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2016年01月30日 イイね!

束の間の快晴!八ヶ岳ドライブ

束の間の快晴!八ヶ岳ドライブ東京中枢を襲った大雪(北国の方々からは罵詈雑言が聞こえてきそうですが(汗))にはえらい目に遭いましたが、寒波の波状攻撃の合間を縫って八ヶ岳周辺を軽くドライブしてきました。
駐車場には未だに凍結した残雪があり、悴む手を摩りながら冷え切った車内を暖めます。
風はやや強いものの、空は冬晴れそのものの青さであり、暖機が完了したZ4に乗り込み、混雑する環状線へと合流しました。

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穂坂路~増富ラジウムライン


朗らかな陽気に包まれた早朝の中央自動車道は比較的空いており、9時台にも関わらず順調に距離を稼いでいきます。釈迦堂PAで休憩を挟みつつ、韮崎ICでアウト。ハードトップを格納し、オープンスタイルへと変貌したZ4を八ヶ岳方面へと進めていきます。
国道141号線は清里へのメインルートであり交通量も多い状況。そんな道を走っても仕方ないので、増富ラジウムラインへと繋がる穂坂路をトレースすることにしました。この道は全線2車線のカントリーロードであり、茅ヶ岳を横目にしながらクルージングに興じる事が出来る快走路。
ちょっと脇道に寄れば、冬景色となった広大な畑と存在感のある茅ヶ岳が目に飛び込んできます。
畑の表面には無数の霜柱が立っており、新調したTimberlandのブーツで踏むとミシミシと軋むほど。夜半に相当冷え込んだ事が伺えます。
それでも、ロードコンディションは極めて良好であり、日陰の凍結箇所もほぼ皆無。県道23号線増富ラジウムラインへとスイッチしてもその状況は変わらず、凍てつく空気を切り裂くように緩やかなスラロームが続く枯野の中を駆け抜けました。
中間地点にある堤高48.9mの塩川ダムに車を停めて小休止。ボードコンピュータに表示される外気温は3℃であり、空気そのものは非常に冷たいものの、強度MAXのシートヒーターとエアコンで車内はまさに露天風呂状態。IWATANIのガスバーナーで湯を沸かし、誰もいない人造湖の水面を眺めながらインスタントコーヒーを飲み干しました。

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厳冬の八ヶ岳


国道141号線へ復帰した後は、JR最高地点の野辺山駅を経由しつつ、平沢峠へ。ゴルフ場のすぐ傍に位置する展望台は、朝早くから登山客の車が停まっていますが、駐車場そのものは人も疎ら。すっかり雪化粧した八ヶ岳連峰は均整のとれた姿であり、どっしりとしたその構えと稜線が描く荒々しさは実に壮観です。
アプローチラインは所々にシャーベット状の雪がありますが全面的な凍結はなく、アイスバーンを慎重に避けながら清里の市街地へと下っていきました。
これだけの快晴となると、八ヶ岳の西側へと回り込んで蓼科方面へ行ってみたい衝動に駆られますが、脇道の表面は雪で覆われているのを見ると、さすがにノーマルタイヤでは心もとないので、束の間の晴れを楽しむかのように麓をのんびりと流していきました。

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点検?

帰りは美し森へ立ち寄ったものの、強風が吹き荒れており止む無く退散。「とんかつ二葉」で早めのお昼ご飯を頂き、長坂ICのETCゲートを潜り抜けるのでありました。

その帰りがてら整備工場のガレージへ。前回の房総ツーリングの時から何となくコーナーリングの際の違和感を感じており、足回りをチェックしてもらいましたが、特段の異常は無し。オンボードコンピュータにも異常警告のサインは表示されていないので、機構上の問題はなさそうです。
サンデードライバーの直観的な印象なのですが、緩やかな曲率のカーブが連続するS字を駆け抜ける時、ハンドル操作より若干リアが遅れて追いついてくる傾向があります。レスポンスが悪いという程ではなく、血相を変えてコーナーへ飛び込んでいくようなハードなドライブをするわけでもないので、ドライビングそのものには影響はないのですが、何となくシャキッとしないのが違和感に繋がっているのでしょう。

Z4の走行距離は5万kmを超えたところ。記録簿上では前オーナーまでは足回りの交換はされていないようなので、これを口実にリフレッシュも兼ねて消耗品を変えていくのもありかもしれません。

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Posted at 2016/01/30 13:51:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2016年01月22日 イイね!

