
9月下旬は北関東を中心に走り回ることに。関越自動車道沼田ICまで暗がりの中を突き進み、まだ誰もいない道の駅川場田園プラザでカフェブレイク。野良猫の相手をしているうちに辺りは明るくなってきたので、県道64号線で日光方面へアクセスします。
01 posted by
(C)per
02 posted by
(C)per
03 posted by
(C)per
ロマンチック街道
路面はウェットコンディションなので慎重にコーナーをなぞり、国道120号線へと合流。尾瀬方面へ左折する車を横目に、スロットルを開け股下に潜む並列4気筒エンジンの咆哮を5感でビシビシ感じながらヒルクライムを始めるのでありました。
04 posted by
(C)per
05 posted by
(C)per
06 posted by
(C)per
日光の奥へ
勾配のある屈曲路を駆け上がり金精峠で県境を越えると、やや靄のかかった中禅寺湖がお目見え。戦場ヶ原を眼下に収めながらおあつらえ向きのワインディングを嬉々としてトレースしていきます。天を仰げば雲が多いですが、XRの奏でる獰猛なアンサンブルが走る気持ちをかき立ててくれました。
山王林道入口まで一気に駆け抜けた後は、川俣温泉まで繋がる約22kmのアドベンチャーロードの始まり。荒れた路面が断続的に続くタフな山間路で、時折視界が開けると雄大な景色が現れるのも良い所です。僅かに顔を覗かせていたサファイヤカラーの空もすっかり鼠色に染まり、ここは走りに専念することに。滑らかにコーナーを駆けていくアドベンチャーバイクを尻目に、こちらはよちよちとガードレールのない道を進んでいくのでありました。
07 posted by
(C)per
08 posted by
(C)per
五里霧中
川俣大橋で小休止を挟み、県道23号線で鬼怒川と並走。ライディングプレジャーを満喫した後は川治温泉で汗を流し、ついついのんびりモードに移行してしまいます。県道63号線で八方ヶ原方面へのパスを試みますが、濃霧に包まれ視界不良。スリッピーな路面状況に悪戦苦闘しながら何とか矢板方面まで下り切り、道の駅矢板にあった甘味でエネルギーチャージとなりました。
09 posted by
(C)per
10 posted by
(C)per
スーパーツアラーロード
この日は東北自動車道で帰還しましたが、翌週来た道を戻る形で東北自動車道を北上。西那須野塩原ICのETCゲートをくぐり、国道400号線をアプローチラインに選択します。
湯っ歩の里にバイクを停めて、人も疎らな開店前の温泉街を散歩。湯舟に浸かるのは後のご褒美に取っておくとし、国道121号線・352号線と快走を続けます。呆れるほどのツアラーラインを満喫出来るのはこのエリアの特徴と言えるのではないでしょうか。
11 posted by
(C)per
12 posted by
(C)per
13 posted by
(C)per
先取り奥只見
哀愁漂う紅葉前の景色をバイザー越しに眺めながら、和気香風の心地よい空気を切り裂くように120馬力の並列4気筒エンジンをバネにして突き進むと、伊南川が見えてくるように。クロスラインを描きながらスロットルを開放し、道の駅尾瀬檜枝岐はこれから登山に向かうであろう人たちで賑わっていました。
ここから先は、全長50kmにも及ぶ起伏のある屈曲路であり、道の駅を離脱してすぐに樹海ラインの雰囲気に変わってきます。先ほどまでの時間の経過を忘れさせてくれるのびやかなストレートラインとは対照的に、アグレッシブなタイトコーナーが連続する五感を研ぎ澄ませる道であり、否が応でもテンションは上がるもの。稜線上に出ると見えてくるジオグラフィックな情景は敬慕すべき存在であり、首が痛くなるほどのカーブをなぞりライディングプレジャーを謳歌しました。
14 posted by
(C)per
上越ラン
年間のうち半分近くが閉鎖される山岳ロードであり、名物洗い越しは今日は水少なめでしたが、1速⇔2速を駆使しながらアスファルトを削っていき、湧き上がる歓びに身を任せます。そうとは言え、全部で50kmもあると終盤はだいぶお腹一杯であり、駆け抜ける歓びを末端神経まで浸透させた後は、枝折峠を越えて魚沼方面へ転げ落ちるように下っていきました。
日帰り温泉 ゆ~パーク 薬師で汗を流した後は、国道252号線で十日町を経由。そのまま信濃川沿いを下っていき、国道353号線で湯沢へ復帰します。市内の牛丼屋で遅めのお昼ご飯を頂き、国道17号線で新潟と群馬の県境を越えることにしました。標高1,304mの三国峠を目指しスロットルオン。豪快にも程がある登坂車線を活用し、XRの強烈なトルクを武器に標高を稼いでいきます。
15 posted by
(C)per
煌めきの赤谷湖
峠下の三国トンネルを抜け、赤谷湖の畔でこの日のサンセットを迎えることに。太陽は山間に消えていき、陽が暮れると一気に体感温度が下がってきました。沼田方面へそそくさと下りて、XRにハイオクガソリンを食わせ月夜野ICより関越自動車道へ。今日の幸福感を噛み締めながら渋滞皆無のハイウェイランを続けていくのでありました。
Posted at 2020/11/08 20:12:34 | |
トラックバック(0) |
S1000XR | 日記