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ペリのブログ一覧

2015年01月09日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day2 豊後水道を渡り大分上陸

グランドツーリング in 九州 Day2 豊後水道を渡り大分上陸今治の朝はやや雲が多いながらも青空が顔を覗かせている状況。朝風呂をひとしきり楽しんだ後、ホテルのビュッフェ形式の朝食でお腹がはちきれんばかりになり若干後悔しつつも、珈琲を頂きながら本日のドライブルートを展望します。





今日は宿をゆっくりとチェックアウトし、まずは西瀬戸自動車道、通称しまなみ海道を走ってみることに。瀬戸内海に点在する小島を巨大な吊り橋で繋いでいくコースであり、瀬戸内の景色を愛でながらのハイウェイドライブはしまなみと呼ばれる所以の魅力を存分に味わえます。このエリアは何度か足を運んでいますが、まるで時間が止まっているかのようなのんびりとした雰囲気は独特。道も高速道路らしい高規格なコンディションであり、高低差のある緩やかな曲線をトレースしながら海上ドライブを堪能しました。
ちなみにしまなみ海道は自転車走行レーンが併設された自歩道であり、サイクリストの聖地でもあります。確かに風を五感で感じながらのサイクリングは気持ち良くないはずはないでしょう。サイクリングプレジャーを炸裂させているであろうトラベラーに手を振りつつ、私も負けじとサイドウィンドウを全開で往復しました。





再び今治方面に引き返し、松山自動車道を使って松山市へと向かいます。フェリーの時間まで余裕があるので、市内にある坂の上の雲ミュージアムを訪れることにしました。
松山市と言えば司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」が有名。建築家安藤忠雄が設計した建物内は複雑ながらも開放的な展示空間となっており、順路に従いながら小説内のストーリーに小一時間没頭しました。松山は坊ちゃんにも見られるように小説の舞台によく設定される街ですが、路面電車が走っていたり明治・大正の建物も市内に多く残っており、当時の名残を今でも感じる事ができます。まさに大正浪漫といったところでしょうか。







時刻はお昼を回っているので、市内の定食屋で脂の乗った鰹のたたき丼を頂き食欲を満たした後、国道56号線で佐多岬を目指します。国道197号線に乗り換え伊方市へと入ると、冬の太陽の日差しで煌めく海を眼下に従えながらのコースへと変化。九州へ渡る前にこんな良い道を走ってしまうと後々の楽しみが薄れてしまいそうですが、そんな事はお構いなしにアクセルを踏み込みステアリングを切っていきます。











途中で脇道へと入りヒンヤリとした空気をエンジンに吸わせながら標高を上げていくと、巨大な風力発電機が立ち並ぶせと風の丘パークへと辿り着きます。旅先で幾つかウィンドファームを見てきましたが、海・山・風を一度に味わえる場所としては唯一無二ではないでしょうか。どこまでも続いていくかのような風力発電機の連なりをボンヤリと眺めていると、陽は傾き始め水平線の方へ。徐々に長くなる風力発電機の影とともに空の色は刻々と変化し、佐多岬の先端に落ちる太陽を眺めながらパノラマのサンセットを楽しみました。



ゆっくりと時間をかけて日没を見送った後は、佐多岬の突端部にある三崎港フェリーターミナルへ。発着時刻より早く着きましたが、窓口で早めの便に乗せてもらい、ここから一路大分県佐賀関港へと向かいます。海の幸で豊富な豊後水道を越え、約70分の船旅を経て港へと着岸。漁村が連なる国道217号線を走り、臼杵市の宿へと到着しました。

ようやく九州に上陸となりましたが、明日からの天気も割りと良好の予定。ツーリングマップルを眺め明日のドライブコースをシミュレーションしながら深い眠りへと落ちていくのでありました。
Posted at 2015/01/09 00:53:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2015年01月03日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day1 Long Destination

グランドツーリング in 九州 Day1 Long Destination暗闇に包まれた未明の東京。外気温計は5℃を指しており、悴む手を摩りながらキーを挿し込み、スープラのエンジンに火を点けます。
低く唸るエキゾーストノートを震わせながら十分な暖機を済ませ、カーナビに目的地をセット。予想到着時刻まで約9時間という途方もないナビゲーションに苦笑いしつつ、東名高速道路東京ICへと乗り込みました。
今回は年末年始のお休みを利用し、九州の親戚に寄るという名目のもとグランド・ツーリングに出かけることにしました。自走で行くと片道1,000kmというとんでもない移動距離ですが、GTらしい迎春ドライブとなりました。





