧が迫ってきているので週初めは下り坂なのは決定的。

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という具合に、出かける際は天気図を参照して、どこへ行くべきか?を決めています(^^;




今回、紀伊山地へ出向いたのも、本来この時期やたら雨になりがちなシーズンですが、
天気図を見る限り全然そんなことなさそうなので、このチャンスは活かさねば!ということで
久々にこちらの方へ出かけたわけですが、その中の1つの目的が…コレでした。

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そうです、富士山ハンティングです(笑



数年前から富士山を眺められるスポットを求めて全国あちこち駆け巡って来てるんですが…
その中でも一番困難だと云われているのが富士山から一番遠い和歌山からの眺望でした。

それが見られるのがこの紀伊山地の山奥にある、大雲取山の近くの山なのは有名な話。
和歌山県から静岡県富士山となると、距離にしてナント…322キロ!!んなアホな!

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しかし、こうして地図で見ると…確かにうまい具合に富士山を遮る山々が無いですよね。
少し北上すれば南アルプスという壮大な「壁」があるので、和歌山県よりも断然近いはずの
愛知県からでは一部を除いてほとんど見ることが出来ません…。

富士山ウォッチャーとしては何としてもそんな最遠地から望んでみたくなっちゃいますよね!


因みに、同じく富士山ウォッチャーの方の話では、年に3~4回ほどチャンスがあるそうです。
勿論、そんなチャンスが訪れるとしても、急にこの秘境に機材を持って訪れるなんて到底無理。
当然ですが仕事だってあるし、往復するだけで10時間以上もかかりますしね…(爆
おまけにこんな山奥なので当日の天気が良いとされてても実際はどうだかわかりません。



こうした遠望には気温が低くて空気の澄んでいる冬の方が当然良いと思われるんですが…
いかんせん、こんな山奥なのでとても冬場にアクセス出来ません。死んでしまいます(大汗
あと、風が強いとカメラやレンズが揺れて撮影も出来ません。何せ300キロ以上も離れた先の
被写体を見て撮るワケですから…0.1ミリでも動いたらピンボケになってしまいますもんね(汗

夏は夏で毎年大雨の度に土砂崩れは発生するし、いつ通行止めになるかもわかりません。
秋は秋で気候的には良いものの、寒暖差で雲海が広がってしまったらもう見られないですし。

それに、当たり前ですが…和歌山から静岡まで遠望するので、いくら和歌山が晴れていても
静岡県が晴れて無ければ意味がありません。さらに通過する愛知県や三重県も晴天が必至。

そして、遠望地まで麓となるな那智勝浦町から1時間以上かけてとんでもない林道を走り、
さらにそこから重たい機材を背負って暗闇の中を往復1時間かけて登山する必要があります。



…というワケで、如何にこの富士山遠望が困難すぎるか、よくわかりますよね(^^;


撮影に成功しただけでフツーにニュースになるくらいなので、そんなとんでもなくレアな撮影を
初めて訪れて出来るとは到底思ってはいないんですが、まぁロケハンも兼ねて…と言うことで。

そう、それまで躊躇してましたが今は4WDのデリカミニもあるので林道も難なく走れますしね!





さて、前置きが長くなりましたが…到着も遅かったのであまり眠れないまま深夜3時半に起床。
ヘッデンを装着して時折現れる野生の鹿に睨まれながら、フクロウの鳴き声に感動しながら、
GPSを確認しつつ、山の中へ入っていきます。初めて訪れるので不安でいっぱいです(汗

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車を停めている林道からすぐ近くに山岳地図にも記されている熊野古道がありますが、
そちらへは入らず、国土地理院の地図にも載っていない作業用?の林道へ入っていきます。




序盤は舗装もされていますが…入るとすぐに、そこらじゅう落石しまくってます…(怖

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笑えてくるほど真っ暗です。時折シカの目が光るのがホラーちっく。熊さんだけは勘弁やで。





しかし、ここで早くも凡ミス!3時半に起床して準備して4時過ぎには登山開始したんですが…
甘かったです。登り始めて少し開けた場所に出たらもう夜空がぼんやり明るくなってました(汗

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それに、言うてもそんなに時間もかからないだろう~と思ってたら…思った以上に遠い…(汗





作業道路を進んで最後に崖に垂れているロープを探してそれを頼りに登っていくんですが…
ぼちぼち本来なら見えるハズの富士山は…シルエットがどんなに頑張っても確認出来ず。

