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ペリのブログ一覧

2015年01月31日 イイね!

富士・清里ドライブ

富士・清里ドライブ新年会の波もようやく落ち着き、久しぶりに金曜の夜を早めに切り上げ帰宅。天気予報と睨めっこしながら週末の行き先を思考します。
冬場のドライブの行き先は限られてしまいますが、道路情報を確認すると山間部を避ければ問題なさそう。夜明け前の環状8号線を南下しガラガラの東名高速道路を流していきます。





御殿場ICで下りた後、まずは日の出の富士山を拝んでみようと思い、県道147号線で明神峠を越えるルートを選択。路面には凍結防止剤が撒かれており、慎重に上っていきます。道のど真ん中で食事をしている鹿の群れを避けつつ、三国峠の展望台へと到着。空は時計の針が進むのを表すかのように色を変え始め、雪化粧した富士山を朝日が照らします。極限まで気温が下がった三国峠の空気は、肌に突き刺さるような寒さ。既に待機しているカメラマンも居ましたが、この冷え込みの中ジッとシャッターチャンスを待ち続けるのは相当な忍耐力が必要でしょう。こちらは撮影は早々に済ませ、車内で自宅から持ってきたホットコーヒーを飲みながら目紛しくカラーチェンジしていく名峰をのんびりと眺めておりました。





だいぶ明るくなった所で再びスープラを始動。クリアに空が映り込む山中湖をサイドウィンドウ越しに眺めつつ、国道137号線で山梨方面へと向かうことにしました。市街地を抜けた所で県道23号線増富ラジウムラインへとレーンチェンジ。早朝ゆえに交通量はほぼ皆無であり、静けさに包まれたローカルロードを走り抜けます。収穫を終えた畑には霜が降りており、澄みきった冷たい空気と相まって冬らしさ全開ですが、陽はだいぶ高くなっていることから走行車線の路面は問題ありません。ツインターボのトラクションを活かしながら緩い曲率のコーナーの連なりを気持ち良く駆け抜けました。



増富ラジウムラインの中間地点には塩川ダムがあります。増富温泉の目の前に位置するダムで、山々に囲まれた人造湖の湖面は穏やかなもの。特筆する程ではありませんが訪れる人もほとんどいない事から、個人的に気に入っている休憩スポットです。
外の空気は冷たいですが、すっかり陽は昇り日差しが車内に差し込み、窓を開けていると実に気持ちの良い状態。真冬にも関わらず朗らかな陽気につい小一時間うたた寝をしてしまいました。









リフレッシュを図ったところでリスタート。山梨県と長野県の県境となる信州峠を越える区間は、センターラインが断続的に現れる勾配のあるセクションとなります。所々で現れるアイスバーンと荒れた路面に気を付けながら豪快に高低差のあるワインディングを進んでいき長野県に入ると、道名は県道106号線へと名を変え、ストレート主体のカントリーロードへ。県道68号線と千曲川とぶつかる所で終点となりますが、バリエーションに富んだ走りがいのある道を堪能しました。





時刻はお昼時間に近づいてきたので、県道2号線の山間路を通って滝見の湯へ。消費税アップの影響か若干入浴料は上がっていましたが、リーズナブルに入ることのできる常連湯。寒空の中露天風呂に浸かれば、頭寒足熱で実に良い気分です。小一時間入って体を芯から温めた後は、来た道を戻り国道141号線へと復帰。トップを白く輝かせる八ヶ岳連峰の連なりを横目にしながら、観光車両と一緒にのんびり南下していきます。
お昼ご飯は欧風カレーで人気のヴィラ・アフガンへ。既に何組か並んで待っていましたがそれほど混んでおらず、看板メニューのベーコン・エッグカレーをノンアルコール・ビールとともに堪能しました。ここの駐車場には随分とクラシックな車が鎮座しており、食後の散策も楽しめる所です。(笑)





ワインディング⇒温泉⇒グルメと堪能したところで、本日は帰路へと向かいます。冬晴れの中央自動車道上り線は渋滞は発生しておらず、マイペースクルージングで進行。オーディオプレーヤーから流れるカントリーミュージックを口ずさみながら、窮屈な東京都心へと引き戻されるのでありました。

Posted at 2015/01/31 19:08:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2015年01月28日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day6 1,200km復路&レビュー

