
カタログ紹介、前回に引き続きダイハツ・シャルマン。
今回は初代後期型、昭和53年3月発行版。
デビューから4年目のこの時、マイナーチェンジで後期型へ移行。
フロントマスクは丸目4灯を継承するものの、すれまでの面影ないくらい
大幅に変更。また、エンジンを1600と1300に換装。
イメキャラはこれまでと同じく小川知子氏。
上級2トップの一角、SCはサイドストライプ、ハードサス採用で
さらにスポーティになってます。
ブラック・発泡レザーシートでスパルタンだったインテリアは
「ちょっと小粋な」チェック柄ニットファブリックシートに
明るい色調のインテリアで一転ファッショナブルに。
もう一方の2トップ、GC。
リヤはコンビランプが意匠変更されましたが、
フロントほどの変更はありません。
GCのインテリアはモケット地シートやリヤアームレスト採用で
さらに豪華な印象に。
換装されたエンジンは引き続きトヨタ製、直4・OHVの1600・12T-U型(88ps)と
1300・4K-U型(72ps)。ミッションは一時的にATが消えましたが後に復活します。
足回りはSCにハードサスがセッティングされた以外は変更なし。
装備群。前述のとおり、GCにリヤアームレストを追加。
エアコン、カセットはオプション。
ラインナップ。グレード編成は中期型と同じ。装備は中期型との比較を主に記述。
DX(下段)。1300・4速MTのみの設定。足回りは変わらず4輪ドラムブレーキ、
12インチバイアスタイヤ。SCのシート地変更により発泡レザーシートはDXのみに。
バンパーは全車共通のコーナーラバー付きに。
カスタム(上段)。1300と1600、ミッションは4速MTのみ。
足回りは前ディスクブレーキ、1600に13インチバイアスタイヤ。
外装にはサイドモールが付くようになりました。
ハイカスタム(下段)。1300・1600、4速と5速MTを設定。
シート地はニットファブリックに、前シートはハイバックからヘッドレスト別体に。
SC(中段)。1600、4速・5速MTの設定。
ドアサッシュに加えワイパー、確認できませんがトランクドア(ガーニッシュ?)も
ブラックになり精悍に。サイドモールは付きません。その他は前述の通り。
GC(下段)。1600、4速・5速MTの設定。装備は前述の通り。
カラーバリエーション。
グリーンMが無くなりブラウン系の2色が色替え。SC・GCのみだったマルーンが
全車で選べるようになってますね。インテリアカラーの記述が無くなってますが
カタログ見る限りではブラックが無くなりグレーが加わったようです。
スペック。
全長4110㎜・全幅1530㎜・全高1380㎜・HB2335㎜・車重895㎏(SC)。
2代目に替わる昭和56年まで販売された初代シャルマン。
地味な存在ではありましたが、そこそこ見かけた記憶があり、
割と頑張ってたな~という感じはします。
でも2代目になると・・・次回に続きます。
当時のCM。
Posted at 2021/01/24 12:09:02 | |
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