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2024年05月12日 イイね!

【カタログ】昭和62年 日産 サニー(セダン・カリフォルニア)

【カタログ】昭和62年 日産 サニー(セダン・カリフォルニア)カタログ紹介、今回は今は亡きビッグネーム、日産サニーから6代目B12系
「トラッドサニー」のセダンとカリフォルニア、昭和62年5月発行の前期型です。

昭和60年、6代目にフルチェン。先代のずんぐりしたデザインから一転、
その前の310系を彷彿とする直線基調デザインに回帰。ボクシーながら
メリハリのあるカクカクボディに水平に貫くプレスラインが存在感を強調。
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デザインに凝りすぎて浮き沈みの多い歴代サニーでしたが、結局はフツーなの
ウケが良かったですよね。そしてとにかくB12は白が良く似合いますね~
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リヤデザインも端正でいいですね~。この代より4WDも用意されましたが、
当初のパートタイムからさらにフルタイムも追加されました。
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4代目から加わったスタイリッシュなワゴン、カリフォルニアはこの代でも健在。
傾斜の強いリヤデザインはこの代まで引き継がれました。
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台形の中に空調の吹き出しを配した、一目でB12と分かるダッシュ周り。
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インテリアは至って普通。大衆車はこれでいいんですよ。
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フルチェン翌年に追加されたツインカム。この完全カラード仕様は「フルホワイト
スポーツ仕様」としてツインカムのホワイトのみに設定されるOPT。
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CA16DE型直4・1600DOHC+EGI(120ps/14.0kgm)。大径エキゾースト等
スポーティな専用アイテムも多数装備されます。
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その他のエンジンは全て直4OHC、1300電子キャブのE13S(67ps/10.0kgm)、
1500電子キャブのE15S(73ps/11.8kgm)、1500EGIのE15E(82ps/12.5kgm)、
同ターボのE15ET(100sp/16.0kgm)、1700ディーゼルのCD17(55ps/10.6kgm)。
サスは前ストラット・後パラレルリンクストラット(2WD)。ブレーキは全車
前ディスクでツインカムとターボはベンチレーテッドの4輪ディスク、さらに
2段式アジャスタブルショックアブソーバーも装備。
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フルオートフルタイム4WDはビスカスカップリング式。4WDの後サスは
リバースAアームストラット式に、ブレーキは前ベンチレーテッドに。
また従来のパートタイム4WDも残されています。
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装備群。
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ラインナップ。グレード構成は下位からDX、GL、エレガントサルーン(セダンのみ)、
SGL、スーパーサルーン。ミッションはMTが1300に4速、それ以外に5速を、ATは
1500EGI・ターボと1600ツインカムに4速、それ以外に3速を設定。

まずはセダン。
上:1300DX/1500同/1700同・D。
ハロゲンライト、リヤ熱線、AMラジオ、145SR13(1300)/155SR13(1300以外)
タイヤ等を装備、パワステをOPT設定。
下:1300GL/1500同/1700同・D/4WD・同(1500)。
間欠ワイパー、トランク・フューエルオープナー、パワステ・チルトステア(1300は
OPT)、オールシーズンタイヤ(4WD)等を装備、1300GLのMT車専用OPTとして
スロープストッパーを設定。
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上:1500エレガントサルーン。
下:4WD 同(1500)。
GLベースのスペシャルグレードで、ブロンズガラス、カラードバンパー、
フルホイールカバー等を特別装備。
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上:1500SGL/1700同・D。
電動リモコンミラー、タコメーター、AM/FMラジオ、モケット地シート等を装備。
下:1600ツインカム スーパーサルーン。
専用デザインのステアリング、スポーツシート、大径エキゾーストを専用装備、
リヤスポ、フルホワイトスポーツ仕様を専用OPTで用意。
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上:1500スーパーサルーン/1500同E/4WD 同(1500)。
電動格納ミラー、無段間欠ワイパー、カセットデッキ(E)、パワーウインドー、
集中ドアロック、トランクスルー、ブロンズガラス、カラードバンパー、
175/70SR13タイヤ(E)、フルホイールカバー等を装備、電動サンルーフをOPT設定。
下:1500ターボ スーパーサルーン。
トランクスルーがレスに、また4輪ディスクブレーキ、アジャスタブルショック
アブソーバー、185/60R14ポテンザタイヤ、ブラックハーフホイールカバーを
ツインカムと共に装備。
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次にカリフォルニア。
上:1500DX。
セダン同グレードに加えリヤワイパーを装備。
下:1500GL/1700同・D/4WD 同(1500)。
装備差はセダン同グレードと同様。
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上:1500SGL。
装備差はセダン同グレードに加えリヤリクライニングシート、フルフラットシート、
トノカバーを装備、電動格納ミラー、電動サンルーフをOPT設定。
下:4WD スーパーサルーン(1500)。2WDの設定はありません。
装備差はセダン同グレードに加えボディサイドプロテクターを専用装備。
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装備表。
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諸元表。
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カラーバリエーション。イエロー系はレアですね~見た記憶ない(^^;)
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最後に寸法図。
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当時のCM。


