低気圧の合間を狙って、アクアミューズ141に乗って来ました。
早く出発したかったのですが、何時もの様に娘を起こして、弁当作って(家内は夏休み)、学校に送って行ったりで、
船を積んで出発できたのは九時過ぎでした。
走行中はこんな感じになります、結構邪魔です。
最初はソロリソロリと慎重に運転しました。
のと里山街道に入って、海が見えると気分も盛り上がります。
うん! 風強い? 波高い?
とにかく能登島を目指します。
途中のパーキングでひと休み、ラジオで宣伝していた期待のパーキングですが、田舎の小さな売店でした。
重さは軽い(船体25kg)ですが、デカいので空気抵抗は、かなり感じます、横風でグワングワンと揺れます。
この日の為に、GT-3の空気圧も2.6まで落としました、乗り心地が上品になりました。
能登の山を越えて。
能登島大橋を渡れば、もうすぐ到着です。
お~っ、湾内なので波が無い! (喜
能登島に入りました。
稲刈りの始っている、細い道を行くと、目的地が見えて来ました。
そわじ海水浴場跡です、現在は
能登島イルカ・海洋研究所が管理しています。
ここはイルカの保護と研究のかたわら、ドルフインスイム
や海洋学習などしています。
いよいよ進水式です。
かなりイケメンのスタッフが出迎えてくれました。
ここで施設使用料金の500yen払って。
「イルカは居るか」
と聞くと、残念ながら、今日は別の場所に居るそうです。
このビーチ、私一人です、気分はプライベートビーチです。
船と荷物を降ろして、車は道を挟んだイルカPに止めます。
防水ケースに、ガーミンナビを入れます。
車は海を走れないでしょう?
大丈夫です、ガーミンナビからお船をダウンロードしました。
ねっ! 浮かんでいるでしょ。(瀑
ナビを入れて、車の鍵と携帯電話詰め込みます。
何処に電話するの?
ピンチになったら、118(海上保安庁)でしょう。
足ひれとメガネは、非常事態用です。
古い船なので、穴があいたら泳いで陸を目指します。(恐
いよいよ進水式です、単独航海の無事を祈って、愛飲のバーボンで乾杯します。
飲みさしですが、良いんです。
取り説も見る事無く、完璧に艤装できました。
北北西の風三メートルです、画面左側から右に向かって優しい風が吹いています。
絶好の初心者マーク日和です。(笑
遠浅なので、船を引っ張ってラダーの深さで乗り込みます、最初センターラダーを入れるの忘れて、岩場にグングン流されて、アタフタしましたが、横風を捕まえれば楽に湾外に出れました。
遠くの小島を目標に、横風のままスピードも乗って来ます、時々強風で船がグラッ!と傾きます、怖い怖い。
最初は座って操船していましたが、急な傾きに対処出来ません、結局両膝付いて半立ちで操船しました。
沖には船は私ひとりです、気分は日本海ひとりぼっち?
あれ! すぐそばに釣り人が、そうです沖には釣りイカダが何個もあります。
何か有ったらイカダまで泳いでいこう、気分が楽になりました。
遠くの小島を一回りして、と思いましたが、私はビビリなので手前で戻って、そわじ湾に戻ります。
緊張して喉も乾いてきました。
帰りも横風で簡単に戻れそうです。
しかし ! 沖では一定の横風が湾に入ると、地形の影響で風が複雑に変わります。
目の前の岸に、なかなか着かないんだょ、これが。
後から冷静に観察すると、波の様子で風の場所が解ります。
平面の場所は風が落ちています。
なんとか着岸して陸に上がります。
操船中は夢中で、気が付きませんが、セーリングカヌー結構足に来ます。
陸を歩くと、足がガクガクでした。
イスで休んで、無事に帰れた事をお祝いしました。
湾内ではドルフィンスイムの講習をしています。
少し休んで、夕凪前に一走りします。
二回目は、少し余裕ですんなり沖にでます。
時間も無いので(娘迎えに行く)、近くをプカプカ廻ります。
風見はずっとこの方向でした。
残念ながら操船中の写真はありません、沈が怖くてカメラ積みません。
陸の写真で我慢します。
三時廻って、ソロソロ撤収に掛かります。
塩抜き出来ないので、なるべく海水を拭き取って車載します。
プリウスと海。
すこし秋が来ている海です。
帰りに近くの向田漁港を偵察します、イルカツアーが大人2000yenです。(安っ
船も何艘も有ります。
帰りも大橋渡って。
のと里山街道を帰ります、昔は有料で料金所も何カ所もあったのですが。
無料になって車と事故が増えたそうです、今日はみんなマナー良く走っていました。
一応燃費はこれです、空気圧下げてエアコンonで走りました。
暗くなる前に帰宅しましたが、塩抜きの前に娘から電話で呼ばれて、買い物などして、まっ暗い中で塩抜き&洗車しました。
さすがFRPです、船体は20年前の物なのにしっかりしています。
しかし木製のラダーが、水を吸って割れてしまいました。
修理が必要です。
木工ボンドで直るのか?
Posted at 2014/08/29 19:05:18 | |
トラックバック(0) |
マリン | スポーツ