房総キャンプツーリング

房総キャンプツーリング冬型の西高東低の気圧配置と天候不順により、一気に冷え込みが強まった1月ですが、温暖な前半戦のうちに会社同僚と3人でキャンプに行ってきました。
睦月の朝は一段と寒く、モノコックの表面にはうっすら霜が降りています。暗がりの駐車場からZ4を引っ張り出し、徐々に活動をし始めた首都高をかいくぐり、東京湾アクアラインへと進行。ランディング体制に入った旅客機を頭上に仰ぎつつ、やや風の強いオンザシーロードを流していきました。

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九十九谷展望公園へ

東京湾を渡り終え、君津ICで一般道へと下りた後は、単調なバイパスである房総スカイラインを経由し、県道93号線で九十九谷展望公園へとアプローチします。緩やかな登り坂をトレースしていくと、鹿野山の山頂にポツンと佇む小さな公園を発見。簡素な造りではありますが、幾つも連なる山並みを眼下に従える事が出来るビュースポットであり、千葉県の眺望百景にも選ばれているとのこと。休日の朝早くにも関わらず、快晴の青空に恵まれた事もあり、多くの先客がおりました。

1月の真冬の痺れるように冷えた空気が肌を刺すものの、稜線から差し込む陽の光がそれを和らげ、ジッと立っていても体感温度はそれ程寒く感じません。3連休の初日とは思えないほどのんびりとした時間が流れており、時間と共に移ろいゆく風景を暫し仰望するのでありました。

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鹿野山を越え南下

引き続き県道93号線を西へ向かい、マザー牧場を通り抜けて富津方面へ。曲率の高いカーブの連続に勾配が付けられた概ね2車線のダウンヒルロードであり、路面も部分的に波状面が存在するものの、全体的には比較的クリーンな状況。リアタイヤでアスファルトを蹴り上げながら、気分良く下っていきます。

麓に降り立った後は、県道182号線へスイッチ。こちらはアップダウンの少ない地元道であり、緩やかな道路形状から見てとれるZ4におあつらえ向きなツアラーロード。しかも、天を仰げば雲一つない青空が広がっており、屋根を開けて走る事の歓びを十二分に堪能しました。

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ニッポンの原風景

T字路にぶつかった後は、県道34号線長狭街道をトレースし、大山棚田を目指すことに。iDriveナビゲーションの案内通りに進んでいくと、1車線幅の狭隘路へと誘導されます。急勾配の坂道をゆっくりと下りていくと、ようやく景色が開け、水の張られていない棚田が視界に飛び込んできました。

田植えの時期には多くの観光客で賑わうのですが、当然「オフシーズン」のため観光者は私1人。それでも、人気のない長閑な原風景を眺めながら心地良い風に打たれれば、日頃のストレスや悩みはどこぞへと吹き飛んでしまいます。コンビニで購入したおにぎりと唐揚げ、そして伊藤園のお~いお茶。ザ・日本の味を風景とともに味わいながら、春和景明のひと時を満喫するのでありました。

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3人×3台 合流

ポカポカ陽気に当てられウトウトしていると、時刻はお昼近く。後ろ髪を引かれつつも踵を返し、国道410号線で北上します。スーパーで買い出しを済ませ小一時間走ると、本日の宿であるホウリー・ウッズ久留里キャンプ村が見えてきました。
今日は会社の同僚2名と一緒に冬の野営を敢行する事になり、Yさんは既に到着して場所選びに勤しんでおられました。

Yさんの車は、最近買い替えたというスバル・レヴォーグ。スバルの18番である水平対向4気筒の1.6L直噴ターボエンジンは、最大トルク250N・mを1,800~4,800rpmという幅広い回転域で発する、近年のダウンサイジングターボの象徴モデルです。軽く試乗させてもらいましたが、アクセルを強めに踏み込めば、ターボがリニアに反応し、思い通りの加速を実現できます。近年のターボのトルク性能と応答性は進化の一歩を辿っており、街乗りからアウトドアまで対応できるレンジの広さに感心するばかりでありました。しかも駆動方式はAWDなので、スタッドレスタイヤに履き替えれば、スノードライブも楽しめることでしょう。

