
夕べの帰り道の四日市工業地帯の夜景。
車内では家族みんながすっかり寝てしまい、僕一人でこの夜景を眺めてた。
僕は以前横浜の工業地帯に通ってた。
20代の青春は湘南の海と工業地帯で過ごしたカタチで。
若かった頃の僕はクルマをドライブさせるだけで幸せだった。
走り屋の真似事もしたけど、基本どんな車種でも楽しんでいたかな。
お気に入りのドライブルートは横羽線から首都高経由して湾岸線を回ってくるコース。
流れる鶴見や川崎の工場夜景を横目に見ながら、夜を突き進むのが好きだった。
ガチャガチャいじって、じゃあ皆でお試し走行じゃっ!!とかね。
四日市の夜景はそんな川崎•横浜の工業地帯の夜景に似ていた。
その中を進んでいていきなり「デジャ•ヴ」を感じたんだ、夕べ。
一瞬、「今」ではない、どこかへタイムスリップでもしたような、そんな感触がカラダを包んだ。
ディーゼルノイズがBGMだから?(←昔ディーゼル車を乗り継いでいた)
真夜中の高速走行だから?
工場夜景のせいだけではないな…きっと。
昔周りに居た「クルマ好きなヤツラ」に似た人達と触れ合えた後だからだ…と、僕は思った。
最近めっきり
「クルマはあくまでビジネス対象…」
「イジルことからは15年近く遠ざかっている。もうそういう時期は終わってる…」
そう感じていた。残念だけど、事実。
なのにまた「クルマとピュアに向き合うクルー」と触れ合う機会を得たら、忘れていた「若かったあの頃のキモチ」が蘇ってきた。
「クルマ、大好きだ。」
住む場所も、職業も、環境も、年齢も…
みんな違う。
けど、みんなクルマ好き。
しかも、同じクルマという共通項。
交わることなどあり得なかった人達が、今はすっかり「仲間」で。
奇跡、だよね。
「競う」とは違う…
「助け合う」し「一緒に楽しむ」からね。
各人が、各々のペースで、個々のセンスを頼りに行動する…でも「仲間がいる」。
このプレシャス、ホント大事にしたい。
ホント今の時代には稀有だから、「仲間」って。。。
Posted at 2013/09/02 01:19:42 | |
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