リア　ウレタンマウント

リアのダンパーマウンティングはスポンジのような柔らかいパーツなので、悪路や細かい入力があるときなどではバタバタしてむしろ乗り心地が悪くなります。そこでウレタンマウントに交換ー。

問題はタイヤハウス側。難易度高し。ダンパーマウンティングから突き出している白いスポンジーなパーツが金属のマウンティングの中に金属のワッシャーを包み込むように入り込んでしまっていて、これをなんとかしないといけません。上側（室内側）だけウレタン化したり、このマウンティングからでている白いスポンジ部分のみをカットしてウレタンマウントをタイヤハウス側に取り付けてもダメなのです。上側だけ交換した、という情報は多いけど、それでは悪路でマウント部分がバタバタしてダンパーが仕事してくれません。

そこでこのダンパーマウンティングの中からスボンジーなにくいやつのみを全てこじり出します。少しカットしてからマイナスドライバー等でこじってなんとか取り出しました。穴が小さいので取り出すのが結構大変。かなりの力技で取り出しました。

裏はこんな感じ。この窪みのところに金属のワッシャー？カラー？がはまり込んで一体になっていて、マウンティングの中に収まってるわけです。

フィット3は室内側とタイヤハウス側で柔らかいスポンジーなパーツ２つで挟み込んでます。これじゃあ足回りを強化したらばたついちゃう。ダンパーのバーの径が太くなるところで、それ以上マウンティングが下に落ちないようにするワッシャーは、このスポンジーなパーツが取り払われた状態でマウンティングの中に残します。というか、マウンティングは金属でできていて、穴の径がワッシャーの直径より小さいので取り出せないし、そもそもこのワッシャー、マウンティングの中に残ってないと、ダンパーが固定できない。説明、わかりにくいな。。

これでやっと車室内側とタイヤハウス側の両方からこのウレタンブッシュで挟み込むことができます。

このスポンジーなパーツは内径を合わせるためだけに一部カットして使用します。金属のカラーとマウンティングの内部のワッシャーのような金属パーツも使用します。

上側もスポンジーすぎるでしょー。これだと柔らかすぎてちょっとした入力ですぐ歪んでしまうー。

ワッシャーのようなパーツはあえて上下逆さまにつけてます。これで、やっとリアダンパーがしっかり仕事してくれるようになりました。バタバタせず、異音もなく、乗り心地も改善ー。

追記
やはりちょっと硬く、さらに段差で多少異音がでる傾向がまれにあります。これは、純正の柔らかいブッシュが段差などのショック入力時のダンパーの角度調整を兼ねているためです。総合的に、上部ダンパーは他車種のやや硬めの強化ゴム、下側（タイヤハウス側）は純正、が落とし所か。