新東名高速道路は多くのトラフィックが発生しており、音羽蒲郡IC付近では僅かに雪がちらつく始末。伊勢湾岸自動車道へとスイッチすると交通量は緩和され、気分良くミッドナイトクルージングを堪能します。夜が明ける頃には阪神高速を駆け抜け、渋滞に巻き込まれる事なく中国地方へと入りました。





山陽自動車道権現湖PAで朝食を済ませると、先ほどまでの雪が嘘のように空は晴れ渡っております。このまま西に向かいしまなみ海道で四国入りする予定でしたが、これだけの快晴で素通りしてしまうのも勿体無いので、急遽倉敷JCTで瀬戸中央自動車道へとスイッチ。四国を少し走ってみることにしました。



このGT前にタイヤを新調しており、今回選んだ銘柄はネクセンN7000という韓国製のタイヤです。これまで履いていたFalkenには不満はなかったので今回も同じタイヤにしようと考えていましたが、タイヤ交換所のホームページを見ると格安スポーツタイヤとして大売出し中。値段も安く性能は向上されるとあっては選ばない訳にはいきません。外国製のタイヤという若干の不安はありますが、モノは使ってみないとという事で、履きかえることにしました。







高松自動車道善通寺ICで一般道へと降り、県道32号線で南下。ここ数日の大雪で道中が心配されましたが、路肩に雪はあるものの路面の凍結はありません。日陰部分に注意しつつ、土讃線・吉野川とクロスラインを描きながら大歩危へと辿り着きました。荒々しい断崖絶壁に囲まれた透明感のある清流が広がっており、清らかな水と空気が豊富な四国には、こうした景色がそこら中に存在します。







ピリッとした冷たい空気と穏やかな陽のコンビネーションは非常に心地よく、国道192号線をなぞり足を進めていくことに。徳島県の美馬市の中心部にはうだつの街並みがあり、古風な建物が保存されております。伝統的な町屋形式の建物の幾つかは現在も住まいとして使われており、しっかり動態保存されている事に驚きました。



ここからは徳島自動車道・松山自動車道を駆使し一気に西へ。単なるハイウェイランでも旅先の移動となるとそれさえも楽しく感じるのはグランド・ツーリングならでは。本日の宿である今治へ到着しましたが、思いのほか移動に時間がかからなかったので、タオル美術館ICHIHIROに寄ってみることに。伝統工芸品である今治タオルは日本の匠の技術によって生み出された高品質な高級織物品ですが、デザインとバラエティに富んでおり、リーズナブルなものも選べます。お土産品としてしこたま買い込んだ所でお腹も空いてきたので、宿へと戻り近くの居酒屋で美味しいビールへと辿り着きました。

1日目は移動日と割り切っていましたが、思いのほか時間の余裕があり所謂観光地を回ってみました。九州へと渡る前ですが、移動距離は約1,000km。まさかODOメーターが1日で一周するとは唖然としてしまいましたが(笑)、1日で走った距離としては最も長い距離になりました。
Posted at 2015/01/03 16:55:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2014年12月14日 イイね!

今年の思い出は今年のうちに・・・2014ドライビングロード10選

今年の思い出は今年のうちに・・・2014ドライビングロード10選2014年ももうすぐ終わり。週末のデイドライブから数日かけてのグランド・ツーリングまで旅の形は様々ですが、お蔭様で大きなトラブルもなく1年間走り回りました。
もはや旧車の部類に振り分けられるであろうスープラの頑丈さにも助けられています。旅行バッグをトランクに押し込み、地図とカメラを携えて長距離旅行に出掛ける。そんな姿がよく似合う車です。

タイトルは大袈裟ですが、スープラで今年走った様々なツアラーロードのうち、印象に残った道を10選としてまとめてみました。所謂メジャーどころの素晴らしさは敢えて述べる必要もないかと思うので、だいぶ偏った選択となっておりますが、イチドライバーの旅の思い出の振り返り程度に見て頂ければ幸いです。(笑)

1.新潟県 県道95号線



10月の能登半島ツーリングの帰路で選択したルート。上越エリアでのツーリングマップルお勧めコースであり、以前からここを通る際には走ってみたいと思っていた道です。両側をススキに覆われた登り坂を進んでいくと、急に景色が開けて360度パノラマの世界がお出迎え。そこからはこのダイナミックな景色を横目にしながらの広狭多彩なワインディングが待ち構えていました。早朝だったこともあり交通量はほぼゼロで、家路へのルートにも関わらず帰りたくないと思わせてくれる道でした。


