2代目アルトのモデルサイクルも終盤に差し掛かっていたこの時、軽初となる
ツインカムターボ搭載車として鮮烈にデビュー。そのパフォーマンスもさることながら
シャンパンゴールドに塗り分けられた派手なエアロに専用デザインのステッカー、
イエローバルブのヘッドライトとその下に居座る大径丸型フォグ等、既存モデルとの
別格感アリアリのカッコいいアイテム満載でもうシビれましたね~
写真は2WD駆動のRS-X。
もうそれだけでもスゴイのに、さらにビスカスカップリング式のフルタイム4WDまで!
どこまでアツいんだ!って思いましたね~
写真はフルタイム4WD・RS-R。
インテリアもエクステリアに負けじとピンクを配色するド派手なもの。
たださすがにこれはやりすぎと思ったのか、後にグレー配色に変更。
でも一番アツくさせたのはこのRS-Sの存在。ボンネットのエアスクープと
グリル以外はフツーのアルトな成り、このホモロゲ感がたまらんでしたね~
これ買う人滅多にいなかったと思いますが当時一度だけ見た事あります!
見た瞬間鼻血でそうでした(^^;)
直列3気筒ツインカム12バルブに最大過給圧0.9kg/㎝2のターボチャージャー、
さらにEPIと空冷インタークーラーを装着した最強エンジン、F5A型。
クラストップの64PS/7.3kgmを発揮。
足回りは既存の前ストラット・後I.T.L式を強化し、車高を30㎜ダウン。
ブレーキはフロントディスク。タイヤはクラス初の13インチ、145/65R13で
RS-Xはポテンザ。フルタイム4WDは前述のとおりビスカスカップリング式。
レーシーな小径極太ステアリング、レッド盤面のメーター、スポーツペダル等
アツくさせるアイテムもたくさん。シートは独特な左右非対称タイプ。
表紙を一見するとワークス専用っぽいカタログですが、既存のツインカムや
ターボモデルも掲載されています。でもやはりワークスのインパクトからして
これら既存モデルの影が潜んでしまったのは仕方ないですね。
写真左ツインカム12 RS、右ターボSX。
エンジンは共に直3・EPIのF5A型、ツインカムは42ps/4.2kgm、
ターボはインタークーラー装着で48ps/6.5kgm。
足回りはワークス同様(セッティングは異なる)、4WDも設定されますが
パートタイム式。2WDのターボには2速ですがATの設定もあります。
タイヤはツインカムが145/70R12、ターボは145/70SR12、4WDは
オールシーズンタイプの145SR12を履きます。
ラインナップ。まずワークス系、ミッションは5速MTのみ。
全車標準で極太小径ステアリング、非対称バケットシート、デュアルエキパイ等を
装備、RS-XとRS-Rにはブロンズガラス、リヤワイパー、イエローハロゲンライト、
フォグランプ、エアロ、アルミホイール等も装備。
続いてツインカム、ターボ系。ツインカム12RSとターボSX4WDは5速MTのみ、
ターボSX2WDは5速MTと2速AT、ターボSはなぜか2速ATのみ。
RSとSXにバケットシート、ブロンズガラス、リヤワイパー、カラードエアロ、
イエローハロゲンライト、フォグライト等を装備。また2WDはアルミ、4WDは
ホワイトホイールを装着。ワークスを含む全車にタコメーター、シガーライター、
間欠ワイパー、リヤ熱線等を装備。また全車エアコン、オーディオレス仕様。
ワークスの装備一覧。
ツインカム、ターボの装備一覧。
諸元表。
クルマ業界を沸かせたアルトワークスですが、モデルチェンジのタイミングもあって
この初代は1年半しか販売されてないんですよね~ちょっともったいない感じ。
当時のCM。