グランドツーリング in 九州 Day6 1,200km復路&レビュー2015年1月元旦の朝。やや2日酔いが残っていますが、熊本の朝は冷え込んでおり、ついこの間まで南国気分を味わっていたのが遠い過去のように感じます。
お参りを済ませ、ニューイヤー駅伝を見ながらだらだらと過ごすのは年初めの日の行いとしては相応しくないのかもしれませんが、ある意味お正月にしか味わう事のできない至福の時間と言えるでしょう。
JARTICの渋滞予測情報を見てみると、中央自動車道・東名高速道路共に1/3辺りはとんでもない大渋滞が発生するとのこと。加えて明日は日本各地で雪が降る予報も出ているので、ここは大人しく渋滞タイムをやり過ごして東京へと戻る算段をつけます。







次の日の朝にせっかくなので阿蘇に寄ってみようと思いましたが、あいにくの天気でとても行ける感じではなかった事から却下。行きと同様都心部は夜中に移動してしまうのが好都合であり、お昼を回った辺りで早々とお暇し、帰路を走り始めることにしました。
九州自動車道から乗り込み、各地方のSAでお土産をしこたま買い込み、山陽自動車道まで順調に移動。一部通行止めも発生していたので、適宜休憩&下道を入れながら大阪・名古屋を通り抜けます。行きはとんでもなく長く感じた移動区間ですが、帰りはあっという間に感じてしまうのも、旅の終わりを告げております。
幾つもの高速道路を乗り継ぎながら怒涛の勢いで東名高速道路東京ICへ。何箇所かで渋滞には巻き込まれたもののそれほど大きなものではなく、約1,200kmの帰路を走破し帰宅となりました。



年末年始のグランド・ツーリングはこれにて終了となりました。総走行距離は約3,600km。上陸するために往復2,000km近く走っているわけですが、改めて九州の遠さを実感します。
冬季ゆえ今回は阿蘇山や雲仙岳は回避し海岸線を中心に走り回りましたが、南国気分満載の宮崎や広大な平野が広がる鹿児島、島並みが情緒的な穏やかな雰囲気の長崎・熊本など、バラエティに富んだツーリングとなりました。
新調したネクセンN7000も快適なドライビングフィールをもたらしてくれ、次回以降のタイヤ選びにも幅が広がります。
そう簡単に足を運ぶ事は出来ませんが、おそらくまた訪れるのは間違いないと思います。次は緑豊かな時期に上陸したいですね。


備考:グランド・ツーリング in 九州 ルート図
Posted at 2015/01/29 00:25:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2015年01月24日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day5 天草 Nature & Culture

グランドツーリング in 九州 Day5 天草 Nature & CultureAM6時半に起床。テレビを点けるとローカル放送局の番組は年末の特集番組で満載です。
空は丁度明るくなり始めており、テレビの中のお姉さんの告げる天気予報は本日までがお出かけ日和とのこと。九州に乗り込んでからは割と天気に恵まれていましたので、今日一杯の晴天ドライブを思う存分楽しむ事を決めて、前日にコンビニで仕入れたサンドイッチで腹ごしらえをしました。
グランド・ツーリングはいよいよ最終日となり、時間の流れを感じさせます。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまうものですね。







交通量の多い国道3号線を避け、入り江沿いをつなぐ県道378号線をのんびりとトレースしながら、黒之瀬戸大橋を通って長島に入ります。県道47号線で伊唐島方面へと向かっていき、途中で脇道へ進むと針尾公園へと到着。ここは高台に位置する普通の公園ですが、八代海をバックにして幾つもの小島が浮かぶ風景を思う存分楽しめるビュースポットでもあります。ここは薩摩松島と呼ばれているようで、橋で繋がれた離れ小島が点在する中、青々とした海上をゆっくりと船が移動する様を見ていると、いかにも「松島」と呼ばれる風景であると実感。私が来た時は誰もおらず完全独り占め状態であり、朗らかな陽気のもと緩く時間が流れる島並みを堪能しながら、宿の売店で購入したお饅頭を頬張りました。





またこの場所で特筆すべきなのは、何とお手洗い。海側はガラス張りとなっており、この雄大な景色を眺めながら用を済ませられる何とも開放的なトイレとなっています。(笑)これが意外とクセになるお勧めスポットであり、お寄りの際は一度試されるといいかもしれません。









穴場的な風景を楽しんだところで、来た道を引き返し誰もいない県道379号線を快走し、蔵之元港へと到着。ここからフェリーで鹿児島県を離れ熊本県へと乗り込みます。海縁のベンチでしばし時間を潰していると、やや小さめのフェリーが入港。約30分程度の短い船旅ですが、先ほど上から眺めていた入り江の中を心地良い風を受けながら進む気持ちの良いシーライントリップです。熊本県や長崎県は非常に入り組んだ形状であり、こういった島々や入り江を繋ぐフェリーが各所にあるので、移動にはとっても便利。しかも1時間に1本程度のペースでピストン運航しております。「嗚呼松島や・・・」等と呟いているうちに熊本県牛深港へと到着。下船しカーナビの位置を再設定し、国道266号線で天草市方面へ北上することにしました。







