パージバルブとキャニスター

まず、タイトルは「セーラー服と機関銃」っぽく読んでいただければ幸いですw

このパサート はヤフオクで手に入れたので納車整備にあたる作業を自分で手配しました。
そして事前に手配しておいた整備工場へ持ち込む直前にエンジンチェックランプ点灯。
診断ではバンク2に何か異常があるということでO2センサーを前後2個交換しましたが再点灯。
次に考えられるのは触媒、またはチャコールキャニスターではないかと言われエアコン修理の際に触媒の点検をしてもらいましたが異常なしとのこと。
触媒が原因で点灯したのであれば触媒が崩壊または消失しているのだそうです。
そして残る大きな可能性のチャコールキャニスターまで絞り込んだのは以前に書きました。

色々と調べていくとチャコールキャニスターは消耗品、パージバルブはキャニスターの交換を放置すると壊れる。
交換も場所さえわかれば簡単そうなので社外品を探してポチりました。

キャニスターの場所は事前に調べてタイヤハウス内にあると分かったのでインナーを外します。
トルクスT-25 11本で固定されてます。

簡単なのでスタッドレスに入れ替えるタイミングにでも確認すると良いでしょう。

左の黒いカプラーは根元をつまむ、白い方は引っ張ると抜けます。

右が取り外したものですが、まず重さの違いを感じます。
活性炭が不純物を吸着しているからでしょう。
そして振ると劣化した活性炭がガサガサと音を立てます。
キャニスター本体も心なしか膨らんでいるような。

社外品は中国語のラベルが貼られている他に大きな違いはなく、そもそも活性炭の入れ物でしかないので社外品で十分そうです。

フォルクスワーゲンとアウディのマークは後からレーザーで入れたような違和感がありますが大陸性の互換品にはありがちですね。

最後はいつものように掃除をして完成。
ダンパーのオイルなのかキャニスターが吸収しきれなかったオイルなのか不明ですがオイルの汚れが目立ちました。
完全に落としきれなかったのでショック交換の時に改めてということでパージバルブに続きます。