
カタログ紹介、初代マーチの最終回、
スーパーターボ他スポーツ系専用カタログ、
平成元年1月発行版です。
スーパーチャージャーとターボをドッキングさせた最強のマーチ。
前年追加された競技ベース車のRに一足早く搭載されてましたが
後期型へのマイナーチェンジ時にロードバージョンを追加。
そのインパクトたるや、ツインカムターボの比ではなかったです。
しかもデビューから7年経過の古参モデルに搭載したというのも驚き。

後にも先にも国産車唯一のツインチャージドエンジン、MA09ERT。
レギュレーションにより930ccにダウンしながらもインタークーラー装着等で
110psの高出力を発揮。ちなみに従来のターボも残されました。
足回りにはフロントビスカスLSD(MT車)、前後スタビライザーを装着、
ブレーキも前は強化されてますが後はドラムのまま。タイヤは175/60R13。
専用グリルにイエローバルブヘッド+フォグライト、フードバルジ、
サイド・リヤスポ、デュアルエキパイ等で武装、内装でも別置3連メーター等
アツいアイテムを揃えます。
ターボは残されましたが、成りは随分大人しくなってます。
イエローヘッド+フォグ、別置メーター、サイドスポイラー、LSD、
前スタビ等が付きませんが、パワステ、AM/FMラジオ+カセットを装備。
両車に5速MTと3速ATのミッション設定、間欠ワイパー、電動ミラー、
リヤワイパー、タコメーター、チルトステア、バケットタイプシート、
本革巻ステアリング等を装備。OPにはホワイトカラーのアルミホイール、
サンルーフ、ターボにはキャンバストップも設定。
競技ベース車のR。マイナーチェンジ後も中期型の顔のままでした。
タイプⅠ~ⅢのラリーパーツのセットOPが用意されてました。
ミッションは5速MTのみ、装備はスーパーターボからリヤワイパー(OPに)、
電動ミラー、チルトステア、フューエルオープナー、センターコンソール、
前スタビ等が省かれ、交換前提の為ステアリングやシート、シートベルト等も
質素なものが装備されます。外観も「素」のマーチ仕様に。
スペック。全長3735㎜、全幅1590㎜、全高1395㎜、車重770㎏
(スーパーターボ・5速MT)。
スーパーターボ、ムチャクチャ欲しかったんですけどね~重ステなんですよね…
アンダーステアも強烈だったようで、自分には扱えないかと諦め。(^^;)
と、最後まで魅力的なモデルを追加しニュースの絶えなかった初代マーチも
平成4年に10年というロングライフを全うし2代目へバトンタッチするのでした。
当時のCM。
Posted at 2021/01/10 14:05:57 | |
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