サンキューのブログ一覧

２ケ月ほど悩まされたＡＢＳ(ＤＳＣ)の不具合、長い道のりでしたがＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットを新品に交換してようやく完治しました。

前回のブログのようにいつも頼りにしているマイスターのバティさんにお願いし、考えられる原因をひとつずつ潰してもらいましたが、どう考えても修理業者に「壊れていない」と言われたＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットがやはり最も疑われます。
とはいえ結構なお値段のユニットなので、原因として確定する前に購入するのはためらいます。

そこで最後の手段、同じＭ５乗りのマッハさんにお願いして正常なユニットを貸してもらいました。(マッハさん大変お手数かけました、ありがとうございました)

お借りした正常なユニットでエラーが消えれば故障確定です。
・・・装着してイグニッションON、見事にエラーが消え、ＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットが原因と特定できました。

早速ＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットを海外発注し、約1週間で到着しました。
ちなみにＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットのディーラー価格は25万ほどのようです・・・今回個人輸入したので送料や関税など総額７万円ほどでしたが、この価格差はいったい何でしょう??

さて、今回手間取った原因はＡＢＳ(ＤＳＣ)ユニットの修理結果です。
ユニット故障は経年やエンジン熱の暴露でハンダのはずれや接触不良が原因で発生するのがほとんどのケースです。修理業者では密閉容器を殻割りして基盤のハンダなどを補強して修理するようで、ほとんどの場合はこれで治るようです。

サンキュー号のユニットは分解して点検してもらったところ「壊れていない」と返却されてきたため「正常」と思い込んでしまったわけですが、ハンダはずれや断線など物理的な故障はないということです。もっとくわしく聞けばよかったです。
結果としては、ユニット内の電子部品が故障していたようで、このようなケースは大変稀なようです。

DSCワーニングは色んな原因が考えられるわけですが、チマチマと原因を特定していくのは手間と時間ばかりかかってしまいます。ディーラーで修理すると手間暇かけず、周辺パーツも含めてゴッソリ一式交換し、40万!!程度かかるようです。

今回手間はかかりましたが、ほぼ最安で修理できたと思います。古くなると色々でてきます。やれやれです。

約1ケ月前から発症しはじめたABS不調ですが、原因不明です。困りました・・・

顛末は次のとおりです。

手持ちの診断器では「左フロントのスピードセンサーエラー」でしたので、スピードセンサーの純正新品を購入し交換しました。・・・が治りません。

次にスピードセンサーを左右入れ替えてみました。
ついでにリアも入れ替えてみました。
左リアが故障するとメーターが動かなくなるようです。
これらも変化なく、「左フロントスピードセンサーエラー」です。
スピードセンサーは4本とも問題がないようです。

次に疑うのはセンサー接続部からABSユニットまでのラインの断線です。
ABSユニットのカプラーのピンアサインを調べると画像(左)の通りです。
このピンアサインに従ってユニットカプラーとスピードセンサーのジャック部の通電確認するとちゃんと通電しています。センサーの車体側のプラスチックのオスジャックはどれも崩れてボロボロでヤバそうですが、どのラインも断線はなさそうです。

そうなるとABSユニットが濃厚です。
画像(右)は外したユニットです。丸いのが12個あるのがDSC付きです。DSCなしは10個だそうです。
基盤を修理してくれる修理業者に送り、分解してもらいましたが、ユニットは壊れていないとの結果でした。

あとはプレッシャーセンサー、ヨーセンサー、ハブなどが考えられますが・・
もうボクにはお手上げでいつもお願いしているマイスター、ワークス池田さんに入院です。

さてどうなることやら・・・