道中の温泉施設で体を温めた後、ポカポカ陽気のもと国道389号線に乗り換え海岸線を走ることにします。
天草ロザリオ館は、天草のキリシタンの信仰生活や当時の時代背景を知ることが出来る資料館であり、大江天主堂と合わせてじっくり鑑賞。天草ではこうした歴史的建造物を所々で見ることができ、異国情緒溢れる街並みを堪能しました。







ここからサンセットラインを通って高度を上げていきます。狭隘なアップタウンの激しい生活道路を抜けていくと、急に景色が開け断崖絶壁の淵に到着。ここは西平椿公園という場所で、大ヶ瀬の夕日という天草のサンセットポイントに指定されております。東シナ海に落っこちそうなギリギリの場所に位置しており、ガードレールも何もない最果てを思わせる様は圧巻。眼下に広がる白波を立てる天草灘を誰もいない公園のベンチで眺めていると、改めてとてつもなく遠い場所に来たのだなと実感。スケジュール上、日の入りまでここに居るわけにはいかないのが非常に残念でしたが、グランド・ツーリングらしい印象に残るスポットでした。







サンセットラインに戻り、引き続き海岸線を走行。時間の流れがゆっくり感じるシーサイドラインをなぞっていくと、ノーズを向ける海の先には雲仙岳が見えてきます。潮騒を感じながらのウィンディドライブを十分楽しんだ所で十字路を左折。吹の峠を越える広域農道へとスイッチすれば、路面の綺麗な全線2車線のストレスフリーの快走が待っていました。天草は下島と上島の2つの島で形成されていますが、天草市街地を結節点として2つの広域農道が東西に繋がっています。海岸線沿いには海を臨むことが出来る国道324号線が走っておりますが、そんな事はお構いなしに山間ロードのドライビングに勤しむことに。木陰に入ると流石に寒さを感じますが、引き締まった冬の風を身に染みながらの走行は格別です。旅の終わりが近づきつつある事を払拭せんとばかりに、高速ワインディングをアクセルオンで駆け抜けました。



天草五橋を渡り切り、天草へと別れを告げ熊本市の市街地へと進行。暗くなる前に何とか親戚宅へと到着しました。中は既に大盛り上がりとなっており、暮れゆく2014年の最後の日を楽しく過ごすのでした。
Posted at 2015/01/24 17:19:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2015年01月17日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day4 鹿児島横断~霧島を越えて~

グランドツーリング in 九州 Day4 鹿児島横断~霧島を越えて~AM6時30分に起床。窓の外は既に明るさを取り戻し始めた空が広がっており、重たい瞼を何とかこじ開けながらチェックアウトの準備を済ませます。



給油のため市内のガソリンスタンドに立ち寄ると、ハイオクガソリンは141円/ℓの表示。出発の際に都内でガソリンを詰め込んだ時は143円/ℓでそれでも安くなったものだとニンマリしていたのですが、こちらは更にお値打ち価格となっており遠慮なく満タン給油のボタンをタッチできます。(笑)
道中眠気覚ましに、道の駅大崎にある施設「あすぱる大崎」で温泉に浸かり、身も心もリフレッシュしたところで、進路を北へ向けました。



ここから曽於広域農道、通称「そう街道」を走ります。昨日の尾鈴サンロード同様、全長約50km近くにも及ぶ鹿児島県の縦断ラインとなっており、こちらは交通量はほぼ皆無。その名の通り「爽快」かと言うと、風景はそれほど楽しめないので観光ロードとしてはポイントは低いかもしれませんが、ドライビングコースとしては走り放題です。緩やかなコーナーで繋がれたストレートメインのツアラーロードを怒涛の勢いで駆け抜ければ、カラッとした空気がキャビン内に流れ込み、燦々と降り注ぐ太陽の光と相まって気分爽快この上なし。どこの地域でも広域農道は素晴らしい道だらけだなと感心しつつ、終始マイペースでのクルージングを楽しみました。



広域農道の終点に到着した後は県道105号線へとスイッチし、工事中のオフロードを通過し終えた所で県道31号線へと合流します。桜島の火山灰の影響なのか、スープラのボディは灰まみれで直視するのが堪えられない程の汚れっぷり。すぐ傍のGSにて洗車だけお願いしたところ、快く引き受けて頂きました。店員さんによると、風向きによっては霧島方面まで火山灰が飛んでくる事があるそうです。年中火山灰が降っているとなると、鹿児島にお住まいの方は相当苦労されているのだろうなと実感。リーズナブルな価格にも関わらず隅々まで丁寧に拭き取りまでしてもらい、すっかり綺麗な見栄えとなり、お礼をしていよいよ霧島へと足を踏み込むことにしました。







