
さぁ、ここからは中央道の河口湖インターから乗って、大月経由で東京へ向かいます。
河口湖から大月まではやや下りと平坦路で90km/hで、出来るだけ燃費良く走ります。
この区間クルーズコントロールを使用して走ります。 一説によると私の場合下手なアクセルワークで走るより、クルコンを使った方が良いかもと思い、クルーズコントロールを多用します。 とても便利な機能で、アクセルを踏み続けなくても良いだけでも楽ですね。 これまでクルコンが付いていたのは、ホンダプレリュードSi(BA1)以来でして・・・その間ミニクーパーやエスティマエミーナ、そしてキャンピング仕様のトラックベースタウンエース、ダイナ(カムロード)、ハイエースバンなどにはなかったのです(涙)
ただ現在の最新のレーダークルーズコントロールはもっと楽なンでしょうね。 前のクルマの速度と間隔に合わせてついて行ってくれる機能は凄いですね。 ただのクルコンでは周りのクルマの速度が変わると、微調整や解除、再設定が必要なのでやはり面倒ですね。 技術の進化は凄い!!! でもクルコンで楽できました。
クルコンを使用してのアクセルワークは昔ほどダイレクトではなく、割とスムーズで瞬間燃費計を見ていてもパラパラとですが30km/L以上の数値が出ています。 これはどれだけ燃費を上げられるか楽しみです。
さらに大月で中央道の本流に合流すると、東京へ向けてずっと下りです。 75km/h以上ではEV走行にはならないので、エンジンがかかったままの走行となりますが、アクセル開度を低く保つ事で瞬間燃費の数値を良くすることができます。
例えばアクセル開度をゼロにすると瞬間燃費計は99.9km/Lを表示します。 完全にアクセルをOFFすると「緩い回生ブレーキ」がかかりますが、わずかにアクセルを踏み回生ブレーキもモーターへの出力も行わないアクセル開度のポジションがあります。 それが「グライダー走行」です。 つまり平坦路や緩い下り坂でブレーキもアクセルもかからない「惰性」のみで走る走行方法です。
よくトラックドライバーが燃費を稼ぐために、「ニュートラル」で走る(現在も出来るかは不明)方法がある(あった)そうです。 これに近いかな。 プリウスαでもニュートラルにする事は出来るようですが、これには働かなくなる機能もあり、お奨めできない様です。
トヨタのハイブリッドカーではドライブに入れたままこのような走り方が出来るので、これは燃費を稼ぐには良い方法と言われています。
中央道を順調に下り、渋滞もなく八王子料金所を抜けた後も、高井戸で高速を降り、その後環七に入っても順調で無事に帰宅することが出来ました。
さて気になる燃費ですが、クルマの平均燃費は21.1km/Lでした。
翌日にガソリンを入れてみると
実際の燃費は 20.16km/Lでした。
今回の目標は「真夏の遠出でリッター20キロ」でしたので、何とか目標はクリアできました。
しかし、ギリギリでしたね(汗)
今改めて考えてみると
良かった事
・エアコンは25℃設定でフル稼働、当たり前ですが家族が快適に移動することができた
・長距離ドライブで何とか燃費の目標クリア
・往路の国道1号線では70km/h平均で信号も渋滞もなく走れ、先読み走行ができた(と思う)
・目的地に到着したらすぐにPower OFF
・加速は出来るだけ1800~2200rpmを心掛けた(出来るだけ燃費良く加速)
・SOCは充電地獄にハマらぬように、45~55%を目標にコントロール
・この先の道路の先読み運転と回生ブレーキによるエネルギーの回収を心掛けた
・クルーズコントロール使用と使用しない時の瞬間燃費を検証で来た(今は未だクルコンの勝ち)
悪かった事
・連日35℃を超える酷暑の中のドライブだった(この時期は仕方ない)
・出発時間と渋滞が重なってしまった(もっと早い時間に出発すれば、改善できる可能性あり)
・東名横浜~海老名までの事故渋滞(これは偶然であり回避できない)
・富士~河口湖の登りで燃費悪化(ルート又は行先変更、又はトータルで考えればプラマイゼロ)
・あまりハイブリッドモニターを見続けていると、そればかりが気になり、本来のドライブが楽しめなかった(あまり気にしすぎない事も大事)
まとめ
この時期、今現在の自分のドライブテクニックやアクセルワークでは、モニターの数値を頼りにしていても燃費はこの辺りが限界であり、20km/L辺りが妥当だと思われます。
特にエアコンがフル稼働している時の消費電力は大きく、モーターで駆動するための電気よりもエアコンを稼働させる電気の割合がかなり大きい事を実感しました。 まだあきらめるのではありませんが、エアコンの消費電力は確実に燃費悪化の原因になります。
またやはりどうしても都内の渋滞は、先読み運転もあまりできず、SOCはエアコンによりどんどん消費され、動けないまま「なすすべなし」の状況が多々ありました。
周りに迷惑をかけない、家族が快適に移動できる点を考慮したドライブとすれば、良い評価を与えても良いかとおもいました。 それでも燃費はハイエースの3倍以上走ってくれる! 感謝感謝!!

Posted at 2025/08/08 22:38:56 | |
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長距離ツーリング | 日記