暫し談笑に時間を割いたところで、幕営地を決めて設営を開始します。しかし温暖な方とは言え、この寒い時期にわざわざキャンプをするのもどうかと思いますが、経験歴の長いYさんが持参したNorDiskの巨大なツリー型テントには驚きました。3人で泊まるには十分過ぎる広さを誇るその様はまるでモンゴルのパオのよう。この幕内に薪ストーブを入れて中を暖めるらしいのですが、この時は半信半疑(笑)。しかし、これがのちに大きな効果をもたらすとは思いもしませんでした。

もう1名のIさんのホンダ・CR-Vも合流したところで荷を下ろし、近傍に位置する大江戸温泉物語君津の森で入浴。身体の芯まで温まったところでサイトへと戻るとちょうど夕暮れが始まり出しました。

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夜は更け・・・

太陽が地平線へと別れを告げ星が空を彩り始めると、気温は一気に急降下。ストーブを囲みながらYさんの手作り料理を堪能したところで幕内へと撤収し、二次会へと突入します。
薪ストーブの威力は凄まじいもので、幕内は上着を1枚脱いで丁度良い温度であり、焼酎のお湯割りをちびちびと飲みながら、のんびりと語り合うのでありました。

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グッドモーニング&撤収

翌朝AM7:00起床。外は既に明るくなっており、木々の間から朝日が差し込み始めておりました。さすがに夜中は寒さが厳しかったものの、陽が昇れば外で座っていても苦にならない程。Yさんの作るベーコンエッグマフィンと、Iさんの淹れたコーヒーを頂き、何もしていない私は大満足です。(笑)

撤収も含めて11時近くまで寛いだ後は現地解散とし、各々の帰宅の路へ。木更津東ICから圏央道へと乗り込んだのち、館山自動車道へと乗り継ぐIさんのCR-Vに手を振り、荷物満載のZ4は東京湾アクアラインのETCゲートを潜るのでありました。


キャンプ初心者としては未知の領域であった冬キャンプでしたが、Yさんのハイスペック過ぎる様々なギアのおかげで、とても楽しい1日を過ごす事が出来ました。普段はドライブメインで、必要最小限の装備で不便さを楽しむキャンプが中心でしたが、こうしてキャンプをとことん楽しむというのもまた良いものです。

そして、多種多様な装備を見せつけられると、物欲は沸々と湧いてくるもの。因みに、今回はタープの利便性に大変感服させられました。帰宅してからAmazonで値段を確認し、危うくそのまま購入ボタンを押しそうになりましたが、ヤマト宅急便が宅配してくる日もそう遠くなさそうです。(汗)

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Posted at 2016/01/22 00:23:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2016年01月16日 イイね!

新春!紀伊半島ツーリング

新春!紀伊半島ツーリング世間では今年は暖冬との声も聞こえてきますが、北関東の山間部や信州は既に冬季閉鎖や凍結注意のアナウンスが飛び交っています。
かと言って家でぬくぬく転がっているのは本望ではありません。折しも天気は晴れマークが連続しております。荷物を整えてツーリングマップルを携え、Z4のイグニッションをオン。夜明け前の都心の環状線をすり抜け、東名高速道路を西へと進みました。

やや交通量の多かった3車線も、御殿場JCTを過ぎ多くの車両が新東名へと流れていき、トラフィックは激減。徐々に色づき始めた東の空を従えながら、ハイウェイクルージングを謳歌しました。
合流地点の三ヶ日JCTで一時停滞したものの、伊勢湾岸道へと乗り換えると名古屋港を眼下にしながらの気持ちの良いハーバーロードへと変貌。東京で言うとレインボーブリッジやベイブリッジのような雰囲気ですが、ナガシマスパーランドの観覧車や巨大なガントリークレーンを眺めながらのドライブは結構お気に入りです。
その後、東名阪自動車道へとチェンジし、鈴鹿IC付近で僅かに渋滞に嵌りましたが、概ね往路は順調そのもの。伊勢西ICで市街地へと下り、伊勢志摩スカイラインの料金所へと辿り着きました。