思えばこれでビートルズ聴くようになったなぁ~
Posted at 2024/05/12 18:52:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・日産 | クルマ
2024年04月15日 イイね!

【カタログ】昭和61年 日産 グロリア

【カタログ】昭和61年 日産 グロリア
カタログ紹介、今回は「あなたはどっち派?」なクルマから、日産グロリア。
7代目Y30型の後期型、昭和61年1月発行版です。

プリンスとの合併以来長きに渡りセドリックの双子車として日産の旗艦を務めた
グロリアは昭和58年6月Y30型にフルチェン、昭和60年6月後期型にマイチェン。
グロリアと言えばこの人、ゴルフの帝王ジャック・ニクラス氏。先代430型から
2代に渡りイメキャラを務めました。
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Y30型はデザインは先代430型のキープコンセプトで、外観上の目新しさは薄い反面、
中身はV6エンジンを搭載するなど一新。先代から重厚感を増した威風堂々とした
スタイリングはセドリックと共通ですが横桟基調のフロントグリルはスッキリとした
印象ですね。後期型ではヘッドライト下にマーカーランプが加わりより高級感が
増しましたね~
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リヤウインドーが折れてサイドに回り込む造形は先代430から継承される
4ドアハードトップの特徴でしたね。
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カクカクしたデザインはダッシュ周りにも。ダッシュとコンソールの縁が切れている
ところが好きなんですよね~
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インテリアも豪華。リヤシートでもんぞり返りたい(^^;)
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こちらは4ドアセダン。カクカクボディがさらに際立ちます。黒のセダンは
プレジデントに負けず劣らずのショーファー感!
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6ライトウインドーなのも先代430セダンからの継承。張り出しの少ない
標準バンパー車は公用車感があっていいですね~
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自動車電話とか、お金持ちの象徴でしたよね~(^^;)その後スマホなんてものが
普及するとは夢にも思わず・・・
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パワーシート、ポジションを記憶するマイコンシート、世界初の雨滴感知式
オートワイパー、オートライト、ASCD(クルコン)、自動防眩ミラー、
ステアリングを回してもセンターは固定のままの光通信ステアリング等々、
至れり尽くせりな装備満載ですね!
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パワーシートはリヤにも。また後席がオットマン状態になるリラックスシート、
OPTですが本革シート等、シートも豪華になってます。マイコン制御フルオート
エアコン、キーレス等の快適・便利装備、オーバーヘッドのファンシーランプや
点灯するフードマスコット等、雰囲気アイテムも用意!
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サスは前ストラット・後5リンクで二重防振構造も。ここにもハイテクが用いられ
超音波電子制御のスーパーソニックサス、車高を自動調整するオートレベライザー、
後退時に超音波で障害物を感知するバックスキャナー、アンチスキッドを採用した
4輪ディスクブレーキ等を用意。
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エンジンは全6種。V6・OHC3000ターボのVG30ET(230ps/34.0kgm)、同NAの
VG30E(180ps/26.5kgm)、2000ジェット(可変ノズル)ターボのVG20ET
(180ps/22.5kgm)、同NAのVG20E(130ps/17.5kgm)、直4・OHC2000の
CA20S(110ps/17.0kgm)、直6・OHC2800ディーゼルのRD28(100ps/18.5kgm)。
ATにはパワー/エコノミー自動切換式電子制御も用意されます。
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ではラインナップ。エンジンはグレード名のV30ターボ=VG30ET、V30E=VG30E、
V20ターボ=VG20ET、V20E=VG20E、無記=CA20S、28D-6=RD28を搭載。

