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ペリのブログ一覧

2019年05月19日 イイね!

心躍る67,000km

心躍る67,000km
2015年2月に私の元にやってきた中古のBMW Z4 23i。おおよそ4年間で日本列島津々浦々を走り回り、私が積み上げた走行距離は79,301kmとなりました。年平均に換算すると、16,825km/年 となりますが、直近の数ヶ月はあまり走っていなかったので、だいたい2万km弱のアベレージを毎年叩き出していたという事でしょう。


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ファイナルアンサー


そんなZ4ですが、前回の車検整備でブレーキ回りの交換が迫っている事が明らかになり、その後はのらりくらりとやり過ごしていましたが、今年の点検で遂に限界を迎える事となりました。10万km間近ということもあり、やむを得ないと思っていたのですが、ブレーキディスク、キャリパー、パッド、果てはエンジンの点火系も渋い状況であることが判明し、見積もり総額を見て愕然。程度の良い軽自動車が買える程の値段であり、その日のうちに修理依頼を出そうと気楽に考えていたのが間違いでした。

走行距離としてはまだまだこれから本領発揮の域なのですが、購入価格に対する今回の修理費用の割合が予想以上に大きく、自宅に帰り再考。直列6気筒自然吸気エンジンを手放すのは非常に惜しいのですが、ここの所バイク比率が高まっていたので、乗ってナンボのオープンカーが駐車場に眠っているのも勿体なく、新たなオーナーに存分に乗ってもらった方が幸せだろうという事で、今回売却する事となりました。

2月末に査定を一式済ませましたが、想定以上の値段がついた事から、このモデルに対する需要もまだ高いと言えるでしょう。ディーラーには新型のZ4を強くお勧めされましたが、とても手が届く代物ではありませんでしたので、丁重にお断りさせて頂きました(汗)。


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いつものコース


Z4のラストランは、車でもバイクでも行き慣れた箱根ターンパイク。小春日和には程遠い寒さでしたが、頭寒足熱を味わうのにはうってつけであり、トランスフォームしたドイツ製カブリオレは、程よいトルクと共に外輪を駆け上がっていきます。各シリンダーが放つ6重奏が車内に流れ込み、右足の踏み込みにリニアに反応する快感に浸りながら、高速ワインディングを謳歌。ほとばしるドライビングプレジャーに充足感を覚えつつ、大観山のパーキングスペースでロングノーズ・ショートデッキの独特なスタイルを目に焼き付けました。背後に聳えるはずの名峰は殆ど見えませんでしたが、等高線をなぞるようにヒルトップから箱根新道側へとトラバースしていくと、雲のクラックから太陽が顔を覗かせ始めました。


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ドライビング・プレジャー


回頭性を維持しながらハンドルを切り、柔らかく降り注ぐ陽光に目を細めながら進んでいくうちに、やっぱりもう少し走っておこうと思い、急遽県道20号線へとノーズを旋回させ、伊豆スカイライン料金所をくぐります。放たれた矢の如く突き進むトヨタ・86に道を譲りつつ、オープンスタイルのGTカーでその軌道の妙を五感で満喫。西高東低の気圧配置により頬を撫でる風は極めて冷たいですが、そんな事はお構いなしにドライビング・ダイナミクス全開で伊豆の背骨を伝っていくのでありました。

亀石峠で舵を西へと切り、県道17号線で駿河湾を眺めながらのシーサイドランへと変更。山と海が近接しているので、切り替えがすぐ出来るのも伊豆半島の良いところ。荒れた路面に悶絶しつつ、断崖絶壁に張り巡らされたローカルラインをなぞっていきます。御浜岬からの景色はクリアではありませんでしたが、オープン・エアでの疾走感を味わえれば天気や景色は二の次であり、改めてオープンカーの醍醐味に酔いしれるのでありました。
国道136号線から西伊豆スカイラインの北側だけ拝借しつつ、渋滞が発生する前に伊豆縦貫自動車道~東名高速道路をミドルクルージングで自宅へと帰還。これまでのドライビングメモリーを反芻しつつ、ボードコンピュータの情報をリセットし、翌日買い取り業者への引き渡しを済ませました。