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総延長約16kmと短いものの、伊勢~鳥羽への単なるバイパスでは片づけられないドライバーズロードです。料金所のおじさんに通行料を支払い、アクセルオン!ボンネットに収まるN52B25A型直列6気筒エンジンが奏でるミュージックに酔いしれながら、朝熊山の山肌にレイアウトされたワインディングロードを駆け上がります。
稜線へ顔を出すと、伊勢湾へ飛び込んでいくかのようなダウンヒルが待ち構えています。頂上の空気は冷え込みが厳しいものの、陽が差し込めばその冷たさも心地良く感じるもの。シートヒーターのスイッチを1段階上げて、燦爛たる伊勢の島並みを横目にしながらの好走路を楽しみました。

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鳥羽へと降り立った後は、県道750号線・128号線で形成されるパールロードをトレースすることに。昨年訪れた際は交通量が多く印象に残らない道でしたが、今回は交通量が少なくマイペース走行。小刻みに現れるコーナーをターンしながらアクセルを踏み込めば、駆け抜ける歓びを存分に味わうことが出来る素晴らしいシーサイドロードでした。
高揚に身を任せて走っていると、あっという間に志摩市へと到着。ここで県道514号線で寄り道し、海岸線に車を停めてランチタイムです。小さな商店からの良い香りにおびき寄せられ、七輪で焼かれた牡蠣とコンビニで仕入れたおにぎりを食べながら、ゆっくりとした時間が流れる伊勢湾のさざ波の音に暫し脱力状態となってしまいました。

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冷えたペットボトルのお茶を飲み干しリスタート。ボードコンピュータの示す外気温は10℃であり、冬の陽光降り注ぐ天気に恵まれた事もあって、シートヒーターとエアコンをOFFにしても丁度良い気候です。
長閑な県道61号線をのんびりと流し、第二の寄り道である大王埼へ。灯台へと続く細長い歩道沿いには多くの真珠店が立ち並んでおり、文字通りの「パールロード」。やや廃れた感がありますが、断崖絶壁のリアス式海岸に建てられた灯台の物悲しさと相まって、最果て感満載の観光スポットでありました。

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冬の日中は短いもので、太陽は少しづつ傾きを強めていきます。国道260号線で御座岬周辺のキャンプ場を偵察したところ、どこも冬季休業の閑古鳥状態。仕方なく志摩市内へと戻り食材を仕入れた後、県道17号線を乗継ぎ西へと向かい、国道沿いにある南張海浜公園へと到着しました。
ここは、公園内に無料のキャンプスペースがある穴場スポット。しかも堤防の上からは太平洋に沈む夕日を眺める事が出来るという随一のロケーションです。
公園の一角ゆえキャンプ感はゼロですが、椰子の木が立ち並ぶ南国の雰囲気漂うフリーサイトを独り占め(と言うよりは独りぼっち)で夜を過ごすのでありました。


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2日目のAM6:30起床。伊勢の半島の突端部から現れた日の出を眺め、凍える手でお湯を沸かしインスタントコーヒーで暖を取ります。フライシートに纏わりついた夜露を払い撤収を済ませ、Z4のエンジンを点火。似合わないサングラスをかけて国道260号線へと復帰しました。

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尾鷲方面へと続く海岸線の道は、ローカル感満載の何もない道。そんなツアラーロードだからこそ走る楽しみに没頭出来るわけで、ハイペースで飛ばすスバル・レガシィのテールランプを見失わないようアスファルトを蹴り上げ進みます。道中には巨大な船舶が停泊しており、港町らしい潮騒を感じられる快走路でありました。
紀北町からは無料区間の紀勢自動車道で南下し、尾鷲市内を通過した後は、国道311号線へとステアリングを切ります。ここは、ツーリングマップルでもおすすめコースとなっている半島をなぞる中速メインの林間路。木漏れ日が降り注ぐマイナスイオンたっぷりの道はオープンドライブ冥利に尽きる環境であり、右に左に現れるカーブを嬉々として駆け抜けました。ややもたつき感があるものの、4輪に履かせたNEXEN N8000も要所でグリップを発揮してくれます。
半島に面する賀田湾は時間が止まったかのようなのんびりとした雰囲気であり、雲一つない青空のもと、頭上で弧を描き旋回するカモメに見とれながら、暫しクールダウンの小休止となりました。

