エマージェンシー燃料ポンプ追加設置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今日は朝から雨だったので朝一のお散歩に出撃せずに、以前から計画していた余っているバイク用燃料ポンプをバーキンのエマージェンシー燃料ポンプとして設置していきます。
既に購入していた『1Wayバルブ』等を取り出してきます。
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トランクは何度も外しているので、サクサクっと外します。
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吐出側のホースは高圧ホースにしていましたが、吸い込み側は基本『負圧』なのでバイク用の燃料ホースを設置していました。ただこの機会に吸い込み側も高圧ホース化して行きます。
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まずはホース内のガソリンを床に流れないように、ボトルに集めていきます。
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ホースと共に燃料ポンプを外します。
このポンプは今は製造中止になっている『ミツバ製燃料ポンプ』です。
このポンプは約16年前に設置したモノなので今回分解して、プランジャー等の動きを確認する予定でしたが・・・
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ガスケット(青枠内)が劣化しており、一度外すと二度と機能復帰しそうもなく、このガスケット自体も販売していないため、分解せずにこのまま燃料ポンプを使っていきます。
このポンプが動かなくなった場合を想定して、今からガスケットや他の燃料ポンプを探していきます。
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まずは吸い込み側も高圧ホース(内径Φ8)のホースと接続出来るようにバンジョー継手を交換します。
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次にホース等を適切な長さみ調節して切断し、仮組してエマージェンシーポンプの位置を確認します。
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取り付け位置をドリルで穴を空け、ブラインドナット(M5)を固定します。
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まずは吐出側ですが、三又に加え1Wayバルブを設置してホースバンドで締め込んで行きます。
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吸い込み側も高圧ホースを設置していきます。
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エマージェンシー燃料ポンプ用の電源は、以前の作業で準備しセンターコンソールに隠してあった青の配線を接続していきます。
これで電源ONすると両方のポンプが勢いよく動きだしましたが、全くガソリンを吸い上げてくれません。(汗)
1Wayバルブが抵抗になっていると考え外して再度トライしましたが、この状態でもガソリンを吸い上げてれません。
約16年前の詳細の作業履歴が残っていませんでしたが、当時をよ~~く思いだしてみると・・・
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井戸のポンプや水ポンプ等の最初に対応する『呼び水』を実施していた事を思い出しました👍
なので今回も同じようにポンプ内にガソリンを入れて『呼び水』とし、ガソリンタンク配管に接続し直すと・・・・
しっかり燃料を吸い上げてくれるようになりました。
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まずエマージェンシー燃料ポンプ無でミツバのメインポンプだけ起動した場合、しっかり燃圧=5.1PSIを吐出しています。
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次にメインポンプを停止してエマージェンシーポンプだけの場合も燃圧=5.2PSI吐出しています。
作戦通りに燃料を吐出しましたが流量は少ないため、全開走行等には対応できず、あくまでも低速で自宅に帰還するためのポンプの役割だと考えています。
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最後にタイラップで可動部に干渉しないように固定して作業終了です。
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ところで燃料漏れを確認するため、当面はトランクを外して走行します。
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実は・・・ミツバポンプを一度外し再度取り付けてから電源ONすると『グゥ~~ン』と音がするだけで『カタカタ』と吐出しなかったのですが、プラハンでで軽く叩くと作動開始しました。他のユーザーさんの分解情報では錆等で動きが悪くなるのでCRCを塗布して『機能回復』させていた方が2名いたので、今回同じ作業をしようと考えましたが、ガスケットの状態から今回は諦めました。
ガスケットは引き続き購入するためにネットサーフィンしますが、購入出来ない場合はNISMO等のポンプに変更していく予定です。
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