
肝心なキャラバンの話がなかなか進みませんが、ご勘弁を! 私も今回は「回顧録」のつもりで書いておりますので、お付き合い下さいませ。
熱かった熊の湯を出て、再び知床峠を北上します。 峠は今日も霧の中、かなりの濃霧であまりスピードは出せません。 もちろんシカもキツネも全然見えない~っと思っていたら、娘が「シカいるよ」とシカ発見の声が! ずっと見たかった野生のシカを近くで観察する事ができました。 もちろん安全な所でハザード着けて停車しましたよ。
知床峠を降りると、再びウトロ、そこから斜里へ戻り、次は美幌峠を目指します。 本日の天気はくもり、美幌峠もましてや摩周湖も霧の中かも知れません。 娘と妻にあの絶景を見せたくてパパはひた走ります。
一度斜里まで戻り、そこから美幌峠まで羅臼より2時間程(130km)走り、到着しました。 美幌峠は屈斜路湖を見下ろせる峠で、そこに道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」があります。 駐車場にクルマを停め、屈斜路湖を見下ろせる高台まで登ります。 この日は雲が多かったけどまずまずの青空で、きれいな屈斜路湖と中島、そして周りの緑が青い空に浮かぶ雲と並んで映えていました。 実に北海道らしい雄大なパノラマが楽しめました。
8/2とは言え美幌峠は風も強く、半そでではちょっと涼しい感じ、道の駅のレストランでお昼にしました。 私は「カニラーメン」、妻は「ホタテラーメン」、3歳の娘も普通の「醤油ラーメン」を頼みました。
塩ベースのカニやホタテラーメンは、よく出汁が出ており麺と共にスープも美味しかったです。 お値段は1500円と破格ではありますが、まぁ観光地価格と言う事でしかたないか・・・ 普段はその1/3程のものしか食べられませんが。
天気はまずまず、続いて摩周湖へ向かいます。 摩周第3展望台までは約40キロ、北海道の道なら1時間もかかりません。
摩周第三展望台は駐車料金500円がかかります。 駐車場の係員のおじさんに「今日は見えますか?」と聞くと、「今、ばっちり見えますよ」との返事、おーっ急がねば! クルマを停めるとカメラを持って展望デッキへ。
摩周湖に着く頃には、ほとんど雲も切れて良いお天気になりました。 「霧の摩周湖」が定番で、これまで8度くらいの訪問で、湖面が見えたのは今回で2回目、他はやはり霧が深く、全く霧で見えない時、そして湖上に霧が溜まっている様な時もありました。 摩周湖は切り立った山に囲まれており、湖面には降りて行く事が出来ない、神秘の湖です。
ちなみに昨年は、看板がないとどこだか分かりませんでした。
今年はとてもついていました、美幌峠からの眺望も良かったし、霧の無い摩周湖も久しぶりに見る事が出来ました。 昨年は展望台の柵と看板の前でしか撮れなかった写真も、今年は皆で霧の無い摩周湖をバックに撮影する事ができました、大満足です!
そして昨年に続き、摩周第三展望台の売店で「熟れ熟れ」の完熟富良野メロンを、1カット300円程で食べました。 ファーム富田も美味しかったけど、こちらも甘くて味が濃くて美味しかったです。 写真は昨年のものです。
ラーメンにメロンとおなかが更にいっぱいになった所で、摩周湖に別れを告げます。 本当は今年も硫黄山に立ち寄りたかったのですが、本日の最終目的地である道の駅「阿寒丹頂の里」を目指し、再び走ります。
阿寒丹頂の里までは約80キロ、途中阿寒湖の近くを走り、およそ1時間半で着いてしまうのですら、北海道の移動はとても楽ちんです。
道の駅阿寒丹頂の里の道を挟んで反対側には「丹頂の里赤いベレー」と言う宿泊施設があり、次の朝釧路の和商市場の「勝手丼」を狙うには、良い宿泊地なンです。 温泉もあり、決して大きなお風呂でもありませんが、一日の疲れを癒せる事は、何にも代えがたいものです。
お風呂は特筆すべき事はありません、しかしここのレストランはとても美味しかった記憶がありました。 いつものように娘とお風呂を楽しんで、妻より先にレストランに入ると「むんっ」っとしており、空調が壊れているのか、レストラン内は蒸し暑く、お客さんの多くはうちわをパタパタしておりました。
しっかりと温まった身体に冷たいビールは美味しいのですが、それがすぐに汗となって噴き出します。 せっかくお風呂に入ったのに、また汗をかくとは・・・ 次回はここの利用を控えようっと。
そんなレストランを出ると、外の方が余程涼しい、北海道の良い所は真夏であっても夜は冷房がいらなくてカラッとしていることです。 この辺が東北とは違うンですよ。
Posted at 2017/03/14 12:51:47 | |
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キャンピングカーでおでかけ | 日記