まずは4ドアハードトップから。
上:V30ターボブロアムVIP。モード自動切換式電子制御4速ATフロア/コラムを設定。
マイコンシート、分割式リヤパワーシート、録音機能付きカセットデッキ、カラード
マッドガード、スーパーソニックサス(フロア車)、オートレベライザー、アンチ
スキッド、アルミイールを装備、オートリフレックスルームミラー、本革シート
(フロア車)、キーレスエントリー、JBLスピーカーシステムをOPT設定。
下:V30ターボ/V30Eブロアム。V30ターボはVIPと同じ、V30Eは電子制御4速AT
フロアを設定。リヤパワーシート、リラックスシート、TVチューナーに加え、
ターボには雨滴感知式オートワイパー、助手席パワーシート(フロア車)等も装備。
またV30Eには雨滴感知式オートワイパー、助手席パワーシート、録音機能付き
カセットデッキ、カラードマッドガード、スーパーソニックサス(フロア車)、
アルミホイール等、つまりほぼブロアムVIPと同等の装備にできるパッケージOPT
「Vセレクション」を用意。
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上:V20ターボブロアム。電子制御4速ATフロア/コラムを設定。運転席パワーシート、
ASCD、光通信ステアリング、ワイヤレスリモコン式後席ラジオコントロール、マイコン
制御デュアルオートエアコン、番組予約機能付きラジオ、イルミネーション付きフード
マスコット等を装備、リヤパワーシート、リラックスシートをOPT設定。
下:V20ターボ/V20E SGL。5速MTフロア、電子制御4速ATフロア/V20Eは
コラムも設定。無段間欠ワイパー、オートライト、テレスコステアリング、車速感応式
集中ドアロック、エントリー&フットウェル&残照式ルームランプ、ファンシーランプ
(フロア車)、リヤリクライニングシート、電話取付対応型リヤセンターアームレスト、
マイコン制御オートエアコン、フードマスコット、4輪ディスクブレーキ等を装備、
ASCD、マイコン制御デュアルオートエアコンをOPT設定。
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上:V20ターボ アストロード。5速MTフロア、電子制御4速ATフロアを設定。
それまでのターボSに代わるハードトップのみのグレードで、カラードマッドガード、
スーパーソニックサス、アルミホイールを特別装備。他は下位のGLと同様ですが、
エアコンレスとなります。
下:V20E GL。5速MTフロア、電子制御4速ATフロアを設定。ブロンズガラス、
フォグランプ、電動格納ドアミラー、パワステ、パワーウインドー、タコメーター、
デジタル時計、シングルエアコン、カセットデッキ等を装備、電動リモコン
フェンダーミラーをOPT設定。
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上:28D-6 SGL。4速ATフロアのみの設定。装備はガソリン同グレードと同じ
装備ですがASCDとデュアルエアコンのOPT設定はありません。
下:28D-6 GL。5速MTフロア、4速ATフロアの設定。エアコンレスとなる以外は
ガソリン同グレードと同じ装備。
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V20ターボ ジャック・ニクラスバージョン。電子制御4速ATフロアのみの設定。
ハードトップのみのスペシャルグレードで、専用のエクステリア・インテリアに
雨滴感知式オートワイパー、マイコンシート、カラードマッドガード、スーパー
ソニックサス、アルミホイールを特別装備、またキーレスエントリー、JBLスピーカー
システム、バックスキャナーをセットOPT設定。ほか、SGLとの比較でASCD、
イルミ付きフードマスコット等を装備、代わってリヤリクライニングシート等が
付きません。
