赤らんたんのブログ一覧

この企画は「本当に30km/hで原付が走ったら、どれだけ一般道で迷惑になるか」を政府への抗議を込めて行っておりますが、同時に「本当に30km/hで走ったらいったいどのくらいの燃費になるのか」も大変気になる所です。

企画の意味からすると大きな国道を30km/hで堂々と走る事が一番ですが、やはり危ないので、（意味ないじゃん）私はいつものプチツーでのコース名栗湖往復（白岩渓流園入口まで）の往復約65キロを満タンでの計測法により競うものです。

１．赤カブ（1982年式スーパーデラックス（後のカスタム））　5.5ps/9,000rpm,0.48kg-m/6,500rpm、4速ギア



２．黄カブ(2006年式ストリート（スタンダート） 4.0ps/7,000rpm,0.48kg-m/4,500rpm、3速ギア



キャブ清掃後初のチャレンジであった赤カブは絶好調、黄カブはとても安定している。
両車共オイルは純正のG2 10W40、タイヤは前後2.3キロ程に設定、エアクリーナー（純正ではない）とプラグ（NGK)も新品に交換後1カ月程。

往路は基本的にずっと軽い登りで、赤カブはたまに3速へシフトダウンする程度、黄カブはほぼ3速、途中の峠の登りは赤2速25km/h（黄2速20km/hくらい）しか出ず、全開にはしません。
復路は今度はずっと軽い下りで、40km/hくらい出る所はクラッチを切って走行しました。

結果
赤カブ59.55km/L（前回66.8km/L）
黄カブ71.75km/L（前回68.23km/L）で、黄カブの勝ち！　それも70km/Lの大台に初めて乗りました。

黄カブでは3速ながら大健闘！　この走り方にハマったのでしょう。　さすが55年も走っているベストセラー！

3速の黄カブは良くなり、なぜ赤カブは悪くなったのでしょう？　次回はこの辺りを検証してみましょう。

この所心地よい秋晴れの日が続いております。　陽気が良いのですが、最近カブは通勤のみでブログのネタがありませんでした（涙）

ツーリングに出かけたいのは山々ですが、家族サービスでの旅行や仕事の都合ですっかり自由な時間が作れまてん。

そんな気分を紛らわす為に、最近は花村萬月の「たびを」を読んでおります。　堂々1005ページで2段組み、A5サイズで厚さだけでも60mmもある物語です。　主人公はある事件をきっかけにスーパーカブ改で日本一周の旅に出ます。

まだ1/4程度しか読めておりませんが（会社での昼休みだけ）、旅行記と言うよりいろいろな人たちとの出会いとすれ違い、19歳の主人公はいろんな事を肌で感じそして考えます。　そして生々しいまでの言葉での描写力に、文字での表現力の凄さに改めて感動致しました。

まだ旅は途中ですが、もし私に機会が与えられたならこんな旅も悪くないと思います。　あまり詳しい事はネタばれしてしまうので書けませんが、周りでスマホでゲームしている輩の中で、秋の爽やかな風に吹かれながら、主人公と共に旅をして自分の想像力を思い切りかき立てるのも悪くありません。

私は古い人間かもしれませんが、想像力（妄想力）を豊かにするには、読書がいいですよ。　時折過激とも思える「生々しさ」を知りたい方は、ぜひ手にとって読んでみて下さい（笑）

TVや映画やゲームも嫌いではないけど、本の良さを改めて感じる赤らんたんでした。