2.男鹿半島



東北ドライブの醍醐味を謳歌できるエリアの1つ。夏のグランド・ツーリングで訪れた1日目のハイライトでした。特に寒風山は大草原の中を風に乗って走る唯一無二のエリアであり、誰もが走りながら笑顔になってしまうドライバーズロードだと思います。秋田へドライブした時には外せないスポットですね。巨大ななまはげ像も要チェックです。


3.山形県 県道368号線(鳥海高原ライン)



鳥海山と言えば県道210号線鳥海ブルーラインが有名ですが、こちらも負けず劣らずの快走路。頂上までの行き止まり道路なので交通量は非常に少なく、思う存分シーニックドライブを楽しめます。ぐいぐいと標高を変えていく屈曲路は、上り・下りともに抜群の爽快感を堪能できる穴場的コースかと。


4.八戸川内大規模林道



岩手県を南北にぶち抜き荒川高原へとつながる大規模林道。東北をドライブした方のブログ等で絶好路として紹介されている道であり、今年の夏の東北GTで初めて走りましたが、林道という名称とは裏腹に全線2車線のアップダウンの豊富なツアラーロード。林間を貫く道は高速ワインディングであり、2JZ-GTEの強烈なトラクション性能を思う存分発揮でき、気分も高揚するドライバーズロードでした。天気がイマイチだったのが唯一の残念な所でしたが、次回は天気予報とも入念に調整した上で訪れたいと思います。


5.栃木県 県道56号線 八方ヶ原



随分前に走って以来長いこと訪れていなかったのですが、久しぶりに走ってみるとなかなか良いワインディングロードです。前半は2車線でアクセルを踏み込みコーナーをトレースしていきますが、九十九折の下りを過ぎると、後半は1~1.5車線の林間路に様変わり。変化の激しいコースですが、各々のセクションで走りを楽しめる道として改めてブックマークとなりました。那須高原エリアへのアプローチとしてもうってつけです。


6.石川県能登島周遊



能登半島の中央部に位置する小さな島ですが、これが予想外の快走路。ゆるやかに曲率を変える変化自在の高速ワインディングは、ドライビングプレジャー炸裂間違いなしです。距離は短いのであっという間ですが、時折顔を覗かせる透明感のある日本海を眺めながらのシーサイドドライブは能登半島ならでは。


7.千里浜なぎさドライブウェイ



砂浜をダイナミックに走ることができる、文字通りのシーサイドライン。雑誌やTVCMでもよく載っており、今年ようやくこの地を訪れることができました。
スタックしないかおそるおそる足を踏み入れましたが、そんな心配は御無用で、非日常にトリップできます。水平線へと沈む太陽を眺めながらのサンセットドライブは何物にも変えがたい体験でした。


8.茨城県 フルーツライン~ビーフライン~グリーンふるさとライン



茨城県を縦断する3つの広域農道。景色を楽しむ区間は一切なく、ただひたすら走りを楽しむコースです。直線・コーナー・ヒルクライム・ダウンヒルと全ての要素が詰まった、テストコースのような中身になっており、表筑波スカイラインと合わせて走り倒すのがお勧めです。


9.長野県 県道94号線~群馬県 つまごいパノラマライン



湯の丸高原へのアプローチとなる県道94号線は、長野県と群馬県をつなぐ道の1つで、レンゲツツジのシーズンを除けば走りを楽しめます。また、その先のつまごいパノラマラインと組み合わせれば、長野・群馬ののどかな牧歌的な雰囲気が満載。ただ、農耕車の通行がメインなので道路は汚れており、走り終わった後の洗車は必須です。


10.西伊豆スカイライン



メジャーどころを外すと言っておきながら、最後に超メジャーな伊豆の定番コースです。個人的には県道127号線~西伊豆スカイライン~県道410号線の約40kmに及ぶ西伊豆縦断コースがお勧め。西伊豆スカイラインの開放的な稜線路と、アグレッシブにコーナーで高度を下げていく県道410号線は全く対照的ですが、宇久須の港まで一気呵成に下っていくのは気分爽快です。



今回は走る道としてまとめてみましたが、当然旅先の観光地や温泉、食事のスポットもあるので、指標は多岐に渡ると思います。
来年はどんなドライビングロードに出会えるか待ち遠しい限りです。

Posted at 2014/12/14 01:09:35 | コメント(11) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2014年12月07日 イイね!