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国道42号線に復帰し、新宮市方面へと向かいます。海沿いに出ると交通量の多い面白味の無い幹線道路に成り下がったため、県道141号線オレンジロードへとルートチェンジ。案の定、こちらは地元の車しか走らないような山間部の村々を繋いでいるローカルロードであり、しめしめとほくそ笑みながら進行しました。
なんて余裕をこいていたら、復帰した国道42号線那智勝浦新宮道路が市屋まで延伸されており、カーナビに表示されずに那智勝浦ICを素通り。市屋でUターンし目的のICに辿り着き、県道46号線で熊野那智大社を目指しました。
ぐいぐいと標高を稼いでいくと、沿道は観光地化された街並みとなり、駐車場へと誘導するおじさん・おばさんだらけ。全て受け流しながら進んでいくと、道幅が狭くなった林間路へと突入します。地図上では那智山スカイラインと名付けられていますが、薄暗い森の中を何とか脱出すると、那智山見晴台が見えてきました。
那智勝浦の市街地を一望できるビュースポットは車1台人っ子1人いない穴場的な存在であり、ベンチに腰掛け湯を沸かしコーヒーを淹れ、サンドイッチ片手のランチタイムを味わいました。

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お腹も満たされたところで下山を開始し、新宮まで戻った後は内陸部へと方向転換することに。新宮川とクロスラインを描く国道168号線は、緩やかな曲率がかけられたアップダウンを伴う直線主体の高速クルーズコースであり、交通量は多いものの各車両の走行ペースは速く、川沿いの開放的な景観美を堪能しながら一気に紀伊半島をトラバースしました。

コスモ石油で給油を済ませた後は、道の駅熊野古道中辺路で休憩がてらこの先のルートを検討。ここまで来たら白浜方面まで半島を横断してしまおうと思い、じゃらんで宿を確保し、国道311号線をひたすら走る一本勝負に決定しました。
何か観光スポットがあるわけではなく、風光明媚とも言えない道ですが、紀州にはこうした走る事に没頭出来るカントリーロードに溢れかえっています。いやはや、羨ましいにも程がある。

紀伊田辺に到着すると、海岸線は穏やかな水面と風に揺られる椰子の木が続いており、まさに南国気分。
ホテルでコンビニの夕飯を食べながら、明日のルート選定に勤しむのでした。


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3日目の朝、窓の外には朝日に照らされたエストリルブルーの海が映っていました。
チェックアウトを済ませ、暖機をしたZ4に乗り込み、県道29号線へ。ツーリングマップルにはトラックが多い街道と書かれていましたが、交通量はそれ程多くなく流れはスムーズであり、良い感じの山岳路が続きます。奇絶峡の先の国道424号線には日本一のヤッホーポイントと呼ばれる大きな吊り橋があり、構造体はしっかりとしているものの足元は金網でシースルーとなっており、とても下を見下ろす気にはなりません。(震)
高野龍神スカイラインはチェーン規制の表示があったので次回に持ち越し、国道424号線経由の国道480号線をアプローチラインに選択しましたが、これが中々の快走路。iDriveナビゲーションが示していた到着予想時刻を1時間以上縮めるツアラーロードであり、開いた口が塞がりませんでした。(笑)

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随分とハイペースで進んできたので、ここで脇道に逸れ案内板に従い生石高原へ。標高870mの生石ヶ峰の麓に広がるススキの原であり、原野の中心に立つと、風に揺れ擦れる穂の音のみが響き渡ります。
360°パノラマで広がる秋の風物詩は壮観であり、間もなく雪景色になるであろう黄金色の丘陵地帯に暫し眼を細めるのでありました。
なお、生石高原にはキャンプ場も位置しており、夏場には格好の避暑地となるのでしょう。ここから眺める夕焼けや日の出は格別である事は想像するに容易いです。