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次にセダン。ここからは記載以外はハードトップの同グレードと同じミッション設定・
装備。なおハードトップにあるフォグランプ、ファンシーランプはセダンには設定無し。
上:V30ターボブロアムVIP。
下:V30ターボ/V30Eブロアム。V30EのATはコラムも設定。V30ターボに分割リヤ
パワーシートを装備、逆に助手席パワーシートがOPTになります。
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上:V20ターボブロアム。
下:V20ターボ/V20E/28D-6 SGL。V20ターボのMT設定は無し。
電動リモコンフェンダーミラーを装備、電動格納ドアミラーがOPTに。また
V20ターボ以外はタコメーターが装備されません。
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上:V20E/28D-6 GL。V20EのATはコラムの設定無し。SGLと同じミラー設定、
ほかブロンズガラス、シングルエアコンが装備されません。
下:V20Eカスタムデラックス。これ以下はセダンのみ設定のグレード。5速MT、
電子制御4速ATコラムの設定。集中ドアロック、後席パーソナルランプ、後席ラジオ
コントロール、AM/FMラジオ等を装備。
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上:デラックス/28D-6デラックス。4速MTコラム(デラックス)、5速MTフロア、
4速ATコラム(28D-6)の設定。ハロゲンランプ、コーナリングランプ、電動リモコン
ミラー、3針時計、AMラジオ、トランクオープナー、リヤ熱線、サイドモール等を装備。
下:スタンダード。4速MTコラム、5速MTフロアを設定。これのみタクシー容姿の
最下位グレードで、間欠ワイパー、チルトステアリング、フューエルオープナー等を
装備、パワステをOPT設定。
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特別仕様車のV20E/28D-6グランデージ。ハードトップ・セダン双方あり、
5速MTフロアと4速AT(V20Eは電子制御)フロアを設定。GLをベースにダブルラッセル地
シート、無段間欠ワイパー、フードマスコット、上級ホイールカバー等を装備した
お買い得志向なモデル。
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そしてワゴン。記載以外はセダンの同グレードと同じミッション設定・装備。なお
ワゴンにはセダンに無いフォグランプが全車装備されます。
上:V20E SGL。MTおよびコラムATの設定無し。リヤリクライニングシート、
後席パーソナルランプ、マイコン制御オートエアコン、4輪ディスクブレーキ等が
非装備、またASCD、デュアルエアコンがOPT非設定となります。
下:V20E/28D-6 GL。V20EはコラムATの設定無し、28D-6は4速ATコラムが
設定されます。カセットデッキが非装備、28D-6はドアミラーのOPTが非設定。
写真はありませんが、V20Eデラックス。5速MTフロアのみの設定。装備は
セダンデラックスと同様。
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詳しい装備差はこちらで。
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諸元表。タイヤサイズもこちらでどうぞ。
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さて、私はどっち派?かというと、Y30はグロリア派です。フォーマル志向の
セドリックよりやや崩した感じと、やっぱりジャック・ニクラスバージョンの
存在ですね~(^^;)

