
カタログ紹介、今回は
欲しくて欲しくてたまらないクルマの一つ、三菱初代デボネア。
モデル末期の昭和59年11月発行版です。
昭和39年のデビュー以来、22年にも渡り現役モデルを貫き
走るシーラカンスとも云われた初代デボネア。
エッジの立ったアメ車チックなデザインながら、和のテイストも
上手く融合させた、上質なサルーンでしたね~
そのデザインもさることながら、自分が物心ついた頃には
クルマ年鑑の片隅に全く年代の異なる姿がチラッと紹介されてた、
そのはぐれっぷりに惚れ込んだものです。
トヨタのセンチュリーや、日産のプレジデントの様に
一般庶民には縁が薄いショーファードリブンの類でしたが
デボネアはその客層も近寄りがたい、三菱系企業専用車的な
オーラを感じましたね。
もうこのレトロなダッシュボードなんか、ヨダレもんですね!
80年代でこんなのが新車で買えたなんて、羨ましい~
エンジンは直4・2600SOHCのG54B型。車格的にも当初搭載していた
6気筒が似合うんでしょうが、排気量アップ+サイレントシャフト付加で
8気筒並みの静粛性!!
装備群。後期の俗に云う「サイコロテール」が見慣れてるので
前期の「L型テール」より好みですね~
アイテム一つ一つがレトロチックでたまりませんが、
ラジオだけが今風(当時の)でアンバランスなのが萌え。
ラインナップ。ミッションは全車コラム3速AT。
ベンチシートのKWA、セパレートのKWB、そして営業車向けのKWTの
3タイプが設定されています。KWAとKWBはシート違いのみで装備は同じ。
KWTはリモコンミラー、トランクオープナー、後席ラジオコントロール等、
オーディオからFMチューナー、カセットデッキが省かれます。
カラーは3色。ここはやっぱりブラックですね~
現代では旧車としての認知度も高くなりましたが
免許取った頃(30年位前)にこれ本気で欲しい!とか言うと、
周りから変態扱いされたものです(^^;)
チャンスがあれば今でも手に入れたいですが、
家族の同意が得られそうもないので困難かな~・・・
せめてプラモ化して欲しいですね~ハセガワさん!頼んます!!
本日のBGM。当時のヒット曲から、雨の時期必ず聞きたくなる曲。
ビジュアルのメディアへの露出が全くなく、
小学生だった当時の自分には非常に謎めいた曲でした。
楽曲が洋楽のカバー、日本詞を付けたのがユーミン、
そして小林麻美さんが女優だって事、すべて後で知った事です。
このけだるさが何とも言えませんね~
Posted at 2020/07/11 11:45:35 | |
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