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Grand Touring Car


Z4は手放すことになりましたが、また機会があれば屋根が開く車に是非乗りたいと考えていますので、今回は"一時休止"と言ったところかもしれません。潤沢な資金があれば夢の8輪生活が考えられましたが、しがないサラリーマンには土台無理な話。オープンエア・ライフは皆さんのブログで楽しむこととします。


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カブリオレ歴は浅い私が言うのは説得力がありませんが、BMW Z4 23iはとてもバランスの取れた車だと思います。扱い切れる程々のパワーをリア駆動で推進力に変え、ボンネットから聞こえるのは直列6気筒自然吸気エンジンの咆哮。やたら細かいセッティング等はなく、Normal/Sports モードの区別はハッキリしており、ハンドリングの応答性は抑えめで巡航速度で進むのに適したNormalモード、コーナーで内側にノーズをグイグイと押し込む感覚を研ぎ澄ますSportsモードをスイッチ1つで楽しめるのは秀逸かと。そして何より、頭寒足熱から灼熱地獄まで感じる事が可能なオープンスタイルに約20秒のシークエンスで変身。ハードトップを開放した瞬間に車内に流れ込む四季折々の薫りを五感で味わう快感は、一度体験してしまうと病みつきになります。

今走らなければいつ走るの?週末になるとそんな顔をして待ってくれる相棒であり、ドライビングプレジャー満載のGTカーでした。

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Posted at 2019/05/20 07:11:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2019年01月14日 イイね!

Short short cruising

Short short cruising
短い秋が終わり、急転直下の勢いで真冬の気温に様変わりした2018年末。今年の汚れや不安は今年のうちに!ということで、年末はZ4とVFRの消耗品チェック・交換や洗車に時間を割いていました。とは言え、太平洋側の天気はすこぶる良好でしたので、整備だけで1日を費やすなんてもってのほか。余った時間を活用してショートクルージングを楽しんでいました。


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Touch & Go 箱根/所要時間 約3時間


年末は休日も仕事が入る日があり、飲み会もセットである事から土日はほぼ使い切りという状況。そんな時は土曜の朝早くに箱根までコーヒーを飲みに行くのがもはや定番となっております。
AM6時過ぎに自宅近くの東京ICより東名高速道路へと入線。屋根はもちろんオープンであり、徐々に明るくなり始める東雲の空をバックミラーに映しながら、小田原・厚木道路へとスイッチし、大磯ICより西湘バイパスへと接続していきます。
終点までシーサイドランを楽しんだ後は、アネスト岩田ターンパイクの料金所のおじさんから路面情報を入手し、登坂車線付きのパワーヒルクライムを敢行。N52B25A型直列6気筒自然吸気エンジンに鞭を入れます。エアコン&シートヒーターの力を借りながら、頭寒足熱の世界を堪能し、ヒルトップの大観山で自動販売機のホットコーヒーを購入。痺れるような寒さの中頂く缶コーヒーは別格であります。

滞在時間僅か15分の後、ロングノーズ・ショートデッキのZ4に乗り込み低く唸るエキゾーストノートと共にダウンヒルを楽しみ、往路をそのままなぞる形で自宅へと帰還。9時半には戻り風呂に入り仕事へと向かうのでありました。因みに、缶コーヒー代はしめて約4,800円と極めて高くつきますが、3時間でハイウェイラン・シーサイドラン・ワインディングを全て楽しめるコースであり、週末忙しくて走りに行けないというお金に余裕のある貴君にはお薦めしたい所です。