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しかし、紀伊山地の天気は確実に良いんです。ガスがあちこち溜まってはいましたが、
この朝は運良く雲海も出来ていません。雲海が出来てるといきなりアウトですからね…(汗





この日、この地域の日の出の時刻は4:50です。




そして、少し開けた場所なのでスマホの電波が届いたので富士山ライブカメラを確認します。


山梨県側は5合目以上は顔を出してましたが、山麓はかなり分厚いガスで覆われてます。

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そして、和歌山から望むにあたり見えるハズのシルエットは静岡県側となるんですが…
え!?富士山が…見えてない!!薩埵峠からの富士山の眺望は、和歌山県から望むのと
ほぼほぼ方角も同じなので、このライブカメラ上で見えてないと物理的にアウトなのです(汗

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あちゃ~、やっぱりビギナーズラックでもしかして!?と、淡い期待もあったのですが…






気がつけば周囲も明るくなってきちゃいました…

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富士山ハンティングは失敗に終わったので、その先にある口色川富士見峠を散策します。

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崖のところにこんな道標が倒れてました…え?ここ街道なの?なんで地図に無いんだろう?
というか、廃道ってことなのか…うーん、情報不足ですな、自分としたことが(汗





富士見峠は遠望地の山から少し先だったんですね。そしてこの先も道は続いていました。

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うーん…このまま峠を下ったらどこへ出るんだろう??次回訪れたら散策してみるかな。






峠は少し開けていて、目の前に鉄塔が2本見えるのが大雲取山で、山頂の目印ですね。

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しかし、明るくなってきたから良いけど…暗闇では一歩間違えば…落ちて死にますね(怖






そして、何トンあるのかわかんないくらいデカい岩もゴロゴロと落ちてます。怖すぎる…!

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ま、休憩するにはちょうど良い感じのサイズでしたけどね(笑






何も無しで戻るワケにはいかないので…お約束のご来光でも撮影しときますかね。

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本当ならこの矢印のところに富士山が見えるハズなのですよ。

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因みに富士山ですが、他の遠望と違って322キロもの距離があるので、光の屈折現象で
地図で見たところとは少しズレた位置に現れます。頭の悪い自分には計算出来ませんが(汗


そして、遠すぎるので見えると言ってもシルエットだけで、それも薄暮を利用した影なので、
日没時間の数十分前には物理的に見えなくなるようです。要するにチャンスは4時半頃まで。
なので、そもそもこの日狙うのであれば3時には出て4時までには山頂にいるべきでした(汗




…ということは、ひょっとしたらあと30分早く到着して構えてたら見えた可能性が…!?(涙

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見えてるとは言い難いレベルであっても、何となく富士山の影は見えてた気がするなぁ…





しょんぼりしながらご来光を迎えます…いや、これはこれで十分キレイですけどね、ええ。

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こんなにめちゃくちゃ天気が良いのに…こんなに残念なことって…あります?(汗

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さて、富士見峠から下山していきます。往きは真っ暗で全く様子がわかりませんでしたが…

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落石してない箇所が無いくらい、そこらじゅう落石し放題ですね…怖っ。





フクロウがいたのはこの辺かな~??フクロウが鳴く時期ですもんねぇ。

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舗装路になり、ぼちぼち停めてあるデリカミニが見えてきました。あ~、疲れた。

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この辺は穏やかですが…山頂付近は思ってた以上に風もあって寒かったなぁ(^^;






無事に下山しました。もうこれで次回は安心して登れそうです。ロケハンは大事よね(笑

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すれ違いも困難な山道ですが、ここは軽自動車3台くらい停められるスペースもあるので
車中泊は安心して出来そうです。但し、そこらじゅうにシカがいるのでビビりますけどね(汗





今回歩いた峠道は、国土地理院の地図を参照すると、このようになっておりました。
那智勝浦町も、基本的に管理されていない道路だし地図にないアクセス路となるので、
富士山が見えるかも?!と話題にはするものの、基本的に情報公開をしていません(汗

要するに、みんな大好き…自己責任ってやつですね!(笑

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そして、せっかくなので、もう少し山の中を散策したいと思います。舟見峠へ移動します。





ここも何とか1台駐車しておけそうなスペースがあったので、そこに駐車します。

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そしてこの右手に見える山の斜面を適当にガシガシ登っていきます(笑






