昭和61年6月フルチェン、昭和63年1月後期型にマイチェン。横長だった
フロントウインカーが小さくなりましたが、これは兄弟車のオースターと
バンパーを共用した為だったんですね~
とは言え最大の特徴だった逆スラントノーズは継続されたので、差別化は維持。
そのアクの強さはヨーロピアンテイストを強調したオースターに対し、アメ車的。
エクステリア同様、カクカクしたデザインのダッシュ周り。
小さな高級車がスタンザ伝統のコンセプトゆえ、シート地は豪華な
ベロアニット製。ワインレッドのインテリアカラーがそそりますね~
大きなストップランプとクリヤーレンズのウインカーのリヤコンビランプ。
何気に好きなポイントなんですよね~
地味なスタンザですが、ツインカムターボも搭載してたんですよね。
同じエンジンを積むブルーバードやオースターより、こっちの方が
シブい選択ですね!
エンジンは直4のCA系、1800DOHCターボ+EGIのCA18DET(145ps/20.5kgm)、
1800DOHC+EGIのCA18DE(135ps/16.2kgm)、1800SOHC+EiのCA18i
(88ps/14.5kgm)、1600SOHC+電子キャブのCA16S(79ps/12.5kgm)の4種。
サスは前後ストラットの4独。超音波ソナー等で路面状況を検知しショックの
減衰力を自動で切り替えるスーパーソニックサスもOPTで用意。ブレーキは
全車前Vディスク、DOHCと同ターボは4輪ディスク。電動ガラスサンルーフと
ASCDはOPT装備。
ではラインナップ。グレード構成は下位からエクストラサルーン、
SGLサルーン、スプレモ。
全車に電動リモコンミラー、リヤ熱線、パワステ、チルトステア、トランク&
フューエルオープナー、フルフラットシート、ブロンズガラス、フルホイール
カバー等を装備。
エクストラサルーン。
1600(写真下):5速MT/3速AT、当時価格129.7/133.9万円。
1800(写真上):5速MT/4速AT、当時価格139.0/147.8万円。
AMラジオ(1600)、AM/FMラジオ(1800)、165SR13タイヤ等を装備。
SGLサルーン。
1600(写真上):5速MT/3速AT、当時価格145.5/149.7万円。
1800(写真下):5速MT/4速AT、当時価格153.9/162.7万円。
無段間欠ワイパー、タコメーター、AM/FMラジオ(1600)、カセット(1800)、
パワーウインドー、集中ドアロック、フリーシートセッター(平行リフター・
運転席)、マップランプ、バニティミラー、マフラーカッター等を装備。
スプレモ。
1800(写真下):5速MT/4速AT、当時価格164.0/172.8万円。
1800ツインカム:5速MT/4速AT、当時価格192.1/200.9万円。
1800ツインカムターボ(写真上):5速MT/4速AT、当時価格211.6/220.4万円。
電動格納ミラー、ランバーサポート(運転席)、シートバックポケット、
トランクスルー、ステップランプ(前後)、デュアルエキパイ(1800除く)、
4輪ディスクブレーキ(1800除く)、185/70R14 87Sタイヤ(ツインカム)、
195/60R15 86Hポテンザタイヤ(ツインカムターボ)等を装備。
装備表。OPT専用品では電動ガラスサンルーフを1800SGLサルーンと
ツインカムターボのAT車を除くスプレモに、ASCDを1800を除くスプレモに、
スーパーソニックサスをツインカムターボのスプレモに設定。
諸元表。
カラーバリエーション。特別塗装色の2トーン3種を含む全7色は全車選択可。
シート地は全車ベロアニット。
最後に寸法図。
これがスタンザの最終型となり、平成2年にデビューしたプリメーラに
兄弟車のオースターと共に後を譲り消滅。