県道480号線へと入ると、辺りは木々に囲まれた林間路となり、スラロームのようなコーナーの連続でぐいぐいと標高を稼いでいきます。そのまま県道104号線を乗継区間として県道1号線へと合流。先行するトヨタ・エスティマは丁度良いペースでランニングを続けてくれた事から、路面の状況に注意を払いながら安心して走行。順調に進むにつれて路肩には雪が見え始めいよいよここまでかと思いましたが、幸い走行車線はしっかりと除雪されておりドライコンディションであることから、日陰部分にさえ注意を怠らなければ全く問題ないレベルでした。
トラクションコントロールサインの点滅もなく、エスティマに先導されるようにえびの高原まで無事に到着。さすがに標高1,200mの高地の空気は切り裂くような冷たさであり、ホテルに併設されているスケートリンクは多くの家族連れで賑わっておりました。



コーヒーブレイクで一息ついた後でツーリングマップル片手に次なるルートを模索します。硫黄山方面は残念ながら積雪通行止めとなっていたので、県道30号線でのダウンヒルをセレクト。こちらも路面は乾いており、大小様々な曲率のコーナーが入り乱れる勾配のある下りラインを一気呵成に駆け抜けました。ただ、九州の南側に位置するにも関わらず、標高が上がると雪景色となることには正直驚きましたが、こうなると熊本県阿蘇山周辺はかなり厳しいのかなとふと思ってしまいました。







えびの市の市街地に降り立った後は、ステアリングを切りスープラのノーズを北から西へと変更します。交通量の多い国道268号線でのんびりと進んでいき、途中で県道404号線へと左折し、曽木の滝を見てみることにしました。川内川の豊富な水流が豪快に落下する様はなかなか見応えがあります。滝幅は約210m、落下高さは約12mということで、「東洋のナイアガラ」という大層な通称が付けられていますが、ややハードルを上げ過ぎてしまっているのではないでしょうか(笑)。冬場なのでやや寂しい雰囲気ではありますが、紅葉の名所でもあるようなので、秋が深まった頃にはおそらく全く違う姿を見せるのでしょう。次来る時は秋口に訪れたいものだと思いながら、売店で購入したソフトクリームの美味しさに現を抜かすのでありました。









太陽は既に頭上を越えて西側へと足を進めていることから、次なる目的地へと向かうことに。国道447号線をトレースしたのち名もなき農道を進んでいくと、ツルの渡来地が見えてきます。鹿児島県の出水市の一角ですが、15,000羽近くの様々なツルがここで冬を越すそうで、丁度年末は最もツルが渡来してくる時期でありツルの鳴き声の大合唱が響き渡っておりました。古くは江戸時代から見られるツルの渡来だそうで、上空では繁殖期の多くのツルが空中デートを楽しんでいました。ちなみに私は、良い香りに誘われ売店で購入したいもフライの美味しさに再び現を抜かすのでありました。



市街地へと戻り、出水駅近くのビジネスホテルへとチェックイン。年末という事もあり前日予約で十分間に合い、フロントで鍵を受け取った後は、風呂⇒ビール⇒うまいもの巡り⇒就寝という鉄板コースを楽しむのでありました。
Posted at 2015/01/17 15:07:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2015年01月11日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day3 What a driving pleasure!

グランドツーリング in 九州 Day3 What a driving pleasure!グランド・ツーリング3日目の朝。気温は随分と落ち込んでおりスープラのボディは朝露で覆われていましたが、体感的にはそれほど寒く感じません。四国に乗り込んだ辺りから何となく肌を摩る風が暖かいような気がしていましたが、九州に入るとその感覚はより一層強まっておりました。







足回りが汚れているスープラをガソリンスタンドで軽く洗車し、既にGT4度目の給油を済ませ、国道388号線日豊リアスラインで宮崎方面へと向かいます。予報に反して分厚く立ち込める曇り空のもと、延岡市へと入った所で国道10号線へとスイッチ。日向市の観光名所である馬が背へと寄ることにしました。
連続する落石注意の看板に怯えつつ小道を進んでいくと、リアス式海岸特有の切り立った巨大な崖の岬が出現。崖に挟まれた部分は波打つごとに水しぶきが高く打ち上げられ、荒々しさ満点です。この狭く切り立った様が馬の背中のように見えることから、馬の背という名前が付けられたそう。火曜サスペンス劇場の世界そのものといった感じでありました。