相棒世代交代へ α200 ⇒ α65

相棒世代交代へ α200 ⇒ α65ドライブのお供の1つであり、旅の思い出を記録に残す媒体であるSONY α200。およそ8年前にオーストラリアで購入した初の一眼レフカメラですが、エントリーモデルとしては当時リーズナブルで、カメラの知識は全くないまま衝動買いしたものです。
これまで色々な旅で使い倒してきましたが、最近は撮影した写真が保存されなかったり、急に電源が落ちたりと不機嫌気味。修理に出しても良いのですが、修理内容によっては結構な金額がかかります。
他メーカーに乗り換えも考えましたが、これまで使っているレンズが使えなくなるのも何ですし、レンズをまた買い直す資金などサラサラありませんので、SONYのホームページで後継機を物色することにしました。

で、2代目の一眼レフカメラとなったのは、α65。カメラに詳しいブログ等を見ると、正確には一眼レフではないようです。

「一眼レフとは、撮影用のレンズからきた光を、光学ファインダーと撮像部の両方に導くため、光路切換用のレフレックス(ミラー)を持つカメラを指します。ソニーのα65は、固定した「トランスルーセントミラー」を活用してオートフォーカスユニットと撮像部に光を分離しています。そのためレフレックスは搭載していないため、厳密な意味では一眼レフをということはでき・・・」

さっぱりよくわかりませんが、値段もそこそこで使いやすそうなのでこいつに決定です。
こういうのは使いながら覚えるのが一番なので、翌日試し撮りのためのデイドライブへ出かけることにしました。カーナビで目的地をセットし、東京ICから東名高速自動車道へとIN。新東名へと乗り継ぎ、藤枝岡部ICで一般道へと下りた後は、焼津市内の駿河湾に面する親水公園へと向かいました。











水平線には雲が漂っており、残念ながら水平線からのサンライズは拝めませんでしたが、天気は快晴で撮影にはもってこい。氷点を割った気温に震えながらシャッターを押しました(笑)
まず使ってみて最初に思ったのは、様々なアクションのスピードが格段に早いこと。現行機が相当古いので当たり前と言えば当たり前ですが、ピントが合うまでの時間やシャッタースピード、メニュー画面の選択など、非常に快適なハンドリング。サクサク撮影できるのでとても使いやすいです。
そしてもう1つの特徴的な機能が、有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」。普通はファインダーを覗くと撮影する生の景色のアングルが見えますが、このα65は実際に撮影した時の見え方をファインダーに表示する形式となっています。実際撮影してみると白く飛んでしまったり暗い印象になってしまったりしてそこから色々と調整しますが、これは撮影前に結果がファインダーに表示されるので、撮影前に色々と調整することができる優れもの。電源をOFFにしていると真っ暗になっておりちょっと違和感がありますが、慣れれば無駄なカットが格段に減るものと思われます。
雲の切れ間からようやく顔を出した太陽が空の色を急速に変え、朝日に照らされた富士山も徐々に色付き始めました。空気が澄んでいるのでとてもクリアに見えます。







これだけ綺麗に見えるということは、近くに行けばもっと迫力があるのでは?と思い、新東名高速道路にとんぼ帰りし新富士ICへ。照りつける冬の日光により車内はポカポカ陽気となり、気分良く北上を続けます。朝霧カントリークラブ傍の脇道から砂利道を辿っていくと、通称「アウトバックの聖地」に到着。オーストラリアでアウトバックと言えばウルル等が有名ですが、ここはスバル レガシー・アウトバックのCMで有名な場所とのこと。広大な草原と樹林の向こう側には綺麗に雪化粧した名峰富士が鎮座しています。実に気持ちの良い場所で、撮影もそこそこにホットコーヒーとサンドイッチで優雅に合計350円の朝食を頂きました。





天気も良く、このままのんびりと富士五湖を回り温泉でも入って帰りは奥多摩経由で帰る!なんて予定にしたかったのですが、この日は午後から仕事が入っていたのでやむなく撤収の路へ。西湖に寄りつつ、県道36号線で鳥坂峠を越えて怒涛のヘアピンカーブを駆け下り、一宮御坂ICで中央自動車道へと乗り込みました。

今後使い込むうちに色々と使い方がわかってくると思いますが、ファーストインプレッションとしては非常に扱いやすい製品でした。景色を適当に撮るタイプなので、これだけ反射神経の良いカメラであれば十分です。こういうのを買ってしまうと、グランド・ツーリングに行きたくなるんですよね。。。
Posted at 2014/12/07 16:20:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | スープラ | 日記
2014年12月01日 イイね!