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晴海モーニング/所要時間 約2時間


晴海までのルートは、Googleによると都心を抜けるのが最速のようですが、私はいつも環状7号線でぐるっと回り込むのがお気に入り。いつも混雑する環状線も早朝であれば流れはスムーズであり、V型4気筒800ccエンジンの鼓動を臀部で感じながら東京ゲートブリッジへと向かっていきます。天気が良ければ朝日を浴びながらの絶佳の走行を味わえるので、ヘルメットの中は満面の笑みで包まれました。
若洲公園でUターンしお台場~有明~豊洲と繋いでいき、豊海町の岸壁で小休止。休日のふ頭は閑散としており、レインボーブリッジを眺めながらコンビニで仕入れた缶コーヒーとパンで贅沢なモーニングを楽しみました。
帰りはまだ人気のない銀座・赤坂を通り抜け、国道246号線から神宮外苑のいちょう並木で写真撮影。既に冬支度となった状況ですが足元は黄金の絨毯となっており、オフシーズンならではのスポットと言えるでしょう。
あまり長居していると都心部は混みだすので、国道20号で自宅へととんぼ帰り。Fun to Rideを謳歌するようなコースではありませんが、普段見ている都心部の休日の朝はまた別世界であり、軽くポダリングするには打ってつけだと思います。


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トコトコ霞ヶ浦/所要時間 約半日


バイク用品店での消耗品交換の予約がお昼でしたので、午前中プラプラどこかへ行きたいなと思って地図を見ていたら、霞ヶ浦に目が留まりました。高速を使えばあっという間に行けますが、せっかくなので朝早く出てオール下道で走ってみることに。環状8号線は関越自動車道へと向かう車両が多いですが、そこを抜ければ意外とストレスフリーで走ることが出来ます。
亀有で国道6号と接続した後は取手まで単調な道が続きますが、利根川の河川敷を繋いでいく道に迂回すれば景色の豊かなシークエンスをバイザー越しに満喫出来ますので、飽きのないコースと言えるでしょう。
霞ヶ浦の湖畔にVFRを停めて、自宅から魔法瓶に入れて持ってきた紅茶とおにぎりを食べながら、釣りをしている人達の取れ高を眺めるという実にスローな時間を過ごします。
湖畔を周遊しながらセイコーマートに寄り道し、来た道を戻る形でバイク用品店へと直行。12時過ぎには府中の2りんかんに到着し、ピット作業をお願いするのでありました。

冬場は日の出時間も遅くなるので日帰りでの遠出はしにくいシーズンではありますが、逆に普段足を運びにくい近場のローカルスポットを巡ってみるのは如何でしょうか。皆さんのショート・クルージングスポットがあれば是非教えて下さい(伏)。
Posted at 2019/01/14 22:47:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2018年11月24日 イイね!

初秋満喫、箱根・富士ドライブ

初秋満喫、箱根・富士ドライブ
朝晩の冷え込みが鋭くなってきた10月の週末。スマートフォンのアラーム音で目を覚まし、シャワーを浴びてボストンバッグを手に取り、Z4のリアトランクに放り込みます。早朝の環状8号線のトラフィックは少なく、スムーズに東名高速道路東京ICを通過。覆面パトカーが幅を利かせている小田原・厚木道路を巡航速度で抜け、箱根新道で標高を稼いでいくことにしました。


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オープン・エア


登坂車線で前走車に道を譲って頂き、乾いたエキゾーストノートを放ちながら山岳路を駆け上がり、箱根新道に別れを告げ県道20号線へ。なだらかな麓を繋いでいく全線2車線のローカルな道ですが、緩急のあるコーナーが断続的に現れるドライバーズロードです。
しらす雲のもと、ルーフトップを開放したカブリオレとともに風に乗り、十国峠で小休止。時折顔を覗かせる青空がステアリングを握る者のテンションを高めてくれます。