めっちゃ崖ですやん…足滑らしたら車のところまで転がるやん(汗

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しかし、こういう森は林業の方たちがピンクリボンをつけておいてくれるおかげで
おおよその道がわかるのでちょっと安心出来ますね~。

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ただ怖いのは、伐採の目印としてリボンをしているケースも多いので、鵜呑みにしすぎると
逆に遭難しちゃうので…そこらへんは要注意で。自分はそれで2回ほど遭難しかけました(汗






山の稜線に出てしばらく歩くと何やら立派な東屋が。

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多分、この辺がその昔あった舟見茶屋跡なんじゃないかな、と。実際に船も見えますしね(^^;

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この場所は少し開けていて、眼下に勝浦港や太平洋がよく見えてました。






朝を迎えた那智勝浦町の市街地と勝浦湾勝浦港ですね~。

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そして勝浦湾の先の半島は…ホテル浦島ですよね~。ここは絶対に1度は泊まりたい!
因みに手前に見えてる山が那智山ですかね?だとしたらその斜面に那智大滝がありますね。






その右手…お隣にはイルカ&クジラの太地町が見えますね。落合さん…いますかね?(笑

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そして手前には広大な那智高原公園が見えます。当初はここで車中泊予定でした(汗

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その公園のある山がこれから訪れる予定の阿弥陀寺のある妙法山です。

この妙法山がつい最近まで、日本で一番遠くから富士山が見える山として有名でした。
アクセスとしては、この公園から山頂まで登るだけですが、少し前に展望台が崩壊したらしく
現在は展望台は利用出来ないとのこと。富士山ハンティングが出来るかは不明です…。






というワケで、転がらないように下山して先ほど見た妙法山、阿弥陀寺へ向かいます。

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まずは那智高原公園。ぶっちゃけ何も無いような公園ですが開けていて清々しいです。

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車中泊勢にとってはトイレがあるのがありがたいですが…夜間は街灯1つ無いです(爆





富士山の遠望するにはこの山を登っていくんですが、この山頂から富士山までの距離は
約321キロで、先ほどの富士見峠から望むのと1キロしか違わないんですよね…(汗

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正直、富士山の見栄え?というか、見やすさからしたら確実にこっちの方が良いと思われ。





誰よりも富士山大好きだぜぇー!って方は是非、富士山遠望チャレンジしてみて下さい(^^;

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因みに自分がどれだけ富士山好きかと言いますと…



愛車のナンバーは当然?富士山だったりするし…

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出勤前に富士山のてっぺんで昼寝しに行っちゃうくらい…大好きです(笑

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そんなインバウンド的富士ヲタなジジイは、妙法山阿弥陀寺にやって来ました。

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ここも駐車場からいきなり絶景ですよね~(笑






日差しがまだ穏やかで涼しげな石畳の階段を昇っていきます…。

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石段の表面に緑々と苔むしてる光景がほんと、日本!って感じでステキです。

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境内からの眺めも素晴らしいです。眼下の那智勝浦町がさらにしっかり見えますね。

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さらに向こうには那智勝浦の旧下里町の町並みや浦神半島も少し見えています。

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この写真では若干見切れてますが…この浦神半島ロケット発射台もあったりします。





一番先の方だと紀伊半島のまさに最南端、串本町紀伊大島までハッキリ見えてます。

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少しズームしてみると…樫野埼灯台や航空自衛隊の串本分屯基地も見えました(^^;

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前回最南端にある串本潮岬橋杭岩は十分満喫していたので今回はパスです。






そういやこの阿弥陀寺、山の斜面にとんでもなくデカい卍文字を設けてたんですよね。

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ずっとここから海を眺めてたのに…ソーラーパネルか何かと勘違いしてました(大汗






阿弥陀寺を後にする際に気づきました…ってか、デカ!!麓からよく見えそうですね。

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って思ってたのに麓に戻ってから…完全に確認するの忘れてました、ポンコツすぎる(涙





さて、昨日は空模様も訪れた時間も微妙だったので…那智の滝へ再訪したいと思います(^^;



妙法山を下っていくと中腹あたりに立派な満願成就の菩薩像がありました。

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次に訪れた際は富士山が見えるように願っておきますかね(^^;



因みにここは和歌山県朝日夕陽百選となっている那智山見晴台にもなってるようです。






というワケで、まだ2日目始まったばかりで朝の8時なんですが…
既に記事がいっぱいいっぱいなので次回へ、と…つづく!!

