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2016年12月08日 イイね!

冬晴れの快走、房総ドライブ

冬晴れの快走、房総ドライブ
朝晩の冷え込みが厳しくなってきた11月末。悴む手を擦りながらカーカバーを取り外し、Z4のエンジンに火を入れます。冬型の西高東低の気圧配置により、ボードコンピュータが示す外気温は5℃となっており、十分な暖機ののちに交通量の少ない環状8号線を南下。ハードトップを開け放ったドイツ製カブリオレは、東京湾を貫くアクアラインへと進んでいきました。











夜明けの東京湾


長い海底トンネルを抜け海面上に出ると、空は東雲の明るみを帯び始めておりました。海ほたるPAにZ4を停めて広大な東京湾を眺めていると、幾つもの車両のテールランプが海上を流れていきます。吹き抜けに面する店舗はまだ開業前であり、唯一営業しているコンビニでサンドイッチとお茶を買い、上階にある展望スペースで朝ご飯。いつもなら観光客で溢れるPAですが、早朝は人も疎らでとても快適なモーニングとなりました。〆て380円也。













冬枯れの鹿野山越え


横風が強いアクアラインを走った後は、館山自動車道で南下し、君津PAに付設されているETCゲートをくぐり一般道へ。県道164号線・163号線で鹿野山を目指します。1.5~2車線幅のテクニカルなコーナーが続く林間路であり、枯れ葉に足を取られないよう、2速・3速でトラクションをキープしながら疾走。テンションを維持しながら走っていると、ポーンという軽快な音とともに、ボードコンピュータには凍結注意のサインが表示されます。ちょうど朝日が差し込み始め、バックミラーに反射する陽の光に目を細めながら、朝っぱらから爽快感溢れるドライビングを謳歌しました。

途中寄り道がてら、九十九谷公園に立ち寄ってみると、鹿野山を峰とした広大な樹海が広がっております。空気はキリッと冷え込んでおり、ダウンを羽織り静黙な時が流れる房総半島の中心部で暫しクールダウン。すぐ傍の神野寺の敷地内にあるイチョウの木は琥珀色に染まっており、残り僅かな秋の風景を楽しむのでありました。











房総縦走


気分もリフレッシュした所で、県道93号線でマザー牧場の脇を通り抜け、富津市方面に繋がるダウンヒルへと向かうことに。雲の合間から降り注ぐ陽光が作り出す木陰を縫うように、クイックな形状のスラロームを駆け抜けます。
林間部を抜ければ、開放的な2車線幅の路線へと復帰。奥深い森を背景に、うっすら顔を出した太陽と空の組み合わせは田舎の原風景そのもの。東京からせいぜい60kmの場所なのに、こうした田園的な景色を眺めていると旅に出ている感を沸々と感じる事が出来ます。
国道465号線にぶつかった後は、房総が誇る?縦走コースに突入。県道182号線~県道34号線~県道88号線~名も無き道~再び県道88号線と、目の覚めるようなファストランが続きます。こんなに走り放題でいいのでしょうか。

道の駅三芳村鄙の里での小休止を挟み、房総半島の南端へと繋がる安房グリーンラインへと舵を切ります。DDCをスポーツモードにセットし、アクセルを踏み込み、タコメーターの針をレッドゾーンに叩き込みながら、緩やかなワインディングロードを駆け上がれば、もれなくドライビングプレジャーが炸裂。ここまでくれば外の空気も比較的温暖であり、シートヒーターレベルを1段階抑えても問題ありません。2.5L直列6気筒自然吸気エンジンが奏でる煌びやかなエンジンサウンドとエキゾーストノートのアンサンブルは、ドライビングダイナミクスを効果的に高めてくれ、ステアリングを握るおっさんは終始満面の笑みで駆け抜けるのでありました。











ウィンディ・ドライブ


最南端まで走り切った後は、国道410号線・県道257号線で南国雰囲気漂うシーニックドライブに興じます。南下するにつれて頭上は雲に覆われてきますが、雨雲ではないので安心してポダリング。道路脇の風にたなびくススキの穂が時間の流れをゆっくりに感じさせてくれます。
脇道に入ってみると、岩肌が連なる遠浅の太平洋が広がっており、そこへ続く道は絶巧の曲率を描いていました。やや強い風が身に沁みますが、房総の海は何処となく温かみを感じます。そんな事を考えながら眺めていたら小腹が空いてきたので、道の駅でお土産用に仕入れたはずの饅頭を1つ頂戴し、ゆるりとした小休止を楽しみました。







和気香風のシーサイドライン


ここからは、房総半島のシルエットをなぞる国道127号線内房なぎさラインで北上します。内房線とクロスラインを描きながらのんびりと進み、アクアラインへ乗り込む前にソテツが並ぶ袖ヶ浦海浜公園で記念撮影。先ほどまで頭上に屯していた灰色の雲は何処かへと追いやられ、眩いほどの太陽光が燦々と降り注いでいました。
ここからは高速1本の帰宅の路へ。冬晴れの空の下、シートヒーター&ACで頭寒足熱を満喫しながら、渋滞ゼロのハイウェイを流していくのでありました。
Posted at 2016/12/08 22:05:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記

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