カタログ紹介、今回は復活して欲しいカテゴリー「三菱の高級車」から、ディアマンテの初代後期型。平成5年11月発行版です。
平成2年デビュー。力強くスポーティなスタイリングで高級車の新たな概念を
作り一躍ヒット。この時後期型にマイチェン、メッキ装飾を減らし、さらに
スポーティな印象になりました。
逆スラントノーズのフロントもカッコイイですが、このガッチリとした
リヤからの眺めもなかなかにカッコイイ!好評だったので後期型でも
あまり手は加えられませんでしたね。
このクラスでは数少ない4WDを多くのグレードに用意していたのも特徴ですね。
ビスカスカップリング付きのフルタイム4WD。
足回りは前マクファーソンストラット、後は駆動方式で異なり2WDマルチリンク、
4WDはWウィッシュボーン。TCL、ABS、4WS、アクティブECSといった
ハイテク装備も多数用意されていました。
エアバッグは運転席のみで、まだ全車には装備されていませんでした。
エンジンは全てV6、3000DOHCの6G72型(210ps/27.5kgm)、2500DOHCの
6G73型(175ps/22.6kgm)、2000SOHCの6A12型(145ps/18.5kgm)の3種。
2000以外はハイオク仕様。
シートポジションからミラーやハンドル位置まで自動でセッティングするMICS、
TVも観れるナビシステムのMMCS、250W・7スピーカーにDSP搭載のDS3等
快適装備もハイテクなものを用意。
その他装備群。
ラインナップ。上位から3000搭載が30R-SE、30R-S、2500が25V-SE、25V、
25V-S、25E、2000は注文生産の20Eのグレード構成。25V-Sと20E以外には
4WDも設定。ミッションは全車電子制御のファジイシフト4速AT。前期型までは
MTの設定がありましたが残念ながら後期型で廃止。
メイングレードの25V-SE。外観ではサイドにエアダムと大型ガーニッシュを装着。
ほかABS、ファジイTCL(2WD)を装着、OPTでアクティブECS(2WD)を設定。
内装ではファジイ制御オートエアコン(ステアリングスイッチ付き)を装備、
OPTでDS3、エアピュリファイヤを設定。
シートは帯電防止・防汚加工のグラスゴーベロア地になります。OPTで本革も設定。
左・25V-S。外観ではアルミホイール、205/65R15タイヤ、内装ではオーディオ
ステアリングスイッチ、本革巻ステアリング・シフトノブ、電磁トランクオープナー、
キーレス等を装備、OPTでクルーズCTRを設定。
右・25V。運転席パワーシート、CDプレーヤー、テレスコステアリング等を装備、
OPTでCDオートチェンジャーを設定。
左・25E。205/65R15タイヤ(4WD)、運転席パワーシートをOPT設定。なお、
4WD全車に4WS、車速感応型電子制御パワステを装備、リヤLSDをOPT設定。
右・20E。外装では195/70R14タイヤ・フルホイールカバーを装備、ABS、
アルミホイール、サンルーフをOPT設定。内装はAM/FMラジオ・カセットデッキ+
6スピーカー、オートエアコン、エンジン回転数感応型パワステ等を装備、
CDチェンジャー、運転席エアバッグ等をOPT設定。
また全車標準でフォグランプ、電動格納ミラー、チルトステア、オートライト、
パワーウインドー、オートドアロック等を装備、リヤワイパー、リヤスポ、
フッ素樹脂クリヤー塗装、フェンダーマーカーをOPT設定。
最上位の30R-SE。外装ではTCL(2WD)、アクティブECS(2WD)、熱線吸収ガラス等、
内装ではMMCS(4WD。2WDはOPT)、DS3、エアピュリファイヤ、MICSを装備。
30R-S。外装では4WS、215/60R15タイヤ(4WD)、内装では熱線入りミラー、
助手席パワーシート、CDチェンジャー、木目パネル、自動防眩ミラー、運転席
エアバッグ、車速感応型電子制御パワステ、クルーズCTR等を装備。
細かな装備はこちらでどうぞ。
カラーバリエーション。
諸元表。
最後に4面図。
ディアマンテで聴きたい平成5年当時のヒット曲。
YAH YAH YAH/CHAGE and ASKA
チャゲアス絶頂期のおなじみの曲ですね~このPVも腐るほど見ましたよ。
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Posted at
2024/02/04 22:22:50