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頭寒足熱の快走


等高線をなぞるように県道20号線を駆け抜け、伊豆スカイラインの料金所をくぐることに。DDCをスポーツモードに切り換え、N52B25A型直列6気筒エンジンの奏でる協奏曲に酔いしれながら、心地良くアクセルを開けていきます。起伏のあるワインディングをしなやかな動きで進んでいくうちに外気温はグッと下がり、今シーズン初めてシートヒーターのスイッチを入れることになりました。


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駿河湾シーサイドラン


滝知山展望台で眼下の景色を楽しんだ後は、亀石峠ICで一般道へとスイッチ。県道19号線・130号線を梯子しながら、駿河湾を望むシーサイドラインに接続しました。
海沿いの景色は良好ですが、背後に控える西伊豆の山々にはどっしりと重い鼠色の雲がのしかかっていました。稜線に出ても五里霧中な景色になる事は目に見えているので、Uターンし沼津の市街地を抜け富士の山麓を目指すことにします。


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富士山麓


裾野のコンビニでおにぎりを頬張りつつ国道469号線を進んでいき、十里木から白い道へとエスケープ。落葉の進む秋の風景を従えながら、清涼な風とともにオープンエアを謳歌します。路面の凹凸による突き上げに悶絶しつつ、程よい曲率のカーブが連続する田舎道を快走。ジャーマン・フィロソフィーを末端神経まで浸透させ、県道180号線との交差点に到着しました。


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樹海越え


アメダスで雨雲情報をチェックし、ロングノーズ・ショートデッキのオープンスタイルのGTカーは針路を西麓へと向けていくことに。
県道180号線・72号線は富士の樹海の中を貫く中高速のツアラーロード。Z4にはおあつらえ向きの道であり、白いセンターラインを追いかけドライビング・ダイナミクス全開で突き進んでいきます。ボンネットに収まるストレート・シックスエンジンも気持ち良さそうに回っており、もれなくドライビング・プレジャーが炸裂。タコメーターの針を振り上げながら、時間の経過を忘れさせるウィンディドライブを謳歌しました。

富士ミルクランドでジェラードを食べながら休んでいると、ポツポツと小雨が落ちてきました。これ以上の北上は諦め、霞がかった富士を見ながら来た道を戻り、山中湖方面へ。県道730号線で三国峠に登ってみますが、靄がかかっておりスルー。県境を越え、五感を研ぎ澄ませながらタフな屈曲路をトレースしていきます。峠を越えて静岡県側に出ると、柔らかな陽射しも出てくるようになり、サングラスをかけて急勾配のダウンヒルをそろそろと進んでいきました。


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リターン


バックミラーに映る長閑な風景に別れを告げ、国道246号線から大井松田ICでハイウェイへと接続。ハードトップを戻し、自宅へと一気にトラバースするのでありました。
Posted at 2018/11/24 01:10:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2018年07月26日 イイね!

This is it! 霧ヶ峰・嬬恋避暑ドライブ

This is it! 霧ヶ峰・嬬恋避暑ドライブ
通勤電車の中から見える風景の中で、とある駐車場にとめられたマツダ・ロードスター。ほぼ毎日のように目にしており、最初は色鮮やかな青色、その次はシルバーと乗り換えられていたのですが、つい先日黒色の車体へと変化しておりました。ロードスターの型式に詳しくなく恐らく年式は違うように思えますが、車体の色は変われど、3台続けてマツダ・ロードスターに乗るその心意気は尊敬に値するものであり、オープンカー歴の浅い私は只々畏敬の念を覚えるのでありました。
そんなわけで(どんなわけで?)梅雨も終盤の6月の週末、未明の都心をすり抜け調布ICより中央自動車道へライドオン。屋根はもちろんハナから全開フルオープンであり、ドク博士の如く髪の毛をボサボサにしながら小仏トンネルを通過するのでした。