グロリアのカーオーディオで聴きたい昭和61年のヒット曲。
My Revolution/渡辺美里

彼女の出世作ですね。作曲は小室哲哉。
「セーラー服通り」という、いしのようこ主演のドラマの主題歌に起用され
ブレイクしましたね~。当時のTBSは「毎度おさわがせします」を筆頭に
思春期の自分達をビンビンにさせるドラマが多く、これもそうだったような・・・(照)


Posted at 2024/04/15 00:13:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・日産 | クルマ
2024年03月06日 イイね!

【カタログ】昭和61年 日産 スカイライン(ワゴン)

【カタログ】昭和61年 日産 スカイライン(ワゴン)カタログ紹介、今回も前回に続き7代目R31スカイラインから
ステーションワゴン専用カタログ、昭和61年1月追加時版です。

モデルチェンジから遅れること5か月後のこの時、ステーションワゴンを追加。
先代はハッチバックがこのポジションを担っていた為、ジャパン以来の復活。
見開きを開くと~・・・

ほいっ!残念ながら丸テールは採用されませんでしたが、ついにワゴンにも
GTが設定されました~貴重な6気筒ワゴンですね。バンでも全然イケてる
スタイルですが、バンは先代のエステートが継続販売されたので、ワゴンは
専用ボディとなります。
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装備群。
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エンジンは直6・2000ワンカムターボのRB20ET(145ps/21.0kgm)と
直4・1800ワンカム電子キャブのCA18S(85ps/13.5kgm)の2種。
サスは前ストラット、後は全車5リンクとなります。
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ラインナップ。ミッションは1800が5速MTと4速AT、GTは電子制御4速ATのみ。
全車標準でコーナリングランプ、フェンダーマーカー、電動リモコンミラー、
時計、間欠ワイパー、リヤワイパー、リヤ熱線、チルトステアリング、
電磁バックドアロック等を装備。
上:1800G。全車標準装備に加え、AMラジオ、185/70SR14タイヤ等を装備。
中:1800エクセル。AM/FMラジオ、カセットデッキ、ブロンズガラス、
パワーウインドー、パワステ、カラードバンパー等を装備。
下:GTパサージュターボ。タコメーター、オートライト、オートワイパー、
電動格納ミラー、電子制御パワステ、メモリー付きスイングアップチルトステア、
集中ドアロック、フルホイールカバー、195/60R15タイヤ等を装備。
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装備表と諸元表。
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最後に二面図。
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ちなみに見開きページの奥のウッドパネルはOPTですが、ぜひ付けたいですね~
アメ車のカントリーワゴンみたいでイイネ!

スカイラインワゴンのオーディオで聴きたい、昭和61年当時のヒット曲。
スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) /KUWATA BAND

「すけべーすけべー」でエロい歌なんだな~と当時小6だった子供心に思ってましたが
大人になってエロすぎる歌だと知りました。意味も知らずに「われたパーツの~」て
口ずさんでた自分が・・・(恥)
Posted at 2024/03/09 12:58:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・日産 | クルマ
2024年03月06日 イイね!

【カタログ】昭和61年 日産 スカイライン(4ドア)

【カタログ】昭和61年 日産 スカイライン(4ドア)
カタログ紹介、今回は歴代スカイラインから「セブンス」7代目R31の
前期型4ドア系、昭和61年11月発行版です。

昭和60年モデルチェンジ。当時流行したハイソカー寄りなイメージ戦略で
ケチョンケチョンに酷評されたR31が、慌てて?スポーティ路線に回帰するべく
翌年に2ドアスポーツクーペを投入、さらにその共通グレード「GTS」を
4ドアハードトップにも追加し人気の挽回を図りました。
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ただ、2ドアクーペの投入は元々予定されていたらしく、いわゆる五月雨式な
売り方をしたかったようですが、全くの裏目に出てしまいましたね・・・
クルマ的には悪く見えない、むしろこのシュッとした直線デザインは歴代中でも
かなり好きなので、残念ですよね~
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セダンもラインナップ。しかしメインは4気筒で、このGT系セダンはレアな
存在だった感じがします・・・このホワイトのボディカラーはモデルチェンジ当初
ハードトップのイメージカラーでもありましたが、前掲の通りガンメタとなり
ハイソカー色払拭への慌てっぷりが見て取れますね(私感)
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当時の日産ならではの絶壁パネルがそびえ立つダッシュ周り。
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インテリアは数種類あり、グレードによって設定、または選択できるように
なっていました。2トーン配色のアドバンスセレクション、これが一番
スカイラインらしいかなぁ。
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ルーズクッション仕様のニュークラシックセレクション。スカイラインに
これはねぇ・・・(汗)
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モダンセレクション。フツーです。
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エンジンは豊富で直6だけでもディーゼル含め5種。2000ツインカム24Vターボの
RB20DET(ネット180ps/23.0kgm)、ツインカム24VのRB20DE(グロス165ps/
19.0kgm)、ワンカムターボのRB20ET(グロス170ps/22.0kgm)、ワンカムの
RB20E(グロス130ps/18.5kgm)、ディーゼルのRD28(ネット100ps/18.5kgm)。
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サスは前マクファーソンストラット・後セミトレアーム。後輪操舵のHICAS、
可変ショックの3ウェイフットセレクター、電子制御パワステ、LSD等の
ハイテク装備も設定。ブレーキは一部を除き4輪ディスク。
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丸テールじゃない直4・1800シリーズにはワンカム・電子キャブのCA18S
(グロス100ps/15.2kgm)を搭載。後サスが5リンクになります。
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装備群。5連装のオートカセットセレクターは語り草ですね。
マルチハイサポートシートはサイドとランバーサポートが電動に。
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雨滴感知式のオートワイパーやスイングアップするチルトステア等、先進的な
装備もあったんですね~。現代のキーレスの一歩手前的なカードエントリー
システムも画期的でしたね。電動サンルーフはOPT。
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ではラインナップ。
ミッションは全車5速MTと4速AT(GT系はディーゼル以外電子制御式)。
全車標準でコーナリングランプ、フェンダーマーカー、電動リモコンミラー、
時計、間欠ワイパー、リヤ熱線、チルトステアリング等を装備。

