
昭和57年10月に外観からエンジン、足回りに至るまで大幅に変更された
ビッグマイチェンで後期型に移行。前後の意匠が近代的になりました。
写真は上位グレードのEタイプ。
と言っても古風な佇まいは変わらず、威風堂々としたスタイリングを維持。
この時の小変更でシートカラーの追加・変更等のアップデートが図られています。
後方に沈み込むようなリヤスタイル。もうこの頃は高級車もスタイリッシュになり
オラオラ感が抑えられてましたが、立派なグリルやバンパーはじめ各部に多用の
メッキパーツがいい意味で威圧感を出してましたね~
あくまでこのクルマの主役はリヤシート。まさに走る応接室ですね~
写真のEタイプにはオールウールシートが付きます。
こちらは下位グレード、Dタイプのリヤシート。シート地はモケットになります。
至れり尽くせりの装備群。100%天然ウールのオールウールシート、リヤシートに
バイブレーターが付いたリフレッシングシート、ヒーター付きシート(前席はOPT)、
助手席前倒式ヘッドレスト、フロントパワーシートのリクライニング、ランバー
サポート(運転席のみ)、リヤドアカーテン、後席バニティミラー一体の助手席
コントロールスイッチはEタイプに標準装備。
カセット一体式AM/SW/FMラジオ、10スピーカー、リヤカセットデッキ、
ワイヤレスリモコン、後席エアコンコントロールはEタイプに標準装備。
CDプレーヤーはEタイプにOPT設定。テレビ、電話は全車OPT。
本革シートはEタイプにOPT設定。フロントシートはフロアシフト車にセパレート、
コラムシフト車に運転席40:助手席60分割のラウンジシートを設定。
デビュー時からのデザインを継承しつつ、デジパネや電子アイテムのスイッチ等
新旧混在するダッシュ周り。やっぱりセンチュリーはコラムシフトが似合いますね!
オートドライブ、オートレベラー、TEMS、4輪ESCはEタイプに標準装備。
エンジンは5V-EU型V8・4000EFI(165ps/29.5kgm)、ミッションは電子制御
4速ATで全車にフロアとコラムを設定。
塗装もむっちゃ手が込んでますね~長いトランクにはご覧の通りゴルフバッグが
4つも入ります!
装備表と諸元表。足回りは前マクファーソンストラット・後4リンクのサスに
4輪ベンチレーテッドディスクブレーキを装着。タイヤは205/70R14。
ボディカラーはブラックとパールホワイトの2色。白いセンチュリーも
なかなかいいですね~
平成9年に2代目にフルチェンするまで30年も販売されたのはスゴイですね!
現行型ではSUVタイプが出てますが・・・あれは無いな~(私感^^;)