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八ヶ岳エコーライン


小淵沢ICのETCゲートをくぐり、都心部よりは多少マシなものの暑苦しい下界から逃れるように八ヶ岳エコーラインへと回り込むことに。湿気を帯びた生温い空気は徐々に爽快さを取り戻し、空も呼応するように明るくなってきました。
昨晩の雨の名残りか、路面は一部濡れた箇所がありますが、ドライビングへの影響はほぼ皆無であり、緑陰に覆われた快走路を無心で駆けていきます。国道152号線に接続した後は霧ヶ峰に向かって一路北上。数珠繋ぎになった車列の後塵を拝しつつ、白樺湖を横目に県道40号線ビーナスラインへとスイッチしました。


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Venus & Jesus


つい先日もVFRで走ったビーナスラインですが、4つのタイヤでアスファルトを捉えながら2輪とは違った爽快感を纏ってステアリングを切っていきます。ボンネットに収まるN52B25A型直列6気筒エンジンが奏でる甘美な音色は、ドライバーをもれなく笑顔にするエッセンスであり、一望千里の景色も相まってドライビング・プレジャーが炸裂。決して涼しいとは言えないものの、A/Cは一切不要という素晴らしい気候であり、みずみずしい緑で彩られた標高1,900m級のハイランドロードを堪能しました。


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気分爽快


車山高原の駐車場で休憩を挟みつつ、ここからは県道194号線・460号線で扉峠方面へとノーズを振り向けることに。この先は路面状況も良い道が続くので、これ幸いとばかりにDDCをスポーツモードにセット。等高線をなぞるようにレイアウトされた山岳路はドライバー冥利に尽きる素晴らしい形状を誇っており、Z4のロングノーズをコーナーの先へと押し込みながら心躍るワインディングを楽しみます。2002年に無料開放された元有料道路ですが、たとえ有料だったとしても走って損はありません。


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湯の丸峠越え


25kmに及ぶ妙々たる高原道路を走り切り、道の駅美ヶ原高原に到着。避暑地を求めるように標高を稼いできたのか、駐車スペースは多くの車両で賑わっておりました。皆さん考える事は一緒であり、もはや同志と言えるでしょう。
缶コーヒー片手に心地良い風でクールダウンし、再び屋根を開放したドイツ製カブリオレはタイトな県道464号線でダウンヒルに興じます。一部で荒れた路面がありシート下から突き上げを食らいつつも東御市内へと降り立ち、うだるような暑さの中ハイオクガソリンを補給。ドライバーも水分補給を済ませ、ツーリングマップルで次なるターゲットを絞り込んでいきます。
九十九折の県道94号線で一気に標高を上げていき湯の丸峠を越えていくと、さすが標高1,800m級の空気は徐々に爽やかさを増していきます。レンゲツツジ目的の観光客で賑わう湯の丸牧場をパスし、無人となったローカルロードを快走。直射日光を浴びるとキツいですが、こういった林間路はオープンカーにとって打ってつけと言えるでしょう。


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グリーン・カーペット


国道144号線との合流手前でつまごいパノラマラインへと接続し、人気の少ない農道を突き進んでいきます。キャベツ畑は"満開間近"の様子であり、収穫準備に勤しむ農耕機がゆっくりと動く様を眺めながら、寒暖差の激しい高原地帯を縦走。午前中に比べ雲が多くなり、標高2,568mの浅間山の姿を拝むことは叶いませんでしたが、屋根を開けられる環境でもあるので御の字であります。スマートフォンで東京の気温を見ると35℃となっており、都心部より10℃以上低い気温のもと、和気香風のハイラインを謳歌。この爽快感を味わってしまうと、うだるような暑さが続くコンクリートジャングルに戻る気がしません。


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往復


自動販売機のコーヒーを飲み干し、ここからは来た道をそのままなぞるように復路を走ります。県道94号線を駆使して湯の丸峠を越えて、県道40号線の高速ツアラーラインで一気に南下。朝はみずみずしい青さを放っていた車山高原の空はすっかり雲で覆われてしまっていましたが、本日2度目のドライビングプレジャーを感じながら、ダイナミックなコーナーをトレースしていきます。イグニッションを切り散策路を少し登っていけば、鳥の囀りしか聞こえない静寂が広がっており、避暑感満載。清涼な風を纏いながら小一時間くつろいでしまいましたが、ますます帰りたくなくなってきます。