まずは4ドアハードトップから。
左:1800エクセル。全車標準装備に加え、AM/FMラジオ、カセットデッキ、
ブロンズガラス、パワーウインドー、パワステ、カラードバンパー、
165SR14タイヤ等を装備。モダンインテリアを設定。
右:1800パサージュ。フルホイールカバー、タコメーター、オートライト、
電動格納ミラー、集中ドアロックを装備。ニュークラシックインテリアを設定。
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左:GTエクセル。1800エクセルの装備に加えてタコメーター、185/70SR14
タイヤ等を装備、ただしカセットデッキ等がレスになります。
下:GTパサージュ/D。1800パサージュの装備に加えて、メモリー付き
スイングアップチルトステアリング(D除く)、185/70SR14タイヤ等を装備。
インテリアはモダンかニュークラシックが選べます。
右:GTパサージュターボ。GTパサージュの装備に加えてオートワイパー、
電子制御パワステ、195/60R15タイヤ等を装備。
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上:GTパサージュツインカム24V。GTパサージュの装備に加えてリヤワイパー、
電子制御パワステ、オートエアコン、3ウェイフットセレクター、205/60R15
タイヤ等を装備。インテリアはアドバンスとニュークラシックが選べ、
アドバンスの場合マルチハイサポートシート、トランクスルーが装備されます。
下:GTパサージュツインカム24Vターボ。同ツインカム24Vの装備に加えて
グライコ付きシステムコンポ、オートカセットセレクター、オートワイパー、
ヘッドランプウォッシャー、ASCD、HICAS、LSD、215/60R15タイヤ、
アルミホイール等を装備、ただしパワステは電子制御レスになります。
インテリアは同様の選択式。
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GTSシリーズ。走りのメカニズムを重視し、贅沢装備を省いたモデル。GTSのみ
フロント・リヤスポイラーがOPT設定されます。
ブラック/ガンメタ2トーンがシブい!けどホイールカバーがイケてない・・・
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上:GTSツインカム24V。GTパサージュ同と比較しHICASが装備される代わりに
マルチハイサポートシート、トランクスルー、カセットデッキ、オートライト、
電動格納ミラー、電子制御パワステ、メモリー付きスイングアップチルトステア、
集中ドアロック、オートエアコン等が省かれます。インテリアもアドバンスに固定。
下:GTSツインカム24Vターボ。LSDが装備される以外は同ツインカム24Vと同じ。
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次にセダン。
左:1800G。全車標準装備に加え、AMラジオ、パワステ(AT車)、165SR14
タイヤ等を装備。
右:1800エクストラG。1800Gの装備に加え、AM/FMラジオ、ブロンズガラス、
パワステ、カラードバンパー等を装備。
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左:1800エクセル。装備はハードトップの同グレードと同様。
右:GTエクセル/D。パワーウインドーが付かない以外はハードトップと同様。
下:GTパサージュ。以下、ハードトップの同グレードと同様装備。
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左:GTパサージュターボ。
下:GTパサージュツインカム24V。
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ちなみに・・・
1800パサージュ、GTパサージュD、GTパサージュツインカム24Vターボと
GTSシリーズはハードトップのみ、1800G、同エクストラG、GTエクセルDは
セダンのみに設定。