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生石ヶ峰に別れを告げ、奈良県を跨ぎつつ、紀伊半島ツーリングのラストハイライトとなる青山高原へとノーズを向けました。昨年2月のツーリングでも訪れたウィンドファームですが、32基の巨大な風力発電機が布引山地に連なる景色は壮観。穏やかな起伏で構成されたハイランドロードは、路面は荒れているものの凍結の心配は無し。終わりが近づきつつある旅に哀愁を感じつつも、ヒルトップからの伊賀盆地と伊勢湾の自然美を眼に焼き付けるのでありました。

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帰りは亀山JCTで渋滞するものの、それ以外は巡航速度を保ちながら東名高速道路へとスイッチ。鮎沢PAで夕飯を頂きつつ、頭上で儚く光る星空を眺めながら最後のファストランへとアクセルを踏み込むのでありました。

冬場のドライブコースは限られますが、紀伊半島はこの時期であればどこを走ってもほぼ問題ありませんでした。高野龍神スカイラインは次回への持越しとなりましたが、それ以外の走って楽しい道が盛りだくさんであり、まだまだ未踏のドライバーズロードが隠されている事でしょう。
Posted at 2016/01/16 13:49:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2016年01月03日 イイね!

キャンプ・ギア

キャンプ・ギア昨年の北海道GTで人生初の試みとなったキャンプ泊でのツーリング。要は野営なわけで色々と不安もありましたが、結果として素晴らしい経験となり、夜間の楽しみが乏しかったGTの新たな楽しみが生まれました。
今回は北海道GTを支えたキャンプ・ギアの一部をレビューも含めて紹介したいと思います。

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■Touring Dome ST / Coleman
ビギナー向けの組み立て式テント。そもそもブランド毎に何が違うのかさっぱりだったので、最もメジャーなブランドの1つであるColemanのアイテムを選択しました。
テントは前室が必要だ!との同僚の意見を踏まえつつ、大きすぎない1-2人用サイズにしましたが、確かに前室があると居室空間はスッキリするので、幕内の環境が向上するとともに、雨が降った際には前室に道具を一時避難出来るのもメリット。最初は1時間かかった組立も今ではものの10分もあれば設営出来る様に。人間やっぱり慣れが必要ですね。重量は約4.4kgと重めですが、車での移動なのでさほど影響はありません。
夜露が落ちてくるので朝方のフライシートはびっしょり濡れますが、防水スプレーを施しておけば全く問題なし。室内に露がおりてくる事もありませんので、おそらく雨の日でも問題なく幕内で過ごすことが出来るのでしょう。
1-2人用規格となっていますが、2人で泊まるにはかなり窮屈なので、男は黙って1人旅(誰?)という時に有効ですが、2人でキャンプの時には別途設備投資が必要かと思われます。

■寝袋パフォーマー C5 / Coleman
9月とは言え、北海道は場所によっては夜間の気温は1桁台となります。ロングツーリングは体調管理が一番重要ですので、使用可能温度0℃~、快適使用温度5℃~という、機能性に優れたColemanのC5を購入しました。野営での宿泊は、気温の低下だけでなく地面からの冷え込みも体感温度に影響するので、後述のインフレーティングマットと合わせて寝具はなるべく高規格のものを取り揃えましたが、値段に見合った居住環境を確保する事が出来ます。
寝袋に包まって、薄明りの中ドライブの思い出を振り返り、ツーリングマップル片手に次の旅程に思いを馳せるのは、アウトドア感満載。ウォッシャブルなので清潔感も容易に保つことが出来る必需品となりました。

■インフレーティングマット / CAPTAIN STAG
キャンプギアとしてはオプション的な位置づけですが、キャンプ場のコンディションがどういった状況なのかわからなかったので、保険として持ち込みました。キャップを緩めて空気を注入し膨らませるだけで簡易的なマットになる優れもの。幅55cm×長さ120cmとなっておりサイズは小さめですが、凹凸のある地面の場合に銀マットと組み合わせればかなりの快適性が得られます。


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■CS ラウンジチェア / CAPTAIN STAG
折りたたみ傘のような仕組みになっており、ストラクチャー強度はそれほど強くないですが、座り心地は十分良好です。背もたれやドリンクポケットも付いているので、夜空を眺めながらビール片手に寛ぐという、キャンプの模範イメージのような事が可能。但し、収納時は高さ方向を縮める事が出来ないので、約80cmの縦長サイズで収めなければならず、Z4ではトランクとキャビンを繋ぐトンネルを開放して押し込んでいます。(汗)