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夏本番


後ろ髪を引かれつつ、渋滞が始まる前に自宅へ着くために国道152号線で中央自動車道諏訪ICへ。ボードコンピュータに表示される外気温は37℃となっており、流石にメタルルーフを閉じクローズスタイルでETCゲートをくぐります。最寄りのIC手前でややトラフィックが多くなったものの、それほどタイムロスせずに無事に自宅へ到着。道の駅で仕入れた枝豆を肴に、湯上り早々に缶ビールで喉を潤すのでありました。
Posted at 2018/07/26 19:30:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2018年07月07日 イイね!

車検整備 & 箱根・伊豆ドライブ

車検整備 & 箱根・伊豆ドライブ
毎年5月は自動車税納付。郵便ポストに憂鬱な通知がやってくるのですが、そこに2年に1回のZ4の車検が訪れる訳で、毎度のことながら戦々恐々の見積もりとにらめっこする時期となります。
ゴールデンウィークのGTから帰還後、Z4をサービス工場に預け2日後にディーラーからメールが到着。恐る恐る添付ファイルを開封したのであります。


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Inspection Menu


前回の法定点検でタイミングベルト交換などの"大物"をやっておいたおかげなのか、今回は車検費用以外はあまり多くかかりませんでした。法定点検整備以外の項目としては、

▼サービスメニュー
・ハードトップ収納カバーぐらつき修理
・エンジンオイル&フィルター交換
・ブレーキオイル交換
・バッテリー充電
・ウォッシャーフルード交換
・フューエルライン洗浄

▼リコールメニュー
・ブローバイヒーター交換(なんだこれ?)

リアトランク内の設備であるハードトップ収納カバーは、使い方が荒かったのかだいぶぐらついている状態だったので診断してもらったところ、ヒンジ部分が壊れていたとのことで応急処置だけお願いしました。ディーラー曰く、この部品の劣化に対する問い合わせは結構多いようで、消耗品と捉えた方が良いでしょう。それ以外のメニューも基本は消耗品関連なので、走行距離も鑑みてここで一気にリフレッシュする事にしました。

しかし、ディーラー曰くそろそろブレーキディスクが危うくなってきているようで、次回点検時は要検討になる可能性が高いとのこと。足回りの消耗は致し方ない所ですが、これまた頭痛の種になりそうな出費が待ち受けているのは必至のようです(泣)。


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ハイランド・ドライブ


洗車までしてもらい、いつもより綺麗になったZ4を引き取り、翌日の鶏鳴の朝とともに東名高速道路東京ICへ。色々とエレメントが新しくなったので乗り味一新!なんて事は一切なく、いつもと変わらぬ挙動に安心すら感じる程です。厚木JCTで小田原・厚木道路に接続し、大磯ICで20秒のシークエンスとともにハードトップを開放。散歩中の老夫婦と犬の注目を浴びながらコンビニを後にし、国道1号をハーレー軍団に囲まれながらのんびりと進んでいきます。

箱根新道は幸運にも前走車が殆どおらず、DSCをスポーツモードに切り換えて躊躇なくアクセルペダルを踏み込んでいきます。標高を稼いでいくにつれて徐々に下がっていく外気温を肌で味わいながらのオープン走行。ヒルトップに着く頃にはエアコンはOFFにして問題ない位の冷涼さとなっておりました。
神奈川県と静岡県の県境を伝う県道20号線にスイッチすると、クイックな切り返しが断続的に現れるワインディングへと変化。交通量は多いですが、屋根を開けてスローイン・ファストアウトでコーナーを駆け抜ければ、もれなくドライビングプレジャー が炸裂です。下界では燦々と降り注いでいたはずの陽光は何処かへと追いやられ、頭上を覆っていた分厚い雲が視界まで遮るようになってきましたが、焼き付けるような陽射しで灼熱地獄となるよりは随分とマシであり、湿り気のある空気を切り裂きながら、ウィンディドライブを堪能しました。