2ドアスポーツクーペとステーションワゴンは専用カタログで、との事ですが
なぜかワゴンは装備表と諸元表に載ってるんですよね~逆にGTSシリーズは
諸元表に載ってない・・・謎。
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で、その装備表と
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諸元表。
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スカイラインのオーディオで聴きたい昭和61年のヒット曲。
BAN BAN BAN/KUWATA BAND

サザンオールスターズが原由子の産休により一時活動休止した際に
桑田佳祐のソロPJとして活動。そのデビュー曲でしたね。
イントロからのドコドコドン!と、バンバンバンじゃなくて
「べーんべーんべーん」が印象的♪
Posted at 2024/03/06 22:48:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | カタログ・日産 | クルマ
2022年03月20日 イイね!

【カタログ】昭和45年 日産・スカイライン 2000GT

【カタログ】昭和45年 日産・スカイライン 2000GTクルマ好きなら誰しもその名前くらいは知ってるであろう
日本レース界のレジェンド、高橋国光氏が先日逝去されました。
ご冥福をお祈りいたします。

彼と言えばやはりハコスカGT-Rでの活躍ですね。
カタログ紹介はそのハコスカこと3代目スカイラインから2000GT、
発行年月不明ですが昭和45年10月のマイチェン後モノです。

まあ、旧車の代表格ですので多くを語る必要ないクルマですね。
この後期型より2ドアハードトップを追加。サーフィンラインをはじめ、
各部のラインが主張しあってて、力強くてカッコイイですよね~
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シルバーの印象が強いハコスカですが、レッドやブラウンもシブいですね。
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ブラックレザーがアツいインテリア。でもシフトはオートマ、そしてオプション
ですがパワーウインドーと、スカイラインとてこの頃からイージードライブ化が
進んでいたんですね~。リヤ熱線はハードトップのみに標準(4ドアはOPT)。
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セダン。スポーティーなイメージはハードトップに譲りましたが
それでも十分にカッコイイですよね。
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自分がリアルタイムに居たら是非選んでたであろうイエロー、味がありますね~
ウインカー兼用のいわゆるレッドテールは、フロントのポジション兼用
ウインカーと共に萌えポイントですね!
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ハードトップと同じ4ドアのインテリア。こちらはマニュアルですね。
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「フライトスコープ」と銘打った、機能的に配された6眼メーターが特徴的。
各所に散りばめられたウッドがGT感を際立たせてますね。
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装備群。先述のATは3速。ブレーキはフロントにディスクを装着。
フォグランプとクーラーはOPT。
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OPTのレザートップは写真のホワイトや定番のブラックの他にも
カラーが選べたようです。
エンジンはL20型直6・2000OHCで120ps/17.0kgmを発揮。
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そして真打のGT-R。前期のセダンからハードトップにコンバート。
リヤにオバフェンが付き、前後は装飾の少ない精悍なものに。
・・・と言うか、こっちが見慣れてるので普通のGTの方がプレミア感じますね~
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フルバケシートはリクライニング機能無し、快適装備は一切付きません。
ハードトップの追加はレースの走行性能強化の為と言われてますが、
レースでの活躍はGT-Rがセダンだった時から始まってました。
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名機、S20型エンジン。直6・2000DOHCにソレックス3連キャブ装着で
160ps/18.0kgmを発揮。ミッションはGTが4速に対しRは5速。
ノンスリップデフも装着されます。リヤスポはOPT。
結構詳しいスペックが記載されてて、走り心をそそりますね~
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カラーバリエーション、ハードトップのGTにシルバーの設定が無いのが意外。
あと、GT-Rにはホワイトが無いんですね~。ブラウンは超レアですね!
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最後にGTのスペック。
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旧車人気ではド鉄板のハコスカGT、昔はGT-Rはもう高嶺の花でしたが
GTは何とか手が届くかな~な相場だったのが、今やGTすら夢の様な相場ですね。

当時のCM。
Posted at 2022/03/20 10:54:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・日産 | クルマ

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「ハルウララ・・・負け組の星でもあり、高知の星でもありました。どうぞ安らかに・・・」
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