
カタログ紹介、今回も三菱から一発屋シリーズ。
エメロード、平成4年10月発行のデビュー時版です。
当時流行していた4ドアスペシャリティカテゴリーに
三菱が参戦。ディアマンテに続く宝石ネームでしたね。
同時にモデルチェンジしたギャランをベースに
オリジナルの4ドアハードトップボディをまとったモデル。
六連ライトを持つ顔が印象的でしたね。
ベースのギャランにも通ずる曲面基調のデザインですが
車高を低く抑えた分スタイリッシュですね~
また、ただスタイリッシュなだけでなく、Cd値0.29という
優れた空力性能も併せ持ってました。
リヤフェイスもレッドガーニッシュを連帯させた
横一文字デザインで特徴的。
キャビンの絞り具合が顕著ですね!
ダッシュ周りはギャランと共通。
エンジンは当時三菱が積極的に採用したV6がメイン。
2000DOHC(170ps)とSOHC(145ps)、
1800SOHC(135ps)、直4SOHC(110ps)の4機種。
足回り。サスペンションは全車4輪マルチリンク。
ブレーキは全車フロントベンチレーテッド、一部を除き4輪ディスク。
フルタイム4WDも設定されました。
ATは電子制御ファジィシフト4速。一部にはシフト固定可能な
ホールドモード付も。アクティブ4WSも一部に設定。
さらにはオプションですが超音波で路面状況を検知する電子制御サス・
アクティブプレビューECSも用意されてます。
では、ラインナップ。
グレード体系は上からスーパーツーリング、TG、TR。
ミッションは全車5速MTと4速AT(スーパーツーリングはホールドモード付)。
メイングレードのV6 2.0DOHC24Vスーパーツーリング。
デュアルマフラカッター、運転席4ウェイパワーシート、車速感応型パワステ、
リヤスタビライザー、195/65R14タイヤ等を装備。
また、ナビやテレビ等の機能を揃えた三菱マルチコミュニケーションシステム
(MMCS)、アクティブプレビューECSがオプションで用意されます。
上段はDOHCスーパーツーリングに設定のスポーティセレクションⅡ。
アクティブ4WS、195/60R15タイヤ&アルミホイール、リヤスポの
セットオプション仕様。
下段はV6 2.0 24Vスーパーツーリング。
リヤワイパー、カセットデッキ&6スピーカー、ダイバシティ、キーレス、
リヤディスクブレーキ等を装備。またライブビジョン(テレビ)、
CDチェンジャー・10スピーカー・DSP搭載のデジタルスーパーサラウンド
システム(DS3)、クルーズコントロール、トラクションコントロール(AT車のみ)、
アルミホイールがオプション設定されます。
唯一の4WD、V6 2.0DOHC24V スーパーツーリング4。
装備は2WDの同グレードのに加え、ライブビジョン、エアピュリファイヤ、
ABS、アクティブ4WS、フロント2ポット&リヤベンチレーテッド
ディスクブレーキ、アルミホイールが装備されます。
1800のV6 1.8 24V TGと1.8 16V TR。
両車の装備はほぼ同じで、TGにはマフラカッター、185/70R14タイヤ、
オプションでリヤスポ、電動サンルーフを設定。
TRにはAM/FMラジオ&4スピーカー、165SR14タイヤ、フルホイールカバー等、
全車標準装備としてカラードガラス、可変間欠ワイパー、オートエアコン、
パワステ、チルトステア等。
最後にカラーバリエーション。
ギャランの派生モデルとしてデビューしたものの
人気はあまり盛り上がりませんでした。
ベースのギャランが肥大化により人気を落とし
連動してこっちも人気が出なかった感がありますが
インパクトが少なかったのも要因ではないでしょうかね?
結局4年のモデルサイクルを終え平成8年に1代限りで消滅。
当時のCM。
Posted at 2020/04/29 08:58:24 | |
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