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Posted at 2024/06/04 02:28:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月02日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その3】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その3】








5月24日金曜日、旅の備忘録も終盤に入ってきました。<ようやく?(笑

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蛇行しまくりな北山川沿いを走りながら三重県の最奥部、木津呂集落へと向かいます。
先ほどまでいたのは瀞峡の中でも上瀞と呼ばれる地域で、これ以降は下瀞になります。



この木津呂集落も、以前から地図で発見して以来ずっと気になってた場所の1つでした。
ぶっちゃけ、こんなところに人って住めるものなの?なんて思ってましたしね。<失礼すぎ

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木津呂集落へと続く唯一の林道を走り、小川口橋を渡り、薄暗い隧道を通ります…

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木津呂集落への唯一のアクセス路です。





集落の入口付近まで来ました。道端に何やら怪しいお手製のベンチ?何だろう…(汗

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なんだかもうちょっと怖い雰囲気…真っ昼間なのに森が深くて仄暗い…何かが出そう(爆





集落までの林道は比較的整備されてましたが…旧道は…ホラー味で溢れてますね(怖

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この先に集落全体を見渡せる山頂まで行けるらしいですが…予定にないので今回はパス(汗





幅が2mくらいしかないので軽トラくらいしか走れないですね…怖すぎる(涙

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集落では実際に暮らしている方が結構みえたので、ここは久々にドローンで遠巻きに撮影。
許可が下りないのでこれ以上撮影出来ませんが…手前の集落が木津呂集落になります。

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一見すると住居が沢山見えるんですが…実際に住んでる方は10人足らずの限界集落
周囲の大半を北山川で囲まれており、真上から見ると限りなく真円に近い地形なんですよね。
地図上だと干上がった状態の河原も含むのでそこまで丸いとはわからないんですが…。

しかし、それを確実に見るには…先程の仄暗い中を藪漕ぎしながら登るしかないようです(汗




久々に空撮をしてみたんですが…どうもドローンの調子が悪いので早々に戻しました(涙

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この後は集落のゲートまで戻り、今度は和歌山県側の南紀熊野ジオパークにされている
嶋津の筏師の道などを散策しましたが途中、北山川まで下りたものの…迷子になり…(爆


嶋津の森を彷徨ってたら遭難しそうなので程々にして車へと戻り次なる目的地へ…(^^;

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因みにこの河原を15分ほど歩くとデリカミニでプチオフロード撮影した場所へ出るようです。





そして、ここから一旦新宮市街へ出たら国道42号線を南下し、今度は那智山へと向かいます。

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というワケで訪れたのは超メジャー観光スポット、那智大滝のある熊野那智大社です。




実はこの熊野那智大社は前回訪れる予定でしたが日没を迎えてしまい来られなかったので
念願の訪問になります。時間も夕暮れ時だったので、観光客はほとんどいませんでしたが…

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代わりにシカはあちこちにいました。こちらはカワイイ親子でした。彼ら、わかってますねぇ(笑





こちらは熊野那智大社二の鳥居。ここの階段はキープレフト…なんですよね。

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那智の滝の方はキープライトでしたけどね、何故なんでしょうか…知る由もありません(爆





こちらが熊野那智大社の本殿ですね。朱色って不思議と日本っぽくて癒やされますね~。

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来るのが遅すぎてちょうど閉まっちゃいましたけどね(大汗





そのすぐ隣には那智山青岸渡寺本堂がありますね

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西国第一番御詠歌の碑から那智の滝三重塔の様子が伺えます。

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滝まで700mくらい離れてるんですが…それでも落水の轟音が響いていて凄まじいです(驚





さらに滝へ向かって歩いていくと…那智の滝ではお馴染みの三重塔が。

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お~、やっぱり那智の滝にはこの三重塔が映えますね!





iPhoneの長時間露光と望遠を利用して滝を撮ってみましたが…結構撮れるもんですね(^^;

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そういや寺防災道路の入口付近に中国っぽい建物が見えたので寄りましたが…
この建造物は何なんでしょうかね…屋根上に飾られた動物たちが可愛かったです(^^;

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サクっと周辺を散策しましたが…とてもじゃないけど全部は回りきれないですね…(汗

