カタログ紹介、今回も私的にツボなクルマ。レックス・スーパーチャージャー、
昭和63年2月発行のデビュー時版です。
3代目レックスの追加モデルとしてデビュー。折しも当時は先般ご紹介した
アルトワークスのデビューで拍車が掛かった第二次軽パワーウォーズ真っ只中、
そこにスバルもレックスで参戦。他社と同様派手なエアロでカッコよかったですね~
しかし独創性のスバルならではだったのが、ATに無段変速機・ECVTを採用し、
イージードライブにも力を入れた事、そしてターボでなくスーパーチャージャーを
採用した事ですね~しかもこのエンジンが2気筒ってのが最大のツボ!
ECVTは世界で初めて実用化した無段変速機として、先にジャスティに搭載され
このレックスで本格採用されました。サンバーでECVTを体験した事がありますが、
慣れていた変速ショックが無いのとアクセル踏んでも加速が後からついてくる、
みたいなレスポンスが違和感でした・・・また当初のECVTはクリープ現象が無かった
ですよね。文中でもメリットとして挙げられてますが、無いと困る!という
ユーザーが続出し、後にわざとクリープが付けられましたね。
エンジンは550cc直2・OHC+スーパーチャージャー、EGIとインタークーラーを
装着したEK23型(55ps/7.4kgm)。昔いとこがこれ乗ってて横に乗せてもらった事が
ありますが、出足からの鋭い加速にビビったものです!足回りは前ストラット・
後セミトレアームの4独で専用の強化サスを装着。ブレーキは前ディスク。
タイヤは155/70R12、ミシュランおよびポテンザを履きます。
これも私的ツボポイントですが、クラス初の電動オープントップまで用意されてて
スポーツ一辺倒ではなく雰囲気でも楽しめるクルマだったですね。
ブラックにグレーを配し派手さを抑えたインテリアですね。
ラインナップ。4ナンバー登録のレックス・コンビと、5ナンバーのレックスに
エアロ仕様のVXと廉価版のVをそれぞれ設定。ただしコンビは全車3ドアのみ、
レックスはVXが3ドア、Vは5ドア。また電動オープントップはVXに設定されますが、
レックスはノーマルルーフが選べません。ミッションはいずれもECVTと5速MT。
装備表と諸元表。
翌年4気筒エンジンに換装された為、この2気筒スーパーチャージャーは
1年ちょっとという短命に終わりましたが、インパクトは強かったですね。
当時のCM。
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Posted at
2024/08/11 23:21:18