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梅雨の伊豆スカイライン


熱海峠で伊豆スカイラインへと接続し、伊豆半島の稜線を一気に南下していきますが、この日はどこも一面鼠色に染まっており、風光明媚なシーニックランとはいきませんでした。が、それ故交通量は比較的少なめであり、放たれた矢のようにハングオンで駆けていくバイクに道を譲りつつ、ボンネットに収められたストレートシックスの咆哮に酔いしれます。絶対的な加速力は乏しいものの、右足の踏み込みに呼応してリニアに体感出来る動力性能は自然吸気型エンジンのオイシイ所であり、亀石峠までの約16kmのハイランドドライブで無駄にタコメーターの針を振り上げてしまいました。


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伊豆半島シーサイドラン


県道19号線で市街地へ下りGSで燃料補給を済ませた後は、西伊豆の海岸線を構成する県道17号線へとノーズを向けていきます。荒れた路面に要注意な1.5~2車線幅の山岳路であり、時折臀部に強烈な衝撃を受けながらもロングノーズ・ショートデッキのドイツ製カブリオレとともに進行。キャビンに流れ込む空気はぬるいですが、かと言ってクローズスタイルで走る気はサラサラなく、サイドウィンドウも全開にしてオープン・エアを謳歌しました。


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五里霧中


御浜岬では富士山は一切拝めず、土肥から国道136号線を経て県道411号線西伊豆スカイラインへと寄ってみましたが、案の定視界不良の一歩手前といったレベルまで陥っており、白いセンターラインを頼りに慎重に通過し、県道59号線で退避。濡れた落ち葉に気を付けながら、タイトなブラインドコーナーを抜けていきます。
国道414号線に合流し、泉のように湧きあがるトルクを糧に天城峠を越え、河津町でコーヒーブレイク。ここまで来たら下田まで南下したい所ですが、夕刻の東伊豆の渋滞は目に見えているので、針路を北へ転換し稲取細野高原を目指すことにしました。


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深緑の稲取細野高原


iDriveナビゲーションシステムのアナウンスを頼りに狭い路地を抜けていき薄暗い林間路を突破すると、ススキの原で有名な大草原が視界に飛び込んできます。胸のすくような青空があれば格別でしたが、うっすら濡れた潤いのある緑の風景もそれはそれで良いと言えるのではないでしょうか。頭上にはカラフルな翼で旋回するハンググライダーが点在しており、悠々自適な空中散歩をしています。標高は800m程度であり、避暑地的な要素は少ないですが、圧倒的な広さの草原を味わえる数少ないスポットかもしれません。


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稜線縦走


下界に復帰し国道135号線を北上していきますが、隊列を組みながら走るのも飽きたので、県道112号線・111号線で再び伊豆スカイラインへと上がることに。天城高原の料金所をくぐり、白い靄に包まれた一級品のワインディングを、左右にステアリングを切り回しながら一心不乱に駆けていきます。約40kmに及ぶファストランで今日の走りを締めくくり、箱根新道~小田原・厚木道路~東名高速道路を巡航速度でなぞっていき、真っ暗になる前に帰宅。出発前は非常に綺麗だったフロントグリルは見るも無残な姿になっていましたが、これから洗車という気にもならなかったので、GSの洗車機に突っ込んで見た目だけ何とか耐えられるレベルにしておき、自宅のパーキングスペースに収めるのでありました。
今回300km以上走ってもエレメント交換の効果は一切感じられませんでしたが、それだけ消耗品の使用に伴う性能劣化が少ないという事なのでしょう。何にせよ屋根が開く車はいいものです。
Posted at 2018/07/07 22:16:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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いよいよもって羽田潜入 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/21 23:28:48

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