
カタログ紹介、前回に引き続きローレルスピリット。
今回は昭和62年9月発行の2代目後期型。
昭和61年8月モデルチェンジ。6代目となったB12サニーをベースにしますが
エクステリアの大幅な差別化が図られ、特に前後周りはサニー臭を感じさせない
高級感あふれるデザインとなりました。

フロントとリヤがはっきりとしたB12サニーのスタイリングもあって
先代の様な無理やり感は無くなりました。
トランクにもボンネットと同様のプレスが入っているのが特徴。
ダッシュ周りは先代同様サニーを共用。
ワインレッドのインテリアカラーはラグジュアリーな雰囲気ですね~
エンジンは全4機種。後期型より1500がE型からGA型に換装されました。
GA15S型(直4・1500OHC、85ps)
GA15E型(直4・1500OHC+EGI、97ps)
CA16DE型(直4・1600DOHC+EGI、120ps)
CD17型(直4・1700OHCディーゼル、55ps)
またビスカスカップリング式のフルタイム4WDを追加、その4WD車には
4WAS(ABS)がOP設定されました。サスは前ストラット・後パラレルリンク
ストラット(4WDはリバースAアーム)、ブレーキは全車に前ディスク、
ツインカム車に4輪ディスクを装着。
装備群。運転席デュアルシートリフター、パワステ、チルトステア、
ブロンズガラス、ハロゲンライト、リヤ熱線は全車標準。
ラインナップ。当時の価格帯は122.0~185.2万円。
上位のグランドリミテッド系は、グランドリミテッド=GA15S、同-D=CD17、
同-E=GA15E、同ツインカム=CA16DEを搭載。グランドリミテッドと同-Eに
4WDも設定。ミッションは全車5速MT、ATは同-Dと4WDに3速、その他に4速。
電格ミラー、フットレスト、トランクスルー、オート集中ドアロック、
パワーウインドー、カセットデッキ(同-E、ツインカム)等を装備、
電動ガラスサンルーフをOP設定。
下位系。GA15S搭載、5速MTと3速ATを設定。
XJには無段間欠ワイパー、電動リモコンミラー、AM/FMラジオ、タコメーター、
ベロア調シート等を装備。
LFは前述の全車装備の他、AMラジオ、フルホイールカバー等を装備。
諸元表。タイヤはツインカムのみ14インチ、他は13インチ。
最後にカラーバリエーション。2トーンカラー(OP)3種含む全8色。
完成度も増して、まさに小さなハイソカーでしたね~。ただ、あまり販売面には
繋がらなかったようで、平成2年を以って消滅してしまいました・・・。
昭和62年当時のヒット曲。
輝きながら・・・/徳永英明
ツッコミどころの多いPV…真面目に作ったんでしょうけど(^^;)
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Posted at
2021/04/25 05:55:12