
カタログ紹介、今回もスズキから珍車シリーズ。
「マー坊」の愛称でおなじみのマイティボーイ、昭和60年5月発行の後期型。
当時のCM
昭和58年デビュー。当時のセルボのリヤをそっくり荷台にしたピックアップ。
でもピックアップなのは二の次で、狙いはコストダウンと2シーターである事を
逆手に取った、お金のない若者向けのエントリーカーでした。
前期型はライトが丸目のコストダウン顔でしたが、後期型より角目となり
セルボと同じ顔になりました。
(写真PS-L、ホワイトホイール、フロントエアダム、バンパーストライプはOP)

荷台は幅1170㎜×奥行き660㎜と、現代のデッキバンにも満たない広さですが、
その分室内スペースに充てられてます。まあ、あくまで荷台はお飾りですね。
ダッシュ周りはセルボと共通。シート背後のラゲッジには手荷物を放り込めます。
またその恩恵でシートはフルリクライニングが可能!
エンジンは直3・550ccSOHCのF5A型(31ps)。
サスは前ストラット・後リジッドリーフ。ブレーキは一部に前ディスク。
ミッションはグレードによって4速と5速MT、2速ATを設定。
装備群。スカイバーは前期型のデッキカバーに代わって用意された装備。
フロントエアダムとハロゲンライトはOP。
ラインナップ。上級版のPS-L/PS-QL(5速MT/2速AT)と下位のPS-A(4速MT)の
2グレード構成。当時の価格帯は45.0~57.1万円。
PS-L/QLにはAMラジオ、タコメーター、メーター透過照明、ファブリック地
バケットシート、ELR付きシートベルト等、外観ではカラードグリル、サイド
ストライプ、スカイバー等、足回りでは前ディスクブレーキ、4.50-12-4PR
タイヤを装備。ボディカラーはホワイト・レッド・ブラック、PS-Lにイエロー
(ただし受注生産)が設定されます。
PS-Aはシートがビニールレザー、タイヤが5.00-10-4PRにランクダウン、
その他特筆すべき装備は何もありません。ボディカラーはホワイトとレッドの2色。
スペック。全長3195㎜・全幅1395㎜・全高1320~1365㎜・HB2150㎜、
車重510~540kg。
ベースのセルボがすっかり霞んでしまうくらい、インパクトありましたね。
実際エントリーカーとしてより、セカンドカーでの需要が多かったのでは
ないでしょうかね~現在でもカスタム母材として、もてはやされてますからね。
昭和63年まで販売。
BGMに、昭和60年当時のヒット曲。
Romanticが止まらない/C-C-B
筒美京平Works、あの伝説のドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌であり
C-C-Bの出世作。当時小6の自分、最強の思春期にこのドラマは刺激ビンビンでしたね~
C-C-Bは「ココナッツボーイ」の略なのを知ってる事はステータスでしたね(笑)
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Posted at
2021/03/21 11:23:05