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2015年01月11日 イイね!

グランドツーリング in 九州 Day3 What a driving pleasure!

グランドツーリング in 九州 Day3 What a driving pleasure!グランド・ツーリング3日目の朝。気温は随分と落ち込んでおりスープラのボディは朝露で覆われていましたが、体感的にはそれほど寒く感じません。四国に乗り込んだ辺りから何となく肌を摩る風が暖かいような気がしていましたが、九州に入るとその感覚はより一層強まっておりました。







足回りが汚れているスープラをガソリンスタンドで軽く洗車し、既にGT4度目の給油を済ませ、国道388号線日豊リアスラインで宮崎方面へと向かいます。予報に反して分厚く立ち込める曇り空のもと、延岡市へと入った所で国道10号線へとスイッチ。日向市の観光名所である馬が背へと寄ることにしました。
連続する落石注意の看板に怯えつつ小道を進んでいくと、リアス式海岸特有の切り立った巨大な崖の岬が出現。崖に挟まれた部分は波打つごとに水しぶきが高く打ち上げられ、荒々しさ満点です。この狭く切り立った様が馬の背中のように見えることから、馬の背という名前が付けられたそう。火曜サスペンス劇場の世界そのものといった感じでありました。







売店の猫をひとしきり弄った後は、国道327号線を左折し、日向灘沿岸北部広域農道「尾鈴サンロード」へ。ツーリングマップルに「ダイナミックなアップダウンのある快走路」としてリコメンドされており、全長約50kmにも及ぶ日向市~西都市をつなぐスケール離れした広域農道です。交通量は多少ありますが、道路はほぼ全線2車線という広域農道らしからぬ高規格。空は小雨がパラつく程悪化しておりましたが、緩やかなカーブが続く直線主体の道はハイパワー&ハイトルクの車にとって極上のGTロードであり、セミウェットな路面を豪快にトレースしていきます。
行きの高速道路では若干ふわふわした印象を受けたニュータイヤのネクセンN7000でしたが、皮剥きが完了したのか本来の性能を発揮し、安定したグリップ力でドライブを演出してくれます。起伏のある直線路やコークスクリューのようなコーナーをスムーズに走り抜ければ、ドライビングプレジャーが炸裂するのはもはや言うまでもありません。これまで様々な広域農道を走ってきましたが、個人的には上位ランクに推したい抜群の快走路でした。









尾鈴サンロードの終点に到達し、次は宮崎県沿岸部の国道220号、日南フェニックスロードを走ることに。通り沿いに植えられた無数のヤシの木のある風景は南国気分満載で、気が付けば雨は止み先ほどまで空を覆っていた雲は切れ間を作り始めました。多くの観光スポットを繋ぐシーニックラインでもあり交通量は多いですが、陽が差し込み始めた車内はポカポカ陽気となり、真冬の季節である事を忘れてしまいそう。いるか岬、猪崎鼻公園に立ち寄りながらのんびりと進んでゆきました。









道の駅なんごうで軽く昼食を済ませた後は、宮崎県最南端の都井岬を目指します。引き続き日南フェニックスロードを走って南下を続けますが、そろそろゆったり南国気分にも飽きてきた所。しかし、県道48号線との合流地点辺りからその装いは一変します。徐々に高度を上げ始めた1.5~2車線の道路は断崖絶壁の海沿いを走るシーサイドロードへと変貌し、タコメーターの回転数をいつも以上に多めに回しながら疾走。アップダウンを繰り返す度に澄みわたる海と青空がフロントウィンドウに映り、小気味よく変化する中低速のワインディングをシフトチェンジしながら走り抜ければ、ドライバーはもはや感嘆の声を上げずにはいられません。路肩に車を停めて外に出ると、鮮やかな群青色とエメラルドグリーンに彩られた太平洋が果てしなく続いており、まるで南の国にバカンスに訪れた錯覚に陥ります。東京から遥か彼方の地にやって来た事を改めて実感。温かみのある柔らかな南国の空気が心地良く、しばしその風景に見とれてしまいました。







ドライバーズシートに再び乗り込み先へ進み県道36号線にスイッチすると、岬馬の繁殖地で有名な都井岬へと到着します。駒止めの門で料金を支払いゲートインすると、突端部ゆえ視界を遮るものがない風光明媚なコースが現れます。先ほどの道とはがらりと変わってのんびりとした観光ロードとなりますが、野生の猿や馬が堂々と道のど真ん中におり、アドベンチャー感も満載。野生の馬ではありますが人間や車には慣れており、しばらく傍で眺めていると勝手に向こうから寄ってきます。性格も大人しいようで、家族連れで食事に勤しむ脇をゆっくりとすり抜けながら、県道36号線の終点まで辿り着きました。
しかし、このエリア内にはバブル時代に建てられたと思われるホテルが幾つかあるのですが、廃業状態が長いのか建物は経年劣化しており、廃墟化しております。外観はゴーストタウンそのものであり、繁殖保護地として守っていくのであればせめて老朽化した建物は撤去した方が良いのではないかと思いました。おそらく建物内は動物達の住みかにもなっているので、ある意味自然に還っているのかもしれませんが。





時間が経つにつれて空は再び雲に覆われてきたので、夕日の鑑賞は諦めて早々に今夜の宿へ。本日2度目の洗車を済ませた後、串間市内の民宿にチェックイン。大浴場で一日の疲れを洗い流し、鹿児島名物黒豚料理に舌鼓を打つのでありました。

既にグランド・ツーリングも中盤を迎えましたが、この日は九州らしい季節外れの南国ドライブを堪能することができました。明日は山間部を目指すため天気予報・路面情報を入念にチェック。雪道となっていない事を祈りつつ、温泉に浸かるため再び大浴場へと向かうのでした。
Posted at 2015/01/11 19:29:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | スープラ | 日記

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