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だんだん曇ってきて明日の天気が少し不安になってきましたが…ぼちぼち次の場所へ。





那智山から南へ約20キロ下って那智勝浦町の南端へやって来ました。
そしてここにあるのが…日本国内で一番短い河川、国も認めたぶつぶつ川です…(笑

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全長わずか13m足らずの河川なので、スマホ写真1枚で水源と上流と下流が収まります(笑

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何故ぶつぶつ川なんて名前かと言うと…この水源にあるようです。

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確かに見ているとぶつぶつと水が少しずつ湧き出てるのがわかります(^^;





河川を観察していたら足元にこんな子がやって来ました。どうやらベンケイガニみたいです。

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サワガニにしてはデカいし、手足は太くて毛深いので…ベンケイガニで決まり、ってことで。







ぶつぶつ川を後にしたら、今度はすぐ近くにある別の意味でブツブツした、蜂の巣壁へ。

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うへえ~、こういう奇岩って…鬼ヶ城もそうですが、こうして見るとなかなか気色悪い(爆




海岸線にあるので海水による侵食だとは思うんですが…ほんと、蜂の巣っぽいですね。

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この他にもこの界隈にはいくつもこうした奇岩スポットがあるようです。

そして、この近くにはつい最近民間ロケットが発射されて話題になっていた射点となる
スペースポート紀伊なんかもあります。那智勝浦の南端はなかなか面白そうですね。




そして、気づいたら日も暮れていたので勝浦漁港までバキューンと戻って夕食に。

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地元で人気のハーバー食堂 日の出丸で名物を頂きます。





こちらがその名物、まぐろユッケ丼セットです!マグロの量がハンパ無いです(汗

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そして、店主のご厚意でタダで生イカも頂いちゃいました(^^;

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言うまでもなく…ウマウマーでした!お値段は税込み1900円也。間違いなくオススメです。






そして本日の〆の温泉は…同じく那智勝浦町にある湯川温泉郷の、きよもんの湯へ!

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ほんのり硫黄臭のする無色透明のお湯はアルカリ性泉特有のヌルっとした感があって
なかなか良かったです。最近値上げしたみたいですが、それでも入浴料は500円也。

内湯しかないですが湧出量も豊富でカランからも源泉が出てました。当然掛け流しです。
湯温も41℃くらいなので熱すぎないのはありがたいですね。




湯上がりであまりにポカポカになりすぎたので少し涼みに…お隣の太地町まで。

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ここも昼間に訪れたら是非、イルカやクジラを食してみたいところであります(^^;





さて、いよいよこれからメインイベントに向けて…驚愕の酷道へと向かうことに…(怖

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本当は太地町から大雲取山山麓まで、再び那智山の方から回って行くべきでしたが、
よりによって酷道として悪名高い和歌山県道235号線へと入り込んでしまいました(大汗


まだ居住地区に近いところは舗装もされていて幅員に余裕もありましたが…それも束の間、
次第にとんでもない砂利道に入り、そこらじゅうに落石と崩落箇所。そしてお約束の鹿たち。

よくこれで通行止めにならないな?っていうくらい恐ろしい酷道ですが、あまりにも狭すぎて
軽自動車ですらUターン出来ず、街灯なんてものあるワケもなく、所々で落石を退かしては
また走り…両脇の枯れ木が車体に当たりそうになりながら1時間以上格闘が続きました(涙




そんな暗闇の林道を20キロ以上走り続けて…ようやく目的地?に到着しましたが、
もはや山奥すぎて怖いのも通り越しそうな勢いでしたが、ここはいずれまた訪れる予定なので
しっかりとロケハンをすべく…そして未明から長距離運転、散策と散々動いていたので
完全に疲れ果てて…そのまま車中泊としました。唯一の救いは…害虫がいなかったこと(笑

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というワケで、とんでもない場所で車中泊することになりましたが…果たして!?




次回、翌朝の奇跡の絶景へと…つづく!!!
Posted at 2024/06/02 14:51:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

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「そういや今日は猫の日だったっけ。我が家のニャンズは、、、、」
何シテル?   02/22 23:09
現在の愛車は2人乗り車中泊仕様にカスタムしたデリカミニ。 敢えて軽バンでそうしないところがポイントです(^^; 最近のブログは旅関係と登山関係が主です。...
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