峠アタックRound.1の車載動画をアップしようと思います。
が、助手席のシートを倒し忘れ、映っているのはほぼヘッドレスト(爆)。しかも、天気が良すぎたので、スマホの性能だと景色が真っ白・・・。
それでもとりあえず雰囲気だけでも伝わればいいなと(滝汗)。
まあ、参戦した他の人がブログに動画だけでなくコース図も載せているので、詳しくはそちらを(笑)。
今回、もうステアリング操作は送りハンドルになってますが、このコースを走ってみると、サーキットでは気にならなかったステアリングの位置が遠いんですよね。先輩が、かなり長いステアリングボスを使ってステアリングを手前に持ってきている理由がやっと理解できました(苦笑)。
そうそう、一緒にやらせてもらっているチームに、現スーパーGTの監督が現役だった頃の関係者がいらっしゃるのですが、その凄い人から「ヘタクソのくせに動画をアップするヤツの気が知れん。」というお言葉をいただきました(滝汗)。
そう、そのヘタクソなのに動画をアップするヤツが目の前に居たんですけどね(笑)。
でも、私の考えはちょっと違うので、ヘタクソでも動画をアップするんです。
ここからはつまらない持論になるんですが、実際私が見てきた限り、サーキットやこういうスポーツ行事で表彰台に上がるような凄い人たちは、腕も凄いけどクルマも凄い。
でも、じゃあほんとに凄い人たちじゃないと動画をアップできないとなると、サーキットやスポーツ行事の敷居が高くなる気がするんです。
一度も参加したことなく動画を見て、「クルマは最低スポーツカーじゃなきゃ。」とか「チューニングしてないノーマルなクルマじゃバカにされそう。」とか。もっと言えば、「運転下手だから・・・。」とそれだけでもう尻込みしてしまう人がいるかもしれません。
もちろん、そういう自分の気持ちではなく、家庭があるからとか忙しいからと環境や金銭的な面のせいで走れない人も多いかも。
でも、せっかく好きなのに、興味があるのに、走ってみたいのに、そういう先入観で一歩踏み出すことすらやめてしまうのはもったいないと思うんです。
個人的には、トップレベルまでのし上がろうとせずにスポーツ走行を楽しむ分には、どんなクルマでも足回りやブレーキ、タイヤさえしっかりしてれば遊べると思ってるんです。そこは、その凄い人も同意してくれました(苦笑)。
そこで私自身、まあ私と同じくらいの世代は似たような環境だったかもしれませんが、子供のころ親がほんとお金がなくて、ゲームとかオモチャなど滅多に買ってもらえず、好きなことをするにも我慢してきたし、そういう人って結構いると思うんです。
なので、その反動で大人になってやりたいことを追求する人もいれば、子供のときの延長で結局大人になっても好きなことをやり切れずにいる人もいる。私はどちらかというと後者なんですが。
そういう私もサーキットやスポーツ走行ってほんと敷居が高いイメージで、ライセンスを取得していないと走れないと思っていたし、ライセンスを取得するのもものすごく大変なんだと思っていました。なので、会社の仲間に誘われなければサーキットは走ってなかったでしょう。
そう考えると、一度も走ることがなく歳を取り体が動かなくなっていたら、多分相当後悔していたんだと思います。
なので、バリバリチューニングは無理とか運転に自信がないと思っている人がいたなら、私みたいにヘタクソで大したチューニングもできない人間でも、スポーツ走行を楽しんでいるという事実を知っていただければと思うんです。
それに、うまくなってからと言っていると、私の場合一生動画をアップできないかも(笑)。その動画の良し悪しは見る側の判断ですし。
まあ、私にとってそれは副作用的な話であって、本来の目的は自分の子供たちにおとーちゃんは才能がなくても頑張ってるんだぞ!楽しんでいるんだぞ!だからお前らも好きなことを頑張れよ!という想いを知って欲しいだけなんですけどね(笑)。
今回初めて若い大学生を同乗させたこともあってつい自分の言い訳を書きなぐった感があり、賛否両論もあるかとは思いますが、ぜひもっと若い子たちが好きなことを楽しんでほしいですね。
ただ、私は自分から言ったつもりはなかったのですが、この凄い人に「今回のために自分でシート交換して来たんでしょ?普段は家族サービスもしてるんでしょ?偉いね!」と言われた瞬間、今まで頑張ってきたことが報われた気がして本気で涙が出そうになりました。
それに一箇所だけですが、走りも褒められたし♪だから、頑張っていればいつかどこかで報われるんだと。
人生は一度きり。ヘタクソでも自分の頑張っていることに自信を持って、やりたいように楽しみましょうよ♪

Posted at 2016/05/19 09:04:38 | |
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