
コロナの名を冠していますが、実際には兄弟車の4代目セリカがベース。
そのセリカから無くなったノッチバックボディを引き継ぎました。
「流面形」と銘打ち好評だったグラマラスなボディデザインは、ここでも活きてますね。セリカが3ドアクーペに1本化された為の補完的な要素もありますが、あくまでも
「コロナ」であり、フロント周りをはじめ全体的にセリカよりも大人しい味付けに。
ダッシュ周りはセリカと共用。なので運転席に座るとセリカ気分。
そんなコロナ・クーペ、セリカ同様に好評・・・とはいきませんでしたね。
「セリカ」を「コロナ」に仕立てようとしたのが厳しかったのかな?
FFになって大人し目になった演出が、ツインカムターボまで搭載してアツかった
先代FRモデルからの反動も少なからずあったかと。
エンジンは3機種。直4・2000DOHC・EFIの3S-GE型(160ps/19.0kgm)、
1600DOHC・EFIの4A-GE型(130ps/15.2kgm)、1800OHC・電子キャブの
1S-i型(105ps/16.0kgm)。ミッションは全車に5速MTと4速AT、DOHC車は
電子制御のECT-Sに。サスは前後ストラットの4独、ブレーキはDOHC車は
4輪ディスク。タイヤはDOHC車は195/60R14、1800は165SR13。
扇形のタコのグラフィックがカッコいいデジパネはOPT。8ウェイスポーツシートは
一部電動サポート。オートドライブもOPTで用意されてますね。
サンルーフもOPTで設定。パーソナル無線が時代を感じさせますね~
ラインナップ。まずはDOHC搭載のGT系。
中央:最上級の2000GT-R(当時価格MT203.4/AT213.3万円)。アルミホイール、
パワーウインドー、電磁ドアロック、電動サポート付き8ウェイスポーツシート等を
装備、OPTでオートドライブ、デジパネ、カセットデッキ等を設定。
左:2000GT(183.5/193.4万円)、右:1600GT(172.6/182.5万円)は装備が
同じで、リヤスポ、デュアルエキパイ、6ウェイスポーツシート等を装備。
OPTでアルミホイール、パワーウインドー、電磁ドアロック等を設定。
次に1800搭載車。
右:1800EXサルーン(156.1/164.0万円)には、フルホイールキャップ、
パワーウインドー等を装備。OPTでリヤスポ、サンルーフ、2トーンカラー、
デジパネ、電磁ドアロック、カセットデッキ等を設定。
左:1800GX(139.7/147.6万円)。パワステ、電動リモコンミラー、フォグランプ、
タコメーター、AM/FMラジオ等を全車標準で装備。アルミホイールをOPT設定。
エアコンは全車ディーラーOPT設定。
外観図。全長4415㎜・全幅1690㎜・全高1295㎜・HB2525㎜、車重1010~1130kg。
愛車紹介にあります通り、自分が乗ってたのは1800EXサルーン、リヤスポ付きのAT。
クーペなのにサルーンって・・・とツッコミたくなるグレード名(^^;)
色は当たり障りのないホワイトでしたがブルーのインテリアが気に入ってましたね~
1800にATと、走りは至ってフツーでしたが、自分で運転できるようになった嬉しさで
全然気になりませんでしたね。
BGMに、当時のヒット曲。鉄板の卒業ソングを。
卒業/斉藤由貴
彼女のデビュー曲でもありましたね。
松本隆&筒美京平の最強タッグで作られたこの曲は
何度聞いてもいい曲ですね~