売店の猫をひとしきり弄った後は、国道327号線を左折し、日向灘沿岸北部広域農道「尾鈴サンロード」へ。ツーリングマップルに「ダイナミックなアップダウンのある快走路」としてリコメンドされており、全長約50kmにも及ぶ日向市~西都市をつなぐスケール離れした広域農道です。交通量は多少ありますが、道路はほぼ全線2車線という広域農道らしからぬ高規格。空は小雨がパラつく程悪化しておりましたが、緩やかなカーブが続く直線主体の道はハイパワー&ハイトルクの車にとって極上のGTロードであり、セミウェットな路面を豪快にトレースしていきます。
行きの高速道路では若干ふわふわした印象を受けたニュータイヤのネクセンN7000でしたが、皮剥きが完了したのか本来の性能を発揮し、安定したグリップ力でドライブを演出してくれます。起伏のある直線路やコークスクリューのようなコーナーをスムーズに走り抜ければ、ドライビングプレジャーが炸裂するのはもはや言うまでもありません。これまで様々な広域農道を走ってきましたが、個人的には上位ランクに推したい抜群の快走路でした。









尾鈴サンロードの終点に到達し、次は宮崎県沿岸部の国道220号、日南フェニックスロードを走ることに。通り沿いに植えられた無数のヤシの木のある風景は南国気分満載で、気が付けば雨は止み先ほどまで空を覆っていた雲は切れ間を作り始めました。多くの観光スポットを繋ぐシーニックラインでもあり交通量は多いですが、陽が差し込み始めた車内はポカポカ陽気となり、真冬の季節である事を忘れてしまいそう。いるか岬、猪崎鼻公園に立ち寄りながらのんびりと進んでゆきました。









道の駅なんごうで軽く昼食を済ませた後は、宮崎県最南端の都井岬を目指します。引き続き日南フェニックスロードを走って南下を続けますが、そろそろゆったり南国気分にも飽きてきた所。しかし、県道48号線との合流地点辺りからその装いは一変します。徐々に高度を上げ始めた1.5~2車線の道路は断崖絶壁の海沿いを走るシーサイドロードへと変貌し、タコメーターの回転数をいつも以上に多めに回しながら疾走。アップダウンを繰り返す度に澄みわたる海と青空がフロントウィンドウに映り、小気味よく変化する中低速のワインディングをシフトチェンジしながら走り抜ければ、ドライバーはもはや感嘆の声を上げずにはいられません。路肩に車を停めて外に出ると、鮮やかな群青色とエメラルドグリーンに彩られた太平洋が果てしなく続いており、まるで南の国にバカンスに訪れた錯覚に陥ります。東京から遥か彼方の地にやって来た事を改めて実感。温かみのある柔らかな南国の空気が心地良く、しばしその風景に見とれてしまいました。







ドライバーズシートに再び乗り込み先へ進み県道36号線にスイッチすると、岬馬の繁殖地で有名な都井岬へと到着します。駒止めの門で料金を支払いゲートインすると、突端部ゆえ視界を遮るものがない風光明媚なコースが現れます。先ほどの道とはがらりと変わってのんびりとした観光ロードとなりますが、野生の猿や馬が堂々と道のど真ん中におり、アドベンチャー感も満載。野生の馬ではありますが人間や車には慣れており、しばらく傍で眺めていると勝手に向こうから寄ってきます。性格も大人しいようで、家族連れで食事に勤しむ脇をゆっくりとすり抜けながら、県道36号線の終点まで辿り着きました。
しかし、このエリア内にはバブル時代に建てられたと思われるホテルが幾つかあるのですが、廃業状態が長いのか建物は経年劣化しており、廃墟化しております。外観はゴーストタウンそのものであり、繁殖保護地として守っていくのであればせめて老朽化した建物は撤去した方が良いのではないかと思いました。おそらく建物内は動物達の住みかにもなっているので、ある意味自然に還っているのかもしれませんが。





時間が経つにつれて空は再び雲に覆われてきたので、夕日の鑑賞は諦めて早々に今夜の宿へ。本日2度目の洗車を済ませた後、串間市内の民宿にチェックイン。大浴場で一日の疲れを洗い流し、鹿児島名物黒豚料理に舌鼓を打つのでありました。

既にグランド・ツーリングも中盤を迎えましたが、この日は九州らしい季節外れの南国ドライブを堪能することができました。明日は山間部を目指すため天気予報・路面情報を入念にチェック。雪道となっていない事を祈りつつ、温泉に浸かるため再び大浴場へと向かうのでした。
Posted at 2015/01/11 19:29:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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2019/07/21 23:28:48

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