
前回のブログから少し時間がたってしまいましたが
ブラックアウトヘッドライトが完成しました。
結局、インナー加工はブラックアウト塗装をしたのみです。
いくつか加工を考えてましたが、再び殻割りをするリスクが高そうなのでやめました。
前回はインナー塗装まで完了しているので、逆の手順で殻を戻していきます。
ブチルゴムを熱して閉じていくのですが、殻割りの時にやった段ボール作戦はかなり苦労したので
晴天の日のロードスター車内にしばらく放置して熱しました。
段ボールにドライヤーを突っ込むより熱せられ、電気代もかからず効率的でした。
殻割りの時もこの方法ですればよかったかも。
とはいえ、この方法でも完全にはめ込むことは無理だったので、最後はドライヤーで直接温めてチマチマと閉じていきました。
さて、殻を戻して防水対策としてコーキングを施します。
いくつか方法があるのですが、今回はヤフオクで入手した、業務用と思われるブチルゴムを使用しました。
よく見かけるシリコンコーキングは、一番手軽で安く、ホームセンターで簡単に手に入るのでよいですが
一度コーキングをすると熱で溶けないので、二度と殻割りが出来ないことを覚悟する必要があります。
同じように、ブチルゴムもホームセンターとかで売っていますが
こちらは車両用ではないため融点が低く太陽熱やエンジン熱で溶けだして使い物にならないようです。
というわけで、今回はヤフオクで入手した業務用のブチルゴムを使いました。
どんなものかと安かったので試しに買ってみましたが、熱にも強くなかなか良さそうです。
常温ではちょっと柔らかめで作業性も悪くなく、ドライヤーで熱しても溶け出すこともなく、
ヘッドライトコーキング向きな感じでした。
さて、レンズ磨きですが、いろいろ試行錯誤した結果、結局白く濁ったのが完全には取れず
レンズのハードコートも兼ねて外注へ出しました。
プロにお願いしてダメなら諦めもつきますし、自分がいろいろやったことの答え合わせという感じです。
そこそこ費用が掛かりましたが、勉強代と割り切ってます。おかげで経験値が増えました。
結局は白濁は少ししか取れませんでした。元々の樹脂自体が劣化しているようです。
DIYは妥協も必要なので、これで行きました。といううか自分を納得させました。
レンズ表面のコーティングは、結局専用のハードコートを施してもらいました。
作業を始めた当初は、ウレタンクリアでコートを行う予定でしたが
ウレタンクリアはポリカーボネートを犯す可能鵜性があったので、ちょっと保留。
ハードコートがダメになったら、その時はウレタンクリアでコーティングする予定。
ウレタンクリアは各社から出てますが、調べたところイサム塗料の2液混合型ウレタンクリアが良さそうです。
塗装面の対応にポリカーボネートの記載もあるので。
ラジコンのボディ塗装でよく使う手ですが、東邦化研のエンジンカラークリアで下地を作って
ウレタンクリアを吹く方法もいいかもしれません。
レンズだけの状態だと白く濁っているように見えましたが
ヘッドライトに組み付けると、思っていたよりも白濁が気にならずに、結果オーライかな。
納得いかなければ、今車両についているヘッドライトをもう一度加工してもいいかなーなんて思っていたり。
いろいろ今回の教訓も生かせれるので。
というわけで、次はヘッドライトの取り付けです。
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今回の作業時間 : [3.0h]
トータル作業時間 : [18.0h]
Posted at 2013/10/09 00:36:34 | |
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ヘッドライト加工 | 日記