■ファイアーグリル / UNIFRAME
9月下旬とは言え北海道の夜の冷え込みは鋭く、陽が沈むとあっという間に気温は1桁台に落ち込みました。GTに行く前は必要ないだろうと思い保険的にトランクに突っ込んでおきましたが、GT後半では夜間の暖を取るのに重宝しました。炭や薪に火を点けて暖を取るための台であり、多くのキャンプサイトでは直火禁止なので、こういった焚き火台を使うのがメジャーとなっているようです。
収納時は485mm×485mm×90mmと結構な大きさであり重量は5.5kgもあるので、持ち運びには難を要します。それでも、焚き付けた火に当てられながらラウンジチェアに座っていると、冷たい空気と断続的な焚き火の熱の組み合わせで何とも言えぬ充足感を得られます。
因みに、付属の網を設置して網焼きをする事も出来るので、ちょっとしたBBQも可能ですね。

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■カセットガス ジュニアバーナー / Iwatani
調理の基本となるベース・ギア。カセットガスコンロの老舗であるIwataniが出している携帯型ガスバーナーです。
お湯を沸かしたり、炒めものをしたりと、大抵の調理はこれで済ませる事が出来る優れもの。五徳の部分と脚をたためば、86mm×76mm×114mmと非常にコンパクトなサイズとなり、とにかく持っていれば料理は何とかなります。
ガスバーナーゆえ、低温時の出力性能は低下しますので、後述のCAPTAIN STAGのFD火起こし器とセットで使い分けています。

■FD 火起こし器 / CAPTAIN STAG
炭に火を点けるための器具で、折りたたんで携行可能で持ち運びしやすいのが特徴。195mm×280mmとA4サイズ以下になるにも関わらず、点火性能は秀逸です。
これまで炭に火を点けるのはキャンプにおいて大きな試練と思っていましたが、底盤に着火剤を置きその上に炭を乗せて着火し放置するだけで、いとも簡単に成功してしまいます。モノ自体は簡易な構成ですが、世の中実に便利になったものだと実感。

■エクスプローラー LEDランタン SOL144S / GENTOS
乾電池式のランタンで、スイッチ1つで明かりを確保できます。150ルーメンのLEDなので明るさは最低限のレベルですが、電池の寿命は割と短く、9月の7泊8日北海道GTの終盤で1回交換となりました。と言っても、ガスランタンと比べてコストパフォーマンスが優れているかどうかはわかりませんが、旅先で電源を手軽に確保できるアイテムであり、夜のお供といった所でしょうか。

直径67×120mmというコンパクトなサイズなので、広域的な光源にはならずあくまで手元・足元の明かり用。私は三脚の雲梯に乗せて頭上から照らされるように配置し、テントの入口周辺の視野を確保しています。照度を確保するにはもう少しスペックの高いギアが必要ですが、明る過ぎない夜を楽しむのもまた一興かと。

■アクアヘッドライト / CAINZ
夜が更ければ、キャンプサイトは深い暗闇に包まれますので、炊事場やトイレに行くのに必須のアイテム。会社の同僚に絶対必要と言われ、半信半疑で購入しましたが、これがないと夜の活動がままなりません。
明るさは75ルーメンですが、一方向への照射範囲が広いので、暗闇の中での移動には効果的。ホームセンターで格安で売っていたプライベートブランド商品ですが、手元・足元の視野を確保するには十分なスペックであり、長時間連続して使用する事もないので費用対効果の高いギアとなりました。


9月の北海道GTへ出発する2週間前に急遽揃えた道具達ですが、計6泊の使用に十分貢献してくれたギアとなりました。積載量が少ないZ4では限界がありますが、最近のキャンプ道具は非常にコンパクトな造りとなっており、2シーター+電動開閉式オープントップの車でも何とかなります。(笑)
そして関東近郊でもバラエティに富んだキャンプサイトが点在しており、週末のドライブに幅をもたせてくれました。今年もこれらのギアの出番は多そうです。

Posted at 2016/01/03 14:28:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記

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