水平線を追って~伊豆周遊ドライブ

水平線を追って~伊豆周遊ドライブ青空が広がる早朝6時。東名高速道路の3つのレーンは程よく空いており、快調に進んでいきます。厚木ICから小田原・厚木道路へと乗り継ぎ、西湘二宮ICからは湘南バイパスへ。眩い位に光り輝く相模湾を横目にしながら、伊豆半島のゲートとなる伊豆スカイライン熱海峠へと向かいました。







終点の天城高原ICまでの料金を支払いゲートを潜り抜ければ、キリッと冷えた空気を切り裂きながらのハイランドドライブが始まります。交通量はそこそこありましたが、雪化粧した富士山と朝日に照らされた相模湾を従えながらのドライブは、まぁ気分爽快この上なし。駐車場で景色を嗜んでいると、オープンカーや大型バイクが華麗にコーナーをトレースしていきます。すこぶる良好な天気+程よく気持ち良い高原の空気+絶妙のワインディング=駆け抜ける歓びの方程式が炸裂です。



一息ついた所でフロントタイヤを見ると、だいぶ溝が減ってきております。昨年末に履き替えたFalken Ziexは、街乗りもワインディングも卒なく乗り回せる所謂標準タイヤ。横Gの負荷にもしっかり耐えてくれてドライビングフィールを損ないません。ただ長距離走行でランニングを繰り返してきた事から、いよいよ寿命が近づいてきたようです。確かにこの日も伊豆スカイラインの曲率の高いコーナーで限界値を超えて鳴き声を上げる始末。次のタイヤを何にするか考えながら再びアクセルを踏み込み、次なる稜線の先へと進んでいきました。



伊豆半島の中央部を南下した後は海岸線に出ることに。N'zさんのブログに魅力的なレビューがあげられていた赤沢温泉を訪れることにします。露天風呂からは相模湾を一望でき、ジャグジーに悶絶しながら暫し極楽タイムを過ごしました。アメニティもしっかりしておりお値段も中々のレベル。普段はワンコインの庶民派レベルの私には敷居が高かったですが、たまにはこんな贅沢も良いものです。







すっかり温まった体をクールダウンするため、稲取高原のウィンドファームへ。ここへのアプローチは強烈に高度を上げる急坂であり、フルパワーで登っていくと伊豆のあらゆる市街地を一望できる爽快なビューが広がります。風にたなびくススキの穂が時間の流れをゆっくりに感じさせてくれますが、それ程のんびりする訳にもいかず、急勾配の下りを慎重に戻って行きました。





近場の観光スポット探訪第二弾として、今度は弓ヶ浜を訪れます。海水浴場として有名なスポットでオフシーズンなら混雑していないと思いましたが、気温も高かった事もあり思いのほか混んでおりました。サーフィンやウィンドヨットなどマリンスポーツに勤しむ風景を見ながら、私はアイスクリームを一心不乱に舐めておりました。







国道135号線は観光バスやら何やらで交通量が多いので、下田を抜けた所で県道121号線に移り、蛇石峠を経由するルートへとエスケープすることに。この県道121号線がまた楽しいコースで、1~2車線が混在する交通量僅少の抜け道です。枯れ葉に足を取られないよう注意しつつ、マイナスイオンたっぷりの山間ロードを堪能しました。
駿河湾沿いをつなぐ国道136号線へと合流する頃にはお昼過ぎ。ツーリングマップルを見て近場の民芸茶房でランチを頂くことにしました。駿河湾で採れた新鮮なお刺身とエボダイの干物焼きに大満足し、腹ごなしに近くの港をぐるっと散策。公衆トイレの脇には何故か「世界の中心で愛を叫ぶ」のメッセージが。此処で叫んだ所で駿河湾に響くだけだと思うのは私だけでしょうか。









さらに国道136号線を北上し、県道17号線へとスイッチした先は戸田港で富士山を鑑賞。この季節になると空気が澄んでいて、よりクリアに見えます。
徐々に日が傾いてきたことから、県道18号線をアプローチルートにして内陸方面へ。西伊豆スカイラインへとスープラの舵を切り、木々に囲まれたタイトなコーナーを抜けていくと、晴れ晴れとした景色がパッと広がります。この瞬間は何度走っても気分が高揚します。
一気呵成に西天城高原まで走り切れば、太陽が雲の合間から顔を覗かせながら駿河湾に姿を隠そうとしていました。





一日の締めくくりを存分に味わった後は帰宅の路へ。東名高速道路鮎沢PAで夕飯を取りJARTICで渋滞状況をチェックすると、徐々に緩和の方向に動いている事を確認。夜のハイウェイクルージングで都心へと戻るのでした。
Posted at 2014/12/01 01:07:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | スープラ | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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いよいよもって羽田潜入 
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2019/07/21 23:28:48

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